1月3日にトラウトカントリーで竿を出したが、トラウトカントリーは私のテンカラ教室の場でもあるので、釣りを純粋に楽むという気分にはならない。
そこで禁漁中は各地の管理釣り場でテンカラを楽しんでいる。
しかしできることなら渓流を感じられる場所に行きたい。そこで今日は丹沢ホーム(札掛釣場)へと出かけることにした。
ここには昨年の年末、ダイワの釣り女子の取材のサポートでも訪れたが、今日は仕事ではなくプライベートでお邪魔をした。
相変わらずのストレス満載の日々。テンカラ関連の業務に携わっている時だけが唯一現実を逃避し、そのことだけに熱中できる。ちょうど依頼されていた取材時の原稿も書き上がったところだったし、明日は家族サービスの日に充てているので、今日は純粋に釣りを楽しむことができる。
1月3日にトラウトカントリーで竿を出したが、トラウトカントリーは私のテンカラ教室の場でもあるので、釣りを純粋に楽むという気分にはならない。
そこで禁漁中は各地の管理釣り場でテンカラを楽しんでいる。
しかしできることなら渓流を感じられる場所に行きたい。そこで今日は丹沢ホーム(札掛釣場)へと出かけることにした。
ここには昨年の年末、ダイワの釣り女子の取材のサポートでも訪れたが、今日は仕事ではなくプライベートでお邪魔をした。
朝8時に現地に到着。当たり前だが寒い。先日の取材のお礼のご挨拶をしてから受付を済ませる。
「お年賀だけど持っていって〜」と、オーナーから手ぬぐいをいただいてしまった。素敵なデザインだったのでこれはありがたい。
駐車場に車を回し、準備をしてから川に下りた。ちょうどそこにはフライマンがひとり。こちらもゆったりと釣りをしたかったので大きく場所を移動し、周囲に誰もいない場所で釣りを開始した。
氷点下の気温。水温も低い。水温が低くても魚は何かを捕食しているが、捕食対象の昆虫類が動かないと魚も動かない。目視できる魚もほとんどなく、アタリらしきものも皆無のまま1時間が過ぎた。
午前9時半。渓に日が射し、こちらも少し暖かいなぁと思い始めた頃、見える魚が増えてきた。瀬の中を泳いでいる魚も目立つようになってきた。
そこで瀬釣りに徹しようと思ったので、デッドスローで流せる毛バリに交換した。これが当りで、ここから1時間半で1ダースの魚が釣れた。
お腹がいっぱいになったので、川から上がった。予約しておいたランチタイムまでは時間があったので、着替えた後カメラだけを持って周囲を見て回った。
時間になったのでひとりホームの中で「鴨の鉄板焼き」をいただく。静かな場所でゆったりと食事を楽しませていただくと、日常生活のストレスがゆるゆると解けていった。
確かに気温は寒いが、寒くても魚は毛バリを追わないわけではないので、1年中テンカラを楽しむことができる。
次のテンカラ教室は1月15日(日)に開催予定だ。寒い中での毛バリの釣りを楽しんでみようと思われる方は、ぜひともご参加いただければと思います。
吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