連休三日目

AM6:00*本日は都心に用事があり、月末月曜なので混雑を避け、早朝に家を出る
AM8:00*9時から用事なので、時間があるので駐車場にて車内の片付けを
AM9:00*わずか15分の用事を済ませ、コンビニで飲み物調達
AM9:30*もうひとつ熱海にヤボ用があり、高速で一気に熱海まで
AM11:00*熱海着
AM11:30*熱海でのヤボ用を済ませたところでひと思案

このまま帰るのもつまらんし、三連休だっていうのに、台風入梅大雨で、ろくに竿も振っていなかったので、周辺で大雨被害を受けないでオープンしている管理釣り場を探しました。
やっていたのは「リヴァースポット早戸」です。
今回の大雨で、当然「濁り」が入っているだろうし、ブラインド「テンカラ」フィッシングのまたとない練習のチャンスなので、電話をして確認をしました。
案の定「水かさも多いし、濁りがキツイけれどいいですか?一応オープンはしていますが」とのこと。
こちらとしては好都合なので、熱海から向かいました。

PM12:00*熱海から早戸へ
PM1:30*途中お腹が空いたので、厚木方面七沢温泉近くで、「営業中」と目に付いた看板があったので飛び込む 

 (ズンドバー・ラーメン屋さんです)
バーのような店内、キワモノかと思えば、固い細麺、澄んでキリッとした塩スープ、炙りチャーシューも香ばしく、自分は気に入りました。満足です。(興味のある方はZUND BAR ラーメンで検索を)

PM2:00*お腹が満たされて再度出発
PM2:30*宮ヶ瀬湖畔の駐車場にて休憩

料金設定「イブニングタイム」スタートの3時半まで時間が少々あるので、トイレ休憩後、暇つぶしに車内で毛バリを巻きました。バイスを使わず手巻きです。
 
濁りに増水で、表層付近で出るとは思えなかったのですが、ど派手な逆さ毛バリを。
サクッと1本巻いた後は、仕掛けを作り準備完了。

PM3:00*早戸に向けて再再度出発
PM3:20*早戸着

受付を済ませいざ開始です。

「見よこの水量」「見よこの濁り」(笑)

電話で聞いていた通りのタフコンディションに、ヤル気満々です。
シルト(石の粉)っぽい濁りなので白濁液のようになっていました。

先ずは先ほど巻いた毛バリをウロウロ場所変えしながら試すと、15分間は全くの無反応です。
そこで濁った時の伝家の宝刀「タングステンビーズヘッドの黒マラブー」を引きまくると・・・・・
 
出まくります。
 
ちょっと色を変えても。
 
この二匹は少々デカイ(40センチ前後)。

いいかげん飽きてきたので、毛バリを普通のものに変えてみたのですが、変えると沈黙します。
やはりこのような状況の時は、餌釣りのような食いスジを通さないと反応してくれません。

二時間程タップリ相手をしてもらうと、薄暗くなって「虫」も飛び始めたのか、ポツポツとライズが見られるようになりました。
そこで毛バリを先日作った「オレンジ&剣羽根金箔頭」で表層逆引きをすると、
(伝承系UVオレンジ&剣羽根金箔頭)←名前長い
出たー。こういう毛バリで釣れるとやっぱり嬉しいです♪

 (どっち?微妙)
顔の尖った、口のデカイ、パーマークの取れていないニジマス?
目の周りのビューティースポットも、中途半端な奴でした。

そんなわけで結局午後6時まで遊ばせてもらい(本当は7時半までできるのだが)、くたびれたので終了。
 (見渡せば私一人)
管理棟も電気を落とし、見渡せば誰もいませんでした(貸切?)。
片付けをして、顔を洗い帰途に。

PM6:30*自宅に向けて帰途につく
PM8:00*無事帰宅
PM9:00*入浴後、ブログ書き開始

三連休、やっとのことで釣りができた感じです。どうにか落ち着いたようです。
 
(本日のヒット毛バリ) (時速10匹ちょいってところでした)

