野外調理用品ラックを自作する

 前記事にも書いた通り、3月は(週末)用事が多くてプライベート釣行もできるかどうか。
 強行するには生業先に平日休暇を提出して、渓に入るほかないのだが、解禁を明日に控え皮肉なもので、今日は1日時間に余裕があった。

 昨日は生業先に半日休暇を提出し、平日限定の身内に頼まれた用事をこなしにいく。
 身内の確定申告の書類一式を会計事務所に届けたり、母親の店の契約絡みのことをパソコンで処理したり。
 諸事を終えた後は母親の店にいき一杯ひっかけた。
 マグロの中トロがウマい。
 余談になるが、先日「アド街ック天国」の取材が親の店に入ったそうだ(放映は3月21日予定)。




 子供が発熱したようで、店からは早めに自宅に戻る。
 今朝は熱も下がっていたのでひと安心。
 たたでさえ忙しいのに突発的事態は勘弁してくれという感じだ。

 帰りの電車内でウツラウツラしたのが効いたのか、珍しく睡魔に襲われなかったので読書をする。
 読みたい本が沢山あり、寝る前に読もうとするのだが、いつも直ぐにお迎えがきてしまう。
 そのくせ2〜3時間で目が覚めてしまうのだが。
 ジジイになった証拠である。

 遅く寝たのに今朝も早く起きてしまった。
 シーズンインすると、週末はそれこそ釣りにいく時間を割くのに精一杯になるので、時間のある今日は野外調理道具の整理をすることにした。




 時に整理をしないと、あると思っているものが無くなっていたり、無くなったと思って同じものを購入してきたり(後で出てくる)、ムダが多くなってしまうのだ。
 それもそうだが、道具が散らかって場所を取り、置き場にも困ることになる。

 で、ラックを作り、使う頻度の高いナベカマ類を収めることにした。




 午前10時にホームセンターへ。
 材料を選び帰宅し、11時から作業開始。
 午後1時に終了。
 今回は食器類を置く棚なので、塗装はナシで。




 自室の狭いスペースの寸法を計り、置くモノに合わせて作る。

 オーダーメイドには高級というイメージが付きまとうが、自分にピッタリ合う(サイズも用途も)ということが本来の意味だとあらためて実感する。
 今回は誰かに注文を出すということではなく、自分の為に自分でやった。
 イメージもドンピシャ過ぎていうことなし。




 毛バリを自作していらっしゃらないみなさん。

 テンカラも自分(のやりたいスタイルの釣り)にピッタリ合うものにするには、やはり少しでも自分で手を掛けたモノを使うということがあげられるでしょう。

 趣味とはいかに自己満足をするかということ。

 できる範囲での自作のススメ。

 ということで、手作りは「自己満足度」が上がります。



(木屑にまみれたおひなさま。我が家に嫁いだことを恨まないでください)


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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3月のスケジュールは・・・・・・

 2月末。
 3月1日の解禁を目前に、今日は自分自身の3月のスケジュールをキッチリと見直してみた。
 生業の勤務日程は原則土日だけが休み。

 1・7・8・14・15・21・22・28・29の9日間だ。

 8がTTCのイベント、14がテンカラ教室、15がインストラクター機構の会合、21はお彼岸でお墓詣りの後、子供のクラスのママ友との今学年最後の飲み会、明けて22日が毛バリ研究会。

 他に平日の用事(子供関連)があるので、生業先に休暇を提出した。
 参観日やら懇談会やらが2人分で、嫁と手分けをしても3日は休みを取らないとならなくなった。

 1日は解禁日でもあり、しかも正午解禁なので山岳渓流に入る私には釣りにはならない。
 28・29の土日は子供たちの春休み中でもあり、自分の時間が取れるかどうか。

 解禁したのに使えそうな週末の休みは7日のみっぽい。
 他にも月に最低3回は都心の実家の用事があるので、それにも時間を食われるわけで、7日も使えるかどうか微妙なところだ。
 平日の休暇を3日間取得しても、まだ自分の時間を作ることができない。

 そんな中では、教室であれイベントであれ、テンカラ関連のことが唯一愉しめることになってしまいそうである。

 救いは生業に残業がないことで、定時でキッチリ帰れるため、家のことも少しはできる。
 それがなければ無責任一代男と化して蒸発でもしてやろうかと思うほど、色々な用事に振り回されている。
 
 寝床に入り、夢の中だけが束の間の癒しの時間となる。
 それとて年齢的な問題か、寝ては覚めての繰り返し。
 グッスリ眠れるなんて、それこそ夢のまた夢である。
 解禁して渓に入り、疲れてグッスリ快適な眠りに就く。
 それすらできる時間が取れない。

