ボーイスカウト東京連盟 

ボーイスカウト東京連盟って、テンカラと関係ないようなタイトルですが、本日は「毛バリ巻きのインストラクター」としてオファーがあったので、山中湖まで行ってきました。
 
(本日はフィッシングインストラクターとして)

こちらがボーイスカウト日本連盟山中湖野営場です。
 (大きな施設です)

野営場といいましても、外で毛バリ巻きをするわけでなく、施設の建物の中での教室となりました。
 (備品です)

本日の教室は13名。生徒さんは、小学校高学年から中学生の方です。
ボーイスカウトには、こんな焼印入りの毛バリ巻きセットが備品として用意してありました。

釣りは、ボーイスカウトのカテゴリーの一環として、カリキュラムになっているそうです。

 
挨拶の後、基本的な毛バリの成り立ちのご説明から、実際の毛バリ巻きへと進めていきます。


翌日は近くの管理釣り場にて、「本日巻いた毛バリで釣りをします」と、スタッフから説明があったせいか、みなさん一所懸命に巻いていました。
 

いつもの不健全な老中年(おっと思わず口が滑った)ではなく(笑)、健全な青少年の育成に、少しでもお役に立てるよう、頑張って講師を勤めさせていただきました。

正直にいって大人の方と違いますので、自分の中での「ここは丁寧に説明」とか「ここは流して」という、いつもの形が通用しません。
こちらも色々と考えながら、臨機応変に対応させていただきまして、どうにかみなさん毛バリを巻くことができました。
明日は今日巻いた毛バリで、頑張って釣ってくださいね〜。

しかしお子さん達も大変です、数日前から野営場でのテント生活。
野外の自炊生活もしながらの教室参加です。
まぁ本日は気温が高くなかったので(明日から8月だというのに19度でした)、暑さで疲れることもなく、よかったですね〜。

本日の講習に参加されたみなさん、野外生活の中お疲れさまでした。
これを機に、毛バリの釣りに興味が持てましたら、ぜひとも続けていただきたいと思います。

施設では朝食に昼食までいただき、スタッフの方々にもお世話になりまして、色々とありがとうございました。またの機会がございましたら、喜んで講師役を勤めさせていただきたいと思います。

吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝
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さてさて講習の後、山中湖まで出てきているので、どこかで釣りでもと思ったのですが、悪天候の上数日続いた雨で、川も湖も状況はよくなさそうでしたし、日曜日ということもあり、帰りの渋滞のことも考え早々に離脱。

時間が早かったので、まさかこの天気で誰もいないのではと思いつつも、帰途にTTCに顔を出すと・・・

(結局こんな感じですよ)

いつもの東京テンカラ倶楽部でした〜。

この雨の中、品川のKさんにKWさんがテンカラをしていました。
あ〜・・・自分も相当ヤバイですが、さすがウチ(吉田毛鉤会)のメンバーです。
病気です。ビョーキ。ずぶぬれになりながらもニコニコ釣りをしています(笑)。

その後みなさんは釣りの手を休め、ちょっと寒いくらいの気温の中、いつもの談笑に突入しました。

しかしみなさん色んな知識をお持ちですね〜。
テンカラ関連から始まり、魚関連、沢から海から果ては船の話まで、次から次へと話題には事欠きませんね〜。驚きですよ全く。

本日も楽しいひと時を。

自分も真っ直ぐ帰宅しないでよかったです・・・・・それはなぜか・・・・・

 (ずぶぬれのKWさん)
ずぶぬれのKWさんが、ヤマメを二匹釣ったとか(自分は写真撮りませんでしたし)、
そういう話ではなく・・・・・
東京テンカラ倶楽部
(7月30日の報告です)

