クリスマスは丹沢ホームで(札掛釣り場で早春のシュミレーションを)

 昨日で年内の生業は終わり。今日から休みになる。
 
 クリスマスの後は新年を迎えるまで例年バタバタするので、先ずは1度釣りに行き、溜まり込んだストレスを解消することにした。



 選んだ場所は丹沢ホームの札掛釣り場だが、ここの釣り場は、上流部は枝の張り出す小渓流でもあるため、藪沢の練習には具合が良い。

 しかも低水温(一日通して5℃だった)でもあり、いい意味で魚影が薄いので(養魚池のような場所では練習にならない)、丁寧なアプローチと、毛バリをしっかり沈めて釣るということに始終しなければならない場所だからだ。



 ベストの他にも、熊避けスプレーに熊鈴にホイッスルも着用し、ザックも背負って本番さながらに釣り上がりを開始した。



 しかし寒い。

 日陰は昼になっても落ち葉に霜が下りたままだったので、気温も3〜4℃しかなかったかも知れない。

 感覚のなくなった指先を襟元に突っ込んで、温めながら毛バリを結んだ。



 午前8時に釣りを開始するも、魚影はほとんど見えず。

 遡行中に走る魚も見えなくて、枝に食われる毛バリにイライラがつのる。この時期は夏場と違い、「葉」ではなく「枝」に毛バリが刺さってしまうので回収しづらい。葉ならば切れて回収できることが多い。



 あまりに魚が出ないので、通常の毛バリから伝家の宝刀のBH(ビーズヘッド)の毛バリに交換し、底を取り、毛バリがデッドスローで流れるように操作してみる。



 そうなのである。底ベッタリで動かぬ魚は、レンジが合っていても、毛バリを追いかける勢いがないので、毛バリを流す速度も落とし、口を使わせる「間」を取ってやらないとならないのだ。

 ニジマスの他、時節柄写真には出せない外道(白い点のヤツとかパーマークのあるヤツとか)を含めても、30分に1度程度のバイトしかなかった。

 しかも、ほぼ全ての魚が、この季節のキーワードともいえる「居食い」をしているので、アタリを見逃してしまうことが多く、それゆえアワセのタイミングがズレて、掛かりが浅くなりバラシが多くなってしまった。

 正直本当に難しい。寒さと釣れなさで集中力が切れ、微妙な居食いのアタリを取り損ねることしばし。

 「まだまだ修行が足りん!」

と、自責の念にかられる釣りになる。



 それでもやはり渓はイイ。遡行し、時に立ち止まって深呼吸しているだけで、身体の中から心身ともに溜まり込んでいた毒素が抜け出していく。

 午前11時半、晴天なのに雨がパラついてきた・・・と思っていたらアラレになった。

 その後は駐車場まで戻り、ひとり今日の釣りを反省しつつ、お湯を沸かす。コーヒーよりも「おしるこ」が美味しい季節になった。 



 低水温の釣り。まだまだ勉強しなければならないことが山積である。それでも今日は新しい竿や新いレンズ、そしてメーカーさんから依頼されていたもののテストもできたので、ひとり愉しいクリスマス釣行を終えることができた。

 これで今年は釣り納めか。ん〜、もう一回くらい行きたい気もしないでもないが。。。 


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

 
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初雪はシャロムの森で(毛バリのローテーション)

〇初霜を見る

 12月になり、有給休暇の消化と、いかれる時にいっておかないと、身動きのつかない用事が飛び込んでくることが多いので、平日のカンツリ釣行を計画した。計画を立てたといっても2日前だが。

 ところが昨日下の子が発熱し、耳が痛いといっていたので、生業を早退して耳鼻科に連れていった。今日も様子が悪ければ釣りにでかけるどころではなくなりそうであったが、今朝になり熱も下がったので、後は嫁にまかせて早朝群馬方面に向けて車を走らせる。途中のPAで休憩するため車を降りたら、天気はよいがかなり寒いのである。前回のシャロムの森への釣行時は、雨の後の気温上昇もあり、満足のいく釣りができたのだが、「今日は苦戦しそうだなぁ」との思いが頭をよぎった。わずか1週間でここまで温度が下がると、かなり厳しい釣りが予想される。




