解禁だけどグリップ加工を

 我がホームの奥多摩も今日から解禁となった。
 しかし正午解禁という、私たちがよく入渓するような山岳渓流では、日帰りの場合退渓する時間に解禁時間ということなのでテンションは全く上がらず、寒い雨ということもあって昨日同様自宅でくすぶっていた。



 そんな日だったので、3月はこの週末くらいしか時間的余裕がないこともあり、以前から材料を用意してあった竿のグリップ加工をすることにした。
 昨日の野外調理道具ラック作製に続いての木工三昧、ここのところ忙しくて木に触れあう時間がなかったのでちょっと嬉しい。



 今回は市販の木管を購入してきたので、先ずは太さとエンドキャップを収める穴の加工をおこなう。
 ただ、こいつを手だけで加工するのは少々時間がかかり過ぎるのと、均一に削れないので、今回は電動ドリルを使ってやってみる。
 卓上ボール盤も所持しているが、それほど大がかりな加工ではないので、今回はドリルで。
 ドリルに無理やり木工旋盤の役目をはたしてもらうのである。

 木管の内径に近い丸棒を用意し、口径がピッタリ合うように糸を巻く(最終的に捨ててしまう部分なので適当でよい)。
 瞬間接着剤を使用し、ギッチリねじ込んで接着する。
 乾いたら丸棒を短く切り落とし、先端に木ネジを1本差し込んで、周囲をドリルのチャックにあう口径まで削る。
 削った部分を木ネジもろともドリルのチャックに差し込んで締め込む(耐久性はないのでサッサと作業を進める)。
 木ネジが入っているのでしばらくの間は挟んだ木が潰れても作業ができる。



 センターがでていないが、手にサンドペーパーを持って削るので、その辺は適当に塩梅する。
 摩擦熱による火傷に気をつけながら、木管をドリルで回転させながら表面を削る(部屋が汚れるので掃除機の口を真下に持ってきている)。



 木管が好みの太さになったら、サンドペーパーの番手を下げて表面を滑らかに加工する。
 エンドキャップの外径にあわせ、木管の内側を一度小刀や彫刻刀で削り、その後、木管の表面を削った時のようにドリルを回転させ、サンドペーパーや棒ヤスリを使用して今度は穴の内側を削る。



 一連の加工が終わったらドリルのチャックをゆるめて木管を取り外し、その部分は不要なのでグリップの好みの長さにあわせて切り落としてしまう。
 切り落とした部分は丁寧にヤスリがけしておく。



 この時点で私は焼印を押し、その後一度ステインを薄く塗り、拭き取って乾燥させた。



 ステインが乾いたら人造の籐を滑り止めのために巻き付け、ゆるまないように瞬間接着剤で固定する。
 その後、ほつれ止めの塗料を籐の部分に塗り、本日の作業を終了とした。

 この後は何度か塗装をくりかえし、グリップに合わせて竿のブランクを加工接着して完成の予定。
 私の好んで入る渓は、市販の竿にありがちな3.3メートルでは持て余す場所が多く、3.0メートルを基準に、下は2.8メートル、上は3.3メートルと3本の竿を持参することが多いので、今回作っている3.0メートルの竿は、今期のメインロッドになりそうな感じである。

 グリップも短いものが私の好みでもあるし、仕舞寸法も長いものは藪沢遡行で取り回しがしにくくなるため、35センチ位に収めようかと思っている。


 吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝



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野外調理用品ラックを自作する

 前記事にも書いた通り、3月は(週末)用事が多くてプライベート釣行もできるかどうか。
 強行するには生業先に平日休暇を提出して、渓に入るほかないのだが、解禁を明日に控え皮肉なもので、今日は1日時間に余裕があった。

 昨日は生業先に半日休暇を提出し、平日限定の身内に頼まれた用事をこなしにいく。
 身内の確定申告の書類一式を会計事務所に届けたり、母親の店の契約絡みのことをパソコンで処理したり。
 諸事を終えた後は母親の店にいき一杯ひっかけた。
 マグロの中トロがウマい。
 余談になるが、先日「アド街ック天国」の取材が親の店に入ったそうだ(放映は3月21日予定)。




 子供が発熱したようで、店からは早めに自宅に戻る。
 今朝は熱も下がっていたのでひと安心。
 たたでさえ忙しいのに突発的事態は勘弁してくれという感じだ。

 帰りの電車内でウツラウツラしたのが効いたのか、珍しく睡魔に襲われなかったので読書をする。
 読みたい本が沢山あり、寝る前に読もうとするのだが、いつも直ぐにお迎えがきてしまう。
 そのくせ2〜3時間で目が覚めてしまうのだが。
 ジジイになった証拠である。