昨夜はもの凄い夕立でした。
TTCの釣り場の状況も気になりつつ、毛バリの納品がありましたので朝8時前に出向くと・・・・・
 
(本日のスタメン)
おっ・・・もう居ますよ(笑)。
常連のHさんに、いつもの・・・じゃなかった秋山郷のUさんです。
(あぶなくいつものUさんって書きそうになってしまいましたね、ガンバレいつものTさん)
 (午前中は川の濁りがあったので)
水況が微妙なのに、みなさん集まっていただけますね〜。
天気が悪くても、みんなで集まってテンカラ談義に毛バリ巻き。
楽しいひとときがあるので、クラブハウスに集結してきます。
この後TTさんもご来場になりました。

Uさんには、昨日に引き続き堀江御大の毛バリ巻きのご指導もあり、自分は自分で涼しいクラブハウスで、じっくりと毛バリ巻きを堪能しました。
 (コマセが効いて)
最近ストリームエリアの石積みに命を懸けるスタッフEが、写真をTTCのブログに掲載し(別名コマセ)、見た人が来ますかね〜と冗談をいいながら、みなさんで毛バリ巻きを楽しんでいると・・・・・
 (渋い男の横顔)←たまには持ち上げておきますね
セレブご夫妻が、「いや〜ブログにツラレテ来てしまいました〜」と。
一同大爆笑。スタッフEのコマセワーク大成功。もしかしたら磯釣り歴が長いのですかね(笑)。

天候も川の状況も回復してきたので、ランチの後はみなさんでテンカラ開始です。
 (TTさん、本日は管釣りの一日を楽しんで)
午前中は釣りは無理か?と思っていたのですが、回復の早い日原川です。
あの茶濁りの後でしたが、みなさん釣果に恵まれていたようです。

久しぶりに自分もエリア最下流から竿を出してみました。
連日の夕立にもメゲずに、めぼしいポイントには魚が着いていました。

その後は川越のMさんもご来場〜。

ストリームエリアから上がった後は、キャスティング練習とお互いのタックルチェックです。
いつも大勢のテンカラ師が集まる釣り場なので、大抵の竿だの糸だのは誰かしらが所持しています。
それを見せてもらったり、振らせてもらったり。
ああだこうだいいながら、道具の試し振りが出来るので、購入する時の参考になったりと、ありがたいと思いますね〜。

ダメ出し(内緒)もたくさんありましたね(笑)。
 (御大もご一緒にああだこうだ)
これぞこの釣り場が目指しているクラブハウスの雰囲気です。

管理釣り場というと、開場前から目はランランに釣りたい気持ちがガッツガツ。
落ち着いて座るところもなかったり、お茶やコーヒーを自分で入れたり。
それは一般河川でも出来ること。
せっかくの有料釣り場なのですから、ゆったりくつろぐ場所があり、おいしい食事もでき、釣りの合間にコーヒーを飲んで、のんびりと毛バリを巻く。

こんな素敵なカンツリ社交場。
なかなか他にはありません。
自慢じゃないけど自慢です(笑)。

本日は昨夜のの悪天候にも負けず、お集まりいただいた方々。
自分はタップリ楽しみましたが、楽しんでいただけましたでしょうか。

またの機会に楽しみましょうね〜。

吉田毛鉤 自分も東京テンカラ倶楽部大ファンです 吉田孝
「蝿」と「ネズミ」

映画のタイトルみたいだと思うのですが?
ネズミをカタカナにしたところがそれっぽくないですか?

ダメか・・・・・

この名前は、吉田毛鉤製の毛バリの名前です(笑)。

先ずはコチラの
 (販売用に重めのハリで)
「蝿」。
先のブログでもご紹介した毛バリですが、コチラのものは販売用に少々アレンジしてあります。
明日納品予定です。

そしてこちらの、
 (何年かの眠りから覚めて)
「川鼠」です。
実は数年前から作って、実際に使用していたのですが、販売用にするには少々気にいった色のマテリアルが調達出来ずにいました。(本当は忙しくて、気をいれて探す間がなかったのです)
何度か渓流で目撃した川鼠。雰囲気が似てるので名付けました。

東北の一部の地域では、毛バリのボディ材に川鼠の毛がいいなどと聞いたことがあります。
ああ、この毛バリのボディは川鼠の毛ではありませんが(笑)。

一見バイビジブル崩れか、秋山毛バリのように、カットしたボディハックルのようですが、ボディとハックルの材質が違います。気になる方は実物を手に取って見て下さい。
水面でも、水を含んでも沈んでも使えます。
こちらも明日納品予定です。



「蝿」と「ネズミ」って、どちらも「ゴミ」にたかりますよね(笑)。

魚が食うのかって?

