昨日の電車釣行。

帰宅して調べてみると、大体14キロ程度歩いていた。

久しぶりの長距離歩行だったので筋肉痛が心配だったが、大臀筋が少々痛んだだけで、大腿四頭筋やハムストリングス、下腿三頭筋はほとんど筋痛は出ずだった(嬉)。

中1日置いて痛みが出た時(明日)は黙っておく(笑)。

 

 

明けて今日。

天気予報では、関東地方の北部は雪…みたいな感じだった。奥多摩のTTCに向かうため、朝家を出発した時には雨だった。

鼻歌混じりで車を走らせていたら、御岳から線を引いたように突然雪に変わっていたので驚いた。

「こんな天気じゃ今日の研究会参加者は誰もいないだろうな〜」

と思っていたが、メンバーのK閣下とUさんが既に到着していた。

お二人とも次の週末の大会に向けて秘策を練っているのか、『やる気』というものはこういうものであるという見本か(笑)。

 

 

今日はメンバーのみだし、気心の知れた仲間でもあるので、併設のキッチンメイフライを会場とし、スタッフのみなさんと談笑しながら(一応)研究会を開催した。

タイイングについては、Uさんからのご質問にお応えするように二人で試行錯誤しながら毛バリ巻きを愉しませていただいた。

今日のランチは『まかない食のすいとん』をみなさんと一緒にいただいた。雪景色の中、どんぶり一杯の温かいすいとんに癒された。

 

午後になると降っていた雪も雨に変わり、道路も走りやすくなったので早々に帰途に。

途中青梅の『川よし釣具』さんに寄り、オーナーにお願いし、Uさんと二人で補習授業を受けさせてもらった(ちょっと気になるタイイングテクを教えていただいた)。

 

K閣下にUさん、本日は雪の中ありがとうございました。 来週の大会でまたお会いしましょう。

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

車の免許を取ってから40年近くになる。その間釣りといえば車で出かけていた。

 

我が家からは秩父方面への電車でのアクセスがよいため、急に思い立って電車釣行を企ててみた。

 

 

駅からも近い、思いあたる場所があったのだが、生憎今日は放流日。放流日に放流魚をガツガツ釣るという行為は見ているのも嫌なので、そんな場所を避けたが、魚が薄い(というかいない)という評判の川しか残っていなかった(笑)。

テンカラに関してはドMな変態の私はその場所に決定。しかも上流部は藪だ。「藪っ被りで魚がいない」といって喜んでいるのは私の周囲にも何人もいない。でもやはり藪変態は少数ながらいる(笑)。

 

 

今日は『早朝に車で入渓』と違うので、先行者のことは考えない釣行となった。

しかも片道6キロ、標高差200メートルの歩きの後なので、開き直ってジックリやる他はないなという気持ちになる。

そう思って竿を出したのだが、釣り人はおろか魚も虫も見あたらなかった。やはり予想通りの渓だった(笑)。

 

稚魚0、走る魚0、虫は少なく藪いっぱい。こうなってくると魚が1尾でも釣れれば自分のやっていることが正しかったと思えるわけで、基本に忠実に、心折れずに丁寧に毛バリを振り続けた。

 

1時間半後。トンデモない場所(とても通常ならこんな場所まで毛バリを通さないだろうな)まで舐めるように毛バリを流していたら、ラインに押さえ込むような小さなアタリがあった。

 

 

すかさずアワセるとグイグイと引き込む生き物(生命感ゼロのところでやっていたので、なおさら生き物の感じが強調された)の感じ。ギリギリポロリとバラシそうになったが、どうにかネットインして撮影させてもらった。

 

それなりにテンカラをやってきて、一応川に立てば、自分が悪くて釣れないのか、魚はいるけど食わないのか、本当に魚がいないのかくらいはなんとなくわかるようになっている。今回の渓は本当に魚がいないという感じが強かったので、釣れた時の感動も強かった。単独行だったので、久しぶりに魚が釣れて声を上げてしまった。撮影後はお礼をいいつつリリース。