 遅く寝たのに今朝も早く起きてしまった。
 シーズンインすると、週末はそれこそ釣りにいく時間を割くのに精一杯になるので、時間のある今日は野外調理道具の整理をすることにした。




 時に整理をしないと、あると思っているものが無くなっていたり、無くなったと思って同じものを購入してきたり(後で出てくる)、ムダが多くなってしまうのだ。
 それもそうだが、道具が散らかって場所を取り、置き場にも困ることになる。

 で、ラックを作り、使う頻度の高いナベカマ類を収めることにした。




 午前10時にホームセンターへ。
 材料を選び帰宅し、11時から作業開始。
 午後1時に終了。
 今回は食器類を置く棚なので、塗装はナシで。




 自室の狭いスペースの寸法を計り、置くモノに合わせて作る。

 オーダーメイドには高級というイメージが付きまとうが、自分にピッタリ合う(サイズも用途も)ということが本来の意味だとあらためて実感する。
 今回は誰かに注文を出すということではなく、自分の為に自分でやった。
 イメージもドンピシャ過ぎていうことなし。




 毛バリを自作していらっしゃらないみなさん。

 テンカラも自分(のやりたいスタイルの釣り)にピッタリ合うものにするには、やはり少しでも自分で手を掛けたモノを使うということがあげられるでしょう。

 趣味とはいかに自己満足をするかということ。

 できる範囲での自作のススメ。

 ということで、手作りは「自己満足度」が上がります。



(木屑にまみれたおひなさま。我が家に嫁いだことを恨まないでください)


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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コーヒールンバ♪



 高速道路のSAなどに、ここ数年前からある挽きたてコーヒーの自動販売機にお金を入れると、あの曲が流れてくる。 

「テテテテテンテンテンテンテンテンテテテテンテン♪」

 年齢が私の上の世代のひとは、この曲を聴くと西田佐知子の名が思い浮かぶかと思う。
「赤坂の夜は更けゆく」なども、私の好きな曲だ。

 それはさておきコーヒーの話。
 私は山岳渓流でテンカラをやり、その合間に渓でコーヒーを淹れる。もちろんいく場所や、持参する荷物の重さと相談することになるが、できればインスタントより豆を挽いて淹れたい。

 テンカラをやるのに、市販の毛バリやもらいものの毛バリで釣りをするより、自分で毛バリを巻いて釣ったほうが何十倍も愉しいのと同じく、コーヒーは飲むだけでなく、淹れる行為も愉しみのひとつだと私は思っているからだ。

 で、先日、そんな野外コーヒー道具のことでご質問を受けた。
 自分なりに色々やって(買って)きた範疇での話になるが、釣行時の状況をこのように分けて考えている。

車止め近く(管理釣り場も含む)
大荷物を担いでいっても大丈夫なとき
遠くまで歩く
軽量化を図りたいとき
ゴミ(フィルターペーパー)が処理できるかできないか
道具を洗浄するための水があるか
湯沸しの道具がナベの場合
湯沸しの道具がヤカン(ケトル)の場合

 私がでかける場所は、基本的に「山歩き」ではなく「釣り」であり、「沢歩き」の要素がほとんどである。
 しかも里川ではないため、沸かせば飲める水がある(場合によっては沸かさないでも飲める)。
 これらのことを考慮し、その釣行によって何を持って(コーヒー道具)いくかを決めている。

 車止め近くや管理釣り場の場合は、好きなものを持っていけばよい。
 水場がなければポリタンで持っていけばよいので、使い終わった後の道具の洗浄にも困ることはない。

 大荷物を担いでいける場合も同じで、体力に応じて好きなものを持っていけばよい。

 ここからが問題で、軽量化しなければならない場合や、多くのものを持って行くことができない場合にどう取捨選択するかが重要になるわけだ。



 インスタントを除き、もっとも軽量なのは手前のこのタイプ(写真はモンベルのもの)になる。
 ケースからだしてパッと広げ、お箸を両側に刺してカップの上にのせてドリップする。
 これ自体がフィルターなので、フィルターペーパーは不要。ただし使用後はしっかりと洗いたくなる。
 豆を現地で挽かなければ(挽いた豆を持っていけば)、かなり軽量でコンパクトだ。

