尾花見て山女魚色づき葉月終え 毛鉤子
【うっすらと秋色に】
【すすきも目立ち始め】
先日は仕事で遠征釣行があった。無事帰宅して3日目。ちょうど夏休みも取得していたので、今日はホームの奥多摩の渓に出かけた。ただ昨夜ちょっと用事があり(飲み)、帰宅が午前様になってしまった。
【今日は軽めの荷物で】
帰宅後まだ酔いの残る頭で考えながらザックに必要なものを入れる。寝不足と残る疲れの中、あまり長い歩きはしたくなかったので、軽い荷物で入れる場所に決めてから布団にもぐりこんだ。4時間後に目を覚ましたが、本当のところは「どうしようか〜」と思っていた。
しかし、このパターンだと午前中に「やっぱり行けば良かったなぁ〜」と悔やむことは目に見えていたため、とりあえず奥多摩の渓の空気に触れるだけでもと思い、先行者がいたらお湯を沸かしてコーヒーだけでも飲んで帰ってくるつもりで、シャワーを浴びてそそくさと自宅を出た。
【ディンプル加工のウエットゲーターで】
車止めに到着。先行者はいないようだ。そうなると俄然やる気が湧いてきた。釣りモードにシフトした私は登山道を歩き入渓点に。涼しい気温ではあったが登りで若干汗ばんだこともあり、膝まで水に浸かりプチ冷却をした。
水温は14℃。虫は飛んでいないが状況は悪くはない。昨日の雨で水嵩が高いのが難点だが。
【相変わらず綺麗な山女魚だ】
開始して2投目に小さな山女魚が釣れた。状況ヨシと確信したので、今日の釣り場は短い区間でもあるので、じっくりと攻めることにする。
【もちろんこんな美しい魚は持ち帰るハズもなく】
実釣3時間で釣りを終了したが、久しぶりに納得のいく釣りで満足した。その後は久しぶりのYOSHIDA'S CAFE をOPENし、坪庭のような、落ち着いた茶室のような、苔むした日本庭園のようなしっとりとした雰囲気の奥多摩の渓を満喫してきた。
【YOSHIDA'S CAFE おひとりさまセット 】
遠征釣行は楽しい。知らない場所に出かける時などはワクワクする。しかし落ち着く場所も必要で、私にとっての奥多摩の支流群はそんな場所なのである。海外旅行に行き、帰ってきて自宅の布団に横になり手足を伸ばして「やっぱり家が落ち着くなぁ〜」。そのような感じか。
ということで、今日は大好きな奥多摩の渓に癒された。明日からの大変な生業や、忙しい生活も耐えられるだろう。
吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝
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