私のホームの奥多摩の渓流釣りは9月いっぱいで禁漁になった。
例年10月からは管理釣り場へ足を向けることになるのだが、今年は10月14日まで釣りのできる、相模川漁連管内の渓に(これがホントの)最終釣行をすることにした。
(笑顔で締めくくることができた)
昨日の天気はあまりよくなくて、早朝から雨模様。
しぶしぶ早朝4時半に家を出て、釣り場付近の車止めに6時に到着した。
準備をしていると、林道の下の方から鈴の音と共に釣り人が歩いてきた。
近づいてきたのでお互い挨拶をすると……何と以前私のテンカラ教室に参加していただいたことのあるOさんだった。
雨、単独行動、クマの心配もある源流域の小渓流の釣りなので、ご一緒しましょうということになり、談笑しながら入渓点まで林道を歩いた。
釣りはまずまず、交互に竿を出すと、小さいながらもポツポツとイワナが釣れ、ハリの掛かりについて、検証しながら釣り上がった。
リリース派の私たちは、魚の顔さえ見えればとりあえずOK 。
午前9時には満足したので、少し歩いて今まで入ったことのない場所を突っついて、それから帰ることにした。
この判断が大アタリ。
(山岳渓流、しかも日帰りできる小渓流での尺超えはなかなかない)
先ずは私が尺一寸のイワナを釣り、直後にOさんも尺イワナを釣り上げた。
あまりの嬉しさと、今期の沢テンカラを大団円で締めくくることができたこと、二人でゲラゲラ笑いながら林道を下った。
Oさん、ありがとうございました。
来期は再びあの魚たちに会いにいきましょう。
(竿は愛竿の金剛テンカラ吉田毛鉤オリジナルで)
『来期は私もこんな釣りがしてみたい』
『どんな毛バリで釣ったのだろう』
と、思われた方には、TOKYOトラウトカントリーのテンカラ関連教室があります。
次回のテンカラ教室は10月19日(土) 、毛バリ研究会は10月27日(日)になります。
快適な気候の中で、楽しく開催しております。
どちらの教室も、お申し込みはTOKYOトラウトカントリーのホームページで受け付けております。
吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