 右奥のフィルターペーパーを使うタイプは、ゴミ処理ができる状況ならかなり具合がよい。
 ドリッパーもワイヤー製なので軽量でコンパクトに折りたためる。
 洗うのも楽。洗わなくても大丈夫なくらいなので、洗浄水のないところでも使い心地は悪くない。



 ただ問題なのは、ドリップをするときに、いかにお湯を細く落とせるかで抽出の度合いが変わってくるので、注ぎ口の細い、ヤカン(ケトル)タイプの湯沸しが必要になってくる。



 荷物の関係上、お湯がを注ぐときにドドッとなるナベタイプの湯沸しの場合には、写真左手のパルテノンというドリッパーが便利なのだが、こいつはステンレス製なので重たいのだ。
 パルテノン以外はヤカンが必要で、ナベだとそれ自体が重たいパルテノンが具合がよい。



 結局のところ軽量化する場合は、どこかに妥協点をみつけてどうにかする他ないと思う。
 とはいえやはりその場で豆を挽き、ドリップしたコーヒーはおいしいので、釣り道具と同じく、コーヒー道具の試行錯誤も今年は続くことになるだろう。




吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝



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愛用のランディングネット

 年末年始の休みに入って2日目。
 足は冷え、背中はバキバキで胸のつかえなどもでてきたので、今日は足つぼ刺激と背中のマッサージをしにいってきた。
 帰宅したのでランディングネットの話を。

 テンカラ教室や取材等、仕事という立ち位置で釣りをする場合を除き、プライベートのテンカラでは支流、しかも枝沢や藪沢と呼ばれるような小渓流に入ることが多い。
 特に私のホームグラウンド(リバー)でもある奥多摩は急峻な場所も多く、入渓時のいでたちは、登山や沢歩きの要素も多く取り入れている。

 遠い昔に始まった私の釣りだが、フライフイッシングを始めた頃から現在に至るまで、その時と場合に応じて色々なネットを使ってきた。管理釣り場で使う柄の長いラバーネットから、コンパクトなものに至るまで、それこそ何本購入したかわからない。




 使わなくなったフライフィッシング用のネットの柄を半分に割り、板を挟んでエクステンションしてみたり、自分の使いやすいように改造もしたりしていた。



 そうこうしているうちに、いつしか自分の釣りはテンカラがメインとなり、釣り場も年々山岳渓流へと嗜好が移っていった。
 そして使用する(というか持っていく)ネットも年々変化していき、ここ数年は、写真のような折り畳み式のものが中心となっている。




 大荷物を担いで入渓し、釣った魚を食ってしまうならネットは不要だろう。魚に触れないノータッチリリースの人も不要だ。大物もいるカンツリで、数釣りをして遊ぶなら長い柄の付いた大きなラバーネットがいる。ウッドフレームのネットはもちろんカッコイイ。
 ただ私の場合は、「写真を撮影してリリースする」のが基本なので、ランディングネットは必需品で、入渓する場所が場所だけに、やはり邪魔にならない折り畳み式が一番使いやすいということになったのである。

 ただこの折り畳み式のネット、その価格が安いこともあり、ケースがいかにもお粗末で、直ぐに切れたり破けたりしてしまう。そこで私は購入したら直ぐに、ベルト通しをしっかりとした生地のものに付け替え、紛失防止の尻手ロープを付けられるよう、小さなループもケースに取り付けている。
 この尻手ロープ(写真は伸縮性のあるカールコード)を付けて使う前には、退渓後にケースのみが渓流ベルトに残っているという、情けなくなる状態のことが何度かあった。




 渓流ベルトを使わない人は、取り付け場所がザックのヒップベルト等になるが、私の場合、一度クマに出会ってからはお守りとしている持参している「クマ除けスプレー」を、いつもベルトに装着しているので、特に問題はないというわけである。

 最近はなくなったが、以前はよくなくしたので、万が一紛失した場合のことを考えて準備するうちに、予備も含めると3つになってしまった。
 
 そんな折り畳み式のネットは、グリップも自分で気に入ったものに交換するのも簡単で(写真の布袋竹グリップは自製)、ケースには会のワッペンを縫い付けたりして、ちょっとした自作の愉しみも味わっている。

 解禁まで後2ヶ月と少し。カンツリ釣行と道具の整備で、どうにか憂さを晴らしている年末である。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

