ハーフタイム慰労会(その2・二次会)



♪そこに行けばどんな夢もかなうというよ
誰もみな行きたがるが遥かな世界
その渓の名は奥多摩
どこかにあるユートピア
どうしたら行けるのだろう教えて欲しい  



In OKUTAMA OKUTAMA
They say it was in TOKYO
OKUTAMA OKUTAMA
愛の渓OKUTAMA  



生きることの苦しみさえ消えるというよ
旅立ったひとはいるがあまりに遠い
自由なその奥多摩
素晴らしいユートピア
心の中に生きるまぼろしなのか



In OKUTAMA OKUTAMA
They say it was in TOKYO
OKUTAMA OKUTAMA
愛の渓OKUTAMA  



OKUTAMA OKUTAMA
They say it was in TOKYO
OKUTAMA OKUTAMA
愛の渓OKUTAMA  



OKUTAMA OKUTAMA
They say it was in TOKYO
OKUTAMA OKUTAMA
愛の渓OKUTAMA♪  



吉田毛鉤会宴会部長のいつもうたげのTさん。
今回も段取り一式&替え歌熱唱ありがとうございました。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝



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ハーフタイム慰労会(その1)

 
 

 今期は解禁時からの大雪に始まる悪天候の影響で、当会のメンバーも思うように入渓できず、フラストレーションが溜まっていた。
 例年年末に大盛り上がりする、吉田毛鉤会の忘年会を行なっているが、今年はメンバーのフラストレーションのはけ口を、ここらあたりで一度作ろうという提案もあったので、ちょうどシーズンも半分が過ぎたこともあり、『ハーフタイム慰労会』を開催することになった。

 

 場所はいつもの新宿『どん底』からスタート。今回は10名の参加となった。
 いつもの通り吉田毛鉤会宴会部長、いつもうたげのTさんに段取りしていただいた。

 
 

 生業のスケジュール調整を頑張ってしていただいたり、遠路単身赴任先から駆けつけてきたメンバーもいて、今回も熱いテンカラトークに花が咲いた。
 


 
  

 新たに加わったメンバーも打ち解けて、旧知の仲だったのごとくみなさんとの談笑を楽しんでいた。



 しかし毎回思うが話の内容が濃い。単なる飲み会ではないのはわかるが、テンカラ関連のトークが濃過ぎるのである。
 内容は細かすぎて(ヤバ過ぎて)ここに記載することはできないが、業界裏話から始まり、表では話すことのできないメーカー名を出しての各種道具の優劣の話。それぞれのメンバーが集めてきた入退渓地点の情報から釣果の報告、秘密の大物の付き場の公開に至るまで、私自身がが情報料を払いたくなるくらいの内容であった。

 

    
 

 そんな熱きテンカラトークで脳みそがフル回転しているせいか、酒が進んで仕方がない。普段あまり飲まないメンバーも、今日だけはという感じでそこそこ召し上がっていたようである。

 

 禁漁まで残すところ後3ヶ月。梅雨を過ぎ、魚体も綺麗になってくるこれからが勝負とばかり、メンバー同士で次の釣行のスケジュールを立てたり、情報交換にも余念がない。

 

 役員会?では、吉田毛鉤会若手ナンバーワンの『キングコブラM男君』を、先日の奥奥釣行時の代表へのシゴキの評価として『M隊長』に昇格させ、渓の鬼軍曹といわれていた『品川のK隊長』を『K閣下』に昇格するという人事も発表された。
 
 で、この後は恒例の二次会への突入となった。




 次回は忘年会になるか、年明けには吉田毛鉤会が発足して5周年を迎えるので大宴会を開催するか。今後の飲み会の計画もまた楽し、といったところだ。

 本日ご参加いただいたメンバーのみなさま、お忙しいところご参加いただきましてありがとうございました。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝



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テンカラ教室の内容に頭を悩ませる

 7月6日(日)は第53回目になるTTCテンカラ教室の開催日となる。この教室も5年目に突入し、暑い夏から雪の日まで、おひとりさまから親子でカップルで、ご参加いただいた多くの方々にテンカラを知っていただくことができたと思う。
 しかしながら、一度に大勢の方のご参加となるとその経験や技量(全く釣りをしたことのない方・ちょっとだけやったことのある初心者・これからのめり込んでいこうとしている初心者・ある程度テンカラをやったことのある経験者の方)に差があるため、こちらの話にどこまでご満足いただけているか、教室終了後は釈然としない気持ちでいっぱいになっているというのが本当のところだ。 

