拾った羽根で巻く毛バリ



 以前もブログの記事に書いたことがあるが、協力させていただいたことのある、別冊渓流の「拾った羽根で巻く毛バリ」。

 今日も某所で入手した羽根を使って毛バリを巻いてみた。

 毛バリのマテリアルはどこにでもある。

 山や川には自然の材料があるし、都会なら「手芸店」という手もある。

 自分のイメージ通りの毛バリを巻くために、マテリアルを専門のショップで購入することになるが、それにこだわることもない。

 好きな材料で好きなように、自分で思い描いた形の毛バリになるよう自由にやればよいと思う。




 そんな話も含めて年内最終の毛バリ研究会12月20日(日)に開催いたします。

 その前の
12月5日(土)にはいつものテンカラ教室も。

 お時間の許すかたは、奮ってご参加いただけるとありがたく思います。

 よろしくお願いいたします。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝



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雨の丹沢ホーム

 今日は生業が休みだった。
 貴重な平日の休みなのだが雨模様。だからといって家でくすぶっていると精神衛生上よろしくない。
 今朝起きた時にも昨夜からの雨が降り続いていたが、午後からは雨が上がるといっていたので出かけることにした。
 


 丹沢周辺の紅葉もそろそろ終わり、雨の中、晩秋から初冬へと移り変わる渓の景色を見るのも風情がある。
 もともと私が一年の内一番好きな季節でもあるからなのだが。

 そんな好きな時節にテンカラができる、こういった管理釣り場は実にありがたい。
 ということで朝7時に受付けをした。

 受付の時に「昨夜はけっこう降ったのですか?」と尋ねると、「釣り場は渇水が続いていたので少しよくなったのでは」とのこと。
 気分をよくした私は、雨も気にならずそそくさと支度をして釣り場へと下りた。



 ここ最近気になっている毛バリのことで、魚相手に検証を続ける。
 渇水続きの渓にうるおいが戻ったからなのか、いつもにも増して好反応だった。

 午前11時になり、釣りのほうはお腹いっぱいに。
 雨も上がったのでゆっくりと道具を片付けて帰途についた。

 そろそろ12月になるが、師走はそこそこ忙しく、次のカンツリ釣行はいつになることやら。
 まぁ、頑張ってスケジュール調整をしないとなりませんな。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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12月の関連イベント

 12月の吉田毛鉤関連イベントは、
●5日(土)第69回・TTCテンカラ教室
●12日(土)吉田毛鉤会忘年会
●20日(日)第59回・吉田毛鉤の毛バリ研究会
となっております。

 テンカラ教室は受付中、毛バリ研究会は12月6日より受付開始です。
TTCホームページより⇐クリックしてください

 来週はいよいよ師走。私も世間並に忙しくなりますが、どうにか時間をやりくりして、冬のカンツリ釣行を楽しみたいと思っています。



吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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月刊つり人1月号「釣り人のルーティーン」に

 今月発売の月刊つり人1月号。



 その中の「釣り人のルーティーン」に、私のこともちょっとだけご紹介いただきました。



 各ジャンルごとにみなさん色々とやられていますが、楽しく拝読させていただきました。

 ということで、よろしくお願いいたします。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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シャロムの森でガス抜きを


 
 世間は連休だが、私はいつもの土日の休み。
 今日は私が主宰している吉田毛鉤会のメンバー2人と一緒に、シャロムの森に行ってきた。
 昨日はTTCで毛バリ研究会の講師の日だったので、今日がプライベートでテンカラと関わる日だ。

 ウチのメンバーたちとは、いつどこに誰と出かけても、楽しい話題が尽きることがない。
 今日もコーヒータイムに笑い過ぎ、午後の釣りに影響が出てしまったほどである(釣れない)。
 それでも初冬の渓を一日のんびりと楽しむことができ、三人三様日常生活で溜まり込んだガスを抜くことができた。

 綺麗な水と澄んだ空気。美味しいコーヒーと気の合う仲間との談笑。心地よ過ぎてうっかりするとテンカラを忘れてしまいそうになってしまう。



 ということで、今日も堪能させていただいたシャロムの森。

 さてさて、次回はいつにしようかなぁ。。。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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第58回・吉田毛鉤の毛バリ研究会の報告

