FLASHAIRを買ってみた

 私のスマホは古い。スマホで写真撮影をしても、画像が悪くてネット上の記事に掲載するのが嫌だ。
 釣りに行ってスマホで撮影した場合、落下、水没(一応防水だが)、紛失した場合、非常に困ることになる。
 他人のメールアドレスや電話番号等の重要な情報が入っているものの紛失リスクを軽減するためにも、スマホとサイフは防水バックに入れた後、退渓するまでザックの奥底に沈ませてある。
 今のところ登山系アプリも使っていないので、釣りに行っている間は電源を切り、絶対に失くさない(と思われる)場所に安置させている。

 時に遠征釣行などに行くこともあるが、そんな時にはスマホからネット上の記事を書いたりもする。
 しかし私のスマホで撮影した画像を添付しようと思うとガッカリするばかりで、記事を書く気が失せてしまう。

 で、いつも使っているカメラからデータを飛ばし、多少なりともマシな画像をスマホからアップしてみようと思い、今さらながら写真のSDカードを購入してきた。



 実家には子供の頃に写真を撮らせてもらった、祖父の持っていた二眼のカメラがある。
 フイルムカメラ時代、とてもニコノスには手が出なかったが、廉価版の防水仕様のカメラが出た時には飛びついた。
 そしてデジタルの時代へ。
 撮影しやすくなったのはありがたいが、画像加工のソフトは進化し過ぎだと思うのは私だけだろうか。
 露出や色を多少いじるのは良いと思う、しかし原型を留めないまでに加工した写真。これでは何のために撮影しているのか甚だ疑問を感じてしまう。

 話は変わり、今月のTTCのテンカラ教室は豪雨による増水で残念ながら中止になってしまった。
 台風シーズンには時々あることだが、来月のスケジュールも決まったので、ご参加いただけるかたはお申込みください。

第56回吉田毛鉤の毛バリ研究会 
9月27日(日)
第67回TTCテンカラ教室 10月4日(土)
第57回吉田毛鉤の毛バリ研究会 10月25日(日)

(各教室のお申込みは、開催日の2週間前から開始します。詳細はTTCホームページより)


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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夏場の沢での着衣

 解禁時はまだまだ寒く、腰まで浸かるような釣り場にもいかないため、山用の衣類とレインギアも兼ねたハードシェルのフイッシングジャケットを着用しているが、やはり気温が高くなると、発汗と最悪水中にドボンということを考えてそれなりの着衣で入渓している。

 そんな着衣の中でも、圧倒的に「良かった」と思ったのが、最新のアンダーウエアだ。
 愛用しているファイントラックのスキンメッシュは以前のモデルからもう何年も通年釣行では着用していて、山岳渓流の釣りで小屋泊まりの時や、キャンプ釣行のテント内での寝間着代わりにもしていて、本当に具合がよいと思っている。
 この下着の上に同じメーカーのドラウトエアを着ているが、まさに全天候、特に夏場は着心地の良いことこの上ない。

 まだまだロクな着衣がなかったン十年前、初めて山に入った頃のことを思いだすと、懐かしさと共に、少ない装備や質の良くない着衣でよくやっていたなと思うことがある(笑)。

 下半身の着衣は、やはりここ数年同社のストームゴージュパンツを着用している。
 これも本当に文句の付けようがないパンツである。

 そんなパンツも3枚あって、ここ何年かそれを着まわしていたが、さすがに少々くたびれてきた。
 同じものでも良かったのだが、猛暑用にもう少しライトなカミノパンツを購入してきた。
 ついでにドラウトエアも追加購入する。
 このドラウトエアも数年前から愛用し、私にとっては非常に具合がよい着衣となっている。
  


 まだまだ暑い中での釣行が続くと思うので、しばらくの間はこれらのウェアにお世話になると思う。

 8月23日(日)は恒例の毛バリ研究会を開催予定日だ。
 9月のスケジュールもそろそろ出さないとならない。
 TTCのテンカラ関連の各教室は通年開催しているので、今後ともよろしくお願いいたします。

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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沢靴

