ドライフライを見上げてみれば

 もう何十年も前から自分で巻いた毛バリを使っているが、巻き終えてケースに並べてあるものと、実釣に使って水に浸かったものを比べると、当たり前だがその違いに一喜一憂してしまう。

 予想通りになっているもの、ぬれてしまうと想像と違うものと様々なのだが、つり人社刊DVD「テンカラ一尾釣るまで塾。」の撮影時、毛バリを水中で動かしたところを撮影するという部分があった。
 その時にモニターを見て思ったのだが、やはり自分の頭の中でイメージしていたものとは大きく違っていた。

 自分の経験からなる私的考察となるが、水中で使う毛バリと水面で使う毛バリでは、そのコンセプトを大きく変えて作っている。
 水中(で使う毛バリ)では水中なりの、水面(で使う毛バリ)では水面なりに、作るべきキモの部分が違うのである。
 その細かい部分は私がTTCで講師を務めている「毛バリ研究会」で詳しく解説しているので、興味のあるかたはその時に質問してください。

 で、今日は水面で使用するドライフライの話になるが、トビウオと違って渓流魚はいつも空を飛んでいるわけではないので、通常の捕食体勢は水中から水面に向かうということになる。水面で使う毛バリはいつも下から見上げられている形になるわけだ。
 
 出来上がった毛バリを指でつまんで腕を高く掲げ、下から見ること程度は誰でもやっていることだとは思うが、これとて空気中で見るのと、実際の水面に毛バリを置いて見るのとでは、そのイメージは大きく違うわけで・・・私は時々写真のようなケースに毛バリを浮かべ、下からケースを覗いたり、鏡に映してその毛バリのシルエットを確認している。


(ウイングパラシュートを水面に浮かべて)

 週末の毛バリ研究会にはこのケースを持参するので、ご自身のドライフライを確認してみたいかたはおっしゃってください。


 吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝



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