  
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手ぬぐいでござる



 釣りにでかける時、特に山や沢の絡んだ釣りには。タオルではなく手ぬぐいを愛用している。タオルに比べて「かさばらず」「乾くのも早い」。バンダナでは長さが短くて頭に巻いたり首にかけたりしにくい。最近流行りの新しい繊維でできた「ナノタオル」系もカメラを拭くのに入渓時には持っていくが、最近は全て手ぬぐいで用が足りているような気がする。

 魚を写したり、渓を写したりと、水際での撮影が好きなのでどうしても手がぬれる。その手をぬぐいながらカメラを操作するので、常に左右のポケットに手ぬぐいを入れて使う。湿り気が多くなったものは、ザックやバックの中に入れてある、乾いたものと交換するので、1回の釣行時には、常に5〜6枚の手ぬぐいを持っていく。
 
 でかけた先での自分へのお土産用に買ってくることも多いが、山小屋などでも売っているので、記念にもなるのでありがたい。写真の尺イワナの手ぬぐいは、先日の忘年会での「らぶてん」からの供給品。毛鉤人生の手ぬぐいは、人間岩魚のいさお兄ィからのいただきものである。本染めの手ぬぐいは当初の色落ちが半端ではないが、使い込むうちに色が褪せ、いい味がでてくる。私も以前個人的に100枚ばかり発注し、挨拶用に使ったり販売をさせていただいたのだが、型を起こしての「本染め」で作ったので、けっこうなお値段になってしまった。プリントの手ぬぐいは価格は安いが染料がゴワゴワするものもあり、具合がよくないものもある。尚、吉田毛鉤手ぬぐいは在庫僅少につき、自分の使う分がなくなってしまうので販売はしておりません(笑)。コストがかかるので次回の製作予定は未定です。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

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お知らせ


12月のTTCテンカラ教室は13日(土)

吉田毛鉤の毛バリ研究会は28日(日)
(今回の毛バリ研究会では、いつもの毛バリの話だけではなく、ここ何年か、私の頭の中でまとめてきた、沢テンの諸々についてのお話しもさせていただく予定です)

師走でお忙しいこととは思いますが、お時間の許す方は、ご参加いただければありがたく存じます

どちらの教室も午前9時からのスタートとなります。お申込みは
TTCのHPから

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管理釣り場にはランヤードもいい

 2011年、ちょうどその年DVDやCSの撮影があり、ご一緒させていただいた出演者の方々に作って差し上げたランヤードがある。芸人の「ヒロシ」さんご一行にも差し上げたので、捨てられていなければ・・・・・(笑)。
 その後TTCでも販売していただいた記憶があるが、この写真のランヤードはその時自分用に作ったものである。



 ランヤード(ラニヤードとも)は、釣りに使うちょっとした道具を首から下げて、いつでも直ぐに使えるようにした便利なネックレスである。ラインクリッパー、小さな毛バリケース等、自分の好きな道具や使用頻度の高いものをくっつけておくと具合がよい。 ただ、私がシーズン中に好んで入るような渓では、藪が多くてそこいらじゅうに引っかかってしまい、あまり使うことがないのだが、そういったことのない管理釣り場では、軽快で洒落たアイテムとして使うことができる。



 先日紹介したケースなどは、こんなランヤードにぶら下げるにはちょうどよく、使う前の毛バリにも使った毛バリを納めておくにも重宝する。
 自分で作るのも簡単だが、くれぐれも体重がかかった時には簡単に切れるようにしておいて欲しい。そうでないと木の枝に引っかかり足が宙に浮いてしまったりでもしたら、渓で絞首刑のような格好で発見されかねない。
 軽快にランヤードで、ショルダーバックでそれっぽくなく、そしてガッツリとベストを着て。私の場合はともかくとして、基本的な荷物が少ないのでどんな格好でも楽しめるテンカラ。
 みなさんもそれぞれのスタイルで、それぞれのテンカラを楽しんでいただきたいと思っている。




 ということですが、明日はランヤードではなく、ベストとカメラを持ってちょっくらカンツリに出かけてきます。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝



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MY FISHING TOOL (釣行時の小物)



 緊急用に使うものではなく、釣り関連の小物で、シーズン中の山岳渓流であれ、シーズンオフの管理釣り場での釣行であれ、ザックやベストのどこかに必ず携帯している道具というものがある。

 最近は釣り場に到着するまではこのようにまとめておき、釣りを開始する時にばらし、ベストのD環やザックのショルダーストラップに取り付けて使用している。他にもいくつかあるのだが、ここに挙げた5種類のものはかなりプライオリティの高いものである。