走行距離は、本日はジャスト300キロ。
連休中のトータルで590キロ。
山梨にTTCに都内に熱海に早戸と、なんだか色々動いていた割には大した距離ではありませんでしたね〜。しかしながら、今週末の土曜日の予定は日帰りで石徹白です。

大丈夫ナノカ。

ホントウニダイジョウブナノカオレハ。

ここまできたらどうでもいいです。
過去には山形近くまで日帰り釣行や、京都まで日帰りドライブってのもあったし(泊まれよ)。
とにかく忙しくてゆっくり泊まれる余裕がないのですよ。仕事に家庭にテンカラに。

「あ〜、プライベートで一日ゆっくり釣りがしたいなぁ」(マジ本音)。

明日も仕事(生業)なので、今夜もボチボチ休みます。お疲れ様でした自分。

ではまた。

吉田毛鉤 たぶん止まったら倒れる 吉田孝
吉田毛鉤会の若者よ情熱を持て(笑) 

新しくなったTTCのパンフレットですが、
 
「山岳渓流を彷彿とさせる圧倒的なロケーションで難易度は超S級
 
(私はテンカラ部門担当です)
超S級って・・・・・ついに開き直った感のあるキャッチコピーが笑えます。
 
しかしここは、正直にいって難しいです。普通のカンツリとナメてかかるとやらかします。
クラブハウス前の大淵は、どなたでも釣れるお助け釣り場ではありますが、
上流などは、名前だけでなく本当にエキスパートゾーンです。

「腕に自信のある方は挑戦を」
「腕に自信のない方は自主トレに」

この釣り場でしっかり釣れるようになれば、
一般河川に行って、何も恐れることはありません。
ぜひとも通い込んで腕を上げて下さい。
(ここまで宣伝です・笑)

さて本日の東京テンカラ倶楽部ですが、
 
(いつもの陸地に支流が)
入梅台風大雨でこんな状態なのに、
 
(チラッと写る毛鉤会ファンクラブ会長のY女史)
いらしてますよ。サロンに。

メンバーで年齢的にはワンツーのお二方です。
テンカラ熱は高いですね〜。その心意気は素晴らしいと思います!!
行けば何かを得られますよ。サロンでの話だけでも。
自分も昨日の疲れもありましたが、サロンに顔を出しました(笑)。

まさに、サブタイトルの
「吉田毛鉤会の若者よ(相対的に)情熱を持て!」
です。
 
(うらめしや雨)
UさんSさんに自分。
うらめしそうに雨を眺める三人・・・・・
 
(楽しや談笑)
と、思いきや・・・・・
竿・毛バリ・釣り場に釣り方の情報交換に談笑に次ぐ談笑です。
 
(奥の二人は)
そうこしていると、もうお二方ご来場。
夫婦坂@Kさんご夫妻です。
この雨のなかわざわざお食事と談笑に。

「若者よ(相対的に)情熱を持て!!」

 
(みなさん雨の中ご苦労様でした)
どうですこの趣味に対する熱意。
堀江支配人もあきれ・・じゃなかった感激しています。
しかしいつもなら川に出て釣りをして、あまりゆっくりテンカラ談義もできませんが、
今日は本当にゆっくりとみなさんとお話しができました。

「東京テンカラ倶楽部のテンカラサロン」

本当に楽しいですよ。テンカラ重病人の集まりですが。

自分は三連休、釣りのできない憂さ晴らしをさせていただきました。
Uさん、ランチにいただいたお土産の魚、ありがとうございました。ご馳走様でした。

この状況では、どこに行っても明日も竿は振れないだろうな〜。
ま、天候には勝てませんね。危険を冒してまで川に立つまでもなし。

我慢するとしましょう。

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 吉田孝

今期の下見に

昨年のシーズン中、特に7月以降通い込んでいた山梨県下の一般河川ですが、「テンカラ関連の仕事」「テンカラ教室」「家族の風邪」「自分の風邪」等々、ようやくひと段落したので、様子を見に行ってきました。