 教室終了後、特にフィードバックやサーベイをしていないので、受講者の方々がどのように感じているのかこちらとしては確認のしようがないわけで、そんな中、ご丁寧に感想をコメントに入れていただける方もいらっしゃるのでこれは本当にありがたいことである。まぁ今の吉田毛鉤会のメンバーは、みなこのような感じで私と関わりを持っていただき、そこからメンバーにお誘いした方たちばかりだ。
   

 受講者の方々は、そのレベルに応じて私の話している内容の理解度が違ってくるのが当たり前で、初心者の方には『難し過ぎる内容ではないか』、経験者の方には『そんなことわかってるよ』と思われていないかと、いつも頭を悩ませているのが現状である。あまりにも簡単すぎる説明では経験者の方には物足りないだろうし、ディープな内容では初心者の方には何のこっちゃになってしまう。参加者の経験値が違うのだからどうしようもないことのだが、この辺りのことは、導入編とステップアップ編に教室を分けるとか、今後もう少し突っ込んで考えていかないとならないところだ。

 私がいつも釣りに行っている奥多摩エリアは、入渓者も多い激戦区でもある。こういった場所で釣りをするには、やはりそれなりに釣り方というものを研究しなければ思うような釣果は得られない。天候、気温と水温、流下物、水況、入渓者や先行者の有無、その他考えうる幾多の状況の変化に合わせ、毛バリに仕掛けに釣り方を変え『ケース・バイ・ケース』の釣りをしないとそこにいる(であろう)魚に対応できないこともしばし起こりうるということになる。

 そういったディープな話は、月に1度の毛バリ研究会でもみなさんとお話ししているので、興味のある方はご参加してみていただきたいと思っている。それはそれとして、吉田毛鉤会の新しいメンバーには、この夏の間にいつもみなさんも入渓している奥多摩の渓(場所は未定)で、初心者からのステップアップ、イワナとヤマメの生息している渓相に応じた、仕掛けに道具に釣り方の説明をしながら階段3段飛ばしの特急講習を開催したいと思っている。吉田毛鉤会も発足して5年目になったこともあり、ここまでやってきた私の釣りも、ある程度システマチックに考えがまとまってきたこともあるので、じっくりとお話ししたいと思っている。

 明日は吉田毛鉤会のメンバー達と、慰労会という名の飲み会がある。熱のあるテンカラトークは忘年会だけでは物足りなく、半年に一度に開催日を増やしたので、普段の憂さ晴らしも兼ねて盛り上がる予定である。


 


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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7月のテンカラ関連教室



6日(日)TTCテンカラ教室
27日(日)吉田毛鉤の毛バリ研究会

6日のテンカラ教室は早々に定員になってしまいました。
毛バリ研究会はまだ余裕があります。関連教室にご参加予定のみなさま、今回もよろしくお願いいたします。
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 ここのところ夢中になっていた「不善」な木工で作った自作の道具たち。毛バリ箱、仕掛け巻き、布袋竹に挿げ替えたネットと竿のグリップと、ひと通り完成した。



 私が道具を自作する時に、ひとつだけ思いを入れるコンセプトがある。それは「味」だ。工業製品と違い手作りの良さは、その均一性や高い精度ではなく「味」だと思っている。この「味」というか「雰囲気」のある道具になるよう気持ちを込め、作り込み過ぎないように作っているわけだ。
 売り物ではないので他人から見て味があるかどうかはともかくとして、自分にとって味があればよい。渓で使っている時に自己満足できることが目的であるし、これらの道具を使って魚が釣れたことを、自宅にいる時に道具を眺めて思い出せればこれほど楽しいことはない。

 自作もひと段落したところで、各方面からいただいてしまっている納品用の毛バリの製作に取りかからねばならない。販売用の毛バリ作りには、自分で使う毛バリ作りの数倍以上の神経を使うので、本当に大変ですが頑張ります。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝



