まさかこんなところで(スワミベルトと20Mロープを)
昨日は雪の降る中、下の子の劇を見に出かけた。で、今日も子供の行事があったのだが、早朝にメールの配信があり、イベント企画会社の車が動かせないためキャンセルとなった。
子供たちはいきたがっていたが「雪で残念」となだめながら、内職の毛バリ巻きも滞っていることだしと、私は内心ホッとしていた。
雪国ではないこの地。普段の冬の雪対策は、スタッドレスタイヤと雪掻き用のスコップくらいしか用意していない。そんな状態のところへきて、2週連続の大雪は、本当に勘弁してもらいたいと思うほど大変なことになってしまうのである。
不幸中の幸い?なことに私は生業が月曜日まで休み。車はそれまでに動かせればよい。食料は買いこんであるので、明日明後日は天気が悪くないこともあり、この3日間籠城していれば雪も融け、万事が終了と思っていた。
ところが・・・・・
前回屋根の上に大雪が着雪していたところに、追撃があったせいか、自宅天井の一部から雨漏り(雪漏り?)が始まってしまったのだ。
ボロ屋ではあるが、雨漏りは初めてだったのでやや焦る。
量はほんの少しだが、屋根に雪が残っている間中それが続くのかと思うと気分が萎えるので、人生初の屋根の雪降ろしをすることになった。
雨漏りしている部屋は2階部分がなく、屋根がダイレクトになっている場所なので、2階の廊下の窓からその場所に簡単に下りることができる。最後に流す水のための長いホースを、室内経由でそこまで引っ張る。スコップと長靴も用意した。
しかし、いつも山岳渓流で釣りをしている私は、この高さ(1階の屋根)から滑落しても、打ちどころが悪ければタダでは済まないことを重々承知しているため、安全確保を考えた。
そう。引っ張り出してきたのである。スワミベルトとロープを。
柱にロープを確保し窓枠から外に出て、雨漏りしている部分の屋根の雪を降ろした。エイト環を装着し、空中懸垂下降で1階に下りて玄関から撤収しようかと思ったが、近所のひとの目があるので止めた(笑)。
しかし、まさかこんなところで使うとは。備えあれば憂いなしである。
半分楽しみながらこんなことをやらないと、本当に大変で泣きそうになる。
そんな今日は雪国で生活してる方々の苦労を、あらためて知ることになった。
雪降ろし中の事故もけっこう聞くので、みなさんもそういった場合は自己確保して、安全第一で作業をしていただきたいと思います。
取りあえずひと段落。疲れてしまい、内職の続きに取り掛かる気にならない。
籠城再開で、この雪で外出できないみなさんと同じく、しばしネット上をウロウロしようと思っている。
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吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝
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