 その後はいつもの通り、自宅から2時間半で癒しの森に到着した。



 受付前に娘さんにご挨拶。いつも親子でよろこんで迎えてくれて心が和む。お母さんは寒さのせいか動きがにぶかった(笑)。





 オーナー宅の前の車はこの通り。落ち葉にも霜が下りていた。私的には今期の初霜を目撃することになった。

〇目よりも手が

 前々からもブログの記事に書いているが、ここ何年か老眼問題を抱え、釣り場でのハリスや毛バリの交換に往生している。ここの渓は日当たりのある場所が限られているため、朝は薄暗い中での毛バリ結びが大変なのだが、今朝は「目」よりもかじかんだ「手(指先)」がいうことをきかなかった。釣りには大切な目も手もきかないのは大きなハンデになるが、そんな寒さの中でも釣りがしたいのだから仕方がない。用もないのに家でぬくぬくしていたら精神衛生上よろしくなく、それこそ身体の具合まで悪くなってしまうのである。




 ということで、かじかんだ指先を襟元に突っ込み、温めながら釣りの準備をする。水温を計ると4度だった。
 私のテンカラ教室では、水温の話もするのだが、その中に「上がりの水温」と「下がりの水温」というものがあると説明している。昨日まで2度だったのが今日4度になった場合と、昨日の6度が今日4度になったのでは大きく意味が違うということを説明している。細かい理由はここでは省くが、春先の「上がり」の4度ならそれほど心配はないのだが、秋から冬への「下がり」の4度では厳しい場合があるため、それなりにこちらも戦法を考えないとならない。












〇あの手この手を尽くせば結果はついてくる

 
結果から先にいえば、どうにか釣りにはなったが、今日はかなり丁寧に毛バリをローテーションさせて魚を引きずりだしたような感じであった。ライズなし、魚は見えない、しかしこちらが動くと岩陰や落ち葉の中から魚が走るという3重苦のような状況の中、1尾目が釣れたのが午前10時。反応が続いたのが11時。その時水温を計ると5度になっていた。

 釣り方は徹底した沈め釣りで、半数の魚が居食いしているような状態であった。こちらが聞きアワセをすると魚が動くというような感じである。先週と全く同じ場所に入ったが、水温の急下降が理由で、バイトも釣果も先週の半分くらいになった。

 シーズン中は、写真の撮影もじっくりとやりながらの釣りなので、あまり尾数にこだわることはないのだが、今日のようなある意味悪条件下では写真撮影もそこそこに、自分の実力を試すこともありキッチリと釣りをしてみた。実釣3時間半で釣果は7尾。全てヤマメだった。7バイト7尾なので自分的には満足である。(写真を掲載できなかった2尾は、撮影前にネットから逃走された)






〇初霜のみならず初雪も

 午後1時半、朝から強かった風が、いよいよ頑張ってもキャスティングができないほどになってきたので、早々に竿を納めた。昼頃少し治まった寒さもまた復活し、「今日は早く帰ろう〜」と車をスタートさせると・・・なんと雪が。
 フラッシュを点けて撮影したが、写真の白い点が雪である。
 
 初霜と初雪を味わった今日の釣りだったが、そんな中でも私の毛バリをくわえてくれた渓魚たちに感謝する次第。いつも楽しく癒しの時を与えてくれる「シャロムの森」にも感謝である。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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コーヒーに映るシャロムの冬木立





























(27/Nov/2014 シャロムの森)

満足!!

以上!!


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝



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晩秋のシャロムの森へ

 本日は生業が休みだったため、急きょ釣りにでかけることにした。私の自宅から日帰りで、禁漁になっても在来の魚に出合うことのできる場所は、そう「シャロムの森」しかない。個人所有の山塊と渓、放流の一切ない管理釣り場なので、オフになっても放流魚ではない、美しい魚に会うことができる。



 私のスケジュールは土壇場で決まったのだが、当会のメンバーの秋山郷のUさんと、ぺたうろさんが行くという話を聞いたので、現地で集合することになった。



 オーナーと談笑の後、3人で場所の割り振りをして、私はちょうど1ヶ月前に入った場所に入らせてもらう。魚の着き場や定位している水深の変化が見たかったので、以前と同じ場所を同じように釣り上がってみた。



 ペアリングしているイワナはスルーして、ポイントにタイトに付いている魚をねらったが、やはり水温のせいか、11時頃になってようやっと反応があった。



 流れてくる落ち葉とどっ被りの枝をかわし、午前中にどうにか2バイト。2尾とも24センチとこの場所の源流域では良型だったのが幸いである。2尾目はぽってりと太っていた。



 待ち合わせ場所に戻り、メンバーと食事をする。みんな釣果のことより、口にするのは「快適な気温と晩秋の渓の雰囲気が最高」だとのことになる。嫌な虫も大汗とも無縁の秋の渓。食事時間もマッタリと堪能することができた。



 Uさん、ぺたさん、本日はじつに快適な1日となりました。やはり水辺はストレス発散にはもってこいでしたね。




 本日はお疲れさまでした。またご一緒いたしましょう。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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シャロムの森へ(今秋2回目)


