「いつも渓ごはんいただいているので、次の釣行では私がおもてなししますよ〜」と、私の信頼する美人マネージャーから連絡があった。
嬉しくそしてありがたい話なので、平日に休みを取って奥多摩の渓へ出かけた。
微妙な天気予報のこともあって「釣れなくても美味しいごはんが渓で食べられるからいいよね〜」と、事前に話をしていたが、私は現実となってしまった(笑)。
入渓早々マネージャーが魚を釣った。直後に再びバイトがあり、今日はイケるとたかをくくったのが大間違い。余裕をブッこいていた私は、結局一尾の魚の顔を見ることなく終わってしまった(苦笑)。
それはそれで仕方がないことだが、美マネも最近腕をメキメキと上げ、時々釣果で負けてしまうようになった。
「弟子が腕を上げる」
弟子を取ったひとなら理解できると思うが、娘の成長を見る親のごとく、「嬉しくもあり寂しくもあり」というところだ。でも一生懸命教えている私としては本当に嬉しい限りだ。
釣り上がるも魚の反応が少なく、早めのランチで気分転換となり、私はオモテナされることになった。
重たい調理器具を担いで、魚も釣り、美味しい料理も作ってくれたマネージャーのオモテナシは大成功。
釣果ゼロの私だったが、美味しい食事と渓に癒され、大満足で帰宅することができた。 いつもはガイド釣行の体ばかりなので、今回の様なセッティングには本当にありがたさを感じた。
マネージャー昨日はありがとう。ごちそうさまでした。
いつも色々とお気遣いいただき感謝してま〜す。
吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