「渓にゴミを捨てるな!(怒)」
昨日は今シーズン最終となる、源流の取材に行った。
例年禁漁間際になると、駆け込みの取材を依頼される。
今期もお約束のようにギリギリのタイミングではあったが、何とか形にしてきた。
足掛け12年の付き合いになる浦カメラマンとは、気心も知れた中なので、仕事がやりやすい。
とまあ、ここまでは満点だったのだが、取材を終えて車止めまで歩く間のゴミが。
釣り人以外入らない場所なので、同じ趣味を持つものとして、毎度毎度のガッカリ。
そのたびに
「天網恢恢疎にして漏らさず」
を思い出し、捨てたヤツの人生はゴミ以下になってくれると信じて気持ちを落ち着かせている。
持って行ったものを持ち帰るだけなのだが、ゴミ以下の人間(比較対象にされるゴミがかわいそうだが)にはそんな簡単な理屈すらわからないらしい。
今日は、
「ごみをまきちらすひとはにんげんのくらすよのなかにはいらないのでちがうばしょにひっこすのをてつだってあげます」
という渓の神様の声が聞こえたような気がします。
せっかく上機嫌で終わった取材が、ゴミのせいで台無しになったひと幕でした(怒)。
ペットボトル、空き缶、お弁当のパッケージ。
山や渓から下ろせるものにも個人の力では限度があるが、今後も引き続き目についたゴミを拾って帰ろうと思います。
吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝
今年になって「先生のお仕事お手伝いしますよ」、しかも「ボランティアで」と、嬉しいことを言ってくれた人がいた。
特に取材や教室の時には、自分一人では回せなくなることが多く(回せるがてんてこまいになる)、付き人から撮影まで、手伝っていただけるならこれほどありがたいことはない。
本来なら高額のバイト代でも出したいところだが、零細企業の吉田毛鉤、お支払することができない。
そこで、入渓時のガイド、交通費と食事の提供は私がするということで、手伝ってもらっている。
そんなアシスタントから「釣りの仕事ではないのですが、撮影されることになったのでご同行願えますか」と。
普段から付き人として活躍してもらっているので、ちょうどよい恩返し、生業先から休暇をもらい、持てる力の全てを注ぎ込んで準備をした。
私自身は10数年の間、釣り雑誌やテレビ等で撮影をされているが、スタイリストなどついたこともなく、道具の準備から始まり、ガイドブック等では撮影も自分でおこない、モデルから金銭的事後処理までひとりでやってきた。
なのでノウハウはかなりある。
結論から言えば、今回の撮影は大成功。
彼女も堂々とした態度でいい写真が撮れたと思う。
私も付き人として「いい仕事をしていただきました」とアシスタントから褒めてもらうことができた(笑)。
撮影の合間に、私が撮影した写真が奇跡の一枚となった。
吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝
6日の日曜日、無事に放送されました、日テレ『超無敵クラス』クラフト部。
私も随所で出演させていただきました。
ロケハンに1日、打ち合わせに1日、実際のロケが3日。
他にも電話での打ち合わせもあり、5月は常に番組制作に係わらせていただきました。
映画大好き、バラエティも好き、人前で喋るのも好き、文章や台本を書くのが好き、写真や動画を撮影するのも好き、そして人生はセルフプロデュースすることが重要と思っているので、企画も大好き。
なぜ若い時にそちらの業界にいかなかったのか不思議な位好きなことなので、今回も大変楽しく番組作りに参加させていただきました。
今回係わらせていただき、あらためて考えさせられたことは、視聴者のみなさまにご覧いただく1秒に、演者と関係するスタッフのみなさんが、どれだけの時間と力を使って作り込んでいるのか・・・ということがありました。
バラエティ番組は、それを見せないように軽快なテンポで番組が進んでいくことも更に凄いと思いました。
吉田毛鉤にも動画のスタッフがいるので(youtubeチャンネル 吉田毛鉤ラボを運営)、今回は勉強のため、アシスタントとして同席させましたが、よい経験になったと思っています。
お声掛けから始まり、1ヶ月の間お世話になりましたスタッフのみなさま、演者のみなさま、今回は貴重な経験をさせていただき大変ありがとうございました。
吉田毛鉤、アシスタント共々心より御礼申し上げます。
吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝
昨年に引き続き、『釣りビジョン』のロケにいってきました。
昨年は解禁直後のヤマメ釣り、今年は初夏のヤマメ釣りということで、私も教室を開催している南会津の渓でロケをすることにしました。
お世話になったのは高杖原にあるペンション、というより釣り宿の『やまゆきかわゆき』さんです。
オーナーは漁協の役員なので、釣り場のご案内にも尽力していただきました。
今回はイワナ釣り、そこで前日にイワナ釣りに特化した毛バリを巻きました。
ロケ日、やまゆきオーナーの見立てで入渓した場所は魚影が濃く、思い通りに魚が出ました。
2週間前にプライベートで訪れた時は、魚の活性も低く、あまり良い釣りができませんでした。
しかし今回は条件が良く、何より慣れ親しんだスタッフ一同、そして吉田毛鉤アシスタントのサポート力に助けられ、前代未聞の短尺で終えることができました。
今回のロケは伝説になるのではないか・・・という程順調に進みました。
予定日が余るという嬉しい事態に
「んじゃ〜後程吉田さんのスタジオでインタビュー撮らせてください」
ということになり、午後1時に都内に新設した『吉田毛鉤ラボ』で待ち合わせることになりました。