昨年以来食べていなかった「吉田うどん」(このうどんの歯ごたえと、塩分濃度が自分の好みにドンピシャなので、食べたくてしかたがありませんでした)も食べたくて、竿を振るのはどうでもいいが、のんびり家を出て、うどんを食べて下見をして帰ってこようかと思っていたところ、いつものTさんとKIさんが、「川の場所を教えてください&うどんも食べたい」ということで、三人で観光半分の釣行ということになりました。

自分は生業が今日から三連休で、風邪も治り、「釣り釣り釣りーっ」と喜んでいたところ、入梅台風大雨予想と天罰か?と思うような状況でしたが、とりあえず様子だけでもと出掛けてきました。
 
 (いいお値段ですが)
それともうひとつ、今期より夏の沢系の足回り(腰回り?)で導入しようと思ったコイツですが、長時間の装着のテストも兼ねて、朝家を出る時から帰宅するまで穿いてみました。やはりうわさ通りバッチリでした。暑いの寒いのとワガママな、足腰の冷える、足腰の弱った私のようなオジサンの必需品になりそうです。

いつものTさんとKIさんに、釣り場を数箇所教えてから、オープンを待って「吉田うどん」のお店に突入です。いや〜あいかわらずの歯ごたえと、見た目よりずっしりとした密度。揚げ玉と山椒と南蛮唐辛子の辛さもたまりません。欲求は満たされました。満腹満足でお値段も安いですな。

雨は降っているし、川も増水気味だし、三人で周辺をウロウロしてからマックにてお茶&おやつ。
イマイチ竿を振る気がおきません。せっかく来たのだと竿を出すと、ヤマメではなくこんなお友達がお出ましに。


(1メートル位ありました)
実は嫌いじゃないのです(てか好き)。小学校の時はつかまえてペットとして飼っていて、学校から帰ると手だの腕だの這い回らせてスキンシップしていました(家族に大顰蹙)。あのキョトンとした目がタマランですな。お金に縁がありそうなゲンかつぎで、今日はなんだか嬉しくなりました。

もうちょっと撮影会をしたかったのですが、泳いで対岸へ行ってしまいました。後を追い、尻尾を持たせていただき、ソーッとひっぱって再度撮影しようとしたのですが、凄い力で草むらへと・・・バイバ〜イ。

夕方竿を出したのですが、自分とKIさんはウグイ(らしき)魚を掛けバラシしたのみ。ですが、テンカラを始めて一年ちょい。TTC通いばかりのいつものTさんが、

 (一般河川で初ヤマメ!!)


(小ぶりですが)
「祝・一般河川で初ヤマメ」です。おめでとうございました。
某TTCの管理釣り場スタッフのブログの写真のように、「掛かっている場所は気にしないでください」とのこと(笑)。でもいいのですよ、毛バリに食いに出たのですから。

いつものTさん、KIさん、本日はお疲れさまでした。私はうどんが食べられたので満足です。

次回は状況のよい時に、またみんなで遊びに行きましょう!!

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 吉田孝
体調復活

「病み上がり 梅雨入り台風 泣きっ面」

風邪の症状もほとんど終息に向かい、今朝から体調復活いたしました。

 
体調が戻ると、毛バリ巻きの精度も上がります。
見てくださいこのボディの艶っぽさ。

 
剣羽根もグイグイと巻け、おまけにヘッドには金箔まで。 
(自分の金箔毛バリの巻き方は、
月刊つり人5月号にて)←クリックしてください

 
絶好調です。「伝承系オレンジ&剣羽根・金箔ヘッド」です。
非売品です。手間がかかるので売り物にしたくありません。
これだから釣れるってわけでなし。どうしてもというかたはメールにて価格応談で(笑)。

と、毛バリの調子はよいのですが、梅雨入りしちゃいましたよ。早過ぎです。
雨はいっこうにかまわないのですが、台風で大雨になり、増水して釣りにならなくなると困ります。