 晩秋から初冬へと季節は移り変わった奥多摩のTOKYOトラウトカントリー。薪ストーブにあたりながらの談笑もまた愉し、という季節になりました。

 本日は月イチ恒例の毛バリ研究会の開催日でした。

 いつもの日曜開催ではなく、土曜日だったこともあり人数は少な目。

 経験者5名の参加ということで、いつもより突っ込んだところをお話しをさせていただきました。



 今日のお題は毛バリの「比重」ということで、ハリの重さからマテリアルの材質に量の話をじっくりと解説させていただきました。

 水温低下にともない、やはり毛バリは沈めたほうが有利になるので、ただ単に沈めるということではなく、流速に合わせた毛バリをどう選択するか、それらの毛バリをどう巻くかなどについてのお話しをさせていただきました。

 ご参加いただきましたみなさま、本日もありがとうございました。
 今日は新メンバーも増え、楽しい研究会となりました。
 
 先程トラウトカントリーから、今日から募集を開始した12月のテンカラ教室に、もうすでに定員の半数のかたからお申込みがありましたとの連絡をいただきました。
 年内のテンカラ教室は
12月5日(土)が最終回となりますので(研究会の日程は近日中にお知らせします)、よろしくお願いいたします。

 お申込みは
コチラから⇐


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

  
TTCブログにも⇓
http://trout-country.jugem.jp/?eid=2385


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明日は毛バリ研究会の開催日

明日は58回目になる毛バリ研究会の開催日。
基本月イチ開催で、5年に渡り続けている。

そういえばこのブログも開始してからマル6年になるが、いよいよ画像のデーターがいっぱいになってしまい、この先どうしようかと思案しているところだ。
新たに立ち上げようか、このまま有料で容量アップしようか悩みどころではある。

色々調べてはいるのだが、私的になかなか使いやすいものがない。
今使っているこのサイトも、バージョンアップされてから自分のPCとの相性が悪くなり使いにくくなってしまった。
ということで、考えているところだ。

さて、話は戻って明日の研究会だが、初参加の方はいらっしゃらないようなので、基礎編はすっ飛ばし、ご参加いただいた方からのお題頂戴で進めさせていただこうと思っている。

ご参加予定のかたは、何かご質問を考えておいていただけると助かります。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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毛バリ巻きのコツは



 私がテンカラ教室を始めたのが2009年の終わり。
 この時にはテンカラという釣りについての事柄を、短い時間のなかで全て説明しようと躍起になってやっていた。
 しかしそれはとても一日の教室では無理だったので、その後に毛バリのことだけを独立して解説する教室を設けた。
 今は「テンカラ教室」が導入編で、「毛バリ研究会」と銘打った毛バリの教室は、毛バリのことだけでなく、釣り場や釣り方の情報交換、道具の話からテンカラについてのグローバルな話題をさらに突っ込んで話す場所ともなっている。

 過去のテンカラ教室は68回開催した。
 毛バリ研究会は今週末開催で58回目を迎えることになった。
 この研究会に初めてご参加いただいたかたから、「どうしたら上手に毛バリを巻くことができるのでしょうか」というご質問を毎回のようにされるのだが、この質問にはなんとも答える(応える)のが難しいのだ。

 自論だが、毛バリの色やサイズ、その比重で釣果に差が出ることは実体験の中で嫌というほど経験している。
 ただ、その完成度ということについてはあまり関係ないと思っている。

 マッチング・ザ・ベイトやマッチング・ザ・ハッチというような、そこにいる魚がある一定の条件下で特異な餌料を捕食することもあるため、毛バリを選ぶことはある。
 ただ魚は自分が生きていくために、それこそ必死の思いで餌を食べているわけで、同じ種類の餌となる昆虫でも、足がもげたり羽根がちぎれたり身体が潰れたりと、図鑑に載っているような完全体の昆虫類だけが流下してくるわけではない。
 ましてや昆虫類のみならず、色々な形状のモノ(昆虫類、爬虫類、甲殻類・・・・)を捕食しているため、毛バリの完成度に重きを置くよりは、(イメージなので説明し難いが)生命感を出すように巻いたほうがよいと思っている。

 私の場合はもちろん今までに相当な数の毛バリを巻いているし、プライベートで使う毛バリだけでなく、他人様からお金をいただくという「販売用」の毛バリも巻いているので、それなりのクオリティはあると思うが、1本のハリにひとつの生命を宿すという気持ちで巻いているというわけである。

