入渓教室入渓生業入渓と続いたこの数日。

今日は生業先にて落ち着いた時間を過ごしている。

 

 

昨日の入渓は、私がブロチームとしてお世話になっている、ファイントラックTOKYOベースのスタッフさんとその友人に、山岳渓流で実戦的なテンカラの講習をした。

 

 

山や沢のエキスパートでもある彼らを連れての入渓は、こちらも釣りだけに気を使えばよい。一日中安全管理に意識を向け続けなくてもよいため、気楽に私も楽しませていただいた。

 

 

数キロ歩き、釣りと渓歩きを楽しみ、下山してトラウトカントリーでランチ。充実した一日になった。

 

 

帰宅し道具の片付けをしていて思い出し、ラインの整理をすることにした。

 

 

ラインメーカーのフジノラインさんからお話をいただき、テンカララインのデザインを手掛けさせていただいたのが数年前。その後も毎年各種のラインやハリスのテストをさせていただき、アドバイスもさせていただいている。


それ以前は本当に数多くのテンカララインを購入したり、自作してみたり。材質、デザイン、竿との兼ね合い、釣り場での使用感の違い等々、実際に釣りをして試した。


何事も徹底してやらないと、本質が見えてこないのはどのような世界でも一緒だと思う。
多かれ少なかれ、専門的な話ができるような人は、相当な授業料を払っているのではないか。私もその一人だけど(笑)。

たっぷりと出てきた懐かしの自作のラインはまとめて処分した。キープしておく別のラインは分類しながら空いた仕掛け巻きに巻き直した。

 

次の週末も入渓予定。メーカーさんからご依頼いただいているラインのテストも引き続きおこなう予定だ。

 

 

吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝

 

先日の入渓の翌日は107回目のテンカラ教室。

その翌日と翌々日は取材、その後は一応生業に。

そして土曜日は入渓、翌日は87回目の毛バリ研究会で、昨日(月曜日)も入渓した。

今日は生業だが明日も入渓予定をたてている。

もはやテンカラ師のようだ(笑)。

 

 

教室の翌日は取材、帰宅したのが翌朝だった。

詳しくは6月発売のつり人社刊『別冊渓流夏』号で。

 

 

 

生業に行った後の土曜日。

久しぶりに吉田毛鉤会の初期からのメンバー、人間岩魚のイサオさんと入渓した。

多忙で暫く入渓を控えていたそうだが、腕は健在だった。

 

 

日曜日は毛バリ研究会。

6名様にご参加いただきました。

初参加の4名の方々はみなさん経験者でしたので、基本的な作り方の解説はすっ飛ばし、個々に質疑応答して対応させていただきました。

ご参加いただきましたこと、感謝します。

 

 

 

(メーカーさんからご依頼いただいている、現在テスト中の竿とライン)

 

(巣鴨のゴローさんでオーダーした沢靴、最高です!)

 

そして昨日は、吉田毛鉤会相談役のUさんにご案内いただき、久しぶりにアマゴの顔を拝ませていただきました。

1000メートルを超える標高の渓流は快適でしたが、下山した時の気温にグッタリ。

Uさん、ご案内ありがとうございました。

 

 

(発売中の月刊つり人では、毛バリの巻き方を解説しています)

 

ということで相変わらずバタバタしている今日この頃。

 

明日も入渓予定です(笑)。

 

吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝

第107回TOKYOトラウトカントリーのテンカラ教室。

 

 

令和になって初めてのテンカラ教室でしたが、満員御礼となりました。

 

ご参加いただいたみなさまには、心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。

 

 

引き続き来週には、次なるステップの毛バリ研究会が控えております。

 

ご興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ご参加いただければありがたく思います。

 

 

吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝

吉田毛鉤会のメンバー3名で、久しぶりに入渓した奥多摩屈指の美渓。

 

 

 

こういった場所はガツガツと釣果を稼ぐヤツらよりも、ゆったりと渓そのものを楽しめる人との入渓が楽しい。

 

 

 


ということで、そんなメンバーの頭文字を取ったら、『吉徳松』という、吉(きち)だし徳があるし、松竹梅の松があるしと、なにやら縁起のよさそうな、千客万来の料亭のような名前になってしまった(笑)。

 


毛鉤の釣りものんびりと楽しみ、写真撮影も楽しみ、今日のメインのイベントの、渓の料亭『吉徳松』の美味しい料理もご提供し、まるまると楽しんだ釣行。


美しい渓の中、久しぶりに馬鹿話などしながら渓を満喫させていただきました。


お付き合いいただきました、徳さん松さん、ありがとうございました。

 

 

(パンツは全員ファイントラック・笑)


また近い内にご一緒いたしましょう。

 

入渓を楽しんだ後は、明日の教室の支度を。

明日のトラウトカントリーテンカラ教室にご参加予定のみなさま。

明日はよろしくお願いいたします。

 

吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝

昨夜は自宅で毛バリの記事用の撮影があった。

 

今月25日発売の『月刊つり人』に掲載される予定だ。

 

5月も半ばになったが、用事がたて込んできた。

 

今週末は入渓とテンカラ教室。

 

週明けに取材。

 

次の週末も入渓と毛バリの教室。

 

その週が明けたらガイド釣行。

 

まるでテンカラ師のようだ(笑)。

 

生業も子育てもこなしているが、人生バタバタと忙しいほうが楽しく充実している。

 