明日から自分は三連休だというのに。
でも一応、会のメンバーと出かけて見ます。

観光になったらなったでよし。

さて、釣行前の楽しい準備を開始しますかね〜。

吉田毛鉤 風邪より復活テンカラ毛バリ師 吉田孝
教室開催予定(6月)

昨日、自宅近くの上州屋「狭山ヶ丘店」に行ったところ、
以前から安定供給できそうですと店長に聞いていた「剣羽根」が入荷していました。
これでしばらく困らないで済みそうです(笑)。

  

それともうひとつ、そういえば最近すっかり気にとめていなかったへら鮒のハリですが、
しばらくぶりにじっくり見ると、自分的に理想の(好きな)形状のハリを発見したので、
これも購入しました。

 

スレバリなのでバーブレス加工の必要は無し。
チモト(耳)をペンチでへし折って、バリをいつものルーターで削れば完成です。

巻いた毛バリは伝承系剣羽根(黄胴黒頭)ですが、広めのゲイプ(フトコロ)に、
気持ちネムリがかったハリ先がなんともいえず、いい雰囲気のテンカラ毛バリになりました。

しかし・・・イマイチ毛バリの出来にキレがありません。
納得がいかない。やはり体調不良のせいでしょうね。

自分のように常に毛バリを巻き続けていると、
体調や心境の変化が毛バリにも表れてしまい、納得のいくものが出来ないのです。

んなわけで、今夜も投薬&早めに休みます。

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さて本題の、「TTCでのテンカラ教室」関連の予定(6月)ですが、

6月11日(土)「第8回・
吉田毛鉤のテンカラ毛バリ勉強会」←くわしくはクリック

6月26日(日)「第19回・
TTCテンカラ教室」←くわしくはクリック

の日程で開催いたします。

毛バリ勉強会は午前中3時間、「毛バリ巻き」をみなさんとご一緒に行います。みなさんのご質問にお答えしたり、お題を頂戴したり、という形で開催しています。何度でもご参加いただき、みなさまと楽しく毛バリ巻きをいたしたいと思います。

テンカラ教室は基本的に「テンカラ導入」の教室です。他にはやってみたけれどイマイチわからないという方や、初心者のレベルからステップアップしたい方向けの教室になっております。一度受講すれば「テンカラとは何ぞや」という基本的なことはご理解いただけるようになっておりますが、何度でも受講したい方はどうぞ。

お申し込みは
コチラ←クリック
このフォームに受講したいコースと日時、及び必要事項を記入の上送信してください。
出来るだけ早いうちにお返事を差し上げます。
(個人情報保護法に基づいて、内容等は一切公表されません)

どちらもよろしくお願いいたします。
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吉田毛鉤 TTCテンカラインストラクター 吉田孝
月刊つり人7月号 

明日発売です。
  
今回も「テンカラ一本やり勝負!」がんばりました。
そして6月上旬には、「別冊渓流・夏号」復活発売です!
どちらもよろしく。

何だか今週は空模様もあやしい日が多そうで、週末の釣りに影響が出なければよいのですが。
ひさしぶりにプライベート釣行の予定を立てたので、雨も少々で、手加減していただきたいものです。

もうしばらくすると「梅雨」。よくよく考えてみると(あまり考えなくてもですね)、我々サンデーアングラーは、本当にベストのテンカラシーズンや、都合のよい時間帯で釣りができる状況に遭遇する方が珍しいのではないか?と常々思ってしまいます。

普段の生活に追われ、テンカラをしに行って状況が悪くて帰り、また行けばいいやなどという恵まれた状態に置かれていない自分は、あれやこれや手を変え品を変え、状況に応じたテンカラをしないことには、年に数匹の魚で終わってしまいそうです。

今年も新たなテンカラ技を、何か考えないといけませんなぁ〜。

吉田毛鉤 釣れない状況で何とか魚を出すことを考え続ける 吉田孝
テンカラ集団「吉田毛鉤会」

昨年発足した、自分が主宰しています「吉田毛鉤会」ですが、
登録メンバーが昨日で20名となりました。

TTC「TOKYOトラウトカントリー、裏ネームを東京テンカラ倶楽部といいます」(笑)に集まることのできる方で、
 
(吉田毛鉤帽・バージョン2010)

