先日の名古屋での、石垣先生主催のテンカラスタートアップミーティング。

その会場において、「竹株流トバシ」の竹株渓遊さんとお話することができ、お写真もご一緒させていただきました。

下ネタ(自主規制)も含め、五十数年の毛鉤釣りのキャリアのあるお方からのお話も、楽しく拝聴させていただきました。

帰宅後、ご一緒させていただいたお写真を送らせていただいたところ・・・・・


 毛鉤の選択について

明日もトラウトカントリーにおいてテンカラ教室の講師をさせていただく予定でおりますが、初心者の方の為に、毛鉤のお話しを少々しようかと思います。

毛鉤は一種類でよい派、多種類派、大鉤を使用する方、20番位のミッジサイズを使用してテンカラをする方までいらっしゃる為、決まりがないゆえに初心者の方などが毛鉤の迷宮に入ってしまい、ご質問を受けることが時々あります。

あくまで自分の場合(考え)でお答えさせていただいているのですが、初心者の方は、先ず、魚の居る場所や、就餌点が把握できなくて、きちんと毛鉤を流せないという大問題が前提になっています。

テンカラの場合は、「そこができれば誰も苦労しないよ」ということになるのですが、ある程度正しく毛鉤を流せるようになれば、どのような毛鉤を使用しても、それなりに釣果があると思います。

でもそれが上手にできない。

そのできない部分を毛鉤にカバーしてもらおうと思い、何種類かの毛鉤を使い釣りをしています。

報告第三弾は自身のブースのお話しです

ブースを出させていただいた責任もあるので、他の方々のブースはほとんど見ることができませんでしたが、自身のブースでは、紫外線反射の素材と蓄光(夜光)の素材を使用した毛鉤の販売メインにさせていただいき、多くの参加していただいた方々から毛鉤についての色々な質問を頂戴致しました。

「UV・蓄光毛鉤を作ることになったきっかけ」

「どのように使用すれば効果的か」

「タイイングのやり方」等々、自分の解る範囲で精一杯お答えさせていただきました。

お話しさせていただいた方、そして吉田毛鉤を購入していただいた方々には、あらためて御礼申し上げます。

「どうもありがとうございました」



懇親会でも、何名かの方々と毛鉤談義をさせていただきました。関東勢の参加者や、自分の顔見知りの方も少ない中、初対面の方々にもお声をかけていただき、本当にありがとうございました。

それにつけても竹株さん、とんでもないマテリアルのお話し(自主規制)を真剣にしていただき、恐縮すると共に、50数年の毛鉤道の奥の深さ、痛感というか感心というか・・・・致しました・・・・・

今回は現地で落ち合うことになりましたが、同行していただき、写真撮影にも協力いただいた、吉田毛鉤会のメンバーの蔦谷さん、お疲れ様&ありがとうございました。

 
 本日は、今週末のTTCテンカラ教室の話もあったので、堀江渓愚さんにミーティングの報告も兼ねて、TOKYOトラウトカントリーへ。

いやしかし、この一両日はマメによく動きました。

一人で800キロ走行してました・・・・・
テンカラスタートアップミーティングの速報です

 石垣先生と

竹株渓遊さんと

榊原さんと

2010年2月21日(日)

行ってきました・・・・・

昨年の6月より東京トラウトカントリーにて販売させていただいているオリジナル毛ばり

販売に至るきっかけは、トラウトカントリーの堀江渓愚総支配人のお話でした。
要約すると、「鮭鱒類は、紫外線を認識することのできる錐体を持っている」「ルアーの世界では普通に使い効果を上げている」ということでした。それではと、早速UV絡みの素材を色々使い、テストピースを作り持参して見ていただきました。

  
 (ディスプレイスタンド共々持って行きました)

UV錐体に関するの詳しい文献は、こちらにあることも教えていただき、じっくりと読ませていただきました。
→「通し回遊魚の視覚のメカニズム」 長谷川 英一, 比較生理生化学. 25: 156-164 (2008) .
 前回の写真の続きです(自作の毛鉤入れ)。日常使用している毛鉤につき、毛鉤屋として見せる毛鉤入れとは違うので、内容もディスプレイもグダグダです。(売り物の毛鉤ではありません)、恥ずかしいけれど悪しからず。



(フライフックのサイズでいうと、#8#10#12中心です)

ところがこいつにUVライトを照射すると・・・
 本日は月一のテンカラ教室の日。今日はいつもとちょっと違ったお客さんにつき番外編を。

 
 
 昨年よりTTCにてテンカラのクラスを持たせていただき、受講者の方々とお話しをしていて、初心者はもとより、ある程度経験している方でも、現在はなかなかテンカラについての教則本やメディアが少ない為に、色々な部分において、いわゆる「自己流」でやっていられる方が数多く見受けられました。

「自己流」=具合がよい、ならばいいのですが、なかなかそうではない方もいて、「はぁ〜、そうなんですか」とか「はじめてわかりました」「こちらのほうがぜんぜんいいですね〜」などの声も。

そこでこれから始める方にでもよくわかるように、徐々にではありますが、テンカラのシステムについて説明していこうかと思います。

「この方法が絶対」というわけではありませんが、先人達の知恵や自分の経験から、お読みいただいた方の何かの参考になればよいかと思います。

先ず初回は「ライン」の話しを。

 昨日の続きです。

昨日「自分軸」の釣りから「魚軸」へのことを少し書きましたが、今日はもうちょっと突っ込んでみます。

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