 「暇・閑・隙・ヒマ・ひま」

 そんな言葉が日本語にあったのか。

 「解禁」

 なんだそれって感じである。

 昨今のストレス解消法は「飲酒」のみ。

 「飲酒呑み」と書きたいくらいだ。

 いっそ身体でも壊し、入院でもしてしまえば諸事から解放されるのではないかと思うが、代わりがいないので退院してからのやることが数倍増していることは間違いない。

 ということで、結局は逃げ場のない私は、ブログでグチっておしまいである。





吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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質実剛健な毛バリ



 昨日は美人薄命な毛バリのことを書いたが、今日は質実剛健な毛バリを。

 ハリはチヌバリの0.8号を使用し、自作のアイ(管・環)を付けてある。
 老眼対策に自作のアイはありがたい。

 水なじみを良くする意味もあり、真鍮製のワイヤーをリブ(腹節)をイメージして巻いてある。
 ボデイ材は私の愛するゼンマイの綿毛を使用。
 ハックル(蓑毛)はキジで。

 こういった形状、そしてこのような太いハリ軸のハリを使って作った毛バリは、魚を何尾となく釣っても、ハリ軸が伸ばされることが少ない。
 ボデイもワイヤーを巻いてあるので簡単には壊れない。

「質実剛健」

という毛バリなのだが、このハリ軸の太さが魚の掛りに影響が出てしまうのである。

 五寸釘と縫い針を比較していただければわかると思うが、どちらのほうが刺すのに力を必要とするだろうか。
 同じ力で刺すなら、経線の細いほうが刺さるための抵抗が少ないのは当然のこと。
 ハリも同じで、耐久性やハリ先の劣化を考えなければ、細い経線ののほうが刺さりがよい。 

 私の場合、魚に合わせて経線の太い毛バリと細い毛鉤を使い分けているが、大切なことは、それぞれの毛バリに応じて「ハリスの太さ」を変えないとならないということがある。

 ハリ軸の太い毛バリを使用した場合は、それなりに力強いアワセが必要になる。
 ハリ軸の太い毛バリに細いハリスを使用すると、ハリス自体の伸びにより掛かりが悪くなったり、ひどい場合にはアワセ切れを起こしたりする。
 これはほんの一例だが、私の場合はその時々の状況に合わせ、毛バリ、ハリス、ライン、竿とタックルバランスを考えて釣りをしている。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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美人薄命な毛バリ



 先日の毛バリ研究会に、メンバーのひとり、Y美さんが大量の羽根を持って現れた。

 鳩とうずらの羽根だったが、お話しを伺うと、洗浄と乾燥と選別も済ませてきたとのこと(驚)。
 「その羽根(というかマテリアル)の使い方をどうにか教えてください」とのことだったので、普通にハックリングしていたら毛足が長過ぎて使い物にならない材料を使って適正なハックルの長さに巻く方法や、ウイングを使った毛バリの巻きかたをご説明させていただくことになった。

 表層で魚を釣る場合、テンカラ師でも多種類の毛バリを使う私の場合、カディス、パラシュート、そしてこのウイングフライを使い回すことになるが、テールとウイングの付いたこの美しい毛バリは、そんな中でも魚に見切られる率が低いような気がするのだ。

 欠点は浮力を長く保ちにくいこと。そして1尾釣れるとウイングがバラけてしまい、一気に不細工になってしまうことがあげられるだろう。

 しかし恰好が良いのだ。
 ハックルの先端とテールの先端で表面張力を使い綺麗に浮かぶカゲロウのシルエット。
 バランスよく巻くのは大変だが、上手く巻けると気持ちが良い。
 そしてポッカリ浮かんだこんな毛バリに「パコン!!」と魚が出てくれると、これほど嬉しいことはない。

 美しいけれど、1尾釣れるとダメになってしまう毛バリ。
 繊細で直ぐに壊れてしまう毛バリ。
 無骨で長持ちの毛バリもある。 
 どんな毛バリも作り手が懸命に命を吹き込んだ毛バリなのだ。
 これでも釣れるからと、雑に作った毛バリに「命」はないと私は思っている。

 カゲロウの命も人間の尺度から見たら儚い。

 そしてそれにも似た「美人薄命」な毛バリがあってもいいではないか。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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第50回吉田毛鉤の毛バリ研究会

 本日は50回目となる吉田毛鉤の毛バリ研究会の開催日でした。


(K閣下撮影)

 事前にご予定されていた方の中、発熱、体調不良で不参加の方もいらっしゃいましたが、7名様にご参加いただきました。

 エサ釣りでは数十年のキャリアのあるSさんが、テンカラの興味を持たれたとのことで、初めての毛バリ巻きに挑戦していただくことになりました。
 私が基礎講座をお話しした後は、MKさんにバトンタッチして、マンツーマンでご指導のお手伝いをしていただきました。
 ご自身の毛バリ巻きの時間を割いてのご指導、ありがとうございました。


