昨日は、3月の『ファイントラックTOKYOBASE』で開催した私のトークイベントに参加してくれた2名を連れてガイド釣行に。
7月のテンカラ教室にも参加してくれて、ひとりは私が監修したテンカラ竿『櫻井釣漁具製の金剛やませみ』を販売直後にお店まで買いに行ってくれたので、こちらも喜んでガイドをさせてもらった。
二人とも沢歩きの経験もあり、クライミング も楽しんでいる。
しかもアイスクライミングまでやっているというし、何より身体や健康に対する意識も高い。
「もはやガイドする方が救助されるのか」
と思われるような頼もしい二人なので、安心して連れて行くことができた。
今回のミッションは、
Eちゃんが『金剛やませみの入魂』。
Hさんが『釣りは初心者、だけど源流の天然イワナをテンカラで釣る』
ということに設定。
そして釣りだけでなく、渓そのものをどのように楽しんでいるかを理解してもらうために『吉田毛鉤流沢テンカラの一日』
と題し入渓した。
電車で待ち合わせ場所にくるため、朝はゆっくり入渓した。
先行者がいても、大きく時間をずらせば何とかなると想定した。
今日は水が高く、開始早々にシャワークライミング状態となり、先が思いやられたが、その後は問題なく遡行することができた。
最初は心許ないキャスティングをしていたHさん。
時間の経過と共に狭い渓にも慣れ、今日中に何とか結果を出せるだろうと思った。
Eちゃんにはポイントと釣り方のアドバイスをして、こちらも必釣オーラが出ていたので、後ろから釣りを見守っていた。
1尾バラした後、入魂の1尾!
嬉しそうな表情にこちらも嬉しくなる。
その後もさらに1尾追加。
Eちゃんのミッションは完了した。
残るHさんには、集中力が切れないようインターバルを取らせるために、時間を掛けてランチ&コーヒータイムにした。
本日もYOSHIDA'S KITCHENとYOSHIDA'S CAFEのOPENだ。
例によって私の『スパムごはん』の洗礼を受けてもらった。
私と同じく料理の好きなHさんは、「コーヒーと一緒に食べようと思って」と、絶品のチーズケーキを焼いてきてくれた。
ホントに美味しくて、これはありがたかった。
食事が終わりリセットされたので、Hさんには再び竿を出してもらった。
休んだ後の集中力の回復で、読み通り1尾をヒット。
写真撮影してリリースした後に、続けてもう1尾ヒットさせたので、文句なしの源流テンカラデビュー戦の勝利を飾った。
行き帰りの車中のトークも楽しく、「たまにはね」とジャンクフードを食べながら今後の展開の残業ミーティングに突入してからお開きとなった。
(自己記録更新の7センチ)
禁漁になったら、今度はEちゃんとHさんの、得意分野のレクチャーをお願いしようと思っている。
昨日のガイド釣行はそこそこ傾斜のある渓にいった。
朝9時から午後3時まで、初心者に釣らせるためにゆっくりペースではあったが、昼飯用も合わせて10キロ以上の荷物を担いでいたので、それなりに体力は使ったと思う。
途中バランスを崩し、膝を強打した。
帰宅後見たら腫れてアザができていた。
機能的に問題はなさそうだったが、今朝はそれを確かめるべくゆるランに。
少し走って問題がなかったので、そのまま10キロ走って帰宅した。
折り返し地点付近では、ようやっと見えた晴れ間を撮影。
梅雨明けはありがたいが、次は暑さ対策をしっかりと考えないと。
昨日のランチは渓で脂肪と炭水化物をたっぷりの料理を食べ、夜はジャンクフードだったので、走った後に恐る恐る体重計に乗ると……問題なし。
昨日のような楽しい源流釣行も、健康と体力があってのこと。
身体も重くならないようにコントロールし、次の入渓に備えたい。
吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