(本日の良型)

 
3連休である。私的スケジュールとしては、明日11日が釣りインストラクター機構(東京)の会合があり、明後日の12日はTOKYOトラウトカントリーのテンカラ教室の講師の日(今回も遠路お越しいただく方がいらっしゃいますので一所懸命やらせていただきます)、13日は台風の影響もありそうなので釣行ができそうもないために、本日は生業先に有給休暇を提出して釣行を強行してきた。


(シャロムの渓)

 場所はもちろん(林業を経営母体に持つ個人所有の山塊で、貸切のできる管理釣り場で放流魚ナシ、キャッチアンドリリースのみで源流域であるという、私にとっては理想の釣り場である)管理釣り場の「シャロムの森」である。
 到着後、朝受付の時にオーナーとプチ談笑をする。あの場所ではおいそれと両替などにはいかれないだろうから、気が利く私は(笑)、連休中のお客さんのつり銭に困らないよう、料金をコインケースに入れた100円硬貨で全て支払ってきた。



(母)


(娘)

 いつものように母と娘(犬だけど)と遊んでから車止めまで車を移動する。先日の台風(雨)の影響か道がぬかるんでいるが、増水後の引き水なので、入渓前に期待してしまう。期待外れは常なので、入渓前にはあまり期待をしないほうが身のためなのだが。

 朝9時に準備完了。岩魚が釣りたいので奥地をお願いしておいたので、車止めからさらに歩いて入渓点まで向った。
 9時半入渓。今日は先日ブログでも書いた改造竿のテストもあるので、ウキウキワクワクしながら釣りを開始する・・・・・・でない・・・・・・でない・・・・・・走らない・・・・・・で、かれこれ1時間が経過してしまった。
「期待はいつも裏切られる」
「やっぱりかよ」
とガックリしてきたのでひと息入れ、仕掛けの調整と毛バリをウエイト入りのものに交換をする。



(BHの毛バリで釣れたイワナ・改造竿と一緒に撮影)

 BHの毛バリに変えて一投目、小型の多いこの場所ではそこそこのサイズ(23センチ)のイワナが釣れた。時合なのか水深なのかを考え、そのどちらも当てはまるという予想の上、それまでの水面直下の釣りを改め、深い層まで毛バリを丁寧に流すことにした。BHの毛バリは私の中でのお助け毛バリなので、1尾釣れて助けられたのでその後は封印。普通の毛バリで同じ層を流すことに終始して釣りを再開した。


(ヤマメ)


(イワナ)


(イワナ)


(イワナ)

 天気も良く、気温は快適で水温も適水温。そこからはそれなりに魚の反応があり、自分で決めた退渓時間まで釣りをして終了。その後は車止めに戻って食事をして帰途についた。
 我が家からは片道140キロと近くはないが、足が向いてしまうのはシーズン中と全く同じ体で釣りができるからなのである。また直ぐにでもいきたいのだが、今月後半は時間的余裕がないため次にいくのは来月になってしまう。残念だが仕方がない。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝



***結果的には実釣3時間でヤマメ1尾を含めて8尾。最大は25センチのイワナだった。仕掛けは竿(改造竿)2.9メートル、ライン(フジノ製テンカラミディ・バット部カット)2.8メートル、ハリス(フジノ製テンカラハリス0.6号)1.2〜1.6メートル、毛バリは#12を中心に各種。#12なので小さなヤマメは反応のみだったが、自分的には楽しめた一日となった。普段はあまり詳しい釣果や仕掛けをブログには書かないのだが、今回は明日と明後日、吉田毛鉤会のメンバーがシャロムを予約しているということなので、参考になるかと思い書いてみることにした***


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久しぶりにシャロムの森へ



 諸般の事情で私の今期のホームの奥多摩釣行は、禁漁を待たずして終わってしまった。しかもラストとラス前の2度の釣行では1尾も釣れずに終わってしまったため、釣り感を取り戻すために管理釣り場にでかけることにした。

 まぁこれはまったくの個人的趣向なのだが、こういう場合にどんなカンツリでも良いというわけにはいかないわけで、釣り感を取り戻すというその目的を達成するためには、いつもの渓に近い状況の場所でないとならない。それには、
「在来魚のみ」(いろいろな理由で放流魚は遠慮したい)
「釣り場に手を入れていない」(遡行の苦労や楽しさも感じられる)
「源流域の小渓流」(人の気配のある里川でないこと)
「落ち着いて釣りがしたい」(午前中は区間が貸切になる)
ということが満たされていないと成立しないので、唯一それがどうにかなる管理釣り場、シャロムの森にでかけてきた。
 


