教室前夜、早めに寝床に入りました。
雨音を聞きながら「明日の教室は大丈夫なのか」と思っているうちに眠りに落ちました。
ふと目が覚めると、雨音が消えていました。
もしやと思い窓を開けると積雪が。
なるようになるしかないので、再び眠りに就きました。
早朝5時、目を覚ますと釣り場の担当者から現場の状況の写真が送られてきました。
水量も積雪も問題なく、道路の雪も融けていますとのことでした。
昨夜のうちに準備はしておいたので、顔を洗って車に乗りました。
途中コンビニで食料を仕入れ、8時前には釣り場に到着。
雪は雨に変わっていました。
寒いので、暖房の効いた会場を使い、座学を行いました。
今回は、いつも釣りに着用するウエアではお世話になっている「finetrackさん」の「社員のSさん」に音頭を取っていただき、お仲間5名様で「プライベートグループレッスン」という形を取らせていただきました。
朝9時に座学をスタート。
テンカラの理論、状況に応じた道具、魚に合わせた毛バリ論をしっかりとご説明して、質疑応答もさせていただきました。
この後毛バリ巻きのデモをおこない、タイイング道具の買い方のアドバイス等もさせていただきました。
2時間弱の座学を終え、川での実釣を開始。
ひとりひとりキャスティングと毛バリの流し方を説明しました。
この時期、しかも雪代の入ったような低水温では、魚も底ベッタリに着いているため、ウエイト入りの毛バリで釣りをしてもらいました。
一応みなさん魚を掛けた時点で昼休憩に。
攻め続けた管理釣り場の放流魚を少し休ませ、毛バリにスレた魚をリセットするのも狙いです。
昼食時にも追加の説明をして、ご希望の方には吉田毛鉤製の毛バリもご購入いただきました。
午後の部をスタートした時に、毛バリをご購入いただいた方が、早速結び変えて釣りを開始したところ、立て続けに2尾キャッチ。
隣で見ていた方も同じ毛バリに変えたら、4尾の魚を釣るという、吉田毛鉤の広告塔にしたいくらいのありがたいことをやっていただきました。
釣りをするのも初めての方もいらっしゃる中、途中魚籠から逃げたり、鳥に持っていかれてしまった魚も含めると、みなさんで20尾位釣られていたので、雨という状況の中での教室としては、大成功となりました。
それが証拠に、参加者のみなさまは大変喜ばれていました。
本日ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。
そしていつもご協力いただいています「恩方ます釣り場」のみなさま、そして吉田毛鉤のスタッフ、今回もお世話になりましたこと、感謝いたします。
今回のように気心の知れたお仲間内での教室等、開催ご希望の方がいらっしゃいましたら、吉田毛鉤に一度ご相談ください。
みなさまのレベルに応じた釣り場、料金、交通費等、遠方でもご希望に沿えますように考えたいと思います。
吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