日々雑感

 8月だというのに低い気温が続いている。

 自宅の自室はいつも暑く、先日までエアコンを使用していても30度から下がらなかったが、昨夜寝る前には24度だった。
 窓を開けていたら少々肌寒さを感じたので閉め切って眠りについた。

 このように、雨による増減水や気温(水温)の上下が激しいと、釣りにいっても釣果にムラが出てしまう。
 そして増水時の釣行には危険が伴うので、気を付けなければならない。

 そろそろ子供たちの学校も始まるし、それに伴う用事も増える。
 禁漁まで後1ヶ月とちょっとだが、何日入渓することができるのか。
 生業・家族・釣り関連と相変わらずの忙しさの中、綿密にスケジュールを調整しないと、私自身のやりたいことができなくなってしまう。




 さて、9月の関連教室のスケジュールも決まりました。

 
12日(土)は第67回テンカラ教室 8月29日より受付開始
 27日(日)は第56回毛バリ研究会 9月13日より受付開始

 どちらもよろしくお願い申し上げます。

 お申込みとお問い合わせは
コチラから⇐


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝 



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本日は第55回・吉田毛鉤の毛バリ研究会の開催日でした

 奥多摩は朝から雨。

 8月にしては過ごしやすい気温の中、無事開催となった毛バリ研究会。



 初参加のかたには毛バリ巻きの基礎知識や、道具やマテリアルの選び方のご説明をさせていただきました。



 もちろんベテランのかたたちとは情報交換をし、いつもながらの楽しい研究会となりました。



 年齢も性別も職業も違うひとたちが集まり、楽しい時間を毛バリやテンカラの話題で共有することができること。

 私も講師の立場ではありますが、本当にいつも楽しく開催することができ、ご参加そしてご協力いただいたみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。

 これからも毎月開催いたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝
 

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日曜日(23日)は第55回吉田毛鉤の毛バリ研究会の開催日です

 先月の毛バリ研究会は「第1回キッズテンカラスクール」のためお休みしました。

 2ヶ月ぶりの研究会、一般参加のかたからも何名かご予約をいただいております。



 開催場所も少しばかり拡張し、風通しのよくなった会場で今回も楽しく開催したいと思っています。

 毛バリ巻きの基本的なことをご説明するのは当然ですが、道具の買い方、マテリアルの選び方の説明、なによりこの教室の一番の特徴は「それぞれ巻いた毛バリを直ぐにその場でテストができる」ということがあげられます。

 今回もご参加いただいたみなさまと、楽しい時間を過ごしたいと思いますので、日曜日はよろしくお願いいたします。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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毛バリの数を数えてみたら

 明日を入れて数えたら、10月1日の禁漁まで43日。
 場所により前後はするが、いずれにしてもそれしかない。
 今年は余計な用事が多かったが、無理してでも入渓しているので、どうにかこうにか落ち着いていられる。
 月に2度の関連教室もあるため、なんとなく毎週テンカラ関連のことに携われているだけありがたいと思わねば。
 ということで今期の終盤戦に向かうため、装備や毛バリの整理をする。



 先ずはこちらの偏光グラスだ。
 近眼と乱視があるが、日常生活は裸眼でも問題ない。
 車の運転免許証は眼鏡使用、ただここ何年かで悪化の一方をたどっている老眼がある。
 通常の眼鏡に偏光グラス、そして老眼鏡を使用するので、掛けたり外したりそれはもう大変なのである。
 コンタクトレンズは涙目と充血しやすいのでダメ、レーシックも若ければやっていたかも知れないが、もしも手術するなら年齢的に白内障の手術になるだろう。
 遠近両用の偏光グラスを作る手もあるが、藪っ被りの薄暗い渓での釣りが多いのでこれもイマイチ。
 無色に近い偏光グラスも掛けさせてもらったが、これも微妙だった。
 帽子のツバに取り付けるタイプも調子がよくなく、オーバーグラスも鬱陶しいだけ。
 結局、通常の眼鏡に取り付けるタイプを長いこと使用しているが、これとていくつ買ったかわからない。
 安物を買っていたが、安物は結局安物で紛失したり直ぐに壊れたり。
 ということで、今回は真っ当なものを購入してみた。

