真夏の渓では沢タビを好んで

 

 

 

 ずいぶん前のことだが、熱中症でブッ倒れたことのある私は夏が嫌いだ。

 寒いのは我慢できるが、汗ダラダラを引き起こす真夏の暑さは、高い湿度による不快感で精神的にも我慢ができない。
 通年管理釣り場で渓流魚を釣っている私は、禁漁になってもテンカラをやり続けるわけで、こう暑いと秋風が恋しくて仕方がなくなる。
 ということで、この週末もどこかの渓に入る予定である。
 そんな夏の渓で、実に快適に過ごすことのできるのがこの沢タビ。グジュグジュと靴やソックスの中に水が溜まることもなく、帰宅後の洗濯や乾燥も楽チンである。ワンシーズン持てば…と耐久性もその位に考えておけば、安い価格のこともあり、水温の高い季節は本当に重宝している。
 人によっては指先をぶつけると「痛いっ!」ということもあるようだが、沢靴より丁寧に歩くので、私的にはそれほど怖さを感じない。むろん甲の部分も無防備なので、沢タビを履いた時には、とにかく足運びに極限の注意をするようになった。
  涼を求めて週末(土曜日)は入渓予定だが、日曜日はテンカラ教室があるので、安全かつ早々に帰還するつもりだ。
 
 吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