【平成29年9月9日午前9時開催予定の第90回TOKYOトラウトカントリーテンカラ教室】

 

 

ありがたいことにこの数年間、もうどれだけご参加いただいたのかわからなくなるほどたくさんの方々にご参加いただきました。

 

 

私自身、この世界でメシを喰っているわけではないこともあり、講習費用は無料。トラウトカントリーの釣り場料金のみで長きに渡り続けさせていただいております。

 

無料だからといって決して手を抜いているわけではなく、テンカラの基礎知識から実際までを、2時間の座学を含めてジックリとお話しさせていただいております。

 

テンカラはワンスタイルではありません。その人それぞれが、自分のやりたい釣り場で自分の釣りたい魚を釣る。そのためにはどうすればよいかを説明しています。

座学を重視しているのはそのためで、基礎知識をご理解いただければ、後は参加者御自身で自分のテンカラスタイルを作り上げていっていただきたい、そんな思いで続けております。

 

 

来週末には90回目となるテンカラ教室があります。大雨や台風の影響で釣り場の状況が不安定ではありますが、現在までに数名の方のお申し込みがありました。

 

 

まだ人数枠はございますので、今回の教室も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

 

テンカラ教室のお申し込みは

TOKYOトラウトカントリーホームページよりお願いいたします

 

本日は77回目となる毛バリ研究会の開催日でした。

 

 

先週のキッズスクールの賑やかさとは打って変わった落ち着いた教室となりました。

今日は研究会スタメンの4名のメンバーが入渓したので、リピーターの女性と私を含めて5名で開催です。

 

人数が少ない時には、参加者のご質問にじっくりと説明する時間があるため、今日はリピーターの女性のご質問にお応えしながら、ゆったりとしたタイイングタイムを過ごさせていただきました。

 

研究会を終え、ランチをいただいた後マッタリしていると、入渓組が下山しトラウトカントリーに寄ったので、本日の報告を受けながら、みなさんとしばし談笑しました。

 

本日毛バリ研究会にご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。

 

9月の第90回TTCテンカラ教室は、9日9時から開催となっております。

こちらの教室もどうぞよろしくお願いいたします。

 

http://ttcmayfly.web.fc2.com/school.html

テンカラ教室のお申込みはこちらから⇑

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

仲間と釣りに行って、他人のことを考えずに自分だけガツガツ竿を出すような無神経な輩もいるが、自分が誰かを釣れていくガイド釣行の場合は、連れていった人が少しでもいい気分で帰ることができるように、よさげなポイントは竿を出してもらうようにしている。

しかしながらそんな釣行ばかりが続くと、自分の釣りがシックリとしなくなってしまうこともあり、時には単独入渓して自分の釣りを取り戻すことがある。

 

 

そんな私の心情を察してくれた吉田毛鉤会メンバーの女子から、「たまにはサポートに回るので、今日は思い切って釣りをしてください」とありがたい申し出があった。しかも「渓メシの準備もまかせてください」とのこと。

「これは嬉しい〜♪」とお言葉に甘え、今日は3年振りとなる渓に出かけた。 ウロ憶えの場所だったが、魚の反応はソコソコあった。しかし毛バリに絡んでくるのは『ヤ豆』ばかり。

よさげなポイントに毛バリを打ち込んでみるが、なかなかハリ掛かりしない。 出てものらない魚に二人でキャーキャー騒ぎながら釣り上がっていったが、パラパラと雨が降り始め、空も暗くなってきた。

 

この季節は午後の雷雨が怖いため、午前中で上がるのを基本としていることもあり、「ボチボチ竿をたたもうかな〜」と思っていたところで、本イチの良型が出た。小型ばかりのこの渓の魚にしては体高のあるヤマメだった。

 

 

思う存分竿を出させていただいたチナミさんにお礼をいって、写真撮影もしてもらう。 その後は少しだけ竿を出したが、空模様がますます怪しくなってきたので、登山道を使って入渓点まで戻った。

 

ここからは車止めまで直ぐでもあるし、少しだけ晴れ間が顔を出したので、ランチにすることに。

今日はメンバー女子にランチの用意をしていただいた。

静かで綺麗な渓での食事のひと時は、本当に贅沢な時間だと思う。

諸々に感謝する次第。

 