 そして毛バリの整理もしてみる。
 年に何度か整理をするが、やはり次第に増えてしまうので、ここ最近は同じケースに、用途や形状ごとに、なるべく近い種類の毛バリをまとめて保管し、入渓時には場所や対象魚によってここから選んで持っていくようにしている。
 今日正確に数えてみたら、写真に写っているもので470本あった。
 この他に教室のデモで使うのが2〜30本、ミッジが100本はあるので、大体600本というところか。
 これは渓流魚だけの話で、以前雑誌に連載していた「毛鉤異魚種行脚」の時に作や、殿堂入りした毛バリを含めると・・・1000本近いのではないか。 



 実際の釣りでは1種類の毛バリだけで済ませることも多いのだが、状況が悪い場合や、初めての場所での釣りでは手を変え品を変え、各種の毛バリを使い分けている。
 特に取材の場合など、何が何でも魚を引っ張り出さないとならないわけで、ケースにして7〜8個はザックの中に入れている。
 
 これらの毛バリを見たい、作ってみたいというかたは、日曜日(23日)の毛バリ研究会へお越しください。

 さて、装備の再点検も済んだことで、終盤戦に向かうことにする。
 といっても相変わらずの突発事態に備えて、次の入渓予定は立てることができないのだが。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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シーズン中だけど、お盆休みなので丹沢ホームへ

 私の生業先は年中無休なので、お盆休みはナシ。
 ということで、私の休みも通常の土日のみで、いつもと同じくどこかの渓へ入ろうかと考えていた。
 ただ、この期間はどこの渓も入渓者があるし、ここのところ生業以外のことで精神的ストレスがMAXになっていたので、肩の凝らないのんびり釣行に切り替え、吉田毛鉤会のメンバー、くりぼうさん、とくさん、カオリンと出かけてきた。



 渓を流れる水に足を浸すと心地良いような気温、セミの声、沢山飛翔しているトンボ。
 昨日は久しぶりにオニヤンマの姿も見かけた。


 
 久しぶりののんびり釣行、新メンバーの技術指導もちょっとだけおこなったりしたが、気心の知れた仲間との釣行は、源流だろうとカンツリだろうと本当に楽しくリラックスできる。
 おかげで溜まり込んでいた私のストレスも、半減することができたようだ。


(カオリンが落ち込みの上流側、岩の手前から隠れて魚を掛けたのはいいが、取り込みに往生するの図)

 午前中の釣りが終わり、ランチタイムまで少々時間があった。
 そこで丹沢ホームが子供たちの水遊び用に整備してある場所にいき、そこで沢靴を脱ぎ、足を水に
浸しながら一服する。


(とくさん撮影)

 快適な水の流れに足を入れ、そよそよと吹く渓の風を感じる。
 そしてパイプタバコの芳醇な香りの煙。
 まさに「至福の時」である。 



 ランチの後はお約束の YOSHIDA'S CAFE をオープンする。
 今日はエスプレッソではなく、現地でミル挽きしたコーヒーにフォームドミルクでおもてなしを。


(とくさん撮影)

 自分で飲んでも本当に美味しいと思う。
 なのでいつもの入渓時、重たい思いをしてでもコーヒー機材を担いでいくことになるわけだ。



 先に帰宅したくりぼうさんととくさんを見送り、午後はカオリンにレクチャーしながら釣りを再開する。

 レクチャーの内容は「通常のアップストリームの釣りだけでなく、ダウンストリームの釣りもおぼえておきましょう」ということで、逆引き、止め釣り、食い上げ等の、自分の立ち位置より下流側での釣り方を説明した。