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在庫の携行食料のチェックを



 シーズンインすると渓での食事も楽しいイベントとなる。テンカラに集中し何時間か竿を振った後は、渓でお湯を沸かしのんびりとコーヒーを飲んだりゆっくりと食事をしたり。最近は仕事とプライベートの釣りを分けて考え、プライベートの釣りではスローなテンカラ(渓でマッタリ過ごす)を意識しているが、私にとってはこれが本当にストレス解消になる。

 そこで各種の食料を購入するのだが、入渓と食料消費のバランスが崩れると自宅に携行食料が溜まりこんでくることになる。ということで時々賞味期限をチェックして、期限の近いものから日常生活で消費するようにしている。

 私の場合、たとえおにぎりのような食事であっても、なるべくお湯を沸かし、味噌汁(インスタント)やスープなどを飲むのが好きだ。しかしこの辺りのことも季節によってこちらの味覚が変化するのか、美味しく感じるものが変わってくるのである。私的嗜好では、寒い時は味噌汁にお汁粉が美味しく感じ、暑い時にはスープ(特に最近『たまねぎのちから』にハマっている)とコーヒーが美味しく感じる。

 メインディッシュはフリーズドライのご飯類か、当会メンバーのいつもうたげのTさんオススメの、3分(4分)パスタ類が作るのも簡単で便利だ。私の場合は1回分ずつジップロックバッグのようなシールバッグに入れてザックに入れている。半分食べて残った時も、シールバッグなら問題なく持ち帰れるし、油や水の出るゴミが出た時も、このシールバッグに入れて持ち帰ればザックを汚すことも少なくなる。食料品のみならず、ティッシュペーパーやトイレットペーパー、緊急用品なども大雨でもぬれずに済むこのシールバッグに入れて渓に持参している。100円ショップで購入すればリーズナブルだ。

 こういった食料品は緊急時にも持っていれば助かることにもなるので、自分ひとりのための1名分を持つだけではなく、いつも2名分は持っていくのだが、基本的にはお湯を沸かすだけという簡単な調理で食べられるものを用意している。もちろん体力や担ぐ荷物に余裕があれば、手をかけた野外料理もする。いずれにしても最近の携行食料は味覚的にも悪くないものが多いので、『次は何を食べようか』と、購入する時も渓を想い、楽しみながら携行食料を選んでいる。




 さて、昨日の『不善』の続きを。

 塗装も済ませ、毛バリ用のフォーム材も新たに貼りつけた。で、これでリフォームは完成。ボロボロになっていたものを修復して生まれ変わらせることは、毛バリを新たに作ることと同じでそのモノに生命を吹き込むような感覚がある。実に嬉しくて楽しい行為だ。




 先日完成した仕掛け巻きと一緒に撮影してみた。右のひとつには馬素(白馬の尻尾で作ったテンカラライン)を巻いてある。

 自作の毛バリ、自作の糸、自作の仕掛け巻きに自作の毛バリ箱。これにグリップを自分で改造した竿を組み合わせた自己満足の極北の『不善シリーズ』。こういった愛着の湧く道具たちを眺めていると、その道具たちと一緒に魚を釣りたくて、いてもたってもいられなくなってしまう。



 しかし今週末は釣りに行く時間がない。

 来週までおあずけである。

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝



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不善シリーズ(毛バリ箱の変遷)



 もうずいぶんと前になるが、ノコギリ1本と簡単な工具と、接着剤でひとつの毛バリ箱を作ったことがある。時々思い出したように釣り場に持って行き、使ったりしていた。



 途中から箱の蓋にアマゴの形のハサミケースを貼り付けて改造し、これまた思い出したように時々釣り場に持って行っていた。それも飽きてきたのと、使用していたため塗装も剥がれて傷もたくさん付いていたので、今回は大幅にリフォームすることにした。



 小細工をするのに実に便利な『ピラニアン・ソー』。私の木工にはなくてはならない道具だ。このピラニアン・ソーを使って、貼り付けたアマゴのハサミケースを切り離す。エポキシ系の接着剤で固着してあるので簡単には取れないため、ノコギリを使用した。