 普段履いている靴は、生業用、プライベート(街)用、山用と退渓後に履くKEENのサンダルくらい。
 あとは冠婚葬祭用の高級革靴くらいか。
 結局数足しかない。

 ただ、沢靴やウエーディングシューズはそこそこあった。
 確認後、処分不処分を考えないと。



 昨日は生業先から半日の休暇をいただき、所用を済ませに都心部にでかける。
 2ヶ所の所用が終わり帰宅。
 帰宅後は明日のテンカラ教室の準備も含め、山道具、渓メシ用調理道具、釣り道具、着衣や装備等々の整理をした。
 終わったのは午前3時。
 これではいつもの入渓時に起きる時間ではないか。

 で、明けて今日。
 7月におこなった身体検査の結果が届いていたので確認する。
 自分の年齢、飲酒、そして度重なるストレスを受けているわりには良好であった。 
 

 
 その後は子供との約束で、夏休み中に自転車を買うことになっていたので、ホームセンターにいく。
 帰宅後は自転車乗りに付き合い、自分自身の運動も兼ねて併走する。
 午後の1時間、自転車の併走で休み休み走ったが、かなりな汗を流した。
 エアコンが壊れたオフィスで嫌々流す汗と違い、サラサラと快適な汗が流れた。

 さて、沢靴の話に戻る。
 処分したものも含めると、ウエーダーと沢靴はけっこうな数を買ったと思う。
 ここ数年はよほどの理由がない限り、綺麗な水の流れる沢に入ることが多いので、解禁当初を除いては沢靴や沢足袋とゲーターで入渓している。
 この靴のソールだが、フエルト製とラバー製があるが、私が普段入渓している場所でラバー製を使用することはほとんどない。
 何度か着用してみたがが、やはりフエルトのほうが私的には安心感がある。
 フエルトソールは長い林道歩きでは1度で悲しくなるほど減るが、それより快適な遡行を重視しているので、そんなことは問題ではない。 
 ソールの貼り替えも金額がそこそこかかるし、ソールが減ったころには本体も傷だらけになっているので、私の場合基本は買い替えである。

 で、自分でも色々と買って何年かに渡り使ってみて、各社の材質と作りの良し悪しがよく理解できた。
 業界関係者からのネタも色々聞いているが、今あるものはすり減るまで今後も使い、たぶんその後はアノ靴とアノ靴しか買わない(笑)。
 
 さて、明日はTTCのテンカラ教室の開催日。
 昨日までの猛暑がひと段落した感じですので、明日も講師を頑張ります。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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小物の整理

 「テンカラはシンプル」といわれることもあるが、確かに「竿」「糸」「毛バリ」で釣りが成立するからだと思う。
 しかし、その竿も糸も毛バリも、そして釣り方に至っても、シンプルどころか考えれば考えるほど奥が深すぎて、複雑になる一方である。

 シンプルなイメージとしてむりやりそちらの方向に持っていくこともできなくはないが、入渓者の多い、激戦区のスレた魚を狙うことを通常している私(たち)の場合、やはり種々雑多な用意をし、ケース・バイ・ケース、魚の状態や釣り場の状態に合わせた釣りをしないと、まぐれ以外は未来永劫魚の顔など拝むことなく終わってしまう。



 ということで、用意していくための道具も必然的に多くなるが、私が通い慣れた渓で、最も少ない準備で入渓する場合でも(、ロープやツェルトや緊急用品、食料等は除く)、竿は3メートル前後を予備竿を含め最低3本を担いでいくし、糸は「テーパーライン(私のプロデュースしたテンカラミディ、そしてソフトテンカラ)」「フロロカーボンのレベルライン」「メーカーさんの開発中のテストライン」を持参する。
 ハリスも「フロロカーボン」と「ナイロンライン」の0.5号から0.8号を持ち、毛バリに至っては10種類が各5本でも50本、それに色違いや各サイズが加わるので、200本は持参していく。

 こういったものを、ベストに入れたりショルダーバックに入れたりと、釣り場によって変えるわけだが、なかなかしっくりとこないのである。



 特に重たいザックとベストの相性は悪く、真夏などは悲惨なことになるし、ここ最近のプライベート釣行は基本ザックを背負ってそれなりに歩いて入渓する山岳渓流での釣りが多いこともあり、バッグでの釣行のほうが多くなってきている。

 しかしこのバッグ、ベストの様に細かく分けて収納することができないので、最初はよくても、釣りをしているうちに中身はグチャグチャになり、底のほうにあるものなど、探して取り出すのに苦労するときがある。