 時合もあったのだろう、説明しながら一時は入れ掛かりになるようなこともあり、午前中顔をみることのできなかったヤマメとイワナにも相手をしてもらうことができた。

 結局マル一日、4時半まで釣りをして帰途についた。

 ご一緒いただいたメンバーのみなさま、お疲れさまでした。
 
 さて、次の週末(日曜日)は毛バリ研究会の開催日だ。
 ご参加いただけるみなさま、当日はよろしくお願いいたします。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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夏場の沢での着衣

 解禁時はまだまだ寒く、腰まで浸かるような釣り場にもいかないため、山用の衣類とレインギアも兼ねたハードシェルのフイッシングジャケットを着用しているが、やはり気温が高くなると、発汗と最悪水中にドボンということを考えてそれなりの着衣で入渓している。

 そんな着衣の中でも、圧倒的に「良かった」と思ったのが、最新のアンダーウエアだ。
 愛用しているファイントラックのスキンメッシュは以前のモデルからもう何年も通年釣行では着用していて、山岳渓流の釣りで小屋泊まりの時や、キャンプ釣行のテント内での寝間着代わりにもしていて、本当に具合がよいと思っている。
 この下着の上に同じメーカーのドラウトエアを着ているが、まさに全天候、特に夏場は着心地の良いことこの上ない。

 まだまだロクな着衣がなかったン十年前、初めて山に入った頃のことを思いだすと、懐かしさと共に、少ない装備や質の良くない着衣でよくやっていたなと思うことがある(笑)。

 下半身の着衣は、やはりここ数年同社のストームゴージュパンツを着用している。
 これも本当に文句の付けようがないパンツである。

 そんなパンツも3枚あって、ここ何年かそれを着まわしていたが、さすがに少々くたびれてきた。
 同じものでも良かったのだが、猛暑用にもう少しライトなカミノパンツを購入してきた。
 ついでにドラウトエアも追加購入する。
 このドラウトエアも数年前から愛用し、私にとっては非常に具合がよい着衣となっている。
  


 まだまだ暑い中での釣行が続くと思うので、しばらくの間はこれらのウェアにお世話になると思う。

 8月23日(日)は恒例の毛バリ研究会を開催予定日だ。
 9月のスケジュールもそろそろ出さないとならない。
 TTCのテンカラ関連の各教室は通年開催しているので、今後ともよろしくお願いいたします。

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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第66回TTCテンカラ教室の報告
(写真は全てとくさんよりご提供いただきました)

 夏真っ盛り。
 TTCのある場所は標高400メートル付近だが、さすがに暑い。
 そんな中、今日も開催となったテンカラ教室。

 

 ここのところ増加しつつある参加者。
 会場も手狭になってきたところ、TTCのスタッフが拡張してくれたので、私は私で新たに大き目のホワイトボードを導入してより内容をご理解いただきやすいようにしてみた。

 

 いつものように先ずは座学からスタートする。

 このテンカラの基礎知識をお話しする座学が私の教室の中心となっていて、お聴きいただければ各人各様、ひとそれぞれのテンカラを作り上げていくことができるような内容で構成している。
 暑い中2時間の話にお付き合いいただきまして、まことにありがとうございました。
 座学の後は、ポンドを利用しての個別のキャスティングクリニックを行なった。
 ひとりひとりの体力と体格、力加減が違うので、そのひとそれぞれが最良のキャスティングができるようなアドバイスをする。



 その後はそれぞれの流れの名称やポイントの見方などを説明し、川に下りて私のデモフィッシングを見ていただいた。



 水量も多く日々の夕立による若干の濁りもある中、解説をしながら魚を引っ張り出す。


 
 暑い中ご参加いただき、私の話をお聞きいただいた参加者のみなさま。
 遠路新潟からご参加いただいたかたもいらっしゃいました。
 本日もありがとうございました、そしてお疲れさまでした。