食いますよ。

イワナならきっと。
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明日は暑くなさそうです。
納品がてらTTCに行き、のんびり毛バリでも巻かせていただきますかねぇ。
もしもご来場になり、毛バリのご質問などございましたら、お気軽に声をかけてください。

よろしくどうぞ〜。

吉田毛鉤 テンカラ毛鉤師 吉田孝
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*8月のテンカラ教室のお知らせです*
 
8月13日(土)は吉田毛鉤の毛バリ巻き勉強会

8月28日(日)がテンカラ教室です

各教室の主旨がございますので、詳しくは各項目をクリックしてください。
バリエーション2

昨日に引き続き、新たなバリエーションがコチラです。
作り方は昨日のブログとほとんど同じですが、ボディをダビング材にして、
写真のように二色に巻き分けています。
  
何回か繰り返しでボディを作ります。
本日の毛バリのモデルはもうおわかりですよね・・・・・

(蜂!)
蜂です。ハチ。
黄色と黒でボディを巻き分けて、グリズリーのサドルハックルで仕上げました。
ブーンと羽音を立てて飛んでいきそうな毛バリです。

秋口からがいいですかね〜。
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さてさて、本日はブログ上の新企画をご紹介します。
「吉田毛鉤会会員の釣果報告」です。

今回は品川のKさんからの報告で、

「ヤマメ」
日原川水系・平成23年7月27日の釣果です。(品川のKさん撮影)
いい型ですね〜。しかも尾鰭の大きさが素敵です。

ちなみにですが、
昨年自分が同じ谷に入った時に釣ったチビヤマメがこの写真です。
 
大きさは小さいですが、パーマークの配列にご注目。
10列で最後の二つが真円に近い。同じ水系の特徴でしょうね。
以前この写真を紀州の竹株渓遊さんにお送りさせていただき、
返信にあったのが、このパーマークの詳しい考察でした。

いずれにしても天然魚は実に綺麗ですね。

雰囲気のある谷で、一尾でもいい。

釣れたら眺めて記憶の中に。

誰かに釣られて食われるなよ〜と心の中で声を掛け、そっとリリース。

行かれたことのある方ならおわかりだと思う、「石徹白は峠川のC&R区間」。
人が歩いた後でも魚影の見える川です。じつに素晴らしい。

一尾だけでと持ち帰り、帰る人が10人なら10尾。30人なら30尾。
ただでさえ魚のストックの量に限界のある渓流。
持って帰れば、あっという間に魚は薄くなります。

東京都にはC&Rの区間は一箇所もありません。

いつでも、誰が行っても、綺麗な天然の魚がたくさん釣れる川。
ほんのわずかな区間でも、キャッチアンドリリースを徹底すれば魚の数は戻ります。

都心からも遠くない奥多摩にC&Rを・・・・・・・

吉田毛鉤 奥多摩にC&Rを 吉田孝
バリエーションの話

本日は吉田毛鉤会のメンバーの「万年新人のSさん」「品川のKさん」そして「八ヶ岳のSさん」が、TTCに見えていますと堀江御大からメールが。
同じメールで、「昨日のブログの毛バリ、実にいいです」と、ありがたいお言葉も頂戴いたしました(笑)。

みなさんご承知の通り、自分は毛バリ巻きが大好きです。
試行錯誤を繰り返し、ある程度形になってしまうと熱が冷め、また新たな試行錯誤に入って行きたくなってしまうのです。で、昨日の毛バリのバリエーションをひとつご紹介します。