今日は近場の渓だったこともあり、帰途についたのも早い時間だった。翌日に疲れを残すどころか、少々物足りなさ(体力的に)を感じるほどの釣行だったが、魚と食事と同行者に癒された一日となった。

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

平成29年9月9日午前9時開催。そして90回目という、奇跡的に9が5つ並んだ次回のTTCテンカラ教室。

 

毛バリの教室(研究会)も今度の日曜日にはゾロ目の88回となるが、あらためて数えてみたら、両方で178回やっていた。

 

どちらの教室の内容については、検証と研究を繰り返す日々を長い年月続けている。

 

よりご理解しやすい教室にしようと私なりに努力している。

 

私が教室で話す内容を決めるために一番やっていることは、とにかく自分でやってみて、自分で理解したことを説明するようにしている。

 

ネットや本からの情報の受け売りにならないよう、古書以外はほとんどテンカラ関連のブログやWEBサイトなどは見ないようにしている。

 

私の場合はそういった内容を自分で発信するサイドに立つことも多いので、自分で渓に行き、自分で疑問を見つけ、その答え(なかなか出ないが)を自分で見つけながら理解を進めることを繰り返している。

 

来年には教室が100回となる予定。その時は何か記念イベントでもやろうかと考えている。

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

本日は今年で3回目となる、TTCキッズテンカラスクールの開催日でした。

 

 

自分で作った毛バリで魚を釣り、その魚を自分でさばいて食べてみる。お子さんたちがふだんなかなか触れ合う機会のないことを、この教室で体験していただこうと思い企画しました。

リピーターとして毎年参加していただいているお子さんもいて、今回も大盛況。「楽しかったです」「また来年も」「帰りたくない」と嬉しいお言葉もたくさん頂戴いたしました。

 

教室の実際ですが、実は今朝TTCに来てみると、昨夜の豪雨のためにこの通りの増水になっていました。頼みの綱のポンドも泥濁り。開催するかどうか…と考えさせられるほどの状況に、スタッフと私は考え込んでしまいました。ただ、ポンドにもたくさん魚は入っているし、魚が見えなくても何とかなると踏んで、教室をスタートしました。

 

 

講師を担当してくれた吉田毛鉤会のメンバーには、濁り対応の毛バリを巻いてもらうようアドバイスをし、この場を凌ぐことにしました。

講師の人数が予定より減ってしまったこともあり、完全なマンツーマンとはいきませんでしたが、そこは上手に生徒さんを割り振って、全ての参加者に魚を釣っていただくことができました。

 

 

教室終了後はランチタイムに突入です。みなさん自分で釣って処理した魚を塩焼きにして、ご家族の方と一緒に美味しく召し上がっていただきました。

 

ランチタイムの後は、今回の教室のビッグイベント、プチ『Kカップ』の開催です。

 

いつもは釣った魚を食べるために利用しているエサ釣りポンドですが、今日は特別に解放してテンカラで釣りをしていただき、最大サイズの魚を釣ったお子さんが優勝というルールにしました。

時間にして30分ほど。次から次へと計測場所に魚が持ち込まれ、デッドヒートとなりましたが、終了5分前に持ち込まれた魚が優勝魚となり、賞品のテンカラ竿とラインのセットをお持ち帰りいただきました。

 

 

今回参加していただいたお子さんたちと親御さん、そして何よりいつもイベント時にはご協力いただいている吉田毛鉤会スタメンのみなさん、今回も楽しく、そして事故や怪我もなく無事に終了しましたこと、重ねて御礼申し上げます。

 

親御さんの中でこのテンカラ釣りにご興味を持たれましたら、次はぜひとも大人向けの『TTCテンカラ教室』にご参加いただければと思います。

 

本日は本当にありがとうございました。

 

ご参加いただきましたみなさま、またお会いいたしましょう!!

