ゴールデンウィーク3日目ですが、私は生業に行きました。
昨夜は汗ばむような気温のせいか、寝苦しくて若干の睡眠不足に。
今朝出勤してからも睡魔に襲われ続けたので、昼休みに少々仮眠を。
でもまだ眠いですが。
明日は生業先にお休みをいただきまして、取材に行くことになりました。
担当編集者の方とはゆっくりめの待ち合わせなので、朝も遅めの起床の予定です。
そのようなわけで今夜はいくらか時間もあるので、睡魔に襲われつつも毛バリ巻きを開始しました。
巻きテクの低下を恐れる私は、なるべく毎日毛バリを巻くようにしているのですが、体力的にキツイ日もありますね。
でも巻きたい。義務ではなく毛バリ巻きが好きなので。
そして本日巻いた一本はこちら。
吉田百毛鉤その45、カシミア胴ランドレールハックルの毛バリです。
ランドレールというハックル材は、フライのマテリアルショップで手に入れたのですが、古いタイイングブックなどを見ると、スズメの代用になるという記載がしてありました。
スズメより手に入れにくそうな材料が、スズメの代用というのは何だか微妙な感じではあるのですが、色は確かに似たような色で、スズメよりは一回り大きいサイズの鳥だと思われます。
手に入れたものはウイングが左右一枚ずつ。
剣羽根の生えているっぽい場所に、それらしい羽根も見受けられます。
それっぽいのを一本毟り、ハックルにしてみました。
キジには比べるべくもありませんが、見た目より柔らかい材質のため、厚めに巻いて水の抵抗を少しでも受けるようにしてみました。
ボディ材はかなり以前に購入した(本体はすでになし)カシミアのセーターに付いていた、補修用の細いカシミアの毛糸です。
胴を押さえるのと、若干のリアクションバイトを期待して、ヒカリモノ(シルバーのワイヤー)でリブを作りました。
いい感じの螺旋です。
しかしこの毛バリはまだ実釣はしていません。
今週末TTCに顔を出せれば、実際に使ってみたいと思います。
吉田毛鉤 暇なし金なし釣果なし 毛バリ巻きには苦労あり 吉田孝
*追伸*
老化現象ですっかり記憶にありませんでしたが(マジ)、自分で書いたこんな記事が。
ボデイ材も同じもので巻いていますね。
セルフパクリ?というより、このハックルにはあのボディ、というのが「私の感性」なのだということを実感したしだいです。
ん〜。自分自身のことながら何ともいえませんな〜。