 こんなものの残骸があるくらいなので、どういった環境なのかは察しがつくだろう(猛獣捕獲?日本国内の猛獣といえばアイツしかいない)。それだけ手つかずの自然の中で、在来の魚、しかもキャッチアンドリリースを繰り返されているスレッカラシの魚たちのいる場所が、ここシャロムの森なのである。



 今回はデジタル一眼を2台入れた防水ウエストバッグの使い心地と、久しぶりにサンスイプロデュース、サクラ製のレッドスナイパーを使っての釣りを楽しむことにした。 



 朝受付を済ませ、オーナーと談笑したのだが「今日初めて来場のお客さんがいらっしゃるので、釣りやすい場所をすすめたいのですが、吉田さんはどこでもいいですよね」と、笑いながらハードルを上げられてしまった。



 まぁちょうどイワナを釣りたいこともあったので、遡行距離もエンドレスに近い最上流部をあてがわれ、水がかなり細くなる標高850メートル近くまで釣り上がっていった。



サイズも小さく、イワナのくせに毛バリを1度しか見にこないような奴らを相手に、数は少なかったが数尾のイワナに相手をしてもらうことができた。



 釣っては魚の撮影30分、また釣っては撮影30分を繰り返し、夢中になっていたのか気が付くと午後1時を回っていた。



 車止めまで40分くらいかけて、周囲の景色を見ながらのんびりと歩いて戻り、汚れた着衣を着替えた後、周囲に誰もいない静かな渓で秋風に吹かれながら、ひとりでゆっくりとコーヒータイムを楽しんできた。
 道具類の調子も見ることができ、それなりに写真撮影を楽しむこともできた。もちろんややこしい釣り場(雪崩と土砂崩れの後の倒木と、枝の中をかいくぐって釣らないとならないのでかなりしんどかったが)で釣り感を取り戻すこともでき、久しぶりに充実した1日となった。

 明日からまた忙しい日々が始まる。リセットしてきたので頑張ろうと思っている。


(追伸:明日の毛バリ研究会はゲストスピーカーをお呼びして「間違いだらけの水生昆虫の知識」をメインに水生昆虫と毛バリのお話ししていただくことになりました。その道数十年のエキスパートのお話を聞くことのできる数少ないチャンスです。ご参加いただけるみなさまには今後の毛バリ作りに非常に役に立つと思いますので、お楽しみに!!)

 
吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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雨の週末は鹿留で過ごす


(湯川じゃないけどブルックトラウト)

 今年の奥多摩界隈は、2月の大雪の影響が本当にいつまでも残り、ようやくどうにかなりそうになったと思ったら梅雨入りしてしまった。天気予報も雨と曇りが続く。しかもこの週末は記録的豪雨の場所もあり、どうにも釣りに行くのはムリだと思っていた。

 しかし、しかしである。6月は私用公用が立て込んで、週末入渓可能な日数はたったの2日。その内の1日が今日だったので、暗い空を見上げ気持ちも同じく暗くなっていた。まぁそれでも『不善』という名の釣り具作りも楽しいので、それに充てようかとも思っていた。ただいかにも月に2日しか竿が出せないのは寂しい限り。本来ならご一緒に奥多摩の沢に入ろうとしていた、当吉田毛鉤会の川越のMKさんも、今日のために昨日家の用事を全て済ませ、準備を万全にしていたとのこと。ここはこのまま自宅籠城とでもいうことになれば、2人とも陰々鬱々とした日曜日を過ごし、明日からの1週間の生業のメンタリティにも影響が出かねないので、どうにか釣りができる場所を探すことにした。



(ベリーパークになりました)
 

 管理釣り場も各方面がクローズしていて、FISH ON! 鹿留ならどうにか竿を出すことができそうだとの情報を得て、朝5時半に談合坂のSAで待ち合わせることにした。



(朝は人がいない)


(増えてもこれだけ)

 例えシーズン中であろうと、管理釣り場は便利である。なにより魚相手に検証ができるので、私の様にいつも検証事項を山のように抱えている人間にはありがたい存在となる。
 わざわざこの天気の中に行くので、今日はハリの検証を徹底的にやることにした。



(MKさん)


(魚がでかいのかネットが小さいのか)

 ハリのカカリ、バレやすさとバレにくさ、吸い込み、沈下速度、瀬釣りでのハリの流れる速度、あらゆる条件を想定し、魚を掛けまくって検証した。こればっかりは自然渓流ではまず不可能なことで、魚を出す(釣る)ことでせいいっぱいの自然渓流でこんなことをしていたら、答えが出るまで何十年もかかってしまいかねない。1日で何十何百と釣れる管理釣り場ならではの実験となる。


(日が射すと渓は綺麗だった)


(ここから検証のラッシュが始まる)


