2009年の秋、奥多摩のTOKYOトラウトカントリーでテンカラのイベントがあった。

 


ここの総支配人であり、私の師匠でもあった堀江渓愚氏より「俺の代わりにデモやって」と無茶振りをされた(笑)。大勢のギャラリーの前での釣りなど初めてだったが、たまたまこの時は放流していないハズの良型の魚がヒットしてくれたので恥をかかずに済んだ。
その直ぐ後だったか、師匠からの依頼もあり、相談の上テンカラ教室の講師役を引き受けさせていただくことになった。

 

第1回目の教室は2009年11月21日。今月で100回目、マル9年が経過したことになる。
この間にはずいぶんと新しい経験をさせていただいた。雑誌やムックの仕事、動画やテレビ等のメディアの仕事、書籍の仕事もいただいた。ラインメーカーさんからはテンカララインのデザインの仕事をいただいたり、ウエアや竿のメーカーさんとのお付き合いもさせていただいただけるようになった。

 

「テンカラのシステムで何魚種釣れるかやってみませんか」と雑誌編集者からいただいた話に乗っかり、月に1度の取材で2年間連載したことは、楽しく懐かしい思い出となっている。

 

ふざけたネタから真面目なネタまで、テンカラと毛バリに係わる諸々のこと。実際の釣りから毛バリ作り、そして道具を作ること。古い書籍から得た情報も、他人から聞いたことも、気になることは必ず一度は自分で試し、検証してみることを今でも繰り返しているが、「おかげで少しはわかりやすい説明ができるようになったのかな」と自負している。

 

テンカラに終わりや完成はない。常に変化や進化をしていると思う私は、現在も日々追究を続けているのだが、100回目の節目の教室では、今まで集め、自分なりに消化してきたテンカラにまつわる色々な情報を、まとめてわかりやすくご説明できればと思っている。

 

ご参加予定のみなさま、当日はよろしくお願いいたします。

 

 

吉田毛鉤 吉田孝