世間はGWに突入しましたが、私は通常の土、日が休み。
明日は予定が入っているので、週末やらなければいけないことを今日まとめてやりました。
猫の額の庭の草むしりと掃除。その後買い物等々済ませ、食事の支度などをしてから、なんだかとても眠かったので午睡。目を覚ましてから毛バリを少々巻きました。

今回のボディ材はコレ
 (カシミアのセーターの補修用)

もう20年位前にもらったカシミアのセーターがありまして、先日裁縫道具の片付けをしていたら、そのセーターの補修糸が出てきました。
セーター本体はもうずいぶん前に処分してしまい、そのセーターを持っていたことすら忘れていました。

 (小ぶりの毛バリ巻き)

20年の熟成(煮しまったというか変色したというか)のせいでしょうか、セーターそのものは黄色だったのですが、補修糸は色が抜けていい感じのクリーム色になっていました。
質感も非常にいい感じです。そんな素材を見つけたからには、毛バリにしてみようと思うのは自分の常で、ボディ材にしてみました。


(#16サイズの小さい毛バリです・UVヘッド)

春先のコカゲロウから5月のモンカゲロウまで、黄色やクリーム色の胴体の水生昆虫の季節全般に使えそうです。

このようにテンカラ毛バリの材料は、本当に何でも流用できます。
特にボディ材は、ボディ材として売られているものばかりでなく、「犬」「猫」の毛から「ポケットのなかの綿くず」、はては「頭髪」まで何でも巻くことができます。

常々「マテリアルになりそうなものがないか」と目を光らせていると、何か新しい発見があるかも知れません。わけのわからん素材で実際に釣果のあった方は、ぜひとも教えていただきたいと思います。

吉田毛鉤 テンカラ毛鉤師 吉田孝

追伸:明日は釣りなのですが、天気が気がかりです・・・・・


  
発会より1年を過ぎた吉田毛鉤会ですが、会の主旨にご賛同いただいたメンバーもポツポツと増えました。ご参加にご協力ありがとうございます。

以前にもご紹介したと思いますが、
「他人の釣りに余計な口を出さず、聞かれたことにはこころよく答える」。
「釣果優先ではなく、とにかく楽しくテンカラを」ということを念頭に置き、
現在も楽しいメンバーとご一緒に「TOKYOトラウトカントリー」という、いつでもみなさんの集まれる釣り場を通じて会の運営をしております。

一年を過ぎ、渓流も解禁になり、地震の影響で出足が渋っていた方々もチラホラと釣りに行き始め、そのような機会ですので「吉田毛鉤帽2011バージョン」を作ってみました。
どこかのバッヂではないのですが、毎年色違いで作ろうかと思います。

そこで・・・・・会員様向けの情報です。

「吉田毛鉤帽2011」本日より販売開始。
どれだけ売れるかわからないので少量注文しましたので、数に限りがあります。
(作っても売れないと赤字がかさみます)
会員で欲しい方は自分宛のメール、もしくは何でもフォームにて受付いたします。
(先着順ですのでメールかフォームでお願いします)
5月中にTTCにてお渡しできる方で、お支払いはその時でけっこうです(2000円)。

 

今年はシックなグリーンで。材質は初回のと全く同じです。
わざと目立たない色で刺繍した横文字と、吉田毛鉤の文字はシルバーで作りました。



7個限定です。先着順なのでよろしくどうぞ。
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ついでといっては何ですが、当「吉田毛鉤会」への入会のご希望者がいらっしゃいましたら、
以下をよくお読みになり、ご賛同いただければ声をかけてください。

楽しいテンカラの普及にご協力できる方(自分たちが楽しくテンカラをしているところを他人に見せて、やってみたい〜と思わせること)。
他人の釣り(釣り方、持ち物、釣果などなど)にあれこれ余計なことをいわず(ほめるのは大いにやってください)、どんな釣り?どんな毛バリ?など、テンカラのことを聞かれたら、自分の秘儀秘伝だから教えな〜いなどとケツの穴の(失礼)小さいこといわず、何でもこころよく教えること。
この二つを主だったことにおいて、TOKYOトラウトカントリーの教室やイベントにご参加いただいたり、今後もいただける方(定期不定期色々あります。何がなんでも参加してなどとはいいませんのでご心配なく。楽しい仲間との集まりが多いので、自然と足が向いてしまうと思います)。