(これは綺麗なアマゴちゃん)


(かなりメタボなニジマス君)

 前置きが長くなったが、そのような理由で今日は鹿留での釣りを楽しんできた。行きの車はどしゃ降りの中央高速を進んだが、都留インターを下りたころには雨は霧雨になっていた。
 
 受付を済ませ、MKさんと準備をし上流域まで行く。予想していたより水位も低く、濁りも取れてきていたので、普通に釣りをすることができた。この天気なので客足も遠のいているのか、一時は貸切状態で釣りを楽しむことができ、ハリの検証のため釣りまくることができた。



(のんびりと談笑コーヒータイム)

 途中でコーヒータイムをはさみ、晴れた空の下のんびりと談笑を。


(雨も上がり、余裕があるのでこんな写真も撮影してみた)


(ファインダー越しにドライフライに出る魚にアワセを入れるが、上手くはいかなかった)


(そんなことも楽しめるのが管理釣り場である)

 ランチの後には青空になり、『悪天候はどこへ行った』と軽口を飛ばしたり。
 午後も引き続き検証をして、再び雨がパラついてきた午後3時頃に竿を仕舞い、検証結果を抱えて帰途についた。



(午後イチはこんな青空だぜ!『俺の愛車紹介』風のアングルで)

 
 検証の結果も得ることができ、今後の釣りに生かすことができる。ありがたや本日のカンツリ釣行。家であきらめず、でかけて良かったとつくづつ思う今宵であった。 

 
 MKさん、本日はお付き合いありがとうございました。またの検証時には、ぜひともご一緒いたしましょう。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝



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禁漁・カンツリ・ぶらり旅(第3回・養沢解禁は雪景色の中で)

盛り上がり騒ぎ過ぎたよ前夜祭

(くりぼうさん・からふるご夫妻・いつもうたげのTさん)

昨夜は2月最後の日でもあり、解禁直前ということでプチ前夜祭を企画することになった。今回は銀座アコにて。
いつもうたげのTさん、からふるご夫妻、くりぼうさん。売上にご協力感謝いたします。仕事帰りにお集まりいただいたこともあり、普段見慣れない釣り用のウエア以外の写真をアゲておきました(笑)。
ネクタイ着用でも話の内容はテンカラネタ一色。表から裏ネタまで、お酒の勢いもあり、私も含めみなさんよく話しました。年齢性別仕事も住まいもバラバラですが、「テンカラ」という共通の話題があると、時間がいくらあっても足りないと思えてしまいます。またのご参加をよろしくどうぞ。

飲み過ぎてあとのまつりだ前夜祭 

(まだまだ養沢は雪景色)

前夜祭から帰宅したのが日付をまたいでゴゼンサマ。今日は釣りにいこうと思っていたので、慌てて寝床に入るが、どうにか寝入ったのが午前1時を過ぎていたようで、その後目覚まし時計の音に起こされたのが午前4時。3時間弱しか寝ていない。
しかもここのところの多忙のせいで、全く釣りの準備をしていなく、あげくのはてには小雨もパラついている。
ふつう(ふつうってどんなのがふつうなのかよくわからないが)こんな状況ならもう一度布団にもぐりこみ、ゆっくりと寝直すのだとは思うが、2月の大雪で例年のようなカンツリ行脚にいかれなかったこともあり、自室にある釣り道具をテキトーに車に放り込み、シャワーを浴びて午前5時に家を出た。


(養沢のポイントがいっぱいだったので、ロハで遊ばせていただいた)

養沢にはポイントカードの制度があり、いく度にスタンプを押してくれる。ポイントカードがいっぱいになると1回の遊漁料金がタダになる。今日はそれを使用させていただいた。タダだからということもないのだが、現地に到着しても、寝不足だの雨だの残雪だの準備不足だのという事情もあり、あまりテンションがあがらない。しかも準備をして川に立ち遡行を始めると、雪掻きの後遺症の腰痛が起こってこれまた辛い。そして二日酔いということもあって、実に寒いのである。水温、気温ともに4℃だった。

それでも不思議なのが、竿を振ってポイントめがけて毛バリを振り込んでいるうちに、気分もよくなってくる。
そこで魚が釣れれば我を忘れ、もうほとんどいつも釣りをしている状態と同じところまで、メンタル面が戻っていた。


(ひさしぶりのヤマメ)

今日の釣り場は雪代っぽい微妙なにごりと、水温低下でライズはなし。ということで得意のBHで釣りをするとにした。
釣りを始めると釣れることは釣れる。しかし毛バリを一般的なものにしてみると、アタリがピッタリととまってしまうのである。周囲のフライマンたちも、インジケーターを付けたルースニングをやっている。底釣りをすれば釣れるが、水面や水面直下の釣りでは全く勝負をさせてもらえない状況である。


