いよいよ今年も今日で終わり。
ご挨拶は昨日いたしましたので、本日は毛バリ話をひとつ。
冬の毛バリ釣りとは切っても切れないミッジ(ユスリカパターン)の毛バリですが、巻くのも大変だと思われ、ハリの種類もそれほど多くはないのが実情です。
そこで手に入るものを購入するのですが、例によってバーブレスが少ないのです。
以下写真でご説明いたしますが、いつものバーブレス加工です。
ミニルーターで加工するのはいつもと同じ、ただしかなり小さなサイズのハリをホールドするのに、試行錯誤の挙句、具合のいい方法がありましたのでそれをご紹介いたします。(興味のある方のみトライしてみてください)
(用意したのは#24・手前が#12です)
#24のバーブ付きです
かなり小さい
(愛用のミニビット)
この中から一番小さいヘッドを選びます
(しかし小さいです)
通常のサイズのものと交換します
(連日釣行で手がボロボロで失礼します)
バイスに挟むとルーターが当たった時に
バイスから飛んで行く恐れがあり危険なので
(飛んで行くと探すのが大変です)
自分の手を信じてしっかりホールドします
(爪の大きさと比較するとやっぱり小さい)
このままルーターを当てるとズレた場所に当たったり
ポイントを潰す恐れがあるので
(爪は削れます)
ここがコツです
小さくて細くて痛くないので
フックポイントをほんの少し爪に刺して固定しましょう
これで削ると2点でハリをホールドしているのでズレません
(刺した痕)
爪にキズができますが
よく見ないとわからない程度です
(このように加工)
下のハリが鮭でも釣るサイズに思われますが
普通の12番のハリです
(完成〜)
私の場合はこのようにどんなサイズでもバーブレス加工して使用しています
今度32番のバーブレス加工をやってみますか(実体顕微鏡買わないと)(笑)
そのようなわけで、ミッジサイズのテンカラ毛バリの巻き方は、来年からの「吉田毛鉤の毛鉤巻き勉強会」でもゆっくりご説明いたします。
興味のある方はどうぞお気軽にご参加ください(無料)
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来年もテンカラ教室共々よろしくお願いいたします。
吉田毛鉤 日々是感謝 吉田孝