 (ヘアーストッパーの目玉)
こちらは目玉付きに。
いつもいうように「目玉が付いたから・・・・・」ということではなくて、自分の場合はバリエーションがないと面白くないのです。趣味なので、面白いか面白くないかは非常に重要で、モチベーションが上がらないので、敢えて色々作って楽しんでいるのです。

この目玉、どこかで見たことがありますか?
最近の鯉釣りをやっている方なら直ぐにおわかりですね。
そうです、ボイリーを固定するヘアーストッパーを流用しています。
(元祖だぞ。マネしてくれ)

マテリアルはそんなものです。目に付いたありとあらゆるものが、毛バリに流用できないか?と常々考えて生活しているので、とにかく何でもやってみています。
 (ボディは昨日と同じくピーコックハールで)
ピーコックハールはタップリと。
バルクのあるボディに仕上げます。

ぽってりとした胴体に大きな目玉。
 (白ではなくジンジャーのサドルハックルを)
少しくすんだハックルにしたいので、白ではなくジンジャーのサドルハックルを使用しています。

イメージは・・・・・

そうです・・・・・蝿です。

ハエハエハエ〜(笑)。

この季節、そこいらにブンブン飛んでいるハエ。

アブのイミテーションとしてもいいと思います。

(ハエたかってるよ!)

これが自分なりの毛バリの楽しみ方です。
自宅でアレコレ想像し、こんな楽しい毛バリを巻く。
尚且つこれで釣れたら嬉しくて嬉しくて。

こんな危険な毛バリ巻きですが、自分の中の「毛バリ道」は、このように大真面目(ホントカ)に、新たな毛バリを追求することなのです。

吉田毛鉤の毛バリ道。毛バリの迷宮の入り口です(爆)。

扉を開けて見たい方は、
8月13日(土)の、吉田毛鉤の毛バリ巻き勉強会にご参加ください。←クリック
みなさんも、ディープなディープな毛バリ巻きのひと時を、楽しんでみてはいかがでしょう。

吉田毛鉤 もうどうにも止まらない♪ 吉田孝
毛バリのパターン

昨日もちょこっと書きましたが、毛バリのパターンのお話しです。
雑誌などではなく、このブログ上のことなので、普通のお話しではありません。
同じサイズで同じ色、そして同じような材料で同じように作るのですが、
機能(使い方)が違う毛バリのお話しです。 

何ゆえに自分はこのように毛バリを作り分けているのかといえば、
つり人社刊ムック「渓流2011夏号」の「激戦区のテンカラ」でもご紹介していただいたように、
自分が通常釣りをしている場所は、人的プレッシャーが高く、小技を利かさないと魚が思うように釣れない場所が多いのですよ。

で、けっこう細かく作り分け、通常は毛バリを変えまくって釣果に繋げるということをやっています。
自分のテンカラの根底には、色々な毛バリを使う方が楽しいということがあるので、ご紹介はしますが、こうしないとイケナイとかいうことはありませんので、あくまで興味のある方へのご参考ということでお願いします(笑)。



最初にご紹介する毛バリは「孔雀胴夏毛バリ」ですが、太めの胴体に、水なじみのよい蓑毛を使い、水面直下からもう少し深いレンジまで、自然に流す他にも、自分のよく使う小技中の小技、名付けて「水中超低速逆引き」に使用しています。先日TTCに納め、皆さんに釣果のあった毛バリがこの毛バリです。
釣り方もその釣り方(水中超低速逆引き)を深瀬でやっていただき、初めてテンカラをやるお子さんから女性の方にも釣っていただきました。
本日の毛バリは、あえて「差」がわかりやすいように、先日のものよりハックルを長めにしてあります。