(ニジマス祭りの開始)

しかも今日はニジマス率が多い。綺麗なヤマメの写真を撮影したかったのだが、開始当初はニジマス祭りのごとく、やたらに釣れてくる。それでもたまに釣れるヤマメを撮影しようと試みるのだが、今度は雨によるカメラへのダメージが気にかかり、しかも川ギリギリまで汚れた残雪があるところばかりで、魚を安定して撮影する場所がないのである。

 


(このニジマスは小ぶりだが引いた。胸鰭と尾鰭の大きさから、養沢生まれか越年魚か)

撮影に気持ちが入らないので、せっかく戻ったテンションが再び下がってしまう。腰の痛みも限界に近づいてきていた。


(魚を置く場所がない)

時計を見ると11時に。一度諸事をリセットするため昼食を摂ることにした。毎年解禁日には必ず立ち寄る蕎麦屋の「木の小屋」へいき、大根そばを注文する。寒いので温かいものを食べればよさそうだが、私はこの大根そばが好きなのである。


(大根そばが私のオススメ。これは大盛り。ただし寒い時に食べると・・・)

午後も霧雨の中釣りをしたのだが、底釣り以外では中々反応がなく、いいかげんBHでの釣りにも飽きてきたので毛バリを交換した。
そう、伝家の宝刀「茶剣羽根」である。今日はBH以外の毛バリで釣っていないので、この毛バリで釣れたら打ち止めと決め、しばらくすると・・・釣れた。本日釣れた魚の中で、一番綺麗なヤマメだった。


(茶剣羽根で)

朝の水温からすると、けっこうキビシイ一日になりそうな感じではあったが、一般渓流前の足と肩慣らしにはなった。魚もそこそこ釣れたし、少々疲れたがそれなりに楽しめた。1ヶ月のブランクも、どうにか取り戻すことができた。

山の壁面にはまだまだ雪も残り、落雪も何度か目撃した。沢筋の雪は、その雪の下がどうなっているか不明なところばかりで、うっかりするととんでもない深さまで足が沈み込んでしまう。なにより歩きにくいので、川通しに歩いたほうが安全だし快適でもあった。

「山岳渓流にいくのは時期尚早」今日はそれを確認できたことが一番大きな収穫となったようだ。
そして、解禁になり入渓される方には、くれぐれも「残雪の状況には注意をしていただきたい」と申し添えておこうと思う。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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禁漁・カンツリ・ぶらり旅(第2回・丹沢ホームで沢テンのイメトレ) 



私は本日生業が休みだった。しかし昨日一昨日と2連チャンのゴゼンサマで、気力に体力が減退気味だった。だから明日は釣りにいこうかどうしようかと、眠る間際まで考えていた。
「早朝に起きられたら」と、一応準備だけはしてから就寝したのだが・・・結局午前4時には目が覚
めた。ずっと起きていたかこれから始まるかの違いで、どちらもゴゼンサマだ。

準備をして車に荷物を積み込む。カンツリの場合はそれほど荷物が多くならないため、釣り具と着替え、状況に応じてお湯を沸かしてランチにする時の道具一式をまとめたバスケットがそれぞれひとつずつ。他にはカメラ用ザックにロッドケース。多くはないと書いたが、色々とやることの多い私は普通の人よりは多いようだ。

私の大好きな奥多摩の渓、その中でも特に支流が好きで、昨年もずいぶんと入渓することができた。この辺りのことは、今月25日発売の『月刊つり人』にショートエッセイとして掲載されると思うので、お読みいただければ幸いである。

そんな小渓流やヤブ沢の好きな私としては、当然のごとく解禁当初から沢でのテンカラを行なうわけで、「低水温だと毛バリを追わない」とか「気温が低いとドライではムリ」などということはないということを実戦し、どんなに寒くてもテンカラで楽しんでいる。



これらのことは何年も前から冬季のカンツリで実体験として経験してきたことでもあり、ちなみにつり人社から発売しているDVD『テンカラ1尾釣るまで!塾。』は、2月のTTCで撮影したものだが、あの時も「ヒットシーンを撮りたいので水面で魚を出してください」といわれ、パラシュートで何尾か釣って見せることができたことを思い出した。

その時の魚はニジマスだったが、実際の渓に行くと解禁当初でもライズしている魚はいるわけで、氷の張るような低水温でも、毛バリで釣れる時には表層だろうが底釣りだろうが、TPOを間違わなければキッチリと釣れるのである。