会費なし。
定例会もなし。
テキトーにTTCに集まっての談笑が、会のメインの行事です(笑)。
不定期で遠征釣行会なども開催することも。
入会は、会員証と入会金代わりの吉田毛鉤帽(2000円)のみ。
これで永久会員になります。(注・会員の公序良俗に反する行為があった場合、代表の一存で除名とします)
 
(剣羽根たくさん)

以上よろしくお願いいたします。
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吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 吉田孝

世間一般では明日からゴールデンウィークです。
自分はカレンダー通りではない仕事をしているので、特に連休にはなっていません。
でもゴールデンウィークという言葉に、なんとなくうずうずしてしまいますね〜。

今日の日中などは、初夏か?と思うような気温でした。
イブニングタイムにテンカラを振りたいような陽気です。昨夜の暴風はかなり凄かったですけど。

週末はひさしぶりに一般河川での釣りの予定が入りました。
トラウトカントリー以外の場所に渓流魚を釣りに行くのは、今年は解禁以来初になります。

「車窓から 見える藤棚 気がはやる 帰宅途中に 心は渓へ」

 (週末の準備)
そんなわけで本日は準備を。毛バリケースがスカスカなので、今夜少々巻く予定です。

ゴールデンウィークの釣りについては、つり人社さんのブログにも書かれていました。←(石垣先生の著書とご一緒に紹介していただいております)

毛バリ巻きと釣り。どちらを取るかといわれたら、「毛バリ巻き」と即答してしまう自分ですが、あれこれと想いを廻らしながら、ひとり夜中に毛バリを巻いている時が、自分にとって最高の至福の時間です。

でも釣りに行きたい〜。

吉田毛鉤 テンカラ毛鉤師 吉田孝 
昨日のブログの内容は、先日のTTCで剣羽根を使用して、
「岩盤沿いをドラグドリフト」
「瀬での逆引き」
「瀬の肩での止め釣り」
「アップでナチュラルドリフト」
「瀬脇を誘いをかけながら」
で、内3尾をキャッチして、他は「掛けバラシ」と「掛からなかった」のですが、どの状況がキャッチできたのでしょう?
という内容の質問でした。

水温は10度、ここ関東地方では藤の花も開花し始めたところもあり、少しばかり目立つ水生昆虫の飛翔もチラホラ見受けられるようになりました。
水温の関係で、毛バリで釣れるのは日中の方がよいようですが、まあスタンダードなテンカラに近い状態での釣りではないでしょうか。

先ずは正解から。
1、4、5がキャッチできたものです。3は1〜2回出ましたが、ハリ掛かりもせず。
2は数回出て、2回ほどハリ掛かりの後バラシ。
まさにセオリー通りでした。自然の状態に近い流し方の方が、魚が毛バリをゆっくりしっかりくわえ、離すまでの間があるようなので、確実にアワセが効いて魚を取ることができたようです。

順番は自分が釣ったポイント順なので関係ありません。ですから
「カリメロさん」
「TTさん」
が正解です。
(エントリーした方で、ハズレた方への残念賞はテストでしくじったゴミ毛バリを差し上げます)TTさんはいつでも、カリメロさんはどこかで(6月の末川?西野川?)ででも、「正解者のカリメロです」と、お声をかけてくださいね。吉田毛鉤特選のサービス毛バリを差し上げます。

冬季の管理釣り場で、成魚放流であったり、人のプレッシャーなどでタフコンディションの魚を、アノ手コノ手でテンカラをやって釣っていたのですが、このようにセオリー通りで魚を釣ると、「やはり開幕したのだなぁ」と実感した次第です。