 貼ってあったシールを剥がし、かなりボロくなっていた内側の毛バリ用フォーム材も剥がす。これがなかなか取れなくて大変だった。 



 両方のフォーム材を剥がした後は表面にサンダーをかけ、古い塗装やアマゴを剥がした後の傷を擦り取った。



 フライフィッシングのマテリアルショップに行き、今後この箱には大き目の、いわゆる伝承系のハリなどを入れようと思ったので、幅広のフォーム材を購入してきた。 



 他の部分はサンドペーパーを使い、細かい傷を目立たなくする。


 
 で、その後に『吉田毛鉤』の焼印を押し、合成樹脂系の塗料を染み込ませるように下塗りをする。



 以前は水性アクリルのスプレー式塗料を使ったが、渇いた後もベタ付きが出るのと、アルコールなどで拭いた場合表面が微妙に侵されるようなので、今回は油性の塗料で手(ハケ)塗りとした。



 後は何度か重ね塗りをして耐水ペーパーで研ぐ。その後にカットしたフォーム材を内側に貼れば、今回のリフォームは完了である。どんなものでも自作の道具には思い入れがあるので、再生させる度に愛着が増してくるというものだ。

 ということで、日夜『不善なネタ』を探し続けている私であった・・・・・・。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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瞳ちゃん(毛バリ)

 アマゾンに住むシクリッドの仲間に、ツクナレ(トクナレ)という魚がいる。この魚は尾鰭のところに目玉のような模様が付いているが、以前何かの本で『この魚が捕食されそうになった時に、目のある頭から喰われるより、尻尾のほうから喰われたほうが生存率(逃げることができる率)が高いから』みたいな記述があったことを思い出した。




 その真偽のほどはどうでもいいのだが、私自身のイメージで、動物が捕食対象者として獲物を狙う場合、やはり頭(つまりは目のあるところ)に攻撃を仕掛け、致命傷を負わせてからその対象を食べるのではないかと思っている。ということで、魚のエサとしての昆虫類に対しても、その『目』の存在が気になっていた。

 毛バリに目が付いていようが付いてなかろうが、釣果に関係があるのかどうかは私にはわからない。相手が魚であるために検証もしにくい。ただそれを毛バリに反映させたくてン十年も前から考えていた。サーモンフライなどでは、昔からジャングルコック(マテリアル)を目に見立てて使っていたこともあるようだが、一般的な毛バリには、その目玉の素材の入手の問題もあり、そんな毛バリをあまり作る人もいなかったのではないか。そこで色々な材料を探し、それっぽいものがあると利用して、目玉付きの毛バリを巻いてみたのが6〜7年前のことだったと記憶している。

 初めてTTCで私の毛バリを販売させていただいた時にも、この目玉付きの毛バリを納めたことを思い出した。そのくらい個人的には思い入れのある毛バリでもある。昨日の教室でも毛バリの目玉の話が出たので、その材料や巻き方も含め、じっくりとお話しさせていただいたのだが(知りたい方はTTCで開催している吉田毛鉤の毛バリ研究会へどうぞ)、この時も『目玉が付いているから釣れるとか釣れないという次元の話ではない』ということをお話しした。

 ただし、先にも挙げた理由から、私にとってこの毛バリは自分自身のモチベーションを上げるための道具(『目があるから魚が釣れるのだ』というイメージが高まる)になるため、やはり使用すると良く釣れるのである。このことは科学的根拠云々ではなく『この毛バリなら釣れる』『これで釣れなければ魚がいない』と、自分の釣りを組み立てるための大いなる自信を持てることに繋がってているからなのである。

 そんな毛バリなのでどうしても使用頻度が高くなるため、自分の中ではどんどん釣れる毛バリと神格化されていってしまうのだ。それはそれでまた良しなのだが、そればかり使っていると現実的(ケース・バイ・ケース)の釣りの検証がおろそかになってしまうので、それはそれ、これはこれと使い分けているのが現状である。
 
 うだうだと御託を並べてみたが、実際のところは単純にこの目玉の毛バリの『瞳ちゃん』に生命感と愛着を感じているだけ。写真のものには黒目を入れてあるが、昆虫類は複眼なのでこんな目ではないし。

 どのようなことでもよいので、テンカラの向上にはモチベーションを上げるための何かが必要(私の場合は毛バリと木工だが)だなと、あらためて思った次第である。

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝



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第42回毛バリ研究会


(毛バリを納品)