材料ですが、太軸のハリで重量を持たせ、スレッドの下巻きを3往復した上に、ピーコックハールを通常の倍量巻いて、サドルハックルも長めで柔らかいものを選んで、2回転程度で止めています。
言葉で表すのが難しいのですが、スッと沈むので、「水なじみのよい」毛バリという感じでしょうか。
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次にご紹介するのが、同じ材料で巻いた「ドライ系」毛バリです。
いわゆる「ポン!」と打って「ガバッ!」と出るというような、魚の活性の高い時に使う毛バリです。

比較的細めで重くないハリを使い、スレッドの下巻きは一往復。
ボディ材のピーコックハールも通常の量で巻き、ハックルはサドルの固くて短いものを、裏を上向きで取り付け(ハックルが前方に向いた角度になるように)5〜6回転と厚く巻いています。
イブニングタイムで魚が上を向いている時など、毛バリを見ながら手返しよく釣る時に使います。
ドライ系の毛バリです。液状の浮力剤にドブ漬けしてから使うことも多いです。
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上記の二種類で、大雑把に上と下程度の使い分けができますが、もう一種類ご紹介するのが、
伝家の宝刀「剣羽根の毛バリ」です。
「剣羽根」だからってそれほどのことは・・・という話しもお聞きすることがありますが、自分としては本当〜に使いよい毛バリとして、ハズすことが出来ない毛バリですね〜。(大好きです♪)

なぜかとういと、この毛バリ、非常に「水噛み」がよいのです。
蓑毛が固く、少しくらいの水圧では曲がらない為、舵やスタビライザーのような働きをして、特に逆引きや止め釣りの時、毛バリを長いこと同じ位置に定位させておくことがしやすいのですよ。

自分の経験上、止め釣りに関しては、魚の方から自分の毛バリを見つけてもらう為、出来るだけ長いこと同じ位置に定位させないと魚が出ないので(堀江師匠曰く、2秒じゃ出ないが5秒なら出る)、毛バリが水を噛んで、左右にスイングしにくいこの剣羽根のハックルが、実に具合がよいのです。

もちろん自然に流しても釣れます。反転流に投射してラインをゆるめて、深いところまで送り込んで、何度も釣果に恵まれた記憶もあります。憶測ですがこのような時は、水中深くでも固いハックルのおかげか、シルエットが崩れないから釣れるのではないかと思っています。

このように同じようなサイズと色でも、違った機能を持たせて作り、使い分けてテンカラをやり、意図した通りに魚が出れば、それはそれはトンデモナイ快感として「自己満足の極地に到達」すること受けあいますね〜(笑)。

今夜は体力も回復したので、今からまた毛バリ巻きに戻ろうかと思います。

吉田毛鉤 テンカラ毛鉤師 吉田孝
昨日のことから

東京、埼玉、群馬に山梨などから、圏央道が開通してから、時間的にはかなり近いと感じられるようになった奥多摩。
そして奥多摩は日原(にっぱら)にある、TOKYOトラウトカントリー
この地(川)でテンカラ教室をやり始めてから、昨日の教室で20回目を迎えました。

昨日いただいたコメントにもありましたが、女性やお子さんもずいぶんと教室にご参加いただきました。
とにもかくにも、この楽しいテンカラを、大人の男性以外の方にも、少しでもわかりやすく、少しでも簡単にと色々考えて、「ブログ」や「雑誌」に「テレビ」など、そして「DVD」でも一生懸命解説してきたつもりです。

過去、カブスカウトのメンバーや、小学校低学年のお子さん達にも、とにかくわかりやすいよう、
なるべく雰囲気や感覚だけでのお話しにならないよう、自分なりに考えてやってきました。

昨日のコメントにも書きましたが、初心者向け、特に初めてテンカラをやってみるとか、釣り自体も初めての方などに、教室の時間内に魚を釣っていただき、その時の喜んだ顔を見るのが本当に嬉しく、当初からボランティアでやらせていただいております。