前置きが長くなったが、5時に自宅を出てガソリンスタンドで給油して、コンビニで飲み物と朝食を調達。圏央道に入り高尾山インターを経由して1時間半で到着した。ウエーダーとウエーディングシューズに履き替え、駐車場から歩く。受付時にオーナーとしばしお話しを。昨日一昨日と1泊で滞在した当会メンバーのきょ→じさんの話も出た。その後は7時半から上流部を釣り上がった。

解禁までは約1ヶ月半。沢テンカラのシュミレーションも兼ねているので、ここの釣り場のように、周囲に枝が張り出していればいるほどありがたい(上流域限定だけど)。ヤブ沢ではこの周囲の空間認知能力というのがとても必要になってくるので、開けた場所ではあまりいい練習にはならないのである。私の場合ヤブ沢実戦では3メートルの竿を主体で使用するが、練習なので意図的に3.3メートルの竿を使い、ラインの長さも3.3メートルにし、ハリスがヒトヒロで練習する。



実戦と違い毛バリのロストはほとんどない(午前中アワセをミスって上方の枝に引っ掛かり1本ロストしたのみ)。理由は簡単で、魚に意識を持たずに周囲に意識がいっているからだ。これが実戦だと引っ掛かりまくる。それはどうしても釣りたい一心で魚に意識がいきすぎて、周囲の状況が目に入らなくなるからだ。

ということで今日はその辺のところを重点的課題として釣りをしてきた。
『ポイント(魚)を見つける⇒立ち位置を考える⇒丁寧なアプローチをする⇒キャストする』ではなく、
『ポイントを見つける(いると思う場所を頭の中で決める)⇒周囲の状況に応じた最良の立ち位置を考える⇒丁寧なアプローチをする⇒キッチリ周囲を確認してから丁寧にキャストする』と、想像という頭を働かせ、より丁寧な釣りを心がけるという形をとるわけだ。



目のあまりよくない私は魚を見つけると同時に魚に走られることがよくあり、魚に対して間合いを詰める時あまり優位に立てない。それでも魚の付き場がキッチリとわかってさえいれば、見えない魚に対してベストの位置に毛バリを振り込める立ち位置を取ることが可能になる。
このことは文章で説明するのはなんとも大変なのだが、小渓流では毛バリを振り込む位置が3センチずれただけでも魚が毛バリをくわえそこなうということが往々にしてあるわけで、ヤブ沢というキャスティングに多大なるハンデを背負う場所での釣りを考えると、やはり解禁前にこういったこともしっかりと考えておく必要があると思うのだ。



魚は見えないが「絶対ここにいる」そして「ここで食う」という流れを見つけ、その落ち込みの下の段に立ち、「ここだ」と思うところに周囲の枝に注意してキャストをする。私の沢での釣りは表層勝負が主体になるため、そういった釣りに適合した毛バリを使ってキャストをするのだが、高低差があり、自分の目線の高さにより近い場所に水面があるため非常に見にくい。それでも自分に向かって流れてくる毛バリの位置を憶測し、「ここだっ」と自分が思った通りのところで水面に波紋が出る(魚がヒットする)と、そのしてやったり感が嬉しくて卒倒しそうになる。

そんな練習をしながら上流部を2ラウンドやって、風も強くなってきたので午前11時半には川から上がった。

午前中の水温は4℃。1尾目はドライで釣った。釣果はまぁいつもと変わらずだったが、随所に融け残る雪もあり、けっこう寒かった。



このように自分の目的に合った場所を見つけ、オフの間に練習するには、管理釣り場は非常にありがたい場所になる。みなさんも自宅で解禁を待ちわびるだけでなく、管理釣り場に出かけてみてはいかがでしょう。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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禁漁・カンツリ・ぶらり旅(第1回・初釣行は粉雪舞う丹沢ホームへ)


(粉雪舞う丹沢ホーム)

過去の記事はこちら⇒禁漁・カンツリ・ぶらり旅(2013)

2014年になり「禁漁・カンツリ・ぶらり旅」も第1回からのスタートになる。


(マイナス1尾目)

今年は年明けに籠城していたこともあり、昨日ようやっと家族で初詣で&年始の挨拶回りに出かけたのだが、明日からは生業になる。
10日も休んでしまったので、明日からの仕事に備えメンタル面を仕事モードに切り替えるべく、自宅で気持ちの整理でもしようかと思っていた。


(マイナス2尾目・同じ場所でカディスに10回くらい出てずっと食い損ね、やっとかかったカワイイやつ)

