生業先は9月の連休と無縁だった。
私も世間並に休みたいと思い、休暇を取った。
土曜日は入渓予定だったが雨で流れたので、急きょ同行予定だったの2女子に、都内でプライベートの毛バリ教室を開催した。
翌日曜日、奥多摩のTOKYOトラウトカントリーで月に1度の毛バリ研究会を開催した。
こちらも天気予報がコロコロ変わったこともあり参加者も控え目。
4名で開催した。
ハリの形状、掛かり、バレ率等のかなりディープな談義で盛り上がった。
早々に奥多摩から帰宅し、ランニングをして、深夜自宅を出発した。
忙しくて走る時間を作るのが大変だが、とにかく身体が資本だ。
今期はクライミングにも手を出したこともあり、体重維持のために走ることは欠かせない。
深夜に家を出て向かったのは南会津だ。
昨年10月の台風の影響で、道路と渓は壊滅的な被害を受けた。
その次は新型コロナで自粛。
思った場所に行かれず、入渓も例年の半分程度しかできなかった今期のテンカラ。
そんな中でも数少ない朗報は、東北地方でのテンカラ教室の足掛かりを、ペンション『やまゆきかわゆき』さんのオーナーに作っていただいたことがあげられる。
昨日と今日は生業先の有給休暇を使い、前回の御礼と、来期の教室開催のご挨拶も兼ねて南会津に再訪となった。
昨日は気温も水温も低く、釣りにくくなったが、何尾かのイワナが私の毛バリをくわえてくれた。
そして今日は、南会津の教室にご参加いただいたOさんと合流した。
この土地の持つ空気感なのか、朝の低い気温と(8℃だった)、昼頃の快晴で快適な状況。
ロクに竿も出さず、河原でコーヒーを淹れ、談笑しているうちに帰る時間になってしまった。
ハマってしまった南郷トマトをお土産に、好きな蕎麦を2度食べ、ガツガツしない大人のリラックスタイム。
最高の贅沢だと思っている。
もう少しで禁漁になるが、禁漁になったら、私の場合は今期のヒット毛バリを参考にしたり、来期のテンカラ釣りを妄想しながら、毛バリ巻きの時間が増えることになる。
毛バリにどっぷり浸かった私が教える『テンカラ毛バリのワークショップ』を、
10月28日(水)午後6:30から、日比谷okurojiにある『finetrack HIBIYA HUT』で開催いたします。
以下のサイトからお申し込みできます(少人数制ですので興味のある方はお早めに)。
よろしくお願いいたします。
https://www.finetrack.com/funtotrack/post-51095/
吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