毛鉤の選択について

明日もトラウトカントリーにおいてテンカラ教室の講師をさせていただく予定でおりますが、初心者の方の為に、毛鉤のお話しを少々しようかと思います。

毛鉤は一種類でよい派、多種類派、大鉤を使用する方、20番位のミッジサイズを使用してテンカラをする方までいらっしゃる為、決まりがないゆえに初心者の方などが毛鉤の迷宮に入ってしまい、ご質問を受けることが時々あります。

あくまで自分の場合(考え)でお答えさせていただいているのですが、初心者の方は、先ず、魚の居る場所や、就餌点が把握できなくて、きちんと毛鉤を流せないという大問題が前提になっています。

テンカラの場合は、「そこができれば誰も苦労しないよ」ということになるのですが、ある程度正しく毛鉤を流せるようになれば、どのような毛鉤を使用しても、それなりに釣果があると思います。

でもそれが上手にできない。

そのできない部分を毛鉤にカバーしてもらおうと思い、何種類かの毛鉤を使い釣りをしています。

 UV、蓄光、ビーズヘッド、ウエイト巻き込み、等々自身の腕の悪さをカバーしてもらう為に作り、テストも重ねてみました。



そこで基本的にどのような毛鉤を用意して、どのようにローテーションさせているのかをお話しさせていたこうかと思います。(あくまで基本的にですが)



自分の釣りの考え方としては、大きく「上層」「下層」、簡単にいうと上と下にステージを分け、上は水面〜水面直下、下は中層〜底、オマケで「ベタ底」と区分します。

上で使うのはドライ系の毛鉤、自分の場合は蓄光目玉毛鉤を使用しています。ハックルもドライっぽく巻いてありますが、何回かキャストすればすぐに沈んでしまうので、竿の操作で浮かせたり、水面直下で使ったりします。

下で使うのはウエイト入りの沈み系、ハックル付きのビーズヘッドなどを使用し、流れを読み、食い波を血眼になって探さなくても、ある程度沈んでいってくれるものを使用しています。



それでもどうにもならない時は、ハックルなしのビーズヘッド、いわゆるビーズヘッドニンフで、ベタ底を釣るようにしています(エサ釣りっぽく流します・これはオマケの話しです)。

毛鉤のサイズは、基本的にフライフックでいう12番を中心にしています。他に10番〜16番位を控えに持っていますが、基本は12番。色は大雑把に濃淡の二色。

以上のことから、初心者の方には「何を使ってよいのかと混乱し、多種類毛鉤の迷宮に入りこまないように、12番のドライ系濃淡二色。12番のウエイト入り濃淡二色。この四種類の毛鉤を使用し、釣りのステージを上層と下層に大きく分けて釣りをしてみてはいかがでしょうか」とお話しさせていただいています。



そんな私は毛鉤屋です。

毛鉤巻きだけでも独立した趣味のひとつであると思っています。

テストではそれこそとんでもなく色々な種類の毛鉤を巻いて使用しています。

ゆえに・・・

えらそうなことをいいつつも、最も毛鉤の迷宮に迷い込んでいるのは私自身ということを申し上げておきます。

う〜。
 
追伸: 明日はTTCのテンカラ教室です。ここ数日の気温の上昇と、ちょうどよいお湿りで魚の活性も上がっているはずです。当日受付でも大丈夫ですので、8時までにご来場の上、受付カウンターでお申し付けください。
コメント
 遠路、名古屋までありがとうございました。おかげで楽しい会になりました。紫外線毛バリを初めて見る人がほとんどでしたので、多くの人が関心を示しました。
 毛バリの使い分け、私も参考になります。ただ私は生来の面倒くさがりなので一種類の毛バリで通してしまいますが、吉田さんのいうようにドライ系とウエイト系は必要と思います。そして色も初心者であればみやすい色を使った方がいいと思いますので、4種の毛バリがあれば三次元のテンカラが簡単にできると思います。
  • by テンカラ大王
  • 2010/02/27 8:40 AM
大王様
先ずは先日のスタートアップミーティング、色々とお世話になりまして、本当にありがとうございました。主催の大役も、どうもお疲れさまでした。
そして今回、テンカラの大王様より、毛鉤の拙文に対しても、ありがたいお言葉を頂戴いたしまして、こちらもありがとうございましたv(^_^)v
自分自身が家族持ちのサンデーアングラーで、管理釣り場や、アプローチのよいフィッシングプレッシャーの高い釣り場で釣ることが多いので、毛鉤の試行錯誤をしないと釣れないところから生まれた苦肉の策(苦肉の策はいっぱいありますが)のひとつとして紹介しました。
今後も、誰でも簡単にできるテンカラの普及に役に立つ様々なことを追求していきたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。
  • by 吉田毛鉤
  • 2010/02/27 7:51 PM
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