しかも『はじめてのおつかい』ならぬ、はじめての電車釣行である。この1尾で大満足。それ以降は竿を出すより上流の探査に切り替え、午前中で渓を下りた。

 

下山後は駅前で目玉をキョロキョロとさせ祝杯を上げる店を探す。

ビールと『みそポテト』でヤマメに乾杯。

 

薄い魚影と藪の中、自分の持てる引き出しを開け閉めしてどうにか釣りあげた魚。同じ1尾でも感動は全く違うことを実感する釣行となった。

 

帰りは旅気分を盛り上げるため、敢えて特急券を購入した。帰宅して道具を片付け、ゆっくりと風呂に浸かり、今日の釣行を振り返り、自己満足の極地となる。

 

そして山から汲んできた名水でひとり二次会に突入。 1尾しか釣れなくても、「1尾だけでも釣れた!!」と思える感動の釣行というものもある。 さてさて、喜んでいるのはこのくらいにして、明日は奥多摩のTOKYOトラウトカントリーで毛バリ研究会の開催日。祝杯を上げ過ぎないようにして、準備に取り掛からないと(笑)。

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

今期の私的解禁は、諸般の事情により出遅れた感がある。

3月5日の奥多摩氷川漁協管内解禁から約2週間。ようやっと今期初入渓となった。

今日は吉田毛鉤会メンバーの2女子も一緒に今期初入渓となった。

 


(今期初の奥多摩のヤマメ。ありがとうございます)


解禁ということもあり、釣果よりも今期も釣りができる状況にあったことに対する感謝をするとともに、渓の空気に触れることができる喜びを味わおうということでの入渓である。もとより在来魚の写真は撮るけど、獲って食うことはしない私たちなので、「魚を見ることができればよし」という前提での入渓である。

 

放流もしておらず、大源流のように魚の再生やストック量の少ない小渓流に、獲って食う奴ばかりが入ると魚がいなくなってしまうのは自明の理だ。

私のよく入るこの渓だが、仲間にもC&Rに協力してもらっているので、今年もそれなりの魚を目にすることができた。

の無放流の激戦区では、このことは非常に嬉しいことである。

朝の水温は3.5℃だった。気温も低かったが、歩きにくいヒップブーツの嫌いな私は、寒さより歩きやすさと安全を重視しゲーターに沢靴で入渓する。確かに水は冷たいが、沢水の洗礼が心地良い。

今日は「魚を釣るより解禁の雰囲気を楽しもう」ということもあったので、私はサプライズの軽食を準備していった

軽食だけど中身は重い(笑)。

 

(渓での鉄板焼きに女子たちもご満悦)

 

それは渓での鉄板焼き。解禁御膳を用意していき、サプライズで食べさせた2女子の喜ぶ顔を見て、重たい思い(実は大して重くない)をして持参したかいがあったと思った次第。

2女子の釣りは、半年ぶりということもあって魚に翻弄されていたが、2人とも楽しんでいたようだ。

遅い時間に入渓したこともあり、3人で午後3時までたっぷり遊んだ。

 

今期も私的解禁は無事に済んだ。

魚は小さく数も少なくても、本流や里川とは景色や水の清冽さが格段と違う山岳渓流、しかも支流の釣りは、本当に身も心も癒されるので、やはり私は大好きである。

 

(奥多摩の小渓流の魚たち、獲って食うようなマネはいたしませんので、今期もよろしくお願いいたします)

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

本日は84回目となるTTCテンカラ教室の開催日でした。

リピーターの方1名を含む、4名様にご参加いただきました。

 

 

教室開始1時間前にTTCに到着し、「そういえば師匠も冬の間は毎朝この作業を…」と当時のことを思い出しながら、薪ストーブに火を入れさせていただきました。

 

 

3年前の3月11日に、私の師匠があちらの世界に旅立たれました。

今日は命日ということもあり、師匠のお好きだったコーヒーとタバコを持参しました。

「本日もよろしくお願いいたします」と師匠にご挨拶の後、2階に上がり本日の教室を開始しました。

 

