入渓教室入渓生業入渓と続いたこの数日。
今日は生業先にて落ち着いた時間を過ごしている。
昨日の入渓は、私がブロチームとしてお世話になっている、ファイントラックTOKYOベースのスタッフさんとその友人に、山岳渓流で実戦的なテンカラの講習をした。
山や沢のエキスパートでもある彼らを連れての入渓は、こちらも釣りだけに気を使えばよい。一日中安全管理に意識を向け続けなくてもよいため、気楽に私も楽しませていただいた。
数キロ歩き、釣りと渓歩きを楽しみ、下山してトラウトカントリーでランチ。充実した一日になった。
帰宅し道具の片付けをしていて思い出し、ラインの整理をすることにした。
ラインメーカーのフジノラインさんからお話をいただき、テンカララインのデザインを手掛けさせていただいたのが数年前。その後も毎年各種のラインやハリスのテストをさせていただき、アドバイスもさせていただいている。
それ以前は本当に数多くのテンカララインを購入したり、自作してみたり。材質、デザイン、竿との兼ね合い、釣り場での使用感の違い等々、実際に釣りをして試した。
何事も徹底してやらないと、本質が見えてこないのはどのような世界でも一緒だと思う。
多かれ少なかれ、専門的な話ができるような人は、相当な授業料を払っているのではないか。私もその一人だけど(笑)。
たっぷりと出てきた懐かしの自作のラインはまとめて処分した。キープしておく別のラインは分類しながら空いた仕掛け巻きに巻き直した。
次の週末も入渓予定。メーカーさんからご依頼いただいているラインのテストも引き続きおこなう予定だ。
吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