震災絡みで色々とあると思いますが、趣味人は趣味人として寄付を募ったり、趣味を通じてお金を使い、多少なりとも経済が循環するようにしていきたいものです。

いよいよ今週末からゴールデンウイークです。元気な方は楽しい釣りを。

吉田毛鉤 取材のプレッシャーには負けないぞ 吉田孝
先日のTTCのテンカラ教室の後、ひさしぶりに巻いた剣羽根の毛バリで釣ってみたのですが、
「岩盤沿いをドラグドリフト」
「瀬での逆引き」
「瀬の肩での止め釣り」
「アップでナチュラルドリフト」
「瀬脇を誘いをかけながら」と
ひとっ通りの釣り方で魚が出ました(ちゃんと取れたのは内3匹ですが)。
(さてここで問題です。ちゃんと取れたのは上記の5つの状態の内どれでしょうか。答えを今夜中にコメントに入れていただき、正解した方には次回TTCでお会いした時に、毛バリの1本も差し上げます。剣羽根じゃないけど。ヒントはセオリー通りというか、掛かりやすい順番の通りというか。わかる方には簡単です。先着5名様)
 

まぁ冬季は出番がなく、この剣羽根の毛バリを使って実釣したのもひさしぶりでしたが、使ってみるとやはり操作性が抜群。シルエットが崩れず、特に表層を引くのには非常に使い勝手がいいですね〜。
モンカゲロウの時期ももう少しだと思うので、クリーム色のボディで作ったら、視認性もGOODでした。

ただこの剣羽根の難点は
「材料が手に入り辛い」
「材料の値段が高い」
そしてなにより「ハックルの材料の中で一番巻き辛い」ということでしょうか。

巻き方を知りたい方は、
ディープなディープな毛鉤巻きの世界、TTCで月イチ開催の
「吉田毛鉤の毛鉤巻き勉強会」の時にでもご質問いただければ、巻きながらご説明いたします。

5月のTTCの教室は
5月14日(土曜日)は「毛鉤巻き勉強会」
5月22日(日曜日)は
「テンカラ教室」
の予定です

「わかりやすい」「楽しい」そして「初めてでも1尾は釣っていただく」と、いつも宣伝させていただいている
DVDさながらの教室です。どうぞ奮ってご参加くださいね〜。



さてさて今週末、まさにゴールデンウィーク真っ只中に一般河川での渓流魚の取材(おっ!ひさしぶり!)のお話をいただきました(笑)。
どうでもいいけどそんな時に魚を出せるのでしょうか。
撃沈しないように「剣羽根」を引っさげて頑張ってきます。

吉田毛鉤 今週はメンタル調整もして本腰入れて取材にかからないとヤバイぞ 吉田孝
本日は月イチのTTCテンカラ教室でした。当日受付の方も含め7名様のご参加です。
ご夫婦、それと、テンカラは初めての親子でご参加の方もいらっしゃいましたので、先ずはお約束の座学から始めました。

 
毛バリ巻きを含め座学を終了の後、ファミリーポンドでキャスティングのレクチャーを開始です。

 
みなさんのレベル、使いたい道具などに応じて、少しでもご理解いただけるようにお話をさせていただきました。
全体の話としてご理解いただけない部分は、個々のご質問としてお答えさせていただきました。

 
その後はストリームエリアに下りて、実際の流れの中でのご説明を。
ご説明の後はそれぞれお好きな釣り場に行っていただき、ランチの時間まで実釣していただきました。

本日は教室にご参加いただいた方の他にも、吉田毛鉤会のメンバーの町田のSさんに、先日オークションで堀江さんのプロトロッドを落札されたKIさんが朝からお見えになられました。KIさんは落札ロッドに無条件で付属していた、ロッド落札者へのスペシャルサービスである、「堀江渓愚のテンカラキャスティングマンツーマンレッスン」を午前午後の二回に渡り、みっちりとやられていたようです。

