先ずはR40指定(40歳未満閲覧禁止)ネタから。

 

 

 私は遅かったのでそれほど苦労はしなかったが、流石に最近は早朝の薄暗い渓流で毛バリのアイにハリスを通すのがキツくなってきた。


 そう、老眼の話だ。

 


 毛バリを巻く時には、40年近い経験から心眼で見ながら巻くことができるので(笑)、老眼鏡を使うことはほとんどないが、釣りの前のハリス通しはもどかしくて仕方がない。

 


 潔く老眼鏡を使えばよいのだけれど、とにかく鬱陶しくて嫌いなのだ。


 そこで今、最も重宝している『自作のアイ』。

 


 アイ付きのフライやテンカラのハリの種類に比べたら圧倒的に数が多いエサ釣りのハリなら、重さもサイズもデザインも選びたい放題だ。

 


 最近の毛バリの教室でも、一二を争う程作り方のご質問の多い毛バリでもある。


 詳しい作り方は教室で解説します……コロナ騒ぎが落ち着いたら。


 このスタイルをメインで入渓するようになってからは、ハリス通しのストレスは解消した。


 アイを見ないでも、何となくハリスを挿していけば簡単に通る。


 あ、40才未満の方は使用禁止です。


 苦労が分からないと喜びも分からないので(笑)。

 

 

 月イチのテンカラ教室を開催して10年以上。


 その中で、参加者から本当に色々な質問を受けるが、私の場合ストレートに「こうです!」と解答を言わないように心がけている。


 別に意地が悪いわけではなく、一番楽しい部分を奪わないようにしているためだ。


 テンカラは自然と生き物相手なので、
『絶対』
という答えはない。


『こういった傾向がある』
『しかも捉え方は個人個人で違う』
というのが、長年この釣りをやっていて出た結果だ。


 ただ、わからないからお話しいただいたご質問に対し、無下に「知らない」と言うのは気の毒なので、どうしたらその答えを導き出せるかを丁寧にお話ししている。


 とにかくこの釣りの醍醐味というか楽しさは、自分でやってみて(たとえ多少のズレはあっても)

「これか〜、こうだったのか〜」
と自分なりに答えを見つけた時だと思っている。


 竿、ライン、毛バリ、そして釣り方。


 自分であれこれと試行錯誤し答えを探している時が本当に楽しいと思う。


 特に毛バリに関しては、私の場合「これでいいや」ということがないため、釣り場でも定期的にローテーションしながら交換し、ヒット毛バリを見つけるようにしている。


 作シーズンから今期、特に『あの渓』の『あの魚』にかなり効果のあった毛バリを今日は数本巻いた。


 今日から私の勤める生業先でも、出勤前のスクリーニングが始まった。


 昨日は鬱陶しいコロナ騒ぎで自分のテンションが下がらないよう、散財して憂さ晴らし。


 チタンの杯で健康的な梅酒を飲み、新タマネギと長芋を酒肴にして谷のガイドブックを読んだら、気分はアゲアゲとなった。

 

 

 吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