 ということで、バッグ内の収納袋を100均で材料調達をし、簡単な加工を施して作ってみた。

 ファスナー付きの小さな袋にポンチで穴を開け、革細工で使うために買ってあったハトメをカシメて、バッグ内でバラバラにならないように連結してみる。



 この連結したリングに、ラインクリッパーやフォーセップなど、常に使用するものを吊るしておく。
 
 とまぁここまでやってみたが、こういったものは実際に使ってみないとわからないので、使用感はいずれまた。。。




 吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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TENKARA USA

 2013年の夏だったと思うが、つり人社・別冊渓流の取材で、来日していたTENKARA USAのダニエルと顔を合わせた。

 このときは瀬畑翁とダニエルの通訳(ろくにできない英語で)という立ち位置で参加要請を受けたのだが、TENKARA USAで発売するという竿(テストピース)も振らせてもらった。



 その竿がこちらの竿なのだが、270-297-320という、私の好む藪沢向きのズームになっている。



 明日は入渓予定だが、おあつらえ向きの狭い沢に入るので、早速使ってみたいと思う。



 同梱のTENKARA MAGAZINEのページを繰っていると・・・



 瀬畑翁、ダニエル、私のショットがありました。

 どんな取材も印象的なのだが、このときのことも生涯忘れることのない、楽しい取材釣行であった。

 さて、そろそろ明日の準備でもすることにしよう。。。

⇓TENKARA USAについてはコチラを⇓

http://www.tenkarausa.com/


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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天まで届け、ザックの山

 雑誌の取材での釣行はともかくとして、私が個人的に釣りにいくことが多い場所は山岳渓流であり、その場所へのアプローチには、多かれ少なかれザックを背負っていくことになる。
 
 そこで担いでいく荷物の重さのことを考えてみた。

 あったりまえの話だが、渓を遡行する場合は荷物は軽いに越したことはない。
 軽量化の上、防水のインナーバッグにでも荷物を入れ、万が一、もしくは想定内の「ドボン」にも耐えられるようにしておけば、荷物の軽い分身体の自由度は高くなり、ケガなどのリスクは最小限に抑えられると思う。

 ただ、軽ければよいというわけではなく、車止めや人の通る登山道まで簡単には戻れないような場所に釣りにいくには、単独で進退が窮まった場合や、万が一の事故等で自分が動けなくなったことを考え、最低限の薬品類、救急用品、非常食、ツェルトやエマージェンシーシート、スリングやロープ等は持参すべきである。

 使わずに無事帰宅できれば喜ばしいことではある。
 使わないモノを重たい思いをして担ぎ、また持ち帰るということに釈然としない部分がないわけではないが、まぁそこは保険のようなものだ。
 イザというときに「あってよかった〜」と思うということで納得すべきであろう(命に係わることでもある)。

 ということで、毎度毎度荷物を担いで入渓しているのだが、これから衰えていく自分の年齢的体力などを考えるに、やはり多少なりとも自分に負荷をかけ、少しでも筋力の低下に歯止めをかけたいと思うようになってきた。

 思い返せば30年以上前、1泊2日のテント泊に、ゴム引きの雨カッパに灯油のストーブ(オプチマスの00を愛用していた)、まだまだ中空の繊維など高嶺の花だった、裏地が木綿の重たい寝袋をくくり付けたザックの総重量は28キロあったと記憶している。

 それから思えば最近のウルトラライトの道具類の進歩はもの凄いものがあり、当時と同じモノを現在の道具に置き換えて揃えたら、半分以下、もしかしたら3分の1くらいの重量で収まるのではないだろうか。
 
 ただそれに甘んじていたら、ますます荷物が担げなくなってしまうと、体力の衰えを感じる私は思うのである。
 
 そこで、大荷物でも安全に釣行のできる場所では、負荷ををかけるためにあえて荷物を重くして1日を過ごすことにして、長い時間や長い距離を歩く場合、危険を伴う場所、そして初めて入渓する場所などでは荷物の量と重さは最小限にし、リスクを減らすことを考えている。

 これは私が自分で勝手に思ったことだが、
〇今の年齢で負荷をかける時は12キロ(日帰り釣行で)
〇年に1キロずつ軽量化する
〇還暦のときには7キロになる
〇その頃には道具類もさらに軽量化されている(と思う)
〇軽量化された荷物で7キロ担げればそこそこイケる
〇それが担げなくなったら引退
 ということにした。
  
 さて、週末も入渓予定を立てているが、今回はオッサントリオである。
 初めて案内してもらう渓にいくので、軽めの荷物で挑みたい。


(天まで届け、ザックの山www)


