ボディ材のミックス

 毛バリのタイイングを続けていくと、際限なく増えていくマテリアル。
 特にボディ材はハックル材よりもシビアな使い方をしないこともあり、ありとあらゆるものを試している。



 テンカラの毛バリの場合には、パターンブックに忠実に巻くというよりも、元来入手しやすい材料や、その辺にあったものを利用して巻いていたということもあり、ひとそれぞれ思い思いな材料を使って巻いていることが多い。

 とはいえ、やはり色々なものを試してみたくなり、フライのマテリアルショップや、゚手芸店などから購入してきたものがどんどん蓄積されていくことになる。

 そうやって次から次へと毛バリを巻いていくのだが、こればっかりはいくらやってもその欲望は尽きることがなく、まだ何かあるかまだ何かあるかでン十年が経過した。

 実際のところは、いつも使って巻いている毛バリに「飽き」がくるので、目新しいものを作りたくなるというのが本当のところである。

 なのでボデイに使用している材料の色も、飽きがきたり、もっとイイ色はないかと探したりするのだが、これらのあり余る材料を利用し、混ぜて好みの色を作るということも可能だ。

 減法混合や加法混合の原理というものがあるから、混ぜすぎるとホコリクズのような、限りなくグレーや黒に近くなってしまうので、適度なところで止めておくのが正解だと思う(笑)。

 ということで、右下のボディ材は好みの色に作ってみたものだが、7〜8種類の材料を混ぜ合わせてみた。
 手でほぐすようにつまむことをひたすら繰り返すと、いつも間にか均一になってくる。

 混ぜる量が多い時には、ミルサーに代表されるような電動のミルを使うこともあるが、化繊は繊維が切れにくく、ミルの軸に絡みついて取り除くのに往生したことがあるので、お使いになる方は自己責任でお願いします。

 こういったこともいつもの毛バリ研究会ではお話ししています。
 今年最後の研究会(通算59回目)は
12月20日(日)に開催となりますが、一般の方のお申込みは締切とさせていただきました。
 もちろん吉田毛鉤会メンバーはいつものように自由参加ですので、ご参加される方はお時間までにお集まりください。

 ということで、日曜日はよろしくお願いいたします。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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今年も活躍してくれたこの毛バリ



 どなたにもあると思うが、その人それぞれ使いやすい毛バリというのがある。

 私の場合はゼンマイの綿毛を胴に、キジの剣羽根を蓑毛にした「ゼンマイ胴剣羽根の毛バリ」と、この写真の「現代版・ハチガシラ」の毛バリがそうなのだが、自分のよく出かける山岳渓流、しかも水深が浅くて流れの速い場所で使い慣れていることもあり、今年もずいぶんと活躍してくれた。

 魚の反応を見るためにハリスに結ぶ毛バリや、なかなか魚が出てくれない時などに使う、「これしかない」という自分にとっての自信毛バリがある。
 この自信毛バリがあることにより、その日の状況やそのポイントに魚がいるのかいないのかという判断を、魚サイドではなく自分軸で考えることができるようになり、場所を見切って大きく移動する場合など、後ろ髪を引かれる思いをしないで済んでいる。

 そんな毛バリの話も含め、初心者からベテランまでどなたにもご参加いただける、吉田毛鉤の毛バリ研究会。
 年内最後は今週末の
日曜日(20日)に開催の予定です。
 お申込みは
コチラから←

 講師の私が体調を崩し、研究会に欠席となると大変なことになってしまうので、今日も早めに眠ることにします。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝 
 

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今年は担ぐ荷物も増えたけど、楽しい釣行が多かった



 今年もそろそろこの1年を振り返る時期になった。

 相変わらず色々と忙しかったが、考えないとならない問題や、やらねばならないことが満載の日常生活の中、釣りに行かなければストレスが溜まり込んでしまい精神的におかしくなりかねない。
 なのでいくら忙しくても、なんとか時間をやりくりして釣行の時間を作った。

 そして12月。
 テンカラ教室は無事終了し、忘年会も終わって、次は20日(日)に毛バリ研究会がある。
 吉田毛鉤会の納竿会の予定も立ち、今年のテンカラ関連の事柄もいよいよ終了となるが、今年も仲間との楽しい釣行をすることができた。

 渓メシに渓コーヒー、渓パイプタバコの充実があり、荷物は重くなったが、同行者への振る舞い料理やコーヒーも楽しんでもらえたと思う。



 
 女性メンバーも増え、何人かには山岳渓流での美しい在来魚デビューをしてもらい、喜んでもらうことができた。
 もちろんこれらのことは、当会メンバーのご協力があってのこと。 

