●9月30日(土)

 

 

ホームの奥多摩の渓流釣りも9月末で終わり。最終日ということで、いつものように吉田毛鉤会のメンバーと入渓した。

先日渓への感謝の儀式を終えたので、最終日は取りあえず竿さえ出せればと軽い気持ちで出かけてきた。

 

私の場合、テンカラ教室だけでなく、プライベートでも通年オープンしている管理釣り場でテンカラをするので、釣りに対する欲は渇望することはないが、美しい渓でいただく美味しい食事と、奥多摩の在来魚や天然魚にしばらく会えなくのはチト寂しくもある。
そういう気持ちになるからこそ、テンカラを通じて環境保全や漁族の保存を訴えていかないとならないと、自分自身に言い聞かせる。

 

同行の女子メンバーだが、今年はずいぶんと色々な場所に連れていった。
入渓は小渓流が基本だが、おかげで枝の張り出す藪沢でのキャスティングも上手になり、少しずつではあるが結果を出せるようになってきた。
しかしそこは激戦区の奥多摩。この日は何バイトかあったそうだが、ハリ掛かりはさせられなかったそうだ。そうそう甘くはない。宿題は来期へ持ち越してもらおう。

 

私は途中で竿を出させてもらったが、どうにか〆の魚を釣ることができて、無事に禁漁を迎えた。
釣果はともかく、今期の釣行も怪我なく無事に終えられたこと。あらためて渓と魚と同行者に感謝したい。

 

 

●10月1日(日)

 

今日は78回目の毛バリ研究会の開催日。6名様にご参加いただいた。
毛バリを巻いてみたいということでご参加いただいた初心者の方が1名だったこともあり、マンツーマンで基礎から説明をした。
その後は参加者のみなさんと談笑したり情報交換をしたりして、本日も楽しく過ごさせていただいた。

 

 

ご参加いただきましたみなさま、本日もありがとうございました。またの機会もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

講師の事情もあり、9月10月は教室のスケジュールが不安定で、ご参加を希望されるみなさまには大変ご迷惑をおかけしております。

 

10月の日程は、
22日(日)第91回TTCテンカラ教室
29日(日)第79回吉田毛鉤の毛バリ研究会
となりました。

 

募集の開始時期等は、TOKYOトラウトカントリーのHP上でお知らせいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝
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