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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ハンドメイド

 ハンドメイドが好きだ。




 売っている高価なハンドメイド製のモノではなく(それもイイが)、自分で作ったモノのことだ。
 そして、使っていくうち、年を経過するうちに味のでてくる素材でできているモノが好きだ。

 プラスチック製品は作成時や購入時から劣化する一方だが、木、竹、陶器、皮などは時間の経過とともに味がでてくる。
 私が使う釣り道具も、毛バリはさておき(毛バリは自作があたりまえだと思っている)自分のできる範囲ではあるが、木や竹を使って手を加えて使用することも多い。
 こういった道具たちは先ず自分で自分の使いよいように作られた道具ということもあり、使い勝手がイイことはあたりまえとして、木や竹で作ったものは、使い込むうちになんともいえない「味」がでてくる。

 このような愉しみは市販品では得られるものではなく、やはり天然素材を使用し、自分で手をかけたモノでなければ得られるのもではないということになるのだ。

 そんな天然素材、木工、竹の加工、そして陶芸には手をだしたが、「皮(革)」には手をだしていなかった。
 しかし、どうしてもランディングネット(私は自分が好んででかける釣り場から、折りたためるネットを愛用している)のケースを作りたくて、ついに手をだしてしまった。
 元々の凝り性な性格は百も承知しているので、今後のめり込むことになるだろう。

 で、先ずはどんなものかと、小銭入れを作ってみた。




 製作時間は5〜6時間か。
 コンセプトはポケットで邪魔にならないサイズで、最近いつも持ち歩いている緊急時用のホイッスルが取り付けられ、ちょこっとコンビニなどにいくときに、ポイントカードや折りたたんだ千円札が背面に刺せるようにと考え作ってみた。
 もちろん初めての作なので完成度は低い。
 ただ、コンセプトをキチンと考えてから作ったので、普通に実用に耐えるものとなった。

 しかしどんなものでもそうだが、やはり自分で手をだしてみないと、その本質は見抜けないと思う。
 革の切り方からエッジの処理、縫い幅や縫い糸の圧のかけ方等々、あらためて考えるに、お金を取るために作られているものの完成度(粗製乱造品は除く)の高さに、平身低頭してしまうのである。

 こうして新しいことに手をだす度に、自分が販売している毛バリも、やはり一所懸命に向き合わないといけないなと、あらためて襟元を正す気持ちになる。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝



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自製の毛バリ箱



 土曜日の「テンカラ名手を偲ぶ会」の翌日の日曜日は、都心に用事&家族サービス。
 週明けの月曜日は新学期となった子供の用事で、生業先に半日休暇を提出して学校へ行った。
 そして昨日の火曜日は、もう一人の子供の用事で、同じく学校へ。
 休暇は釣りに使いたいが、こればかりはどうしようもない。
 結局はいつもキツキツの時間でバタバタと動いている。

 そんな忙しい中なのに、毛バリを入れるケースを作りたくなり、日曜の午後からとりかかった。
 たまに時間がとれたのなら、ゆっくりしていればよさそうなものだが、多忙ゆえに何もしないと、あっという間に数ヶ月経過してしまうのである。
 結局自分のやりたいことなど、いつも余裕を持ってできる時間などはないため、無理してガンガンやる他ないということになる。

 元々何でも自分でやることが好きということもあり、いくら高級なモノであっても市販品ではなかなか満足がいかず、自分で手を掛けることが多い。
 ここのところは自製のグリップを取り付けた改造竿に製作の時間を割くことが多く、過去に毛バリのケースを作ったのは、かれこれ5年以上前になるのではないか。



 この写真の大きいケースがそれなのだが、私がよく入渓する山岳渓流のテンカラ釣りで使うには、そのサイズが少々大きく、ポケットからの出し入れに鬱陶しさを感じていた。

 そこで、大きいケースには大き目の毛バリを入れ、ストック用の毛バリケースとしてザック内に収めて使い、実戦的に毛バリを付けたり外したりするための、ひと回り小さいケースを作りたくなったのである。

 マグネットシートを使い、毛バリをテキトーに入れることができ、通常入渓して使用する毛バリのサイズ(14番以下)に合わせたケースを作ることにした。


(撮影のためひとマスに1本の毛バリしか入れてませんが、5本程入ります)