 また来年もメンバーのみなさんと、楽しい釣行をしたいと思っている。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝 

 
今年の釣行の思い出は以下のリンクに

2015カンツリ釣行記

http://yoshidakebari.jugem.jp/?cid=39

2015釣行記
http://yoshidakebari.jugem.jp/?cid=40


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明日はテンカラ教室

 明日はTTCテンカラ教室の開催日です。


(TTCテッパンのBH沈み花笠)

 TTCのある奥多摩も、12月らしい寒さになってきました。
 座学は2階の多目的スペース(座敷)で行ないますが、暖かくしてお出かけください。

 明日はよろしくお願いいたします。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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12月のTTCテンカラ教室のお申込みは明日で締切です

 師走になりましたが、今月も開催するTTCのテンカラ教室。
 
5日(土)が開催日となりますが、お申込みは明日までとなっております。
 定員まで若干名の余裕がありますので、ご興味のあるかたはお申込みいただければありがたく存じます。

 お申込みは
コチラから⇐クリック

 渓流に釣りに行く場合、その時々によって釣り場の状況や魚の状態は違います。
 昨日の情報は目安にはなりますが、そのまま今日も通用するかというとそうはいきません。
 やはりその時その時の状況に対応できる釣り(の技術)を体得していかないとなりません。
 私の教室では私流の釣り方を教えるという形ではなく、その人それぞれが使いたい道具、行きたい釣り場、釣りたい魚に対応できるような知識を持っていただけるように、座学を中心に説明をしています。

 基礎的なことはモチロンのこと、この時期は低水温に対応する釣り方というのもあります。
 実釣講習ではその辺りのことをお話ししながら進めていきたいと思っております。

 テンカラに初挑戦するかたにも、なんとか魚を釣っていただきたいと思っておりますので、当日は一所懸命解説させていただきたいと思っております。

 そのようなわけで今日はTTCテッパンの毛バリを巻きました。
 土曜日に納品いたしますので、こちらもよろしくお願いいたします。




吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝



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携帯用スポットライトは出先でのタイイングに



 師走になった。

 老眼も日々悪化の一途を辿りつつある今日この頃だが、販売用でも自分用でも(巻きたいかどうかは別として)毛バリをひたすら巻かねばならない。

 生業から帰宅し、毎日のルーティーンワークを済ませるとグッタリしてしまい、よほど精神的に追いつめられていないと毛バリを量産することができない。

 そこで外出先で巻くことも多いのだが、携帯用のタイイング道具はあるが、老眼には最も厳しい「照明」がない場所がほとんどであった。

 昨日のこと、立ち寄った私の愛するショップ
「アストロプロダクツ」で携帯できるスポットライトを見つけたので購入してきた。
 底の部分には磁石がついているので鉄の部分ならどこにでもくっつくし、その磁石自体に重さもあるので、卓上に置いて使うのも問題ない。



 入渓した時も、朝の薄暗いうちは毛バリのアイにハリスを通すのが辛いが、明るくなればそうでもない。

 ということで老眼の私にとって「明るい」ということは非常にありがたいわけで、今後はこの携帯できるスポットライトに助けられそうである。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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拾った羽根で巻く毛バリ



 以前もブログの記事に書いたことがあるが、協力させていただいたことのある、別冊渓流の「拾った羽根で巻く毛バリ」。

 今日も某所で入手した羽根を使って毛バリを巻いてみた。

 毛バリのマテリアルはどこにでもある。

 山や川には自然の材料があるし、都会なら「手芸店」という手もある。

 自分のイメージ通りの毛バリを巻くために、マテリアルを専門のショップで購入することになるが、それにこだわることもない。

 好きな材料で好きなように、自分で思い描いた形の毛バリになるよう自由にやればよいと思う。




 そんな話も含めて年内最終の毛バリ研究会12月20日(日)に開催いたします。

 その前の
12月5日(土)にはいつものテンカラ教室も。

 お時間の許すかたは、奮ってご参加いただけるとありがたく思います。

 よろしくお願いいたします。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝



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第58回・吉田毛鉤の毛バリ研究会の報告

 晩秋から初冬へと季節は移り変わった奥多摩のTOKYOトラウトカントリー。薪ストーブにあたりながらの談笑もまた愉し、という季節になりました。

 本日は月イチ恒例の毛バリ研究会の開催日でした。

 いつもの日曜開催ではなく、土曜日だったこともあり人数は少な目。

 経験者5名の参加ということで、いつもより突っ込んだところをお話しをさせていただきました。



 今日のお題は毛バリの「比重」ということで、ハリの重さからマテリアルの材質に量の話をじっくりと解説させていただきました。

 水温低下にともない、やはり毛バリは沈めたほうが有利になるので、ただ単に沈めるということではなく、流速に合わせた毛バリをどう選択するか、それらの毛バリをどう巻くかなどについてのお話しをさせていただきました。