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

この一ヶ月、週末は教室とガイド釣行でまともに魚を釣っていない。

 

(一応)釣りをしたのは5回。入渓者の多い場所や入りやすいところ、天候や時間的制約もあってまともに竿を出せていないのはわかっているのだが、記憶にあるのは

 

ヤマメ1(天然魚・これはまあまあのサイズだった)

カワマス1(湯川のブルックトラウト)

ニジマス2(放流魚・トラウトカントリーの教室で)

 

たったこれだけ。

 

釣りに行ってもフラストレーションが溜まるばかりだし、色々と検証したい事柄もあるので、9月は自分の釣りに費やす時間を作らないと。

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

 

今年で3年目を迎えるTTCキッズテンカラスクール。

 

 

以前にも書きましたが、昨今、危険回避の意識を高めながらも、自然の中で子供たちを楽しく遊ばせてあげる大人が少なくなっていることがあります。それでもお子さんたちを自然の中で遊ばせたい。自然に親しんだ子供たちが大きくなり、少しでも自然環境を保護する意識を持った大人になっていただきたいと思い、この企画を思い付きました。

 

遊び道具を自分で作るという部分は『毛バリ巻き』のパートで。

挨拶を始め、他人とのコミュニケーションを取るという部分は『家族以外の人に何かを教えてもらう』ことで。
自分がいつも食べているものは、他の生き物の命を犠牲にしているということを感じ、命の大切さを少しでも理解してもらうために、『釣った魚を自分の手で処理して食べてみる』ということを教室の3本柱にしてみました。

 

毎年定員になってしまう好評のこの企画。生徒さんに指導者が、ほぼ一対一でサポートしないとならないので、講師を集めるのが大変なのですが、こんな時に頼りになる吉田毛鉤会のスタメンたち。今年もご協力の挙手をしていただいたお陰で、人数は確保できました。

 

問題なのは天候ですが、荒天にならない限り開催いたしますので、ご参加予定のみなさま、今回もどうぞよろしくお願いいたします。

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

ガイド釣行

 

私がプライベートで釣りに行く場所は山岳渓流といわれている、登山や沢登りに絡んだ場所が多い。とはいえ大荷物を担いで何泊もする大源流ではなく、日帰りで行かれる場所がほとんどである。

 

そういった場所に好んで入る理由はいくつかあるが、先ず、生業はサラリーマンであり、子育てや家族の面倒も見なければならないため、自分の好きなことだけをやっている場合ではないことがある。プライベートのテンカラ以外にも、教室や販売用の毛バリ巻き等、限られた時間を各方面に振り分けないとならないため、短い時間でもストレス解消することのできる、美渓への日帰り釣行がベストマッチしているのだ。週一ペースで行きたいこともあるし。

 

釣りに行く際、嫁は一言の文句もいわず、こころよく送り出してくれるが、それも普段の行いあってこそ。

生業の帰りに酒を飲んで帰るようなことはなく、スーパーに立ち寄り買い物をして自分の酒肴を作り、週に何度かは家族の夕飯を作る。子供の学校行事にも積極的に参加し、釣行後の着衣の洗濯等も、家族の手を煩わせずにやっているからに他ならない。

 

家庭の事情はさておき、入渓の理由の第一は【水が綺麗】な場所が好きなこと。次に【渓畔林の美しさ】と、【苔むすしっとりとした小渓流の風情】が好きだからだ。

 

ただしそのような場所には危険もある。クマやスズメバチといった動植物の危険から、私も何度か経験をしているが、転倒や滑落を理由とする怪我がある。もちろん遭難の危険もあり、馴れない人が単独で入渓すればハイリスクなのはいうまでもないことだ。

 

そこで必然的に経験者のお世話になるのだが、これがなかなかに難しいのだ。

 

安全な遡行や沢歩き、登山の知識を生かし、初心者を連れて釣りに入るまではよいのだが、ベテランの釣り師であるがゆえに釣りに対してのアドバイスが過剰になりがちで、挙げ句の果てには自分だけガツガツ竿を出し...では、帰ってきてからは「もう行きたくない」となってしまうと思う。

 