 先ずは「ラインカッター」。これがないと仕事にならない。歯で切ることもできるが、その場合切ったラインの先端部が押しつぶされた形状になり、ハリスをハリのアイに通し辛くなる。ラインカッターで、しかも斜めに切る(先端部を細くするため)のが基本だ。ハリのアイが接着剤で埋まっているのを取り除く場合もあるので、私の場合ニードル付きが必要条件になってい
る。

 次は「フォーセップ」。魚にハリを飲み込まれたり、指先ではつまみにくい場所にかかってしまった時に使用する。ハサミタイプの形状よりピンセットタイプの形状が、持ったり離したりしやすいので好みだ。この写真のものはニードルとラインカッターも付いている。ラインカッターを紛失した場合の予備にもなるのでありがたい。

 「小型の懐中電灯」。シーズン中は山岳渓流に入ることが多く、もちろん何かあった時のためにしっかりしたヘッデンは必携しているが、薄暗い早朝やイブニング時に手元をちょっとだけ照らす時に重宝している。特に冬場のカンツリでは暗くなるのが早いこともあり、停めてある車まで歩いて戻る場合など、足元を照らすのに便利である。

 「超小型のナイフ」。ちょっとしたものを切る場合に使用。メインは渓での食事の時に、パッケージを切ったり、スパムをスライスしたりする時に使っている。

 「リーダーストレーナー」。以前はあまり使用していなかったのだが、フライフィッシングをやっていた時のものを、フロロカーボンのレベルラインのクセを取るのに使ったら実に具合がよかった。その後「テンカラ・ミディ」を使用するようになり、巻きグセが先端部まできれいに取れたので手放せなくなった。写真のものは最近新調したもの。ハリスもキッチリクセが取れていると、やはり釣りやすさ倍増である。


 釣りに使う小物類も色々と集め、次に持っていくものはこれだとか、こっちのほうが具合よいとか、あれやこれやと考えながら準備をするのもまた楽しいものである。

 今日は子供の用事で半日使った。午後は中途半端な自由時間しかないので、釣りに使う小物の整理をして過ごした。明日は毎月恒例の毛バリ研究会の開催日だ。今宵は深酒をせず、大人しくしていようと思っている。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝



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冬期のカンツリでは暖かいものを

 今週も生業が終わったが、週末は明日の子供の用事(学校の発表会)と日曜日のテンカラ教室があるためカンツリ釣行は不可。来週はなんとか出かけたいと思っているが、時間に余裕ができるかどうか。最近では細切れの用事が入ることに慣れっこになってしまい、そういった生活パターンが定着してきた。時間で区切って釣りのできるカンツリでもあればよいのだが、そういった場所はあまりないので、なかなかこちらの思惑通りにはいかないものである。やりたい木工もいくつかあるのだが、気持ち的に落ち着く時間がないので手をだしかねている。
 
 そんなわけだが、次のカンツリ釣行を想定し、冬期の湯沸し道具をまとめる。食事のできるカンツリとそうでないカンツリがあるので、なにもないような場合は持参しなければならない。そんな時はコンビニのおにぎりでもよいのだが、やはりお湯ぐらい沸かして、暖かい飲み物でも淹れたほうが気分的にもよく、釣れない時には気持ちの切り替えにもなり、釣れた時にはひと息いれて身体を休めることもできる。




 写真の道具は冬期のカンツリでお湯を沸して、温かい飲み物や食べ物を摂るためのミニマムのセットになる。外気温が低い時のためにヒートエクスチェンジャー付きのコッヘルとインシュレーションカップを使用。定番のアルファ米のエビピラフには、保温用のネオプレン製のケースも用意。私の釣行は100%車で行くので、カンツリ釣行の場合はこんなバッグに食料と燃料もひとまとめにして車載している。



 冬場のカンツリで雨天の時などは、他の人も少なくて週末でも落ち着いて釣りをすることができるのだが、最新のレインギアを着用していれば快適さも損なわれず、開けたテールゲートを屋根代わりにして、その下にコンパクトな椅子とテーブルでも用意すれば自分の部屋のようなスペースができる。雨だれを見ながらそこで淹れたコーヒーを飲むのも、忙しい日常から解放されるひと時である。

 明日は子供の用事で1日食われてしまうので、早々に明後日のテンカラ教室の準備をしてから、今日はゆっくり身体を休めることにする。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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タイイング道具とマテリアルの整理を

