私の禁漁は本日から。

 


 

 ほとんどの渓流は禁漁を迎えたが、10月半ばまでは釣りができる丹沢界隈。


 今期も数名の方を自然渓流へと誘い(いざない)、『初の天然魚を釣る』という喜びを感じていただきたくてサポートをしてきた。


 最終釣行は有終の美で締め括りたく、そんな仲間のひとりのMさんを連れて、作者は今期最後の自然渓流に出かけた。

 


 日曜日だし、他の場所は禁漁になっているし、先行者は当然あるし・・・と、有終の美を飾るにはとてもとてもというような状況。


 「入渓できただけでもありがたいと思って、ゆったりと今期最後の自然渓流を楽しみましょう」といいながら、ウエットウエーディングで履き納めとなる沢靴の足を水に浸けた。


 チビの反応があるし、先行者の足跡も無し。


 何とかなりそうだと楽観的になり、とりあえず昼メシにしようと、私のオリジナル、『スパムごはん』を作り食べてもらった。

 

 食事が終わって仕切り直し。


 一度落ち着いてから釣りを再開したのが幸いし、撮影に耐えられる魚が私の毛バリに食いついた。

 


 私のミッションは終了したので、それまでに何度かバイトがあったMさんをその後フルサポートすることにした。


 一挙手一投足、うるさい程のアドバイスのかいがあったのか、最後のポイントでイワナと出会うことができた。

 


 まさにドラマティックな締め括り。


 今期最後の釣行は有終の美を飾ることができた。

 


 自然渓流の釣りが終われば、これからは管理釣り場シーズンの開幕である。

 

 沢靴をウエーダーに履き変え、秋のニジマス釣りを楽しみたいと思っている。

 

 次の日曜日は毎月恒例のテンカラ教室の開催日です。

 

 ご参加予定のみなさま、よろしくお願いいたします。

 

 吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝

 

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