昨日は父の日。子供が小さい頃には喜んでお祝いしてくれたが、今年はそんな日があったのかという空気が我が家には流れていた。

 

ということで、子供たちにかまってもらえない父親3名は(かまってもらえる人もいるか)、精神的辛さを肉体的辛さでごまかすべく、渓に入ることにした。

 

 

林道を1時間歩き、その後は急登の山道を30分。そして30分下って目的の渓へと下り立った。

 

 

6月だというのに昨日は寒かった。標高が1000メートル付近だったこともあり、気温は10度位まで下がっていたと思う。指先がかじかんでいた。

 

厳しい釣りが予想されたが、ガイドしてくれたメンバーのおかげで、どうにか型を見ることができた。

 

 

 

今回も釣りの他にも、『渓ごはん』という目的があったので、少ない釣果も気にならない。元々激戦区の釣り場で、キャッチ&リリースをしているので、一尾釣れたら問題なし。充分に楽しめるのだ。

 

 

今回はランチョンミートを使った炊き込みご飯をご提供。食料ばかりの重い荷物を背負って入渓しているうちに体力も付き、何より美味しいし、同行者にも喜ばれ一石二鳥、いや一石三鳥の効果があると思っている。

 

 

寒かったけど、ネイティブのイワナと渓ごはんに癒された1日。睡眠不足の山歩きで、流石に疲れが残っているが、今夜グッスリ眠れば、明日には復活していると思う。

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