教室はいつも通りの座学から始まり、談笑と質疑応答をしてからキャステイングのアドバイスへと移ります。

その後は私のデモフイッシングを見ていただき、本日の教室も無事に終了となりました。

 

教室終了後はひさしぶりにゆっくりと、師匠を偲んで皆さんと会話をして過ごしました。

思い出話で盛り上がりましたが、師匠もご一緒に愉しまれていたことと思います。

 

教室にご参加いただきましたみなさま。

師匠の命日ということで、遠路栃木からお越しいただきましたOさん。

吉田毛鉤会メンバーのUさんとNさん。

本日もありがとうございました。

 

師匠の意志を継承させていただきまして、今後も楽しくてみなさまのためになるTTCのテンカラ教室を頑張って続けていきたいと、あらためて思う日となりました。

今後ともTTCのテンカラ関連教室を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

本日の教室の様子はコチラからも⇒http://trout-country.jugem.jp/?eid=2760

 

(今日はKカップの賞品を持参しました。こちらは私からですが、まだまだ賞品は沢山あります。楽しい大会ですので、ぜひともご参加いただければと思います)詳細はコチラからhttp://trout-country.jugem.jp/?eid=2735

 

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

 

 

 

 

 

 

 

11日(土)はTTCテンカラ教室の開催日です

 

 

今度の土曜日は84回目となるTTCテンカラ教室の開催日です。

 

(ヤマメ・水中撮影は難しい)

 

各地から解禁の声が聞こえてきました。

シーズンは開幕しましたが、毛バリ釣りの最盛期到来の前に、テンカラを習得してみてはいかがでしょう。

一度も釣りを経験したことのない方から、やってみたけど疑問が多く、聞くところもなくお困りの方。

テンカラの基礎的なことから、どのようにすれば自分ひとりでテンカラを伸ばしていくことができるか。

ケース・バイ・ケース、みなさまの釣りに即応できるような知識を憶えていただきたく、座学を中心に教室を進行しております。

 

(こちらはイワナ)

 

現在まで数名の方からお申込みをいただいておりますが、まだ人数には余裕があります。

堅苦しい教室ではありません。毎回楽しく開催しております。

解禁直後のテンカラ教室に、ぜひともご参加いただければありがたく存じます。

 

(私の関係するテンカラ入門関連書籍とDVDです・予習復習にご利用ください)

 

お申込みはコチラから 

http://ttcmayfly.web.fc2.com/

 

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

 

 

各地では解禁の声も聞かれる3月1日。

私のホームとしている奥多摩(氷川)漁協管内は、今週末5日(日)が解禁日だ。

 

 

所用が多くて直ぐには入渓できないので、個人的な奥多摩解禁はもう少々おあずけ。

それでも解禁の雰囲気だけは味わいたくて、やはり1日にオープンする養沢毛鉤専用釣場へと出かけることに。

 

6時15分に到着し受付を済ませた。

その後車を上流の駐車場に移動させてみたが、平日のせいか例年の解禁日よりも人数が少ないようだ。

やはり解禁日をねらって来場していた友人や知人と挨拶を交わしながら、のんびりと竿を振らせてもらった。

 

 

午前中、魚の活性も低く、一か所に溜まり込んでいるところから、1尾づつ誘い上げて釣ることを続けた。

気温が低かったので、例年のように解禁日にオープンする蕎麦屋さん『木の小屋』で暖を取りながら昼食に。

午後はところどころでライズも見られたので、ウロウロしながら竿を出した。

 

 

疲れてきたので2時過ぎに納竿とした。

まだまだ寒い日が続くとは思うが、渓流の魚は意外に元気だ。

ただ界隈は雨が少なく、どこの渓も渇水している。

 

 

今日は久し振りの雨だったが、もう少しまとまった降雨を期待してしまう。

そうすればさらに魚たちも元気になるのではないか。

 

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

 

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