*「他人の釣り方にあれこれ口を出さず」
(釣り方は個人の自由なので、ああしろこうしろなどと言われるのは自分が嫌いなのです)

*「その代わり、誰かに釣り方を聞かれたらこころよく答える」
(釣り方の秘儀秘伝などという、秘密主義も大嫌いなので、誰かに釣り方やり方を聞かれたら、こころよく教える)

ということを会の二つの軸として、
 (吉田毛鉤帽・バージョン2011)

会員証代わりの帽子を着用している時は、たとえ釣れなくても、「いつもニコニコしていましょう」、というお約束のできる方にだけ入会していただいております(笑)

そのようなわけで、今後も「楽しいテンカラ」をご一緒に続けましょう。

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以下、会員名簿(ハンドルネームだけど)です。
会員同士、連絡先など交換されていない場合は、このブログ上のコメント欄をご自由にお使いください、ご承知だとは思いますが、個人情報等は掲載なさらぬようお願いいたします。

(順不同です)
代表 吉田毛鉤 吉田孝

相談役 TTC総支配人 堀江渓愚氏

*青梅支部長のTさん
*野々山さん
*用務員のKさん
*いつものTさん
*KIさん
*TTさん
*万年新人のSさん
*群馬支部長のHさん
*昭島のSさん
*八ヶ岳のSさん
*秋山郷のUさん
*山形出身のMさん
*ママチャリのHさん
*夫婦坂@K夫さん
*夫婦坂@K妻さん
*源流師のいさおさん
*KWさん
*足立のTさん

そしてついに
「吉田毛鉤会ファン倶楽部」(いつできた?)会長に、チーフのY女史が就任されました。

これからもTTC及び吉田毛鉤会を、よろしくお願いいたします。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 吉田孝


5月22日(日)のTTCテンカラ教室の報告です

本日はTTCテンカラ教室始まって以来の最大人数のご予約をいただきまして、ご参加いただいた皆様には御礼申し上げます。

さすがに20名となると、とてもひとりで個別のご指導は時間的に無理がありましたので、堀江御大にお出ましいただき、カブスカウトのお子様が6名に、親子でご参加の息子さん1名を含めた子供班プラス保護者の方々と、大人班の方々に分かれていただきまして、御大と二人で分割講習という形になりました。


先ずはご挨拶の後、自分の担当で、「テンカラとは何ぞや」という基本的なご説明を、みなさん立っていますが「座学」という形で開始です。


テンカラが初めての方は、お子様にも大人の方にもいらっしゃいましたので、細かいご説明は個別に行うことにいたしまして、なるべく簡潔に、わかりやすくご説明をすることに始終しました。


カブスカウト班は監督者に保護者の方を含め全員で11名です。
スカウトの活動の一環なので、お子様達もきちんと話を聞いていました。
素晴らしいですね。


水生昆虫の図鑑やホワイトボードを使いご説明を。
毛バリを使って釣る時に、何が最も重要なのかを図に描いて解説しています。


ご説明の後は、二手に分かれて道具のご説明と仕掛けのセッティングを、実際の道具を使い、みなさまにもやっていただきました。


わからない方には個別にお手伝いしながら、仕掛けを作ります。


毛バリを取り付けた後は、キャスティング講習の開始です。


テンカラ導入の講習の中で最も大変なのが、このキャスティングの講習です。
振込みの技量に関しては、おひとりおひとりみなさん違うので、何をどうお伝えするべきか、その都度ひとつひとつ考えながらご説明しないといけません。


