先日の奥多摩藪沢釣行で、病み上がりの上クマに遭遇し、心身共にワケワカラン状態になってしまったせいか昨日再度発熱し、一晩中身の置き所のないような状態で寝たり起きたりを繰り返し、あげく今日になったら全身の痛みもプラスされ、最低の状態に陥っている吉田です。あ〜しんど。
気を取り直しブログ記事を書くことにしましょう。
いさおさんと同行した藪沢釣行ですが(いさおさんの記事はこちら)、その時に私の使用したハリは、先日千葉のGさんからいただいた「ジャガー」製の手研ぎのハリでした。
開始当初は別のハリを使用していて、魚の乗りが悪かったのでこちらのハリに交換したのですが、やはりいきなり掛りがよくなりました。
手研ぎのハリのバーブ(かえし)を削り、さらに研いだためゲイプ(フトコロ)からポイント(ハリ先)までが細くなっています。
ハリ先も切れっ切れになっているためカカリは抜群なのですが、その反面魚の口や根掛かりなどで、直ぐにハリ先が鈍ってしまいます。
通常のハリなら現場で簡単に研ぎ直せばどうにかなるのですが、丁寧に研いだものは家でじっくりとルーペを使って研ぎ直さないとどうにもなりません。
そこでちょっと怪しいと思ったら交換するのですが、正常なハリと先の鈍ったハリを写真撮影し比較してみました(私の肉眼では見えませんw)。
こちらは正常なハリ先です。
写真では細部まで写せませんでしたが、ルーペで確認しても問題はありません。
こちらが何尾か釣った後の毛バリです。
よく見るとハリ先が外側(写真では下側)にちょっと曲がっています。
この状態でも力強いアワセをすれば魚は乗ると思いますが、切れっ切れのハリのように、魚の自重だけで、向こうアワセで掛るようなことはないと思います。
う〜。写真撮影をしてブログを書くというここまでのことは、いつもなら日常のルーティーンワークとして全く問題なくこなせているのですが、さすがに体調不良だとキーボードを叩く指から背中にかけてが軋みだし、限界がきましたので今夜はこの辺で終了といたします。
いずれにしても魚が出ても乗らない方や、乗っても深く刺さらずに、バラシの多くなるような方は、常にハリ先の確認を怠らず、釣果アップに繋げていただきたいと思います。
吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 飲んでもいないのに二日酔いのよう 吉田孝
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