先日アップしたオリジナルロッド。

 

 

何十種類というテンカラ竿を購入し、使ってみて何故にあの竿にしたかというと、

○先ずは頑丈さが気に入ったためだ。昨今のテンカラ竿は軽くてキャスタビリティはいいのだが、いかんせん弱いものが多く、何度も痛い目に合っている。扱い方の問題より、竿そのものが粘りのない材質になっているので、折れる時も割れる(破裂する)ようになることが多い。

○それと仕舞寸法のことがある。私の好きな竿にサンスイで発売しているレッドスナイパーという竿があるが(こちらも製造は櫻井釣漁具)、私の入渓する山岳渓流では、より短い仕舞寸法のほうがありがたいのでこの竿になった。
竿栓付きの実寸ではレッドスナイパー33が約50センチ、金剛せきれいは約60センチなので、金剛てんから(オリジナルも)の39センチはザックの中での納まりも良くて非常に具合がよい。
○そしてなによりアワセが効くということ。胴の張りが強いので魚を掛けてから遊ばせるスペースのない場所での取り込みも容易だ。しかもパンパンに張り過ぎていないので粘りながら魚が寄る。釣趣も最高なのである。
市販品は2色(黒ベースと別誂えの竹調)なのだが、個人的には青竹の色が欲しく、口巻きの色も何度か試作してもらい、民芸調の色に決めたのだ。

 

 

こうして他の竿の中に並べてみたが、オリジナルロッドを他のお気に入りのロッド群の中に入れられることができて、心から嬉しく思うのだった。

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

 

吉田毛鉤オリジナル金剛(非売品)

 

 

数十種類のテンカラ竿を買いまくり、実際の釣りで使ってみて、市販品で私の釣りにはこの竿以外考えられないというベストな竿に出会った。それが神田櫻井釣漁具製の『金剛てんから3.0メートル』だった。短竿派の私はいつも入渓する沢では3メートルの竿を基準に釣りをしている。その後に3.3メートルも購入し、この2本の竿が本当に使いやすく、いまでも常に愛用している。

 

昨年の11月。神田櫻井釣漁具の常務とお会いした時に、個人的に竿を発注したい旨お話ししたところ、「少数はムリですが(あたりまえです)ある程度の数がまとまれば」ということでお願いをした。
それから1年。途中でデザインの確認など数度のやり取りの後、無事完成した。

 

発注の話を吉田毛鉤会のメンバーにしたところ、多くのメンバーから欲しいとの連絡をいただき、発注即予約終了となってしまい、正直驚きを隠せなかった。ありがたいかぎりだ。

 

さて、来期はこの竿で解禁から思い切り『沢テンカラ』を楽しみたいと思っている。

 

(非売品)

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

昨日は休暇で生業が休みだった。午後には用事があったので、自宅から1時間少々で行かれる、丹沢ホーム『札掛釣場』へ出かけることにした。

 

一般河川が禁漁になってからひと月半。それでも週一で釣りをしたい私は、管理釣り場に行く時間を作り、ニジマスに遊んでもらっている。

 

この季節、関東地方では紅葉もそろそろ終盤戦となる。錦秋の山肌を眺めながらの渓流釣りという、シーズン中とはまた違った味わいを愉しむことができる。

 

 

朝7時に到着し、受付を済ませゆっくりと準備をしてから川へ下りた。午前中の4時間、自分の課題とメーカーさんからお預かりしているラインのテストをした。

 

12時に川から上がり、丹沢ホーム名物の『鴨の鉄板焼き』をいただく。満腹満足でしばらくの間ボーッとして魂が抜けたようになったいた。

 

私の場合は季節を問わず川に立ち、テンカラ釣りをしている時間が必要なのだ。これをやらないと日常生活から受けるストレスの排出場所がなくなってしまう。

 

というわけで昨日もガス抜きができた。出張明けで行きたくなくなるだろうと思っていた久しぶりの生業の朝、嫌な気分にならずに無事出勤することができた。

 

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

 

 

 

秋も深まる奥多摩。12日の日曜日は毎月恒例のTTCテンカラ教室の開催日でした。

 

先月は台風の影響で中止になってしまいましたが、今回は無事開催することができました。
しかし…先月の大量の降雨の影響で、山の保水状態は満水に近いようで、場内の水位は下がり切らず。
デモフイッシングでは苦戦しましたが、どうにか終了いたしました。

 

 

今回ご参加いただいた5名のみなさまは、座学の時間もたいへん熱心に拝聴していただいたので、こちらとしても話に熱が入り、いつもより30分増しで解説をさせていただきました。

 

冬期になるとご参加いただける人数も少なくなりがちですが、その分キャスティングの講習等、個別のアドバイスに充てる時間も長くなります。
12月も降雪等、悪天候にならない限り開催予定ですので、ご参加いただけるとありがたく存じます。

 

今回ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
より突っ込んだ内容を知りたい場合や、毛バリについての詳しい話は『毛バリ研究会』で対応しておりますので、こちらもよろしくお願い申し上げます(次回の研究会は11月26日の日曜日となります)。

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

この1週間、私は生業の絡みで神戸に出張していました。

 

今日の昼過ぎに自宅に戻り、後片付けと洗濯等を済ませ、明日の教室の準備を開始しました。

 

 

10月のテンカラ教室は台風の影響を受けて中止になってしまいましたが、明日の教室は開催予定です。

 

ご参加予定のみなさま、明日はよろしくお願いいたします。

 

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

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