 それでも少しでも綺麗に巻きたいと思うなら方法はある。

 それは、「ただひたすらに数を巻く」ということに他ならない。

 本や動画を参考にしながら巻いて巻いて巻きまくると、色々なことが見えてくる。
 「ここはこうしたほうがよい」「このやり方よりこっちのほうがやりやすい」「バランスはこのほうが」等々、自分で試行錯誤しながら毛バリを巻き続けていると、必ず何かが見えてくる。

 釣りと同じく、毛バリ巻きにも「これが絶対」などということはない。
 自分で巻いて巻き続け、その中から「コレだ!」というものを見出していく。
 その試行錯誤している時こそが毛バリ巻きの本当の愉しさだと思っているので、私は今日も飽きずに毛バリを巻くのである。
 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


●ちなみに11月の毛バリ研究会は
21日(土)、12月のTTCテンカラ教室は5日(土)となっております
詳しくは
コチラ(TTCホームページ)より⇐クリックしてください


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竿の仕舞寸法にこだわる

 川幅のある場所、車横付けの場所、管理釣り場、大源流といわれる大場所の多いところ、こういった釣り場では竿の仕舞寸法にこだわるよりも、他のことを優先するのだが、私が普段好んで入る小渓流や藪沢では、やはりこの仕舞寸法というところにこだわりを持っている。

 仕舞寸法が短くなると、ザックに竿を入れる場合や、釣行中にちょっとしたゴルジュ帯をへつる場合なども、畳んだ竿の長さを気にすることをしないで済む。過去、本当に何十本という竿使ってきて、私の場合はやはりこの仕舞寸法が一番気になるところである。

 もうひとつは竿の全長なのだが、これも3メートルと2.7メートルが私の最もよく使う長さである。
 
 竿の仕舞寸法が短くなるということは、継数が多くなるということであり、竿の自重は必然的に重くなる。しかし3メートルの長さまでなら比較的持ち重り感を感じることなく竿を振り続けられるので、この長さを多用しているわけだ。

 そしてこれも個人的嗜好なのだが、長い竿に短いラインというのが嫌いなので、どうしてもこの長さの竿が好きなのである。
 
 そんな竿だが、趣味の道具としてなら色々と好みはあるのだが、実戦で使う道具としては強いバットパワーと先調子が私の好むところなので、市販のテンカラ竿ではなかなか私の好むところの竿がないのだ。


(サクラ製金剛テンカラと、各種の長さの竿に合わせた自作のロッドケース)

 唯一「これは」と思えたのが櫻井釣漁具製の「金剛テンカラ」の3メートル。この竿は現在市販されている竿の中では、実戦で使う竿としては一番のお気に入りなので「別誂金剛テンカラ」も購入した。

 市販の竿としてはこれで完結・・・ではあるが、そこは趣味人である私の場合、自作の毛バリで魚を釣った喜びと同じように、やはり多少なりとも自分で手をかけた道具で釣るということもやりたいわけで、この写真の4本の竿は、テンカラ竿だけでなく色々な竿から自分の好みの調子のものを選び出し、穂先を詰めたりズーム加工したり、好きなグリップを取り付けたりして愛用しているものである。


(愛着のある4本の改造竿)

 毎回釣行後は使った竿を全てバラシ、乾燥させて組み直しているが、今日はこの4本を細部に至るまでチェックし、クレ・ポリメイトで丁寧に拭き込んでメンテナンスを終えた。

 オフなのでも竿の加工ももっとやりたいところなのだが、相変わらずの多忙続きでなかなか作業ができない。

 年末の休みに入ったら、何かじっくりと作るつもりだ。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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12月のTTCテンカラ教室の日程

 12月のTTC (TOKYO TROUT COUNTRY) テンカラ教室のお知らせです

 12月5日(土)午前9時からの開催となります
 


 一般河川でのテンカラのシーズンは禁漁ということもあり終了していますが、オフの時こそ来期の開幕に向けて、管理釣り場でじっくりと練習をされてみてはいかがでしょう



 寒さにも負けず、魚も講師も元気いっぱいで頑張りますので、みなさまのご参加をお待ちしております

 教室の詳細は
コチラ⇐クリックしてください

 お申込みは
TTCのホームページより⇐クリックしてください

 
 吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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