釣りビジョンスタッフと、宿泊先だった『やまゆきかわゆき』さんにご挨拶して、30分だけ釣りをしようかと、私とアシスタントは車で数分の釣り場に向かいました。
開始間もなくいかにもイワナが潜んでいそうな、蜘蛛の巣だらけの小さなポケットを見つけました。
アシスタントには先ずは毛バリを引っ掛けて蜘蛛の巣を除去すること、その後丁寧にハリやハリスから蜘蛛の巣を
取り去ることを教えた。
「小さなポイントだから丁寧にキャストして、上手くいかなくても練習のつもりで」と伝え、振り込むこと3投目。
なんと24センチの色黒のイワナを引っ張り出してくれました。
今までに見たことのないような満面の笑みと、相好を崩した顔を見て、私も嬉しくて「よくやってくれた!」と、ちょっとだけ目頭が潤んでしまいました。
水と緑しかないその場所から6時間後には、都内で私のインタビュー撮影をしているという、時空がビミョーに歪んだようになったが、いずれにしても出来すぎの一部始終。
スタッフ一同と神様に感謝して締めくくりました。
ということで、7月のオンエアをお楽しみに〜。
吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝
youtubeチャンネル『吉田毛鉤ラボ』もチャンネル登録よろしくお願いいたします。
#いわなたていわ
#たていわらぶ
#やまゆきかわゆき
(ギリギリでしたが、いい取材になりました)
禁漁まであと僅か、ギリギリのタイミングでご依頼いただいた取材。
日程と場所の調整をして、昨日は『南会津』まで行ってきました。
この南会津、ペンション『やまゆきかわゆき』さん主催のテンカラ教室の講師にお声がけいただいて以来すっかり気に入ってしまい、今期はプライベートで2度、テンカラ教室で2度お邪魔したので(都合4泊)、通算8日、今日を含めて今期南会津での釣りは9日目となりました。
(綺麗な魚体の1尾)
天気も良く、初対面の若き新人編集者のN君の人柄も良く、長時間の運転で送迎もしていただき、魚は何尾も釣れ、取材は無事終了し、『南郷トマト』もお土産に買うことができ、締めは塩原温泉郷で『スープ焼きそば』を食べてから帰途につくという、文句無しの一日となりました。
(こちらは放流魚)
(全てリリース)
これで穏やかに禁漁を迎えられそうです。
吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝
#いわなたていわ
#たていわらぶ
【MONOQLO 2021 11月号】
『テストするモノ批評誌 MONOQLO』の取材に協力させていただきました。
テンカラ釣りについて、常に試行錯誤を繰り返している私にピッタリのお仕事を頂戴しました。
現場に用意された道具のインプレでしたが、「忖度なしで」と編集者から依頼が(笑)。
ちょこっとだけの参加ですが、書店、コンビニ等で見かけましたらよろしくお願いいたします。
【26日はテンカラ教室】
テンカラ釣りは自然相手のことなので、風雨台風降雪等により、予定していた教室やイベント、入渓が中止になっしまうこともあります。
先週末は毛バリの教室がひとつキャンセルになってしまいましたたが、今週末、26日のTOKYOトラウトカントリーのテンカラ教室は、無事に開催されることを願っています。
来週は取材の予定もありますし、色々なことが中止になると、また別の日にスケジュールし直さないとならなくなり、普段から時間に追われている私の場合、忙しさに拍車が掛かってきてしまいます。
今週も所用の合間を縫って、ご注文いただいている毛バリ巻きを続けないとなりません。
ま、追い込まれると力を発揮するタイプなので、用事は片っ端から片付けて、10月半ばになったら、ひっそり山でも登ってこようかと考えています。
吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝
昨日は神田『櫻井釣漁具』さんのお仕事で、神奈川県にある『リヴァスポット早戸』さんにいってきました。
雨が酷くなる前に撮影は無事終了。
動画は後日、サクラさんのSNSで配信予定です。
こちらの釣り場は相変わらず魚影も濃く、昼近くには入れ喰い状態となり、サクラの強靭な竿のポテンシャルを目一杯引き出してくれる魚たちに、途中仕事も忘れてたっぷりとテンカラを楽しませていただきました。
同行者ヘのプチレッスンも行うことができて、よい一日になりました。
お世話になりましたリヴァスポット早戸のスタッフのみなさま、櫻井釣漁具と関係者の方々、本日はありがとうございました。
昨日は『櫻井釣漁具』さんと釣りのお仕事だった。
そして週末は源流ガイドの予定が入っている。
なので今日は使った道具のメンテナンスと、源流ガイド釣行で使う道具のセットアップをした。
昨日同行のスタッフが、私の巻いた毛バリの付いている『フジノライン製』のテンカラスターターキットを持参し、使って釣りをしていたが、目の前で何尾もの魚を掛けていたのでひと安心。
量販店に並ぶ商品なので、製作者としては責任を感じるし、釣果は気になってしまう。
ちなみに今期の私の源流釣行の仕掛けは、櫻井釣漁具製『金剛やませみ』2.7と3.0、フジノライン製『ホワイトテンカラ』(長さは自分で加工して調整)、フジノライン製『フロロテンカラハリス』0.6と0.8、そして吉田毛鉤製の毛バリ各種でピタッと決まった。
これで激戦区のスレたヤマメから、大好きな源流のイワナまで対応できる。
ランディングネットの再塗装も済み、何より恵みの雨が降り出したので、心がウキウキとし始めた。
教室とガイドでスケジュールが埋まっているが、ボチボチ単独で渓を堪能する時間をつ〜くろっと。
吉田毛鉤 テンカラインストラクター 吉田孝