そんなつもりでいたのだが、よくよく考えてみると、次の週末はテンカラ教室と所用のためプライベートで竿は出せず。それではいつになったら初釣行に行けるのかという、私にとっては一大事となる大問題の発生になってしまった(笑)。
で、昨夜もあれこれと考えていたのだが、グダグダしているうちにいつもなら早寝をする私にしては、少々遅い時間の午前零時過ぎに寝床に就くことになり、こりゃ〜しばらく初釣行に出かけるのはムリかなぁ〜などと思っていた。


(マイナス3尾目)

ところが今朝の午前4時半。パッチリと目をさましてしまった私は「やっぱり行〜こう」と思い立ち、そそくさと支度をして午前5時に自宅を出発した。
初釣行でもあり少しでも沢っぽい雰囲気のところに行きたいと思い、脳裏に浮かんだのはもちろん「シャロムの森」と「丹沢ホーム」である。
シャロムの森は事前に連絡していないことと、帰省ラッシュにでも巻き込まれたらどうなるかわからないので却下し、ほとんどの人が明日から仕事だし、連休の最終日は家でゆっくりしているだろうから空いているという憶測のもと、丹沢ホームに行くことに決定した。


(マイナス4尾目・今日はずっとレッドスナイパーで)

ガソリンを入れ、飲み物のみ(実は正月にけっこう体重増加してしまったので、少し歩いて減量の意図もアリ)調達し、圏央道に乗る。高尾インターまでは3〜40分で到着し、ガラガラの下道を一路丹沢ホームへと車を走らせる。
午前6時半には駐車場に到着してしまったので(冬季は7時受付開始)、ウエーダーとシューズを履き準備をする。
7時前に受付のある管理棟まで歩いて上がるのだが、駐車場には他に1台の車が来ただけで、その他のお客さんはいないようだった。


(マイナス5尾目)

受付を済ませ、オーナーにご挨拶がてらお話しをさせていただくと、手ぬぐいをいただいてしまった。
新年早々ありがたい。


(マイナス6尾目)

で、7時15分。つり橋のところからスタートした。
「寒いから下流のほうがいいよ」といわれたのだが、もとより釣果より小渓流の雰囲気を味わいたくて来ているので、上流部に入らさせていただいた。


(マイナス7尾目)

水温は5度。この時期にしては悪くないのだが、年末の雪以来雨等も降っていないようで、かなり水位が落ちている。この寒さでこの水深じゃどうかな・・・と思ったところ幸先よく水面直下で1尾出た。
この調子ならイケるだろうと、今日はニンフィングも少しやっておきたいと思い、毛バリを変えて釣り上がった。しかし反応が悪く、上流の堰堤まで1時間45分かけて、どうにか2尾のニジマスが釣れたのみだった。


(マイナス8尾目)

「ん〜、マイナス2尾かぁ」(吉田毛鉤会のわけのわからん丹沢ホームルールでは、ニジマスはノーカウントではなくマイナスポイントになるw)、これじゃイカンと駐車場までとぼとぼと歩いて戻った。
駐車場までの道すがら川を覗くと誰もいないようだ。車も朝に見た1台のみで、そのつり人も下流に行ったのか見当たらない。貸切状態になったようなので、再度朝と同じ場所から手を変え品を変え釣り上がってみる。
第2ラウンドが終わったのが10時半。ここまででマイナス5尾(笑)。手を変え品を変え、これといって決まったパターンでは釣れないので非常にやりづらい釣りになっている。表層からベタ底まで、超ポツポツという感じで釣れるので、パターンが絞り込めないのでやりづらいことこの上ないのだ。


(マイナス9尾目)

で、再び駐車場まで戻り、しばし休憩の後午前11時に今度は駐車場下から釣り上がる。
今日は朝から時折粉雪がパラパラと舞い散っていたのだが、この時間には少々まとまって降ってきた。実はこの雪、過去の経験ではどうやら魚が上を向くスイッチが入ることがあるようなので、今回もそれを期待して、この時間からは表層勝負を試みてみた。


(マイナス10尾目・祭りだワッショイ)

立て続けに3尾。逆引きで水面で釣る。同じ場所を攻めていたので、水面ではもう出ないかと思いBHで底を叩くと2尾。結果正午までの1時間でマイナス5尾追加することができ(マイナス5尾追加って日本語がオカシイけど)、午前中のトータルでマイナス「ツ抜け」することができた。
ヤマメとイワナはほとんど見えなくて、釣れたのは全てニジマスだった。

その後片付けをして、12時半にはホームを出て帰路に。時間に余裕があったので、途中タイイングのマテリアルを買いに行くこともできた。

というわけで、粉雪舞い散るニジマス祭りの半日だったが、初釣行で肩と腕の筋肉を温めるくらいにはなったので、よかったと思える釣行になった。


(レッドスナイパーといただいた手ぬぐい)


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 ニジマス祭りは腕のせい? 吉田孝


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