(本日紅一点の新メンバーY美さんは、自作のタイイングキットを初披露)

 正直、私の見てきた中では過去最高(最強)のテンカラ女史であろうと思われるY美さん。
 毛バリ巻きのクォリティの高さから自作のタイイングキットまで用意してくるのめり込みかたは、まさに吉田毛鉤会向きのキャラクターだと思います。
 同じく色々な意味でのめり込みキャラであるとくさんと私と3人で、自作の道具話から渓に生えている苔の話まで盛り上がってしまいました。


(K閣下撮影。ご協力ありがとうございます)

 なべちゃんとY美さんには、ウイング付きの毛バリの作り方のご説明をさせていただきました。  


(今年からJOFIインストラクターとなられたきょ→じさん)

 この4月から正式にJOFIのインストラクターとなられるきょ→じさんも、遅くまでご自身の釣りを楽しまれていたようです。


(MKさんには単身赴任前に毛バリ巻きの解説代行をお願いしてしまったこと、感謝いたします)

 50回という節目の毛バリ研究会にご参加いただきましたみなさま。
 本日もご参加ありがとうございました。

  今後も更なる楽しい教室になるよう、サポートしていただくメンバーのみなさまのご協力を得ながら、講師の私といたしましても努力をしていきたいと思っております。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

研究会の様子は
TTCブログでも

http://d.hatena.ne.jp/toku-jiro/20150222#p1

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お知らせ

3月8日(日)第3回K-カップ
4月18日(土)テンカラ名手を偲ぶ会
が開催されます
どちらもよろしくお願いいたします 
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明日は毛バリ研究会

 テンカラの毛バリに特化した話題を中心として、月イチ開催で続いている毛バリ研究会。

 明日で50回目となる。
 
 テンカラ教室を開催して5年。

 毛バリ研究会が50回。

 吉田毛鉤会も、発足して今年で5年目。

 そして今年私は55歳になる。



節目の年でもあり、会としても記念のイベントでもやりたいところなのだが、主催者の私が多忙で、時間だけでなくで気持ち的にも余裕がなく、企画ができない状態が続いている。

それはさておき、明日の毛バリ研究会も楽しく開催したいと思っている。

ご参加予定のみなさま、明日もよろしくお願いいたします。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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私の関係するテンカラ関連イベント



 ここのところ納品するための毛バリ巻きに時間を取られ、100本以上巻いた毛バリは1本たりとも自分の手元に残っていない。

 しかし納品毛バリの仕事もひと段落したので、久しぶりに自分で使う毛バリを巻いた。

 解禁当初のターゲットはヤマメが中心になるため、白っぽい毛バリを巻いたが、数は巻けない。

 自分用にストックしてある毛バリは何百本かはあるが、やはり釣りに行く前には毛バリを巻きたくなるし、巻けばさらにモチベーションが上がってくる。 



 自分の釣りはさておき、明後日はTTCにて、いつもの毛バリ研究会の開催日だ。

 明後日で50回目。楽しく続けさせていただいている。

 テンカラ関連の各教室の他にも、3月と4月に関連イベントがある。

 3月8日(日)第3回 
K-カップ(参加者募集中)には、フジノラインさんからの協賛品を参加者全員にお渡しいたしますのでお楽しみに。

 4月18日(土)
テンカラ名手を偲ぶ会には、各地のテンカラ名手にお集まりいただき、テンカラを趣味とする参加者のみなさんとの交流も目的のひとつとしています(こちらも参加者募集中です)。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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イベントのお知らせになります
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テンカラ名手を偲ぶ会 (第3回)

主催:吉田毛鉤会
協力:TOKYOトラウトカントリー・老眼天空本舗

昨年度の続き既に故人となられている名手の方がたを偲んで、各地の名手ゲスト及びテンカラファンの方々にお集まりいただき、釣りは勿論のこと、ゲストの方々との懇談等をしていただく会を企画いたしました。
ご賛同いただく方々の多数のご参加をお待ちしております
                                                        
開催日:2015年
4月18日(土)
開催場所:TOKYOトラウトカントリー(東京都奥多摩町日原)
参加費用:無料

申し込み方法:お申し込みは、以下のメールアドレスへ
●「4月18日イベント参加希望」のタイトルで、
「お名前(フルネームで)」
「居住されている県名」
「連絡先電話番号(中止の際にご連絡を差し上げます)」
を明記の上送信してください
●同姓の方と重複してしまう場合がありますので、必ず
フルネームでお願い致します
●携帯メールから送信されますと、こちらからの確認メールが届かない場合がございますので、PCからメール受信できますよう設定していただけると助かります
●TOKYOトラウトカントリー 
t-country@voice.ocn.ne.jp
●吉田毛鉤 kebarievent@gmail.com