 TTCのテンカラ教室は通年月イチで開催しております。
 今年はテンカラをやりたいという女性の参加者も多く、この楽しいテンカラの世界が、少しずつ周知されつつあることの証明ではないかと思っている。

 

 女性のテンカラ師といえば、今年は吉田毛鉤会の新メンバーで、3名の女子が自然渓デビューを見事に果たしてくれた。
 今回は最年少の☆は☆ちゃんが、見事デビュー戦で勝利をおさめた。
 当会最年少女子が、在来魚しかいない渓で、美しい魚に会えたことを私も嬉しく思います。 
 そしてこれらの釣行をサポートいただいた会のメンバーにも、本当に感謝する次第です。

 教室も無事終了し、デビュー戦勝利の報告を受け、私も肩の荷が下りた感じの午後である。



 ということだが、暑さに負けず、私も次なる釣行に向けて体力と気力を充実させていきたいと思っている。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

以下も教室の報告です。


とくさんのブログ
http://d.hatena.ne.jp/toku-jiro/20150809#p1

TTCのブログ
http://trout-country.jugem.jp/?eid=2302

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沢靴

 普段履いている靴は、生業用、プライベート(街)用、山用と退渓後に履くKEENのサンダルくらい。
 あとは冠婚葬祭用の高級革靴くらいか。
 結局数足しかない。

 ただ、沢靴やウエーディングシューズはそこそこあった。
 確認後、処分不処分を考えないと。



 昨日は生業先から半日の休暇をいただき、所用を済ませに都心部にでかける。
 2ヶ所の所用が終わり帰宅。
 帰宅後は明日のテンカラ教室の準備も含め、山道具、渓メシ用調理道具、釣り道具、着衣や装備等々の整理をした。
 終わったのは午前3時。
 これではいつもの入渓時に起きる時間ではないか。

 で、明けて今日。
 7月におこなった身体検査の結果が届いていたので確認する。
 自分の年齢、飲酒、そして度重なるストレスを受けているわりには良好であった。 
 

 
 その後は子供との約束で、夏休み中に自転車を買うことになっていたので、ホームセンターにいく。
 帰宅後は自転車乗りに付き合い、自分自身の運動も兼ねて併走する。
 午後の1時間、自転車の併走で休み休み走ったが、かなりな汗を流した。
 エアコンが壊れたオフィスで嫌々流す汗と違い、サラサラと快適な汗が流れた。

 さて、沢靴の話に戻る。
 処分したものも含めると、ウエーダーと沢靴はけっこうな数を買ったと思う。
 ここ数年はよほどの理由がない限り、綺麗な水の流れる沢に入ることが多いので、解禁当初を除いては沢靴や沢足袋とゲーターで入渓している。
 この靴のソールだが、フエルト製とラバー製があるが、私が普段入渓している場所でラバー製を使用することはほとんどない。
 何度か着用してみたがが、やはりフエルトのほうが私的には安心感がある。
 フエルトソールは長い林道歩きでは1度で悲しくなるほど減るが、それより快適な遡行を重視しているので、そんなことは問題ではない。 
 ソールの貼り替えも金額がそこそこかかるし、ソールが減ったころには本体も傷だらけになっているので、私の場合基本は買い替えである。

 で、自分でも色々と買って何年かに渡り使ってみて、各社の材質と作りの良し悪しがよく理解できた。
 業界関係者からのネタも色々聞いているが、今あるものはすり減るまで今後も使い、たぶんその後はアノ靴とアノ靴しか買わない(笑)。
 
 さて、明日はTTCのテンカラ教室の開催日。
 昨日までの猛暑がひと段落した感じですので、明日も講師を頑張ります。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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日曜日はテンカラ教室の開催日です


(ゼンマイ雉とTTCテッパンのBHを)

