(このイワナも自作のループアイの毛バリで)
何度か紹介している、自作のアイ。
フライ専用のフックにはハリスを結ぶアイがついているが、さすがに早朝の薄暗い渓でのハリス通しにも限界がきた。
老眼鏡をかければいいのだが、渓での使用がどうしても鬱陶しいので嫌なのだ。
ハリスさえ通せれば、老眼鏡を使わなくても他の結びは問題なくできるので、今期の釣りではそのほとんどで、自作のアイをつけた毛バリを使用した。
アイの材質はナイロンかフロロカーボン製の4号ラインを使っている。
自分で傷でもつけていない限り、アイの部分が壊れることはなく、根掛かった場合もハリスから先に切れている。
最初釣行の尺イワナも、自作のループアイを付けた毛バリを使ったが、問題なく寄せることができた。
ただ、ハリスが通しやすいからといって、あまり大きくするとハリ全体のフォルムが崩れてしまう。
使用するハリは、それこそどれだけの種類で作ったかわからなくなるほどだ。
(ヘラブナ用のハリはバリエーション豊富でありがたい)
中でもヘラブナ釣りに使うハリは『バーブレス』ということと『種類の豊富さ(重さや強度、ハリ掛かり)』ではナンバーワンなので愛用している。
http://yoshidakebari.jugem.jp/?eid=1324
さてさて、禁漁期は管理釣り場の魚相手に、ハリを始めとする道具の検証によいシーズンとなる。
今月は19日(土)にテンカラ教室、27日(日)に毛バリ研究会と、私が講師を務める関連教室がある。
テンカラについてのグローバルな質問にも、精一杯の知識を絞り出して対応させていただいているので、ご興味のある方はご参加いただければと思います。
(詳細はTOKYOトラウトカントリーのホームページよりご確認ください)
(左のハリは何尾か魚を掛けた後のもの。全く問題ありません)
吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