その後は常連のHさんが予告納品の毛鉤をお買いになられたり、吉田毛鉤会会員に、常連の方々など、多くのテンカラファンがお見えになり大盛況の様相になっていました。

 
そんな中、大ベテランの堀江師匠の30年来の大ベテランのお弟子さんのAさんが、池の魚をいたぶりまくっていたので証拠写真を撮影しました(笑)。

みなさんと楽しく談笑ランチタイムの後は、親子でご参加のテンカラが初めてのIさんに毛バリ巻きをレクチャー開始です。



親子で真剣なこの表情。
巻いていただいた毛バリを使い、実際に釣ってみていただきました。

 
息子さんも、お父さんも、今巻いたばかりの毛バリで釣れました!
ご自分で巻いた毛バリなら、感動もひとしおだと思います。

終了間際は魚の活性もかなり上がり、自分も少々竿を出させていただきました。

「瀬」で「剣羽根」を使い連発です。


自然に流す、逆引きに止め釣り。何でも出ます。いい季節になりましたね〜。

本日は多くのテンカラファンの方がご来場になられたTTC。本当にいい一日でした。

教室にご参加いただいた
秋山郷常連で吉田毛鉤会のUさん「いつもご参加ありがとうございます」
久々にご来場の山梨のIさん「リハビリお疲れさまでした」
親子でご参加の福生のIさん「楽しめましたか?またのご来場をよろしく」
DVDで予習なされてご夫婦でご参加のKさん「ぜひともテンカラにハマってください」
おひとりでご参加された経験者のIさん「たくさんのご質問ありがとうございます」

そして
吉田毛鉤会の町田のSさん「本日もありがとうございました(お土産)」
釣りの帰りにお食事に見えられたこちらも会員のTTさん「早朝からお疲れさまでした」
何度かお見えになられている御殿場のHさんも「ご来場ありがとうございます」
常連のHさん「いつも毛バリのご購入ありがとうございます」
吉田毛鉤会のKIさんは「堀江名人のマンツーマン講習よかったですね〜」

他にも相模原のSさん、お食事に見えられたぶるーのさん、みなさまご来場ありがとうございます。
TTCスタッフ一同になり代わり、御礼申し上げます。

あっ、大ベテランのAさん「魚いたぶっているところを撮影&掲載しましたのでよろしくです(笑)」

自分も含めたら「15名」のテンカラファンが、釣りをするしないに関わらず来場した本日のTTC。
つくづく思いますが、本当にテンカラファンにとっては日本一!と自慢したくなる管理釣り場だと思います。

これからゴールデンウイークになりますが、このブログがお目にとまり、「まだ行ったことがない」というテンカラファンの方がいらっしゃいましたら、ぜひとも一度行ってみてください。
きっとご満足いただけると思います。TTCブログにも←クリック

お会いしたみなさま、本日はお疲れさま&ありがとうございました。
またみなさんにお会いできる日を楽しみにしております。

吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝
月刊つり人6月号
 (毎月25日発売です)
今月号はテンカラの記事が多いです。
テンカラファンの方はぜひともお読みいただきたいと思います。

それと自分からはどうしてもご紹介したいことが・・・・・

これ!!
連載中の毛鉤異魚種行脚、「テンカラ一本やり勝負!」の記事なのですが、今回はあまりにも楽しい相手でしたので、みなさまに記事の内容をお読みいただきたく、ご紹介となりました。
その相手というのは

「多摩川のマルタウグイ」


ホントに楽しい取材でした!!月刊つり人6月号をよろしくどうぞ。
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さて明日は、4月のTTC「テンカラ教室」の開催日です。
 
(明日の納品)
まだ若干人数に余裕がございます。
当日参加も可能ですので、ご参加希望の方は8時までにご来場の上、トラウトカントリーカウンターにて、テンカラ教室受講希望の旨、お申し付けください。
準備等、詳しいことはコチラをクリックしてください。

