猛暑の下界(自宅)から天上界(奥多摩)へ

 

猛暑が続いている。私の生活しているエリア(埼玉・東京)では梅雨だというのにまともな雨が降っていない。ところどころで発生するゲリラ的な豪雨のみだ。

日本の西の方で起こっている豪雨で被災され大変な思いをされている方がいるというのに、こちらはカラカラ。埼玉や群馬の一部では取水制限も始まったようだ。

台風にしろ豪雨にしろ仕方がないことだが、上手くバランスが取れないものかといつも思う。

 

(ヤ豆ちゃん)

 

一週間の生業が終わったので、あまりの暑さから逃げるように、昨日は吉田毛鉤会の女子メンバー2人と共に奥多摩の渓に向かった。

自宅を出た時には30℃近かったと思うが、青梅を過ぎ、奥多摩に入った頃には25℃まで下がっていた。車のエアコンを切り、窓を開けると車内に入ってくる風が心地よい。
奥多摩駅を過ぎ、入渓地点近くの車止めまで上がると気温は23℃になった。

 

いつものように準備をして登山道に足を踏み出す。世間は三連休の人が多いのだろう、もの凄い登山者の数にやや圧倒される。
登山者の群れに混じって歩き、途中から離脱し沢へと降下する。ここからは普通の山歩きの人が下りないような斜面なので、「この人たちどこいくの?」と、山ガールがガン見していた(笑)。

 

(連なる登山者の合間を縫って撮影するのが大変だった)

 

上り下りをしたので、気温は低いとはいえ全身から汗が流れていた。釣りの準備をする前に、先ずはひとっ風呂…ならぬ足を膝まで沢水に浸けラジエーター効果で全身の冷却を。これで汗がピタッと止まる。この時に普通の衣類を着用していたら汗冷えしてたまらなくなると思うが、沢歩き用の高機能の下着とシャツを着ているので、全くといっていいほど不愉快な感じはない。

 

今日は2女子と同行なので、先ずは彼女たちに釣りをさせ、私は後ろから写真を撮影しながら付いていった。
二人共釣りの腕も上がり、沢歩きもずいぶんと慣れてきた。最初の頃は安全のため、側に付いて一挙手一投足にアドバイスをしていたが、最近はそれも少なくなり、同行のこちらもずいぶんと楽になってきた。

 

今回の釣行ではちょっとした高巻時にいつもと違うルートをあえて選んだところ、ほんの数メートルの区間がヤバいことになっていた。2女子にはこれもちょうどよい経験になるかと思い、ロープを出して危険回避をしながらその場所を通過した。

 

そんなこともあったが、それぞれ魚を釣り、撮影を楽しんでリリースした後は、お待ちかねのランチタイムとなる。
今回は夏の定番の『渓そうめん』を作った。

 

(夏の定番渓そうめん)

 

渓にいると本当に暑さを忘れる。雨後の晴天で周囲の植物、そして苔もしっとりとして、景色もいい感じだった。昨日は釣果よりも渓。渓にいること自体が嬉しくなる、そんな一日となった。
午後2時半。名残惜しくていつもよりゆっくりしていたが退渓し、TOKYOトラウトカントリーに寄ってから帰宅した。

 

金曜の夜に少し降った雨のおかげで、水量は超渇水から若干回復気味になっていた。先日まではどこに行ってしまったのかと思う魚たちも多少顔を出してくれた。
豪雨はいらない。普通にシトシトと何日も降ってくれる梅雨が必要だと、あらためて思った昨日だった。

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

 

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