お子様にも振っていただき、ひとりひとりにご指導を。
自分も指導に熱が入ります。

堀江御大も大人班のご指導に熱が入ります。お疲れ様です。


キャスティング練習をしながら、実際に魚を掛けて釣っていただき、毛バリに魚が簡単に食いつくということを体感していただきます。

エサを付けなくても、匂いも何もない毛バリでも、魚が毛バリをエサだと思い込みさえすれば「魚は釣れる」ということを実感していただいたので、その後はストリームエリアに下りていただき、実際の渓流での釣りをやっていただきました。

自分の場合「テンカラ導入時は、管理釣り場だろうが、一般河川だろうが、どのような形でもよいので、とにかく魚を掛けてもらう」ということを念頭においてやっています。
とにかく釣ってもらい、最初に毛バリで魚が釣れることを体感すれば、たとえ次に釣れなくても、経験として認識しているので、続けていくことは容易です。

形や理論をいくら説明しても、実際に釣っていただかないことには、その方がテンカラは釣れるということに対して猜疑心を持ってしまうので、なかなかうまくいきません。
(過去の自分の教室で魚を釣っていただくことができなかった方にはゴメンナサイ)


ランチタイムの後、上流部において、堀江名人のデモフイッシングも御希望の方にご覧いただきまして、午後1時からは毛バリの巻き方教室の開始です。

先ずはカブスカウトのお子様メインでご説明しながら巻いていきます。
説明しながら巻いた毛バリは、喧嘩にならないようジャンケンで勝った人に差し上げました。
でももらえなかった人は気の毒なので、結局7本巻いて全員に差し上げました。



そうこうしているうちに、天気予報通りの雨が。
川での実釣が厳しいので、お子様達と交代で、大人班の方々に毛バリ巻きの講習をいたしました。


大人班の方々は毛バリ巻きだけでなく、装備や釣り方に関するご質問も多々お受けしまして、こちらも個別にお答えさせていただきました。

 
さすがに本日は大人数になり、充分なご説明ができないこともあったと思いますが、足りない部分など、またお会いした時にでもご質問いただければよろしいかと思います。

川越からお越しのMさん
坂戸から親子でお越しのAさん
ご一緒にお越しのKさん
IさんとOさんカップル
ラインをご購入いただいたKさん
もうおひと方のKさん
お電話でお申し込みいただいたSさん
そして、カブスカウトご一行11名のみなさま

総勢20名のご参加いただいたみなさまへ、繰
り返しになりますが、本日は「満員御礼」まことにありがとうございました。TTCスタッフ一同になり代わり、重ねて御礼申し上げます。

これを機会にご参加いただいたみなさまには、ぜひともこれからもテンカラ楽しんでいただけますよう、またのご来場を心よりお待ちしています。

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 TTCテンカラインストラクター 吉田孝
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*会員向け追伸です*
本日より、「足立のTさん」が吉田毛鉤会に新メンバーとして加わりました。
過去のイベントには何度かご参加いただいているので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。吉田毛鉤会共々、よろしくお願いいたします。 

テンカラ教室締め切り

「テンカラ入門」
「迷えるテンカラ初心者」
「ステップアップしたいテンカラ中級者」の方に
無料で(TTCの入漁券のみ)開催しているテンカラ教室ですが、

御好評により、

「20名」もの方にお申し込みをいただきました。

過去最大の人数です。ありがとうございます。

さすがに自分ひとりでは時間的にも手が回らないので締め切りにさせていただきました。
堀江支配人にもヘルプをお願いいたしました。

お子さんも含め、初めてテンカラに触れる方も多いので、
「このテンカラの楽しさを、いかにお伝えできるか。」ということを念頭に、
一生懸命やりたいと思います。


ご参加のお申し込みをいただいているみなさま。
堀江師匠共々よろしくお願いいたします。
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ここで昨日の毛バリの続きを。
 
(昨日の毛バリ)
昨日は鮎の掛けバリで、逆さ毛バリを巻きました。
 
(パラシュートポストを)
昨日の毛バリを作っていて、この形状のハリは、角度といい細さ(重さ)といい、どうみても水面に浮かべて釣ると具合がよさそうでしたので、ポストを立ててパラシュートを巻いてみました。
 
