昨年来「テンカラ教室」の講師をさせていただき、多くの方にご参加いただきました。
その中でも、釣り師の男女比が20対1とか30対1といわれる(定かではありませんが)中、釣り界の中でただでさえ少数派のテンカラに興味をお持ちいただいた女性の方が何名かいらっしゃいました。 

時々顔を出すアウトドアショップの店員の方や、山歩きや沢歩きを趣味になさっていらっしゃる女性の方とお話しすると、その方々の周囲でも「山ガールが川に流れ始めてますよ」とのこと。

女性のアウトドアスポーツへの進出はすばらいしいことだと思いますし、釣りだからといって男の独占的趣味でもありません。

今やキチンとした職業を持ち、趣味にもキッチリお金を使う成人女性達を、アウトドアや、釣りのメーカーも放っておくはずはないと思います。

そんな片棒を担がせていただくべく(というと人聞きが悪いのですが)、自分と致しましても、少しでも興味をお持ちいただけるよう考えて、教室にご参加いただいた女性の方々にも、アレコレお伝えさせていただいている次第です。

また、テンカラをお選びになられた女性の方々にご意見を伺うと、
「海、池、沼などと違い、渓流そのものが気持ちいいので好き」
「海水でないので後始末が楽」
「エサを使わないので、臭いや汚れが気にならない」
「機械的なもの(リール)にそそられないので、道具立てがシンプルでよい」
「準備する持ち物も少なく、軽い竿を扱うので、非力な女性でも問題ない」
「毛鉤が綺麗で作るのも非常に楽しそう」(この件はハイハイその通り・吉田談)
というところが大筋でした。
さすがに源流釣行はかなりなリスクもありますし、行きたいという女性は少ないのですが、源流でなくてもテンカラが出来ないわけでなし、ご自身で満足できればどのようなスタイルでもよいのです。

以前にも書きましたが
「管理釣り場の楽しみ」←(クリックしてください)、現在は渓流禁漁期ですが、女性の皆さんも、そんな時こそ設備の整った、管理釣り場や冬季釣り場などでテンカラを楽しんでみたらいかがでしょうか

 
(吉田毛鉤製*蓄光目玉毛鉤)

山ガールのみなさん、来春より川ガールも並行していかがでしょう。
こんなにカワイク楽しい毛鉤が皆様をお待ちしております。

吉田毛鉤 TTCテンカラインストラクター 吉田孝

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