 日曜日(9日)は、第66回TTCテンカラ教室の開催日です。

 渓流の畔とはいえ暑いと思いますが、会場も少し拡張し、川風も入るよう扇風機も増設しました。

 ホワイトボードも大きなものにしましたので、よりご理解いただきやすくなると思います。

 納品用の毛バリも持参しますので、午後の実釣でお使いいただき好釣果につなげていただければありがたく存じます。
 
 教室にご予約いただきましたみなさま、日曜日の教室はよろしくお願いいたします。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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在来美魚、それぞれのデビュー戦

 日曜日に、当吉田毛鉤会の女性メンバー2名を在来イワナの渓にお連れしたのだが、もうひとりのメンバー(ナベちゃん)の力も借りて、見事ふたりとも結果をだしてくれたので、胸をなで下ろすことができた。

 私がテンカラを行なうフィールドは、カンツリから源流域までと幅広いのだが(以前は雑誌の連載で池、湖、河口から海までテンカラを振ったことがある)、やはり一番の目的は「放流魚のいない場所で、在来の魚を釣る」ということにある。
 なにゆえに在来にこだわるのかといえば、とにかくその魚が美しいからだ。
 
 古い時代から日本の山岳渓流に生息していた魚たち。
 手つかずの場所で生き抜いてきた末裔には、その美しさが残っていると思う。
 もちろんそういった魚が釣れる場所には、本流にいるような大きな魚は数が少ない。
 しかし私自身は釣れない負け惜しみといわれようと、腕が悪いとでもどう思われてもかまわないが、大きな魚より綺麗な魚を釣ることが好きなのである。
 数少ない在来の魚ゆえ、私は持ち帰ることはない。
 写真だけ撮影させてもらってリリースをしている。

 なので狭い養魚池で育ったヒレの短く丸々と太ったニジマスなどは、管理釣り場で釣るのにはよいと思うが、一般河川で釣れてもあまり嬉しくはない。
 食べるなら別だと思うが。
 昨今は遺伝子の問題も少しずつ考えて養殖しているところもあるようだが、やはり放流魚は見栄えのよくないものが多い。
 ヒレの長さは自然渓に入ってから伸びるとしても、特にアマゴの朱点に至っては目を覆いたくなるような魚もいる。

 そのように理由は色々とあるのだが、とにかく綺麗な水に生息している、在来の美しい魚が好きなのである。

 そこでメンバーの中でそんな魚に会いたいというひとには、ベテランメンバーの力を借りながらなんとか結果をだしてもらっている。 

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http://yoshidakebari.jugem.jp/?eid=1169
http://yoshidakebari.jugem.jp/?eid=1192
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http://yoshidakebari.jugem.jp/?eid=1766
http://yoshidakebari.jugem.jp/?eid=1738
http://yoshidakebari.jugem.jp/?eid=1761

 
とはいえ、在来の魚を釣ることはひと筋縄ではいかない。
 そういった魚の生息している場所にいく手段から、そういった場所に特化した道具や釣り方というものもある。
 そういった釣りを現場で練習するなどということは現実的ではなく、モノにするまでにはとてつもない時間がかかってしまう。
 
 宣伝になってしまうが、やはり知識や技術はそれを習得するのに具合のよい「管理釣り場」という場所がある。
 そこで基礎的なことを憶えてから、実際の渓に入り魚と対峙すれば、それなりの結果はついてくるというものだろう。

 今日も若いメンバーのひとりがデビュー戦ということで、ベテランメンバーのガイドの下入渓した。
 週末もまた別の若いメンバーのひとりが、ベテランメンバーのサポートを受け入渓する。

 こういった若いひとが、この美しい渓と渓魚に触れ、その感動から少しでもその自然を残そう、残さなければならないと思ってくれるようになってくれることが、私がテンカラを広めている理由の根幹となっている。

 さて今日のデビュー戦はどんな結果だったのか。
 仲間の報告を早く聞きたい。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


 
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