 今日は毛バリ研究会の開催日だった。実は研究会前に、メンバーのきょ→じさんと近くの渓に早朝散歩に行く予定で、朝4時に待ち合わせたのだが生憎の雨。これでは散歩は無理となったのだが、無線機のテストもあったので、雨の中きょ→じさんは渓に上がり(といっても車でだが)、私はTTCの駐車場で研究会まで車の中でひと眠りさせていただいた。 


(左から、きょ→じさん、代表、MKさんの武器)

 7時にはスタッフが来たので、入場後はみなさんと談笑&近況(釣果)報告などをする。


(本日は12名)


(大宮のTさんも、いつもご参加ありがとうございます)

 今日いただいたお題は『夏の源流で使用する毛バリ』を、釣り方と仕掛けについてのご説明も含めてお話しさせていただいた。


(チーム不善、木工部のとくじろうさんも)

 PC制御のフライス盤を自宅に導入したとくじろうさんは、持っていた電動糸ノコが不要になったとのこと。「不要な木工用具は私がお引き取りさせていただきます」と挙手し本日は持参していただいた。木フェチにはたまらない道具をいただきまして、本当にありがとうございます。


(からふる運転手さんが笑顔で毛バリ巻いてる奇跡のワンショット)


(何か喜んでますけど)


(ご自身のブログ用の撮影を)

 研究会の時間はいつも楽しく過ごさせてただいている。こういった時間を共有できること、ご参加いただいているみなさまには感謝する次第です。


(ランチタイムも談笑と)


(釣り場の情報交換をします)

 ランチタイムの後は雨も上がり、みなさんそれぞれに釣りを楽しまれていたようだ。



(釣れたかな?)


(私釣れないも〜ん)


(んなことない、釣れるって)


(釣れますよ)


(ね〜っ!)


(午後は雨も上がりました)

 本日も『吉田毛鉤の毛バリ研究会』にご参加いただきましてありがとうございました。
 
 またのご参加をよろしくお願いいたします。



(木工部のとくじろうさんから素敵ないただきものを)

 とくじろうさんから電動糸ノコをいただいたのだが、ボール盤、糸ノコとくれば、次は木工旋盤が欲しくてたまらなくなってしまった。



(ということで、吉田製作所はどこへ向かうのだろうか・・・)


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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釣行時の荷物の軽量化のメリット

 昨日の釣行は往復で7時間歩いた。荷物はいつもより減らし、背負っていたのは5キロくらいだったかと思う。車横付けの場合はそうではないと思うが、釣行時にそれなりの荷物を担いで入渓する人にとって、荷物の軽量化は大きな問題となる。


(先ずは焼印を押す)

 昨年だったか、ULG(ウルトラライトギア)の寺澤さんと別冊『渓流』の取材でご一緒した時のこと。元来が心配性で、日常生活でも荷物の多くなる私は、かねてから伺いたいと思っていた、とある荷物についての軽量化の質問をさせていただいた。


(焼印後にホールソーでカットする)

 その『とある荷物』というのは『水』のことだった。私の場合ただでさえ水分を多く補給して日常生活しているため、夏場の釣行時などには、その担いで行く水の重さに辟易していたのだ。そこで問いかけると、あっさりと答えが返ってきた。

「登山と違って釣りの場合、『そこ』に水がいくらでもあるのに、飲まない手はないでしょう」と。

 言われてみればその通りで、詳しい話を伺うと、

「重いのが嫌いな人は、浄水器は必携ですよ」とのこと。


(糸止めの切り込みを入れる)

 そこで昨年入手し、それ以来緊急時のことも含めて浄水器を携帯していくことにしたのだが、昨日もそれが大いに役に立ち、長丁場の場合以前なら1.5Lは担いでいた水の量(重さ)を大幅に減らすことができた。


(パーツの貼り合わせをして、毛バリ固定用の竹串の溝を掘る)

 アルコールストーブやチタンのコッヘルに食器類も軽量化には貢献しているし、防水ザックも入手したので、奥地まで一眼レフを持ち込むことができるようににもなり、行く度に充実度が高まっているという感じだ。


(最後のパーツを貼り付け、塗装待ちとなる)