吉田毛鉤 今年もいよいよ本格始動か 吉田孝

 
明後日はTOKYOトラウトカントリーにて開催予定の「テンカラ教室」の講師の日です。
 
 蓄光目玉  吉田毛鉤
「今回はどんな感じでやろうかなぁ〜」などと、つらつらと考えていたところに、ご参加予定の方から嬉しいメールをいただいてしまいました。

  (つり人本社のショーウィンドウです)
それは、「例のDVD購入しました。予習してから伺います」との内容でした。

  (例のDVDです)←クリックしてください
いや〜ありがたいです。感謝です。こころより御礼申し上げます。

このDVD、地震から僅か一週間後の発売予定で、手放しで発売を喜べる状態ではありませんでした。しかしここへきて、ネットでも徐々に売れ始めたとのお話を聞き、少々「ホッ」としたというのが正直なところです。

これからテンカラをやってみたいと思う方は、「つり女子編」(キャスティング)(実釣)(毛バリ巻き)を見て、どなたにでも釣れるということをご理解いただき、

ちょっとかじってみたけど、キャスティングがイマイチと思う方は、「キャスティング編」を見て、ラインの特性による振り方の違いをご理解いただき、

テンカラはやれるようになったけれど、ちょっと伸び悩んでいると思う方は、「渓流実践編」を繰り返し見ていただき、初心者の段階からステップアップしていただけるとありがたいと思います。

日曜日は天気予報も晴れマークになったようです。

ご参加予定のみなさまと、ご一緒に楽しいテンカラ教室にしたいと思います。

吉田毛鉤 明日はじっくり毛バリ巻き 吉田孝




前回のブログでも少々ご紹介したのですが、この写真の逆さ毛バリ、バイスを使わずに左手の親指と人差し指でしっかりと挟み巻いたものです。ハックルプライヤーにハーフヒッチャーも使用せず。
使った道具はボビンホルダーとハサミだけです。
 
  
ボディーはライトケイヒル色の6/0の太さのスレッドです。襟元にはピーコックハールを少々。
この写真のハックルはキジを使用しています。
吉田毛鉤なのでヘッドには紫外線反射の素材を取り付けました。

バイスを使わないことに関しては、特に意味があるわけではないのですが、「まぁ普段車で走っている道を、たまには歩いてみようかな」という程度の気持ちでやってみました。

ところが慣れるということは恐ろしいもので、バイスなしでも普通の速度で巻けるようになりました。

で、この完全ハンドメイドの毛バリをTTCへ納品しようと思い、何本か巻いて週末(日曜日)納品予定です。

 バイスを使わない手巻きの毛バリ
こんな毛バリ話も含めてお話しをする、今週の日曜日はTTCのテンカラ教室の開催です。←クリック
雨予報も土曜日に前倒ししそうです。いずれにしても座学もたっぷりとありますし、雨天決行なので、天候は大荒れしない限り大丈夫だと思います。

いよいよこのような毛バリで釣れる時期になりました。週末はテンカラ釣りが初めてという方が四名。
この時期に釣り方をおぼえて、みなさまそれぞれのスタイルで、今期はテンカラを楽しんでいただきたいものです。

吉田毛鉤 TTCテンカラインストラクター 吉田孝

もう何十年か前に、鯉の吸い込み釣りに使用していた道具箱があり、
  
数年前から中身を入れ替えて、バイスを使わない、手巻きの毛バリの道具一式を入れて使っています。

道具といっても、実際に巻くのに使うものは「ボビンホルダー」と「ハサミ」くらいで、バイスの代わりは「手」を使います。

慣れないと、左手の人差し指と親指が痛くなりますが、慣れると以外にイケますね。
さすがに凄く小さい毛バリは無理ですが、フライフックの#12位なら難なく巻くことができます。
利点は上記の写真のような、ほんの少しの道具と材料で巻けるということ。

今日も職場のデスクで、考え事をしながら手持ち無沙汰なので何本か巻いてみました。
 
逆さを3本に沈みを1本。

バイスで挟むより時間は少々かかりますが、ほとんど変わりなくできます。
自分もボチボチ物忘れが始まる頃ですので、手巻きでせいぜい指先の運動を心がけることとしましょう。

吉田毛鉤 テンカラ毛鉤師 吉田孝