 禁漁になって1ヶ月。10月は所用が多く、落ち着いて毛バリを巻いている時間がなかった。11月も色々とあるのだが、少しペースダウンしそうなので、ご注文いただいている販売用の毛バリを巻く時間が取れそうである。
 明日は都心へ出なければならない。月曜は祝日だが生業がある。明後日の日曜日は休みなのだが天気が悪そうだ。晴れ予報だったら管理釣り場か奥多摩へ渓の写真でも撮影しにいこうと思っていたのだがやめた。せっかくの休みだが仕方がない。



 となれば、自宅籠城ということになる。自宅にいたらいたでやることはクサるほどあるのだが、少し集中して毛バリ巻きをやっておくつもりだ。そんな毛バリ巻きの準備をと考えていたのだが、使いたい放題に使っていたタイイング道具やマテリアルがグチャグチャになってきた。グチャグチャになっていなくても、その在庫の管理が完璧ではないために、よく同じ材料を持っているのに間違えて買ってきてしまうので、ここはひとつ普段使いのものだけでも整理しておこうと思い立った。



 自宅だけでタイイングをするなら、道具はデスクにマテリアルはコンテナにでも入れておけばどうにか片付いてはいるのだが、私の場合は「教室」というタイイングを教える場を持っていたり、生業先の休み時間を利用して毛バリを巻いたりするため、タイイング道具にマテリアル一式を持って移動しなければならないわけだ。



 もちろんタイイングする毛バリのバリエーションが少なければ、沢山の道具やマテリアルを持って移動することもないのだが、納品先の要望に合わせた毛バリを巻いたり、自分自身で数多くの種類のハリやマテリアルを試してみたいこともあるために、増やすつもりになれば際限なく増えてしまうのである。そこで自分なりに抑えてはみるのだが、ここまで絞って限界という感じである。



 特に厄介なのが「ハリ」で、その材質、形状、重さ、コーティングやアイの有無、カカリの良し悪しからバレやすさ(にくさ)に、当然のことながらサイズも各種あるわけで、これらを毛バリに仕立て上げ、実釣して初めて自分で納得して使えるようになるので、その試行錯誤が大変なのである。その行為は大変ではあるが、毛バリ作りの中でも一番といってもいいほど私の中では楽しい部分でもあるので、他人まかせになど絶対にできないというところでもある。



 ハリの在庫の確認もできたことだし、しばらくの間は無駄な買い物はしなくて済みそうである。しかしこの週末、雨天の予報が出ているのは残念でならない。このままでいくと、ひと月も釣りをしていないという最悪の状態になってしまうではないか。禁漁とはいえどこぞのカンツリにでもでかけていって、魚に遊んでもらわないとどうにかなってしまいそうである。


追伸:日曜日の天気予報が変わったようだ。やっぱり写真撮影にいこうかなぁ。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝



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ありがたき防水バック(類)  

 今年の自然渓流での釣りは終わってしまったが、今期の入渓から新たに導入したザックがある。それがPATAGONIA製のSTORMFRONT ROLL TOP PACK だった。この30Lの防水ザックは、カメラを常時渓に持っていくようになってから、突然の雨や万が一の落水の時に安心していられるようにと使うことになったのだが、被せてもビショビショになるザックカバーと違い、立ち込んで腰まで水に入る遡行時にも荷物を気にすることなく、今期の奥多摩の渓では大活躍してくれたザックであった。ただ、購入時からちょっとした不具合がみつかったので、自分で手直しして使用していた。

 そのザック、ここでシーズンも終了したことだし、しばらく手元になくても大丈夫となったので、ショップに持参しその不具合のことを伝えると、こころよく補修してくれるとのことだった。
「お客様のご意見を次の商品に生かすことができるので、不具合はなるべくおっしゃっていただいたほうが助かります」
とのことだった。



 今日都心にでて所用を済ませたところ、タイミングよくパタゴニア大崎店からザックの補修が完了しましたと連絡があったので、帰宅途中に回収にいった。これで来期も安心して使うことができる。

 そんな防水シリーズのバッグ類だが、このSTORMFRONT ROLLTOP PACKの他にも気に入って色々と購入した。カメラと関連用品を入れておくのに、その気密性の高さからGREAT DIVIDER 靴髻遠征用にSTORMFRONT ROLLTOP BOATBAGを、オフになり、カメラを持参していくカンツリ用にSTORMFRONT HIPBAGと、絶対に水に触れさせたくないものを持って釣りをするのには本当にありがたいバッグ類である。

 さて、明日からの生業は少々忙しくなりそうである。またしばらく釣りにはいかれそうもない。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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