事前の準備から始まり、どうしたら少しでも自分のいいたいことが上手く伝えられるのか?
自分自身の釣りをしている時でさえ、そのことを他人に伝えるにはどうしたらいいのか?
どのような言葉で説明すればいいのか?と、常に考え続けているのですが、そのおかげでというか、ありがたいことにというか、「自分の釣りを自己分析する」という、釣りを上達させるには最も良いと思われる癖も、しっかり身に付けさせていただいたという、大きな余禄もありました。

昨日も教室にご参加いただいた方々には、竿・糸・毛バリというテンカラのシステムで、しっかりと魚を釣っていただきました。

 
(昨日のヒット毛バリ)

毛バリ巻きにしても、どなたにも少しでもわかりやすい説明になるよう、教室のみならず色々なところで紹介させていただきました。

話は変わりますがこちらの毛バリ、先日ブログ内で少々ご紹介したのですが、昨日よくヒットしたものです。

なんてことのない毛バリなのですが、昨日の釣れ方にピッタリだったことがありまして、
詳しくは明日のブログで解説してみたいと思います。

吉田毛鉤 過労が日常になり何が疲れているのかよくわからない 吉田孝
TTCテンカラ教室の報告です

本日はTTCのテンカラ教室でした。
ゲストをお呼びせず、単独自分が講師の教室では今回で20回目となります。
毎回毎回ご参加いただく方あっての教室です。
本日もありがとうございました。

朝一で、吉田毛鉤会・会員名簿をお渡ししてから、教室の開始です。
余談ながら会員名簿、お読みいただいた方々から好評をいただきました。
ありがとうございます。

 
先ずはいつもながらのTTC総支配人、堀江渓愚氏よりご挨拶を。
その後はお約束の座学から開始です。
本日は6名の生徒さんプラス、吉田毛鉤会のメンバー4名での教室となりました。

 
午前中は座学中心の講習です。
本日は小学生のお子様連れでご参加いただいたご家族もあり、お子様にはちょっと難しいお話しもあったかも知れませんが、ご両親がしっかりお話しを聞いていただいていたようなので、息子さんには後でゆっくり説明してあげてください(笑)。

  
座学の後はポンドを利用してのキャスティング講習です。
初めての方には、とにかくいかに簡単にキャストできるかを。
レベルアップを御希望の方には、ご質問に応じたご説明をさせていただきました。
キャスティング練習をしていた時、カップルで飛び入り参加の方が見えましたので、
引き続きキャスティングの練習です。
みなさんサクッと振込みが出来るようになりましたので、今度はストリームエリアに下りていただき、実際に流れのある川のテンカラを開始となりました。
 
  
ここでちょっと「手」が足りなくなってきた講師。
猫の手(失礼)じゃなくって、堀江御大と吉田毛鉤会のメンバーの品川のKさんに、
講師の助っ人をしていただきました。
そのおかげてどなたもこなたも成績優秀。
川に下りてから、お子さんも含め、みなさんパタパタと釣果を上げていました。

 (正真正銘初めての女性にもこの通り)
午前中、昼食までのわずかな時間でしたが、ご参加いただいた方々には、
それぞれ魚を釣っていただきましたので、講師はホッと一安心。

 
昼食後はみなさんに毛バリ巻きのレクチャーを開始です。
自分がお手本を見せてから、全員の方に実際に巻いていただきます。
自分のアドバイスも聞いていただきながら、みなさん上手に巻かれていました。


初めてご参加いただいた方同士、お手伝いしていただいたり、お話しをしたりしながら、
楽しく毛バリを巻いていただきました。

これだけの釣り人が川に入っていらっしゃるので、さすがに午後はフィッシングプレッシャーも高くなり、
午前中程の釣果はありませんでしたが、早速ご自分で巻いた毛バリで、ヤマメを釣った方もいらっしゃいまして、TTCの一日を楽しんでいただけたことと思います。

