丹沢ホーム『森の学校』春の教室の報告
https://www.facebook.com/tanzawahome/
昨日は丹沢ホームさん主催、実体験を通じて、自然の大切さ素晴らしさを子供たちに理解してもらう目的の『森の学校』3日目の講師を務めてきました。
講師として与えられたミッションが2つ。
『森と水生昆虫、そしてそれらをエサにして育つ渓流魚のことを解説し、自然の大切さを理解してもらう』ことと、『私のやっているテンカラ釣りを、毛バリ巻きも含めて体験させ、参加者全員に丹沢ホームの札掛釣り場のストリームで魚をってもらう』ということでした。
解説やデモンストレーションは慣れていますが、釣りの経験のない子供たち、しかも20数人全員に、手を添え足を添えストリームで魚を釣らせるということが、今回のミッションの一番大きな課題となっていました。
毛バリ巻きは二代目姉妹にデモと指導を任せて無事終了。その後は課題の実釣に移りました。
結果から言えば、子供たち全員がヤマメとイワナとニジマスを釣ってもらうことができ大成功。子供たちの笑顔に「やっぱりお手伝いさせてもらってよかった〜」と思った次第です。
こういったイベントへの協力は、これからも惜しみ無く続けていきたいと思っています。
今回ご参加いただきましたみなさま、主催者である丹沢ホームオーナーの中村さん、そしてスタッフのみなさまには心より感謝いたします。
吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝
丹沢ホーム『森の学校』
私が奥多摩のトラウトカントリーでテンカラ教室を始めた理由のひとつに『自然の中で楽しい思いをした人なら、自然を壊す立場にならないのではないか』ということがあった。
昨年、記念すべき100回目の教室を迎えることができたが、この教室にご参加いただいた方の中から、ひとりでもこの気持ちを持っていただける人が出て来てくれたのなら、私としては達成感でいっぱいになる。
教室を続けていたおかげで、自然保護の気持ちを持っている方々と知り合いになることも出来た。
今回は丹沢で自然保護の活動を精力的にされている、丹沢ホームのオーナーでもある中村さんよりお話を頂戴し『森の学校』の講師役をやらせていただくことになった。
この森の学校は、1970年の開始以来長年続けられている由緒あるイベントで、子供たちに自然の素晴らしさや大切さを、実体験を通じて理解してもらうという、素晴らしい教室なのだ。
自分が釣りを楽しませていただいているこの大自然に、少しでも恩返しが出来れば、遊んでばかりいないで、少しでも同じような気持ちになってくれる人が出て来てくれたらと、率先してボランティアを請けさせていただいた次第です。
この教室は初めてのことなので、どの程度ご満足いただけるか全く不明だが、明日は精一杯やらせていただこうと思っている。
http://www.tanzawa-home.com/mori_school.htm
吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝
3月になり、解禁の声を聞いたと思えばもう最終の週になってしまった。
自然渓流には2度入ったきり。
生業はサラリーマンであり、家庭があり子育てもしているウィークエンドアングラーの私としては、独身時代のように、好き勝手なことばかりして遊び呆けるというわけにもいかない。
今日も家族を引き連れ墓参にいったが、ま、教室やイベントも含め、月に何度か竿を振ることができているので、置かれている立場には感謝している。
各地から桜の開花も聞こえてきました。
私の関係する、4月のテンカラ関連教室とイベントのスケジュールが確定したのでお知らせしておきます。
4月7日(日)第7回『Kカップ』
4月14日(日)第106回『テンカラ教室』
4月21日(日)第86回『毛バリ研究会』
となっております。
詳細はトラウトカントリーのホームページよりご確認ください。
http://ttcmayfly.web.fc2.com
みなさまのご参加をお待ちしております。
吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝
昨日までの暖かさはいずこ。
丹沢や青梅、奥多摩界隈では、朝方みぞれや雪が降り、寒の戻りとなりました。
そんな状態でしたが、105回目となる、TOKYOトラウトカントリーのテンカラ教室を開催いたしました。
本日ご参加いただいた方々は9名。
遠路長野県や茨城県からご参加いただいた方もいらっしゃいまして、本当にありがたい限りです。
いつものように、2時間の座学を開始します。
終わってからは、ポンドでのキャスティングレッスンを行います。
その後は、実際のストリームで、アプローチの重要性と、魚の付いている場所や向きの説明をして、デモフィッシングを行いました。
デモでは、前回のブログ記事に掲載しました『ネタ系ゴミ毛バリ』で立て続けに魚を釣り、参加者のみなさまに納得していただきました。
本日の紅一点、女性の参加者は、私の納品した毛バリをご購入いただき、教えた通りにやっていただいたので、午後からの自由釣行の時間にはパタパタと4尾の魚を釣り上げていらっしゃいました。
その後は喜んで釣り道具店へ向かわれたようです。
こちらの女性のように、例えレンタルの道具であっても、教える側の話を素直に聞き入れ、自己流にならないように釣りをしていただければ釣果に繋がります。
