昨日の釣りから


(photo by Tokujirou)
 昨日は当吉田毛鉤会メンバーのとくじろうさんと奥多摩の支流のひとつに入渓した。

 諸般の事情により今期はまだ在来の魚を釣っていないというとくさんの話を聞いた私。1尾だけでもその顔を拝ませてあげたいと思ったので、私的には確実に1尾は釣れると思われる場所を選び、先行者を回避するため早朝まだ暗い時に、渓の近くで待ち合わせをした。 


(photo by Yoshidakebari)
 この渓だが、過去にも当会メンバー(いつもうたげのTさん、きょ→じさん)を連れていき、天然魚を釣り上げてもらうことに成功している渓だ。
 前夜から降る雨に「明日は大丈夫かなぁ」と心が折れそうになるが、予報では雨はそれほどひどくならないようだったので、様子をみて安全そうなら入渓しましょうということになった。


(Yoshidakebari)
 車止めではヘッデンを点灯し準備をする。その後、まだ夜の明けきらぬ登山道を歩きだす。途中に何か所かある入渓点は、雨の影響で滑りやすくなっており、まっさかさまに数十メートルの急降下は御免こうむりたいので、さらに先へと歩を進めた。


(Yoshidakebari)
 入渓点に立ったが、雨天と増水で、ポイントも含めてどの程度釣りをする場所があるかどうかということもあり、短い区間になりそうだから丁寧に攻めてもらうよう話をして、その毛バリ、ハリス、ラインの長さと号数のシステムを現場で調整し、「とくさんが釣れるまで私は竿をださない」と軽くプレッシャーをかけさせていただいた。


(Tokujirou)
 とくさんは、キャスティングやその後の竿の操作は全く問題がないため、この渓でのヤマメのポイント、どこにどう毛バリを打ってどう流すかを説明しながら釣り上がってもらった。
 1時間程は魚の反応もなく、う〜んと思案した頃だったと思うが、ようやく瀬の中から1尾引っ張りあげたとくさん。悪条件下で釣り上げたことを拍手でむかえ、撮影をして安堵させていただいた。私のガイドもとくさんの1尾釣り上げるという目標も、「ミッションコンプリート」したということで、ここからは私が竿をださせていただくことにした。


(Yoshidakebari)
 しかし、しかしである。いいわけがましくなるのだが、その後結局私の手には、1尾の魚の反応も感じることなくその日の釣りが終了してしまった。いわゆる「オデコ」。1尾も釣れない「ボウズ」に終わってしまった。理由は色々考えられるが、それは今後の私の課題となるわけで、昨日の釣りの反省とその状況や状態を冷静に考察し、次なる釣りに反映させなければならない。とくさんに釣っていただいたことは万々歳なのだが、自分がガタガタでは全くダメである。


(Yoshidakebari)
 そんな状況ではあったのだが、とくさんも私も普段からデジイチを持ち込んで釣りをし、渓での食事も愉しみのひとつとして捉えているため、開き直り気味に「雨天炊飯」やら「撮影会」をしてこの日の渓を満喫することができた。


(Tokujirou)
 当日の私のメニューは「炊きたてご飯」に「焼きSPAM」。折り畳み傘をロッドケースに縛りつけ、携帯テーブルの「OZEN」を準備して簡易キッチンを作り、雨の中でも落ち着いて食事をすることができた。

 撮影という趣味を同じくするひととの入渓はよりいっそう楽しくもあり、撮影したその写真を自宅でみると、全身に降り注いだ雨まで感じてしまうほどの臨場感にひとり感動してしまうのであった。

 とくさん、毎度毎度おつきあい、そして写真撮影ありがとうございました。またご一緒いたしましょう。

 とくさんのブログにも
  http://d.hatena.ne.jp/toku-jiro/touch/20140907/p1#p1


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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コメント
昨日は本当にありがとうございました。
幾多あった前半の鉄板ポイントは私が一人で使い尽くし
てしまい、後半は天候悪化、本降りと心苦しいばかりです。
比較的穏やかなポイントを選んで頂いたので遡行も大変楽しかったです。
あの明るいパラソルは活用範囲も広く、かなり使えますね。早速買わなくては!
  • by とく
  • 2014/09/08 10:01 PM
とくさん、昨日の私については、雨で集中力が減退し、100パーセント力を出し切れなかったのが原因です。ショートバイトを聞き漏らさぬよう、竿に神経を集めようと頑張ったのですが、竿に伝わる雨粒のポツポツとした音が雑音となり翻弄されてしまいました。

ただ、入渓したことは楽しい以外の何ものでもなく、雨の中でも美味しい食事をいただくことができて良かったと思います。

傘、正確にはパラソルではなくアンブレラですが、小型軽量のを一本ザックに入れておくと重宝します。写真撮影には写り込みのこともあるのでなるべく明るくて淡い色が良いでしょう。
  • by 代表
  • 2014/09/08 10:19 PM
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