低水温時の毛バリ釣り



 「三寒四温」

 文字通り先週ちょっと暖かかったかと思えば、ここ2〜3日の早朝の気温など、真冬並みの寒さになっている。
 
 こうして季節はじわじわと春へと向かっていくのだが、渓はまだまだ寒さが厳しい。
 来週は暖かくなるようだが。

 6日に入渓した奥多摩の渓では、標高700メートル付近を釣り上がったのだが、この時期の小渓流では、流れに被さる枝に気をつけなけらばならない。
 被さる枝は、新芽もまだまだで「葉」が1枚も付いていない。
 一見毛バリを振りやすそうだが、「枝」に毛バリがひっかかった場合の回収率が悪いのである。

 夏場は枝に毛バリがかかる前に、生い茂る「葉」にひっかかる。
 この葉は柔らかいため、切れて毛バリを回収できることが多いのだが、寒い季節の枝だけになったところにひっかかってしまった毛バリは、よほどその枝が細くない限り、折れて回収できる確率が低くなってしまうのだ。

 その話はまさに「枝葉」だが、低水温時の毛バリ釣りの本題は、やはり「水深」ということになる。

 最盛期の釣りでは、水面や水面直下だけで勝負することも充分可能だし、魚が毛バリをくわえるところの見える釣りは実にエキサイティングでもあり、私も大好きな釣りである。

 しかし、エサとなる水生昆虫の羽化も見られず、捕食対象が水中を流れてくるものの限られてしまうような状況では、やはり水深をしっかりと意識して毛バリを流さないとならない。

 キャスト後にラインにスラックを入れる、ハリスをしっかりとたるませて、ハリスが受ける水圧で毛バリが浮かないようにする、ウエイト入りの毛バリを使う等々、色々な方法があるが、いずれにしてもラインやハリスにテンションがかかると毛バリが浮いてきてしまうため、そうならないよう竿を操作する必要がある。

 問題はアタリをどのように取るかということになるが、基本的にはラインの変化を見逃さずにアワセを入れるということになる。
 
 寒い時期でも時合によっては、毛バリを浮かせて釣りをする時もある。 
 
 山岳渓流から管理釣り場まで、寒くても暑くても、一年中いつでもテンカラを楽しみたいと思っている私。
 他にも色々と低水温での釣りに対する方法を持っているが、それはまた別の機会に紹介したい。

 低水温の釣りについては
コチラにも⇐


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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