いよいよ夏休みです。ご家族にカップルの方は、楽しい夏の思い出作りに。
自分の技術を上げたい方は、多くのテンカラ仲間が集まるTTCで、技術の向上と談笑に。
ぜひともこの「テンカラ教室」で、テンカラの楽しさを体験していただきたいと思います。

本日教室にご参加いただいた方々。
ご満足いただけたかどうか不安ではありますが、ご参加ありがとうございました。

吉田毛鉤会の「セレブご夫妻」「秋山郷のUさん」「品川のKさん」教室参加時には、
ご協力ありがとうございました。

イブニングタイムにご来場のメンバー、「足立のTさん」に「用務員のKさん」ご苦労様です。
今宵の釣果はいががだったでしょうか。

繰り返しになりますが、本当に楽しいテンカラ仲間が集うTTC。
東京テンカラ倶楽部ではありませんが。
ブログをお読みになり、気になった方はちょろっとのぞいてみてはいかがでしょう(笑)。
テンカラの新しい世界の扉が、そこにはあると思います。

吉田毛鉤 TTCテンカラインストラクター 吉田孝

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*8月の教室のスケジュールは*

13日(土)が毛バリ巻き勉強会

28日(日)がテンカラ教室です

みなさまのご参加をお待ちしております
会員名簿の続きです

昨日と本日、生業から帰宅して、家事を一通り済ませた後は名簿作りに時間を割きました。
ブログネタも毛バリ作りも全く出来ません。
目がショボショボ。眠くて眠くてしかたありません。そうこうしているうちに、
「オレハイチモンニモナラナイコト二、ナンデコンナニネツヲアゲテイルノカ」と、途中で投げ出したくなりましたが(本当に写真を探すのが面倒でした)、自分で勝手に決め、やろうと思ったことをやらないと悔いが残るのでなんとか終了。
 
明後日にはTTCに持って行きます。
中身は見てのお楽しみです。行ってから見てください。

あ〜疲れた。

ネタもなんにもありませんのでもう寝ます。

本日は以上。
(逆さにして揺さぶっても何も出ません)

吉田毛鉤 今夜も涼しく眠れそうです 吉田孝
会員名簿(吉田毛鉤会)

ここへ来て、急激に増殖した吉田毛鉤会のメンバーですが、あれよあれよと20数名になり、まだ顔合わせをしていらっしゃらない方もいて、釣り場で会った時にお互いにお話しがしやすいように、以下のようなモノを作成中です。
 (会員名簿・公開用)
メンバーのみならず、トラウトカントリー常連様でも、会のメンバーを見かけることもあるかと思います。
そんな時に、こちらも少しでもコミュニケーションの手助けになるのではないかと、あえて公開用としました。

(ひと言づつ書き込みました)

パソコンのデータから写真を拾うのが大変で、時間がかかっていますが、近日中にファイルホルダーに綴じて、トラウトカントリーのテンカラサロンに持って行く予定です。

お名前(正式名称)や生まれ年も正確にわからない方も多いので、わからない所は空欄にしてあります。メンバーの方は、書いても大丈夫な範囲でかまいませんので、よろしかったら直筆でお直しいただけると助かります。
いたずら書きも大いに結構。誤字脱字等もございましたら、各自訂正をお願いします。
写真に関しましても、随時貼り換え等いたしますので、よろしくお願い致します。

もしもこのブログをお読みになった方で、メンバーでいらっしゃらない方でも、TTCにご来場の際は、ぜひとも目を通してください。TTCのテンカラサロンに集まる、楽しい仲間を紹介しています。

台風一過とは微妙に違う感じですが、今もまだかなり涼しく、また始まる蒸し暑さに恐怖さえおぼえているところです。

吉田毛鉤 昨夜は布団を掛けて寝た 吉田孝

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追伸*
他の皆様はわかる(入会時に毛鉤帽の領収書発行)のですが、万年新人のSさんだけ、いつ入会したのかわかりません(笑)。
だから万年新人なのですかね(爆)。
わかったら教えてください。よろしく。