『釣り』(今は半分仕事)と『料理』(父方母方共に代々続いた料理屋だった。私も若い頃調理師免許を取得した)と『読書』(これは純粋に趣味だ)が私の三大好きなこと。
中でも本がないと眠りに就けないので、書棚以外に寝床の枕元にも大量の本が積み上がっていた。
本に侵食されかねないので、一度電子書籍に手を出したが、アレは全く受け付けなかった。
本はやはり装丁や形状や重さに良さがあり、何よりその本の持つ香り(特に古書)を嗅ぐとワクワクしてしまう。
眠る間際まで本を手にする私だが、時に重ねておいた本が表層雪崩を起こし、寝ている私の顔面に落ちる場合がある。
そんな事故が度々あるので、自粛期間の今週末は、寝床の頭周りの本の整理をすべく、材料を用意し簡単な本棚を2つ作った。
作るのは短時間でできたが、その後の整理に数時間。
流石に疲れた。
釣りも本も好きなおかげで、10年位前から取材や執筆の仕事も頂くようになった。
近年では釣り場での野外料理や、野外でのコーヒーの解説等も担当させていただくようになった。
情熱が形になったことは、本当にありがたい限りだ。
片付けも終わり、そんなことを考えながら一息ついていると郵便物が届いた。
今回の記事は春先にテンカラインストラクターとしてご協力させていただいたのだが、生徒さんは何せミスコンにも出場しているお嬢さんだった。
日々のトレーニングも続けていらっしゃるそう。
『美女と野獣』ではないが、引き立て役になるならともかく、腹の出た薄汚れたオッサンだと、私だけフレームアウトされかねないので、私もストイックに、体型維持だけは怠らないようにしなければと、あらためて思った次第です(笑)。
つり人社刊『月刊つり人7月号』を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
明日も早朝ランニング、頑張ります。
吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