(陸生昆虫の時期に)
黒と黄色のシェニールを交互に巻き、女郎蜘蛛やハチをイメージした、夏向きの毛バリを作ってみました。
 
(やっぱり蜘蛛かな)
巣から間違って「ポトッ」と水面に落ちた蜘蛛。
下から見上げるとそんなイメージです。

テンカラ毛バリはアトラクターからリアルイミテーションまで、これといった決まりがないので、本当に自分のイメージで色々な毛バリを巻くことができますね。

このボディの作り方は、「吉田毛鉤の毛バリ巻き勉強会」への参加者から、
「どうやってつくるのですか?」と確実に質問を受けそうです。
作り方は次回の勉強会で詳しくご説明いたしますので、「蜂頭」(ハチガシラ)、「蝿頭」(アブガシラ)も含めて作りましょう。

マテリアルショップにて「シェニール」の太さ「0番」の「黒」「黄色」「白」をご用意ください。
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ではでは明日は英気を養うために、自宅待機といきますか。
テンカラ教室!!頑張ります!!!

吉田毛鉤 TTCテンカラインストラクター 吉田孝

伝承系逆さ毛バリ(掛かり優先UV仕様)

先日の取材でのことですが、ヤマメが出れど掛からずが続き、キッチリ釣れたのは4割。
ちょっと掛からない比率が多かったので、撮影スタッフの方や、漁協の関係者の方と話をして、サイズが小さいのと放流魚なので、流れの速い中では上手に捕食できていないのが原因ではないのかということに落ち着きました。
(本当は自分の毛バリが完璧なスジを流れていないのが原因です・下手くそ)
 (鮎の掛けバリ)
ハリの形状は、自分の場合ある程度色々な種類を準備しているので、持って行った中で、掛かりやすい形のハリに変えてみたのですが、やはり掛かりがイマイチでした。
(だからちゃんと流せてないんだって)
 (アイがないので吸い込み糸で)
そんなわけで掛かりではナンバーワン(掛けバリなので当然ですが)の鮎の掛けバリを使用した毛バリを巻いてみました。
(掛かりが悪いのは、あくまで自分のせいではないということで)
 (吉田毛鉤なのでUV塗装)
吸い込み糸でアイを作り、吉田毛鉤なのでUV塗料を使い塗装します。
(UV使えば釣れるってもんじゃないって?わかってますよ)
 (ピーコックハールをヘッド直下に)
それだけだと見た目がイマイチ&ハックルの開きが悪いので、ピーコックハールで肉を盛ります。
(ピーコックを付けた方が釣れるのかって?知りませんよそんなこと)
 (非常に綺麗なハックルです)
正式名称のわからない、とても綺麗なハックルを取り付けて、ハックリング。
(ハックルが綺麗だからって釣果に差が・・・・・知りませんよ。魚に聞いてくれ)
 (まだ暴れています)
暴れているハックルを押さえてから、根元をスレッドで巻いて落ち着かせます。
(落ち着いているかいないかで釣果に・・・・・やめやめ・・・・・モチベーションの問題です)
 (首元にもピーコックハールを)
このままだと見た目が悪いので、首元にピーコックを少々。
(一生懸命作った毛バリは、それだけでテンカラにヤル気が出ます)
 (ボディはスレッドで)
ボディにテーパーがかかるようにスレッドを巻いて形を作ります。ハリの腰から下がグッと出ているので掛かりはよいハズです。
(釣りは、俺は釣れるという自分の思い込みが重要です)
 (完成!!)
ボディも蛍光塗料のグリーンで塗装しました。
見やすく掛かりのよい逆さ毛バリの完成です。

が・・・デカイ魚はハリが伸びますし、小さくても何匹か掛かるとヤバイです。ま、根掛かり回収は比較的簡単に(ハリが伸びて)できます。

何事もケースバイケースです。ケースバイケース。
ケースバイケースってのは、最高の言い訳だということに気がつきました(笑)。

吉田毛鉤 テンカラ毛鉤師 吉田孝