 実はこれは試作品で、使い勝手がよければ、今後さらに質を上げて作ってみたいと思っている。
 設計や工程の問題も解決したので、グレードアップが可能だ。

 今回のケースの製作前のイメージは、ヤマメ(山)とイワナ(岩)と吉田毛鉤。
 山小屋の看板風にもしてみたかったので、小学生並みの技術で彫刻してみたわけである。



 しかし自作は楽しい。

 他人の評価などどうでもよく、自己満足の極地に立てる。

 こんな道具を携えての入渓こそモチベーションが上がり、好結果につながるというものである。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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釣り師と話をする時は両手を縛っておけ

 今月下旬に発売となる「月刊つり人」。
 今回はテンカラの特集が組まれるので、今週は先日の取材釣行の原稿を編集部とやりとりする業務が続き、ブログの更新もままならなかった。
 
「沢テン」と名付けた、小渓流での釣りを、ハウツー形式で書かせていただいたのだが、私が吉田毛鉤会のメンバーを連れて入渓する場合にお話しする「吉田流沢テンの極意」も文章に書き起こした。
 こちらも掲載されるので、小渓流でのテンカラを楽しむ方の参考にしていただければ幸いである。



 で、毎回毎回入渓後には、次なる釣りへの妄想たくましく、釣りに使う細かい道具の取捨選択を兼ね、整理をするのだが、私の釣行には必ず持っていく小物がある。



 それは、
「水温計」
「ストマックポンプ」
「メジャー」
の3つだ。

 他人様に釣りを説明するという立ち位置にいると、感覚だけでテンカラのことを伝えても、自分だけ理解できていて相手にはなかなか伝わらない。

 伝わったように見えても、感覚や雰囲気で伝えた時の相手の返事で、
「これはあまりはっきり理解していないな」
ということがこちらにわかることがあり、やはり少しでも理論的に話をしないとならないのである。

 ということで、その時の釣りをしっかりと自分の脳内メモリーにインプットするために、釣れても釣れなくても、その日の内の状況が変わる度に水温を計り、その日に魚が捕食していたものを知り、リリース派の私は魚を撮影して残す時のために、メジャーを持参するのである。



 特に魚のサイズは他人の口から聞くとどこまで信用できるか不明のため、メジャーで計測した人以外の情報を伝えられても、
「あ〜はいはい」
と、生返事で応えてしまうのである(笑)。

「釣り師と話をする時には両手を縛っておけ」

けだし、名言である。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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ザックの中身を整理する

 禁漁になるとメインの釣り場は管理釣り場になるため、ザックを背負っての釣りは少なくなる。

 そこで冬場はザックの中身を全て出しておくのだが、薬品類もあるため内容物の確認も兼ねて整理をした。 



 「入渓」。

 私の場合の入渓の意味は、大好きな「美しい山岳渓流」にいくということになるので、そこでは何をやっても楽しいということになる。

 もちろん安全第一という前提があっての話になるが、「テンカラ」は当然として、渓での「食事」や「写真撮影」なども本当に楽しめるのである。

 ただいくら楽しいからといってこれらのオモチャを全て持っていくとなると、その重量たるや日帰り釣行の荷物とは思えない重さとなるため、それなりに取捨選択をしないとならない。
 そうでもしないと旅行前の小学生のごとく、「そんなにいろんなものを持っていっても遊べないでしょう」と叱られたあげく、目的が定まらずどれも中途半端で終わって帰宅するというようなことになりかねないのである。

 今回は今期初入渓ということもあり、美渓の天然美魚を1尾でいいから釣るということが目的であるため、調理用具や撮影用品は最小限に抑えた。



 ツェルトにレスキューシート、ロープ、スリングにカラビナ数枚は、通常は使用しないが緊急時のことを考え必ずザックに入れている。 
 ヘッデンに薬品類、総合ビタミン剤と糖分補給の羊羹は、何かあった時用に持参している。
 予備の電池や予備のライターも。
 渓には「水」がふんだんにあるので、浄水器があれば飲料水に困ることもない。
 地図とコンパス、雨具等は上記のものと同様、必要不可欠なものである。

 緊急時の食料以外の食材を含めた他のものは、遊び道具という位置になるため(釣り具、調理器具、撮影機材)、その時々の状況に応じて増やしたり減らしたりすることになる。

 いずれにしても安全が第一。

 今期も怪我をしないよう、最新の注意でテンカラを楽しみたいと思っている。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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