そんなことを考えながら、自分はそうならないよう、過去何人かの初心者を渓に連れていっているが、場所が場所だけに信頼関係の構築されていない人と出掛けるのだけは御免こうむりたい。だから知らない人に「お金をお支払するのでお願いできますか」などとお話をいただいても、キッパリお断りしている。私は教室もガイドも好きでやっていることなので商売ではないのだ。大体何かあった場合には、お互いの命を相手に預けないとならないようなことも想定しておかなければならない場所に、知らない人とは行きたくない。

 

そんなガイド釣行時でも、釣れない場合には少しでも気持ちが上向くように、食事やコーヒーの用意をして、目先を変えてもらい、集中力が切れないようにサポートをしたり。

 

先日の釣りでは途中メンバーにガイド役を代わってもらったが、次の世代に技術や知識を受け渡していくことを考えながら見ていた。

 

 

今度の週末もガイド釣行の予定が入っている。同行者には少しでも楽しんでもらえるようにと思ってはいるが、今回の台風の爪痕(水量と濁りも)が気がかりである。

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

夏は高原でテンカラを

 

https://web.tsuribito.co.jp/seasonal/tenkara1609

 

いいですな〜

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

今年で3回目(3年目)になる、TOKYOトラウトカントリーのキッズテンカラスクール(8月20日・日曜日)。

このスクールを開催しようと思ったのは、いくつかの理由があるのですが、一番大きな理由は、ゲームを中心とするインドアでの遊びに夢中になっている子供たちに、少しでも自然の中で遊ぶことの楽しさを知ってもらいたくてやってみようと思ったからです。

それと、外でスポーツに夢中になっている子供たちもたくさんいると思いますが、同じアウトドアといえども、年中野山を駆け回っていたり、海や川で遊んだり、そこに生息する生き物と触れあうことをしている子供たちは数少ないと思います。

 

私自身も都心に生まれ、親もそういった趣味をやっていなかったため、自然の中で遊ぶことへのあこがれから、釣りや山の世界に独学で入りました。
ひとりでそして友人たちと、電車で動けるような年齢になり、ザックを背負ってキャンプに出かけた時。朝早く電車に乗り、三浦半島へ釣りに行った時の楽しかった記憶は今でも昨日のことのように想い出せます。

 

自然の中で遊ぶことによって感動したことは、大人になっても忘れない。ゆえに、そういった経験のある人なら、自分を楽しませてくれた自然環境を保とうという気持ちになる、というのが私の考えです。

 

子供が生まれたのが遅かったので、親御さんたちの年齢はだいたい私よりひと回り下でした。その方々と話をすると、「自然の中で遊ばせたいけれど、すでに自分がやっていないのでどうしてよいかわからない」という声も聞くことができました。
そこで(私の場合は釣りを通じてしかできませんが)、教えることのできない親御さんの代わりに、こういったスクールを開催し、外での遊びに興味を持っていただけるようになればと思い、開催するに至りました。

 

もちろん私ひとりではとても全てをこなすことはできませんが、幸い『吉田毛鉤会』という釣りの会を主宰させていただいていることもあり、メンバーの協力を得て過去2回のスクールも無事開催することができました。

 

私がテンカラという疑似餌(毛バリ)を使った釣りをやっていますので、このスクールは、自分で毛バリを巻いて(作って)、その毛バリを使って魚を釣って、その魚を自分で処理して、焼いて食べてみるという内容にしました。

 

私が通常出かけて釣りをしている山岳渓流は、魚の放流のない場所が多く、数少ない在来の魚や天然の魚の数を減らしたくないので、釣った魚は100%のリリースをしています。
スクールでは『ヒトは他の動植物の命を奪って生きている』ということも身近に感じていただき、命の大切さをご理解いただきたいこともあり、『釣った魚を自分の手で処理して食べてみる』という内容を含めることにしました(もちろんそれらの魚は養魚場で育てた魚です)。

 

可能な限りですが、参加者ひとりに講師がひとりと、マンツーマンの体勢で安全に留意して開催しております、TOKYOトラウトカントリーのキッズテンカラスクールを今年もよろしくお願い申し上げます。

 

若干名ですが、まだ人数に余裕があります。
お申込みとお問い合わせはTOKYOトラウトカントリーHPよりご確認ください。

 

8月11日(金曜・祝日)開催予定のテンカラ教室も受付中です。

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝
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