 

吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝

テキスト刷新(令和版)

 

 

今週末は毎月恒例のTOKYOトラウトカントリー『テンカラ教室』の開催日です。


時代は令和に入ったこともあり、テキスト刷新し、教室でお話しさせていただく内容も新たに、楽しく開催したいと思います。


今回も定員を超える人数の方々にお申し込みいただきましたこと、感謝いたします。


ということで、テキストの印刷が終わりました。

 

それでは19日のテンカラ教室を、よろしくお願いいたします。

 

吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝
 

昨日は丹沢の渓に行った。

今期一度訪れた場所なのだが、さらにその上流、どこまで魚影があるのか調査を兼ねて釣りに行った。

 

 

車止めから前回退渓した場所までてくてくと歩く。

天気晴朗、新緑のトンネルをくぐりながらの歩きはとても心地よい。

 

 

「どこまで魚影があるか」

ともすれば何もいない、単に清く冷たい水の流れる沢に、毛バリを振り込む行為をただひたすらに繰り返すだけとなってしまう場合もある。

しかしこの季節なら、目映い新緑があるので、例え魚影が確認出来なくても渓を歩くことは楽しい。

 

時間が早かったせいもあるが、入渓から1時間は走る魚の姿もなく、「今日はどうかな〜」と半信半疑になっていた。

「この先の大きな溜まりに毛バリを打って、反応がなければ退渓しよう」と決め、振り込んだ毛バリを底まで沈めた。

流れにまかせた毛バリが、流れ出し手前のカケアガリ付近にさしかかるかると、流れと同調していたラインが押さえ込まれるように止まった。

「魚に間違いない」、と思ったので、竿の胴の部分に力がかかるよう、グィっという感じでアワセを入れると待望の1尾が釣れた。

ネットですくい、写真を撮影をしてリリースした。

 

一度退渓して登山道を少し歩き、さらに上流で再入渓した。

そして2尾目が釣れた。

野性的な顔つきのイワナだった。

 

 

この先は水量も少なく、時間的制約もあったため、今回は終わりにした。

 

釣りに行った日の帰宅後は、片付けをしてシャワーを浴び、そそくさと酒の支度をする。

私は魚を持ち帰ることはしないので、撮影した写真を見ながら、その日の釣りを回想するのを楽しみとしている。

時には気に入った写真をプリントし、酒の肴にすることもある。

 

 

個人的な釣査は無事終了した。

 

細い流れの中で、イワナたちが増えてくれることを祈った。

 

吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝

 

昨日トラウトカントリーのスタッフより連絡があり、

 

「受付開始した次のテンカラ教室(19日)のお申し込みですが、定員まで後わずかになりました」

とのこと。


ありがたいやら驚くやらで、「あらためて襟元を正し、講師役を務めないとならない」と思った次第です。


26日に開催予定の毛バリ研究会も、最低開催人数となる3名様のお申し込みがありましたので、開催決定となりました。


令和最初のTOKYOトラウトカントリーのテンカラ教室と毛バリ研究会、ご興味のある方はお早めにお申し込みください。


詳細はTOKYOトラウトカントリーのホームページをご確認ください。

 

吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝

 

この釣りを長くやっているうちに、同じ趣味を持つ知り合いがどんどん増え、そんな中には奇特にも『あいつにこんな毛バリの材料を持っていってやるか』という方がいて、時々頂戴することがある。

 

ヤマドリ、ウサギ、シカ、そして花瓶の下に敷いていたという『ポーラーベア(ホッキョクグマ)』などもいただいた。

 

中でも私が好んで使う材料に『ゼンマイ(植物)の綿毛』があるが、今日も生業先に届けに来てくれた人がいた。

 

過去に別の方から頂戴したものと比べてみたが、それぞれ色に違いがあって面白い。

 

ただこのゼンマイ、ボディ材にする前にちょっとした加工が必要になるのだが、それは私の主催している『毛バリ研究会』で詳しく解説している。

 

今日はこのゼンマイをボディにして、オーソドックスな『ゼンマイ胴剣羽根』の毛バリを巻いた。

 

ようやっと連休騒ぎが終わったので、この週末、落ち着いた渓で使いたい。

 

吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝

【東京砂漠…じゃないぞ】

 


クールファイブの歌の歌詞に「あの東京砂漠〜🎵」というのがあるが、東京を砂漠と感じるかどうかはその人の感性だ。私が生まれ育った下町の人情、そして今通い詰めている奥多摩の渓も、例え渇水であっても、精神的には潤うばかりだ。

 


昨日は早朝に入渓し、釣りをして写真を撮って早々に帰宅。その後は電車で巣鴨まで行った。

 

 

今年から登山靴と沢靴と普段履きの靴は全て巣鴨の『ゴロー』さんでオーダーすることにしたが、3足目に作ったチロリアンシューズの微調整をしてもらった。

 


再び電車に乗り原宿まで。いつもお世話になっている『ファイントラックTOKYOベース』さんに行き、新製品を詳しく説明していただいたり、洗剤の検証結果の話を聞いてきた。もちろん散財もしてきた(笑)。

 


クマやカモシカも出没する奥多摩も東京、職人気質の靴のお店も東京、そして愛用させていただいているファイントラックの店舗も東京。


ありがたい環境が近くにあることに感謝し、埼玉県にある自宅に帰宅した(笑)。

 

 

吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