どなたも多かれ少なかれ、生業から受けるストレスがあると思う。私も同じくで、定年退職が待ち遠しい。
唯一の息抜きは週末の釣りだ。渓流釣りの場合禁漁期があるが、テンカラのできる管理釣り場を利用して憂さを晴らしている。
ただ、週末は他の用事が入ることも多く、釣りばかりをしてはいられない。この週末は10日(土)の夜に、毎年恒例の『吉田毛鉤会の忘年会』が入っていた。
ということで、ダブルヘッダー午前の部はあきるの市にある『養沢毛鉤専用釣り場』へ。
冬期はニジマス限定で部分開放しているが、それも明日までだそう。朝8時からオープンなので、それに合わせて家を出た。
自宅から30キロと、我が家からは一番近い管理釣り場だ。家を出てしばらく車を走らせた時、帽子を忘れたことに気が付く。さすがに帽子無しでは寒いので、朝7時から開店している『ワークマン』が途中にあったことを思い出し、ワッチキャップを購入する。
到着し、受付を済ませ、準備をして釣りを始めるが、まぁ毎日毎日何百何千という毛バリで叩かれまくっているニジマスたちは、あの手この手を駆使しても見向きもしてくれない。
水の流れのゆるい場所の魚を釣るのをあきらめた私は、少々流れのある場所へと移動した。そこで魚は釣れることは釣れたが、さすがにこの水温では瀬に入っている魚も少なく、反応も少ないので11時に切り上げた。
寒くても、数が釣れなくても、こうして流れの中に立ち、ラインの引き込みのアタリに目を凝らし、なにもかも忘れて集中している時間は、私にとって本当に貴重な時間となるのである。
早々に帰宅し昼食を食べ、午後の部『吉田毛鉤会忘年会』の会場へと足を運ぶ。
ここでは半年に一度の『ハーフタイム慰労会』の時もお世話になっているが、いつも当会の宴会部長にセッティングをしていただいている。(宴会部長、昨日もありがとうございました)
一次会の会場では、来期の抱負から今年の渓話に花が咲いた。2時間経過し、アルコールが身体になじんだところでこちらも恒例になっている二丁目のお店に行く。歌ではなく、笑いで喉をつぶしてしまう輩が続出するという爆裂カラオケ大会は、今回も大盛り上がりとなった。(メンバー向けFBには熱唱の動画もアリw)
昨日ご参加いただきましたメンバーのみなさま。ありがとうございました。リクエストにお応えして新年会もセットアップしたいと思います。何か理由を付けて飲みたいのは私も同じですので、またご一緒に盛り上がりましょう。
と、昨日は長〜い一日となった。けっこう飲んだのだ今日はゆっくり…とはいかず、朝9時に子供たちを連れて家を出て、買い物やら用事を済ませて午後イチで帰宅。毛バリのオーダーもあり、原稿やら年賀状やらやらねばならないことが山積しているが、なかなか重い腰が上がらない。
明日から頑張って片付けないと。
吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