昨日も今日も日中は気温が上昇した。

標高の高い場所では、奥多摩といえども残雪があるので、融雪による影響なのか、正午近くなると水温が低下し、水に手を入れると直ぐに痛くなってくる。

そのような状況だったが、今日は(も)吉田毛鉤会メンバーの女子に藪沢のトレーニングをさせようと、かなりキツめの藪のある沢に入った。

 

(藪と格闘中w)

 

入渓直後に良型をバラしてしまった女子。入渓直後に魚が出ると、こちらがまだウォーミングアップ状態だったりすることが多く、掛けそこなうことがある。

私も遠い昔に師匠に「魚が必ず出る!と思って迷いのないキャストをしないと、不意打ちで出た魚にこちらが付いていけない」と言われたことがある。

 

私も数は釣れなかった。ただ、唯一ともいえる魚は小渓流では良型の22センチ。在来の血を濃く残す野性的な個体だった。

釣れてくれた魚に感謝し、撮影後はリリースした。

 

帰路、車止めで地元のわさび農家のご老人とお話しをした。

ご老人は「いいの釣ったかい?見せて」と聞いてきたので、「私も私の仲間も、釣った魚は写真に撮るだけで持ち帰ることはしないのです」と言うと、ニコニコした顔で「こんなちっちぇえ魚(10センチ)も持って帰っちまう輩がいるのになぁ」と言いながら、良型のいるポイントを教えてくれた。

撮影した魚を見せ、しばし談笑の後別れたが、ご老人との会話はホンワカしていてイイ時間を過ごせた。感謝する次第。

 

 

今日のランチは(も)定番のスパムごはんを振舞った。同行の女子には釣果の埋め合わせになっただろうか(笑)。

釣果に関わらず、美渓で過ごす一日は本当に癒される。

 

帰りにトラウトカントリーに寄ると、他の渓に入っていたメンバーもいて、ここでも談笑しガス抜きの追加をした。

みんなそれぞれのやり方で渓を楽しんでいる。入渓後の情報交換を兼ねたそんな時間が私は大好きである。

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