東京も神奈川も埼玉も週末自粛要請が出た。
 準備をしていたイベントが流れてしまった。

 


 イベント明けも、生業先の休暇を取得していたため、ポッカリ空いてしまった私的3連休。
 ん〜、と1秒考えて「釣りに行こう」。

 


 他人と至近距離で接触することなく、青空の下、沢山歩くので身体の為にもなる(今日は往復6キロだった)。


 例の3密とは真逆のベクトルなので、早朝自分の車に乗りアクセルを踏んだ。

 

 「ついで」といっては申し訳ないが、現在竿メーカーさんからお預かりしているプロトタイプのテストロッドがあるので、『宿題』となっているこの竿のテストも兼ねることにした。

 


 正直に言わせてもらうと「テスト」は魚の数の出にくい激戦区の自然渓流ではやりにくい。
 竿の調子、アワセのパワー、引きのトルク等々、キャスティングを繰り返し、それなりのサイズの魚を沢山掛けてみないとならないからだ。

 


 今日は久しぶりに『養沢』の管理釣り場に出かけたが、過去、悪天候以外でこれだけ入場者の少ないことはなかったのではないかと思われる釣り場で、思う存分テストをさせてもらった。

 


 どこの渓流も一緒だが、昨年の台風の影響で深い場所は砂で埋まっていた。

 


 車は管理棟前に置き、ひたすら釣り上がり、最終地点の『赤保谷』で正午。


 けっこうねちっこくやっていたので、釣り過ぎて腕が痛くなり、ついでに足の踵も痛くなった。
 釣りは充分、竿を畳んで腰を下ろし、いつものyoshida's cafeをopenした。

 


 たっぷり抽出したコーヒーを大きめのカップに入れて飲みながら管理棟まで戻った。

 

 

 毛バリについても色々と検証ができた。
私のテンカラ教室での説明で「テンカラは理論と実践が揃って両輪となる」と話している。
 同じく「管理釣り場(で練習と検証をして)と自然渓流(で本番に挑む)で両輪となる」と思っている。
 私はこうして『四輪駆動』となっているので、取材等のキビシイ悪路の条件下でも、どうにか結果を出すことができているのだ(笑)。

 


 話は変わり、一昨日またひとつ年券を購入してきた。

 


 今日の午前中は雪。

 

 昨日の釣行時、昼には20℃位あった気温が急転直下。

 

 私が春先釣りにいく場所は山に絡んだ所がほとんどで、早朝入渓も多い。


 今年は暖冬で、早めにスタッドレスからノーマルタイヤに替えようか…とも思ったが、いやいや侮ることはできないと、例年通り4月末頃に交換することに決めていた。


 昨年4月に雑誌の取材で奥多摩にいったが、その時は前日の降雪で雪景色。

 東京都内で4月の雪中テンカラとなった。


 私がテンカラ教室を始め、暫くした頃なので10年位前だと思うが、4月の教室の時に雪が降り、開花した桜に雪が積もっていたことを思い出した。


 なのでタイヤ交換は毎年ゴールデンウィーク近くまでやらないことにしている。


 中止になってしまったが、イベントの一環で、今日講師役の私は子供たちに魚を釣らせる予定になっていた。

 教室中止は残念だが、この雪だったらどうなっていたことか…。


 こんな天気だし3密自粛だし、自室で毛バリを巻いたり『渓ごはん』の道具を片付けたり。


 昨日使った毛バリを乾燥させながら、いつもの釣行時に持っていっている小物類の見直しをしてみた。
 

 毛バリの予備ケースは当然として、現地で紛失すると困る、ホイッスル、ハサミ、ヤスリ、フォーセップ等は複数個用意してある。

 穂先のリリアンと瞬間接着剤の補修用品も必携だ。

 

 

 しかし新型コロナ騒ぎもこの先どうなるのか。

 結局は他人任せにできない。

 私は健康管理と自己防衛をしながら静観している。

 

 吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