本日は生業が休み。同じく平日休みのメンバーと「丹沢ホーム・札掛釣り場」へと出かけてきた。
実は今回、平日が公休の当会のくりぼうさんからも「丹沢ホームに行くならご一緒させてください」とお話しがあった。そんなわけで今回は2人で行く予定を立てていたが、昨夜になり急きょ同じくメンバーの千葉のGさんから参戦の申し出があり、週末休みのメンバーとは中々会う機会がないのでちょうどよい機会になると思い、現地で待ち合わせすることとなった。
朝6時半、釣り場の駐車場で準備をしていると見慣れた車がその横を通り過ぎた。
「???」「もしや?」と思っていたら、案の定受付を済ませてきた秋山郷のUさんが登場である。登場というよりまさに乱入か(笑)。ウチのメンバーは楽しい人ばかりなので、乱入は大歓迎。先ずは釣り前の談笑会となる。
ここの釣り場に当会のメンバーが行くときには、メンバーで決めた「吉田毛鉤会ルール」というのが適用される。
そのルールというのが、イワナやヤマメのイロモノが1ポイント(1尾)でプラス計算され、ニジマスが釣れるとマイナス1ポイントになるというものだ。
食欲旺盛、毛バリを選ばないニジマス君はこの3種の中では比較的たやすく釣れるため、カンツリでの技術向上&縛りで少しでも管理釣り場の釣りを盛り上げようと考えたわけである。
で、朝7時過ぎ、錦秋の札掛でテンカラの開始となった。
それはよいのだが、実は昨日と一昨日、同じ釣り場に当会の手練れが入渓しているのだ。初日はM男君と秋山郷のUさん、二日目は品川のK隊長とくりぼうさんである。特に手練れのM男が初日に約70尾。二日目の隊長が約30尾と、ここ2日で100尾を超える魚をブッ叩いているのである。そんな後に入る我々は、必然的に泣き顔で川へと下りて行くことになった。
くりぼうさんと千葉のGさんからは、「代表の釣りを後ろから見せて下さい」とお願いされる。泣きっ面に蜂とはこのことだ。見るのはいくらでも見てくれという感じだが、釣れるか釣れないかは責任が持てない。それでも開始はしたのだが、予想通り魚が出ないのでふりむくと誰もいなくなっていた。アハハ。誰もいなくなってから笑いが出てしまった。
あまりに魚が出ないので、腰を下ろしてしばし考える。ん〜。100尾の後じゃ数釣りは無理。そこで「今日は掛けバラシを絶対にやらない&見える魚をじっくり丁寧に攻めてみる」を課題とし、1尾釣るごとに撮影と毛バリの交換をしながら釣り上がることとした。
8時過ぎになると魚も上を向き、表層勝負もできるようになってきた。午前8時から10時半まででどうにか13尾の魚を釣ることができた(ホッ)。
11時にはみなさんと駐車場に戻り、お湯を沸かしてランチタイムに。清々しい秋空の下、食事をしながらのテンカラ談義は実に楽しい。
日常の生活から離れた至福の時。こういったひと時を共有できる「仲間」のありがたさを感じる。
ゆっくりと食事の後はみなさんと再び川に下りた。午後は他人の釣った後を釣ることになるので、スローペースで釣りをするが、魚の反応も悪く、集中力も続かない。1時間半でどうにか4尾追加して本日は終了することにした。
竿にラインに毛バリと、本日も検証事項を山盛りに釣りをしたが、まだまだ鍛錬しないとならないことがいくつか出てきた。
あれこれやって出てきた問題点を考え、じっくりと自分のものにしていく。私はこのプロセスが大好きなので、釣り方も毛バリもエンドレスで追及していきたいと、今日の釣りからあらためて思うこととなった。
オンのテンカラはいつも真剣勝負であるのに対し、オフのテンカラは自己検証や練習がやりやすい。
というわけで、まだまだ私の禁漁期のカンツリ行脚は続くのであった・・・。
くりぼうさん、千葉のGさん、そして秋山郷のUさん。
本日も楽しいひとときをありがとうございました。また遊びましょう。
(いつもブログ写真の撮影には「18-250・MACRO」の万能レンズを使用しているが、本日は50ミリの単焦点1本で勝負してみた。撮影もなかなか技術が向上しないので、テンカラと同じく悩んでばかりである)
吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 釣れないので説得力のないテンカラインストラクター 吉田孝
***本日の釣果一覧&獲得ポイント***
R(レインボー)1
R2
R3
R4
R5(豊満)
R6
R7(キズあり)
R8
Y(ヤマメ)1
Y2(痩せ)
Y3
Y4
Y5(キレイだった)
Y6
Y7(カディスで)
I(イワナ)1
I2(天然のおチビ)
B1(ブルック!なんでこんなのいるの?)
7+2+1-8=2
トータルポイントは2(尾)ということでした(笑)。
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