 しかし最大の軽量化は自分自身の身体である。ダイエットを始め、3ヶ月までは後少しだが、8キロの減量に成功した。体重が8キロに荷物が2キロ。都合10キロの軽量化は、長丁場の歩きには大いなるアドバンテージとなり、以前のような苦しさ(荷物と体重による負担)から解放され、ますます渓歩きが楽しくなってきている。


(本と酒)

 ということだが、さすがに7時間の往復の道のりに疲れた私は、明日の毛バリ研究会のこともあり、今日は身体を休める日に決めた。
 しかし今朝も早く起き、写真にあるように早朝6時から木工に着手する。その後は10時オープンのビックカメラに間に合うように家を出て、昨日紛失したカメラパーツ(レンズカバー)を購入しに行ってきた。ついでに欲しかった知来さんの『水辺と水中の感動を撮る』も購入した。いつもご一緒していただいている浦カメラマンも、この知来さんもCANONのカメラを使用しているので、CANON派の私としても参考になることが多い。こういう本をじっくりと読んで、もっともっと撮影の勉強をしなければと思う今日となった。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝 


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立川発午前2時半、釣り場着午前8時半。片道6時間、だけど東京



 今年も私的開幕となった奥多摩奥の間釣行(通称・奥奥)。今回は当会若手ナンバーワン、M男君に露払いをお願いし、片道徒歩3時間(行きは寄り道をしたので4時間)の末、最奥の地の釣りを楽しんできた。



 行きは1時間の林道歩きから2時間の登山となり、帰りも同じ道を歩くためそれなりにキツイ入渓となる。しかし在来の美しい岩魚に出会うことのできる素晴らしい環境が保たれている渓でもあり、キツイ(というより長く歩くのでかったるい)歩きを我慢して、年に何度か訪れる地でもある。



 4時間の歩きの後、疲れをものともせず釣りモードに入るM男君。M男といっても名前がMなのでいわゆるMではない。ちょうど2倍年の違う(本当はもっと離れている)オジサンの私は、疲労困憊し、一度心身ともにリセットしてからでないと落ち着いて釣りができるような状態ではなかった。



 早速良型の魚を釣ったM男君を尻目に、渓の雰囲気にマッタリとしている私。もちろん長時間歩いてきた場所なので、それなりに魚はいる。M男君に釣ってもらうばかりではどうしようもないので私も竿を出し、ポツポツと釣って行った。この場所は在来岩魚の渓でもあり、私は全ての魚をリリースするのだが、かかった魚がバレることに対しては悔しい思いになる。立て続けに2尾の魚をバラしてしまったことで、自分の集中力が切れていると思い、早めのランチタイムにした。


 
 本日のメニューは沢の水を沸かして作ったカップ麺とオニオンスープを。M男君には魚肉ソーセージをいただいた。全てが美味い。やはり美渓で食べる食事は最高である。


 

 ランチの後は私の集中力も戻り、それほどのサイズではないが、ぽってり太った本日イチの魚を釣ることができた。
 実釣2時間の本日の結果は、年齢はこちらが倍上だが、釣果には倍差を付けられた。さすが(Mではない)M男君。中学生の頃から奥多摩の源流域に入っているだけのことはある。



 ということで、魚のいなくなる渓相の所まで詰め、その後は3時間かけて車止めまで戻ってきた。
 
体力は必要だが、本当に美しくダイナミックな渓相のこの場所で、好きな在来岩魚を自分の考えた通りの釣り方で釣るということ。このことは他の何ものにも代えられないほど本当の至福を味わうことができるのである。

 ということで往復7時間の歩き、というより登山を終え、好きな在来岩魚と遊ぶことができ、久しぶりに納得のいく釣りをすることができた。



 自分へのおみやげは、最奥の地で汲んできた名水。好きな『ジン』を、冷やした最奥名水で割って飲む。今日の釣りを振り返りながら飲む、自分にとって最高の酒。まさに『至福中の至福』である。

 本当は明日も入渓しようかと思っていた。しかし今日の午後に降った雨での増水のこともあり、何より足腰がガタガタなので、明日は自宅でゆっくり『不善な工作』でもしようかと考えている。



(不善な工作のネタ。注文してようやっと届いた吉田毛鉤の焼印)


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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