本日納品した写真の毛バリは、私がこの10年間、トラウトカントリーのニジマス相手に試行錯誤を繰り返し、安定した釣果を得られるように考えた毛バリです。
先の女性からも、「オススメのも毛バリはどちらですか」と聞かれましたので、こちらの毛バリをご購入いただいた次第です。
寒の戻りと思えた割には、魚の活性も高く、手応えは悪くはありませんでした。
本日ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。
次回のテンカラ教室と毛バリ研究会は、4月の2〜3週目に開催する予定です。
日程がわかり次第お知らせいたしますので、次回もよろしくお願いいたします。
吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝
私が教室やイベント等で、これからテンカラをやってみようと思う方々にこの釣りを紹介する時に心がけていることがある。
それは、この釣りの敷居を下げて、どなたでも入ってこれるようするということ。
テンカラはかくあるべし
この毛バリでないとテンカラではない
テンカラでは毛バリを長く流さない
ラインは水につけるな……等々枚挙に暇がないが、こういったことに振り回され、こうしないと魚が釣れないのではないかと、特に初心者が迷い、さらに釣れなくなるという迷宮に入ってしまった人もたくさんいる。
これは、のべ人数にしたら1000人以上にテンカラについて解説した私の見解だ。
こういったことに振り回され、魚が釣れない人に、どうしてそういうことをいう人がいるのか、何故にそういうやり方があるのかを、教室では詳しく解説している。
話を聴けば『なるほど』となり、時と場合に応じてそれぞれの釣り方があることをご理解いただいている。
そのような中で、今日はネタ系の毛バリをご紹介してみる。
昨夜洗濯機の糸くずフィルターを掃除した。
私の教室では、ネタとして「毛バリのボディ材料は、ポケットの中の綿くずでもOK」と話すことがある。
そこで糸くずフィルターから取り出した綿くずを乾かして、毛バリに仕立ててみた。
アダムスグレーならぬ吉田ネズミだが、差し色にレッドを加えて、雰囲気のある毛バリになった。
23日のテンカラ教室では、この毛バリを使って、デモンストレーションで魚を釣ってみたい。
このようなネタも含め、毎回楽しく開催しているTOKYOトラウトカントリーのテンカラ教室を、どうぞよろしくお願いいたします(お申し込みは明日まで)。
3月はテンカラ教室のみとなりますが、4月はテンカラ教室と毛バリ研究会、どちらも開催予定ですので、日程が決まりましたらお知らせいたします。
吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝
23日は、月に一度のテンカラ教室の開催日です。
解禁になり渓流釣りファンの方々も、各地へ出かけていることと思います。
今年は釣りをやってみようと思われる方も、今期はテンカラに挑戦してみようと思われる方も、トラウトカントリーのテンカラ教室にご参加いただければ、理論と実践の両面から、ご理解いただけるよう、詳しく解説しております。
定員まで残りわずかとなりましたが、お時間の許される方がいらっしゃいましたら、ご参加いただければと思います。
テンカラ教室の詳しい内容とお申し込みは、TOKYOトラウトカントリーのホームページよりご確認ください。
http://ttcmayfly.web.fc2.com
よろしくお願いいたします。
吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝
今月末に丹沢ホームで開催される『森の学校』に、一日のみ講師として参加させていただくことになった。
水生昆虫と毛バリの話を聴いていただき、テンカラ釣りの実際を見せたりやらせたりする予定だ。
ということで、前回出かけた釣りの時に、久しぶりに魚が食べているモノを拝見させていただいた。
私は自然渓流の在来魚は100%のリリースを心がけているので、魚の腹を裂いて確認できないため、魚には申し訳ないのだが、ストマックポンプを使い確認させていただいた。
春先ということもあり、小さめの昆虫類ばかり。一緒に撮影した毛バリのサイズが#16なので、大きさが解るかと思う。
トビケラ、ユスリカ、ガガンボの幼虫が解りやすいが、細かい種類の確認というよりは、そのサイズとイメージを、毛バリにどう転化させるかを考えて観察している。
吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝
ウエイト入りの毛バリ
シーズンインした後でも、管理釣り場の魚は自然の動きに対して、相応の反応をしてくれない場合がある。
特に底近くで動かなくなった魚を釣るのに難儀することがあるが、私の場合は「ウエイトの入った毛バリ」で対応している。
ウエイトも2種類(ビーズと鉛線)を使い分けているが、今回は鉛線を入れて巻いた。
週末開催予定の、TTCテンカラ教室の時に納品しようと思っている。
一昨日のファイントラックTOKYOベースでのトークイベントも盛況に終わり、テンカラを潜在的にやりたい人の多さを再認識した次第。
テンカラファンをひとりでも増やしたいので、週末の教室も楽しく頑張りたいと思っている。
第105回TTCテンカラ教室へのお申込みとお問い合わせはトラウトカントリーのホームページまで。
どうぞよろしくお願いいたします。
吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