 ご参加いただきましたみなさま、本日もありがとうございました。
 今日は新メンバーも増え、楽しい研究会となりました。
 
 先程トラウトカントリーから、今日から募集を開始した12月のテンカラ教室に、もうすでに定員の半数のかたからお申込みがありましたとの連絡をいただきました。
 年内のテンカラ教室は
12月5日(土)が最終回となりますので(研究会の日程は近日中にお知らせします)、よろしくお願いいたします。

 お申込みは
コチラから⇐


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

  
TTCブログにも⇓
http://trout-country.jugem.jp/?eid=2385


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毛バリの取捨選択は実に愉しい

 毛バリの種類を沢山用意してある私の場合は、私の好むシーズン中の沢テンカラであろうと、オフのカンツリ釣行であろうと、「さて行くぞ」と思ったところからその釣り場を想定し、そこに合わせた毛バリをじっくりと考え、取捨選択して持っていくことにしている。



 開催しているテンカラ教室でも、「実はこのくらい(種類とサイズ)の毛バリを用意しています」と、ご参加いただいたみなさまに数百本の毛バリを見せるとドン引きされるのだが、これらの毛バリはあくまで用意しているだけで、実際には、水況もよく毛バリを引っかけて紛失しない藪の少ない沢などでは、1日に1本の毛バリで通してしまうことなどもあることを解説している。

 しかしそのような恵まれた状況は年中あるハズもなく、いつもは浮沈濃淡の
四種の毛バリの考え方から、少なくても数箱の毛バリケースをザックに入れて釣行しているわけである。

 そんな数箱のバリの中からスタメンとなる毛バリを選び出し、それをベストのポケットやバッグの中から簡単に取り出せるよう、1つか2つの小さ目のケースに入れるという作業を毎回の釣行前にやっている。

 
 出かけて行く渓に想いを馳せ、そこに生息する魚がどのような毛バリをくわえてくれるのか想像を巡らし毛バリを巻く。
 そうして出来たストック毛バリの中から選んだ毛バリをケースに入れる。これが本当に愉しいのだ。



 頑張ってやるべきことを片付け、スケジュール調整をしたので今週はどうにかカンツリ釣行に出かけられそうだ。
 紅葉の渓での写真撮影も一緒に楽しんでこようと思っている。


 吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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初めて毛バリを販売したのは6年前・・・

 昨日の記事では、「テンカラ教室の講師を務めて丸6年」について書いたが、私が初めてお金をいただいて販売した毛バリがこの写真の毛バリである。

毛バリディスプレイ

 オープンして間もなかったTTC(TOKYOトラウトカントリー)で、当時総支配人だった堀江師匠より店頭販売用の毛バリのオファーを受け持参したのだが、せっかくなのでディスプレイ用のフライパッチ(トレー)も自作していったことを思い出した。
 店頭のものは新しいトレー交換し、現在このトレーは自宅で保管している。

毛バリディスプレイ2

 現在私が使っているものに比べるといくぶん派手ではあるが、当時から毛バリに目玉を付けたり、オレンジやグリーンのヘッドにしたりと、試行錯誤を楽しみながら毛バリを巻いていたことを思い出す。

 その後は個人的に注文をいただいたりしたのだが、忙しくてとても対応できるものではなく、今はTTCの店頭販売と、私が設計したテンカララインを販売していただいているラインメーカーさん(フジノライン)経由で、ほんの少しだけネット販売をさせていただいている。

 最近も試行錯誤は相も変わらず続けているが、毛バリのデザインやマテリアルも徐々に変化しつつある。
 


 ここ最近はハリの重さに重点を置いて毛バリを巻いているが、扱いやすい毛バリの比重というものがひとそれぞれの釣り(方)によって違うので、誰もが使い良い毛バリを作るということは難しいことだと思っている。



 毛バリを販売している私がいうのもおかしな話だが、やはり毛バリを自分で作って使い、その毛バリで魚を釣ってこそ毛バリ釣りの醍醐味があるわけで、他人からもらった毛バリや買った毛バリを使っていたのでは、この釣りを本当に楽しんでいるとはいえないと思うのだ。



 毛バリのサイズや色は釣果に関係することも多いが、毛バリの完成度については魚からみたらそれほど重要な問題ではないと思う。
 
 ということで、来春の解禁まで、じっくり自宅で毛バリを巻いてみてはいかがでしょう。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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