 予定ゲスト(敬称略・順不同):瀬畑雄三(東京都)・下田香津矢(埼玉県)・榊原正巳(静岡県)・倉上亘(神奈川県)                          (各ゲストはスケジュール等の都合により不参加となる場合もございます)

タイムスケジュール
09:00 受付開始(確認いたしますので、受付カウンターで係りの者にお名前をおっしゃってください)
10:00 開会式
10:30 ご挨拶(各ゲスト)
11:00〜13:00 昼食(併設のレストラン「メイフライ」がございます)
13:00 フリータイム
14:00 閉会式(この後解散となります)

※釣りをされる方は、受付カウンターで半日券2160円、1日券3240円をお求めください
(どちらも税込みで、当日はキャッチアンドリリースのみとなります)

※ 雨天決行・悪天候等により、やむ終えず中止の場合は前日夜までにお電話でご連絡差し上げる他、トラウトカントリーHP、吉田毛鉤のブログ等でもお知らせいたします

以上です
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吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝



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照明を新調する



 昨日壊してしまってしまった毛バリ巻き用の照明(電気スタンド)。
 今日生業の帰りに新しいものを買ってきて、いつものタイイングデスクに設置した。
 今回のはチラつきのすくないLED照明だ。
 スタンドの土台にアウトレット(コンセント)がひとつついているので、具合が良い。

 年々年々悪くなる視力。
 近眼に乱視、そして老眼は悪化するばかり。
 老眼鏡だけでなく、照明もタイイングには重要なアイテムとなっている。



 新調した照明で、遅々として進まない納品用の毛バリを巻く。
 そういえば先日納めた、ネット販売用の毛バリだが、早々に半数が売れたとの連絡があった。
 しかも一部はロシアからのご注文だそう。
 ワールドワイドになりつつある「TENKARA」を象徴しているようで、実にありがたい限りだ。

 そんな販売用の毛バリは、どこでどなたが手にするかも見当がつかず、「毛バリを巻くのに手抜きをするわけにはいかない」と、あらためて襟元を正す次第である。

 今週末の日曜日(22日)は50回目になる毛バリ研究会の開催日だ。
 毛バリ巻きに挑戦してみたい方から、ディープな毛バリの世界へ深く沈降していきたいと思う方まで、みなさんと楽しく開催しています。
 毛バリに興味のある方は、ぜひともご参加してみてください。



 既出になると思うが、今日はこんな本を。
 2年ほど前に出版された本だ。 
 このような問題はテンカラ教室の講師として、常々理解しておかないとならないことである。
 魚の痛覚や視覚に関しては、日々新たな研究がなされ、報告もされている。
 本の内容に関しては、著者への敬意を表してここでは書くことはしないが、気になる人はお金を支払って本を購入し、じっくりとお読みいただきたいと思っている。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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毛バリのシルエットを撮影しようとしたら


(クートウエット)

 一昨日はテンカラ教室の開催日だった。
 その日の教室は無事に終え、のんびりと帰宅した。

 で、明けて昨日の日曜日は、都心にある実家絡みの用事があったので、朝から車を走らせる。
 そして実家の用事は済んだのだが、午後から家の用事があるので、飲まず食わずで帰宅した。
 その時点で午後1時だった。

 早く帰宅したのには理由があり、解禁すると、ただでさえ忙しい週末が更に忙しくなるのを知っている嫁から、
「子供たちが新学期から使う袋物を縫ってくれ」といわれたのだ。






 酒の肴の「モツの塩煮込み」を作りながら、親から受け継いだ、骨董品のようなミシンを動かす。
 ミシンの年齢は私と同じくらいなので、手入れしながら騙し騙し使っているが、いつ直せないほど壊れてしまうかと、ヒヤヒヤしながらの作業となった。




 ついでに端切れでリラックマの竿袋を作った。
 しかしその宿題は全て終わらずに、月曜の今日まで持越しとなる。
 本日私の生業は休みだったので、本来ならとっとと所用を片付けて、どこぞのカンツリにでもいきたかったのだが、それも叶わぬ夢となってしまった。

 袋物作りを終えたので、毛バリ巻きの作業に入る。
 まだまだ納めなければならない毛バリがあるので、がんばらねばならない。

 そんな作業の合間に、毛バリのシルエットを撮影しておこうと思い、電気スタンドをあれこれ動かしているうちに、ライトの根元がポッキリ折れてしまった。
 それを口実に毛バリを巻くのを止めにする。

 それはどうでもいいが、この3連休もドタバタし通しで、自分のことはほとんどできなかった。
 解禁を前にストレスは溜まるばかり。

 しかし今度の
日曜日(22日)毛バリ研究会がある。

 知り合いもそうでないひとも、初めてご参加いただく方も、同じ「毛バリ」を楽しむもの同士、楽しいテンカラ談義をしていただき、そんな輪(和)の中で、私もストレス解消をさせていただこうと思っている。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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