東北取材釣行

 

この時期になると毎年恒例の取材釣行があります。

 

 

今回は東北地方へ。

 

例によって簡単にはいかない地獄の二日間でした(帰宅時のトリップメーターは824.6キロでした)。

 

 

詳しい内容は『つり人社』刊【別冊渓流夏号】誌面にて(たぶん)。

 

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

(写真はつり人社・FB記事より)

 

私の生業(食うため)の仕事納めは27日でした。そして昨日は本業(生きている実感を得るためのテンカラ)の仕事納めでした。

昨日の取材はダイワの釣り女子の『みっぴ』のテンカラ釣りのサポートをするということでしたので、厳寒の中、神奈川県の丹沢ホーム・札掛釣り場へ行ってきました。

 

撮影は津留崎巨匠。巨匠とは一度別冊渓流誌面で『イワナの骨酒研究会』という、ほとんど真面目にやったとは思えない仕事でご一緒させていただきましたが、釣りの取材でご一緒するのは初めてでした。

 

そして今回の主役が『みっぴ』。

海の釣りではエキスパートということもあり、テンカラのアドバイスをしてもノミコミの速さはピカイチでした。

http://ameblo.jp/bellevoile10/entry-12233152910.html

(みっぴのブログ⇑)

 

寒くて強風の吹く中でしたが、取材は無事終了しました。

丹沢ホームではちょうど餅つきイベントが開催されていたので、つきたてのお餅をご相伴にあずかったり。

仕事でしたが、美女と巨匠とご一緒できて、楽しい一日となりました。ありがとうございました。

 

こうして今年1年のテンカラを無事締めくくることができました。
また来年も色々とあると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝

 

 

昨日は取材釣行に

 GWに突入した。
 私の生業先は国民の祝日とは無関係なので、いつもと変わらずの土、日の休み。
 そこで昨日は正業(本業)の取材釣行に行ってきた。




 私の個人的解釈ですが、私が「生業」と呼んでいるものは、生きるため、家族を養うためにお金をいただくこととしている。
 そして、正業(本業)は、自分自身が納得ずくで、心おきなくできる仕事のことだと思っている。

 話は逸れたが、昨日出かけた場所は晴天に恵まれていた。
 ただ、GWということもあり、「天気晴朗なれど釣り人多し」で、苦しい戦いとなった。
 この辺のことは、掲載誌面でごゆっくりお読みいただければと思っている(まだ書いてないけどw)。
 
 昨日帰宅したのが午後11時。
 帰宅後はいつものルーティーンワークの、シューズの水洗いからウエーダーのメンテ、着衣の洗濯まで、当日に処理しておかないと臭いの出てしまうものをやっつけていく。
 その後は入浴し、今度は使った釣り道具のメンテナンスを。
 これらのことをやっておけば、次の釣行時に嫌な思いをしなくて済む。

 とうことだが、気温(水温)も上がり、魚の出もよくなってきた今日この頃。
 奥多摩のTTC(TOKYOトラウトカントリー)のテンカラ教室のお申込みも、昨日より開始となった。
 毎回楽しく開催していますので、今回もよろしくお願いいたします。
 

 【教室の予習と復習に、「テンカラ1尾釣るまで塾」と「テンカラスタートブック」はいかがでしょうか】
 つり人社HPよりご購入いただけます⇓
 
http://tsuribito.co.jp/



 【吉田毛鉤会メンバー限定・指導員特別養成講座(別名教室アシスタントw)も、引き続き募集しております】 


 吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


 
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源流レシピ再現の取材に

 年末年始はつり人社刊「別冊渓流春2016」の原稿書きに追われていた。

 そちらはようやくひと段落したが、今日は別件の取材を受けた。



 「釣りより料理のほうが上手いぞ」と自負している私(笑)。

 野外料理道具も大量に所持しているため、今日は源流レシピの再現という仕事だった。

 釣りの取材と違い、魚をどうにかして釣らないとならないプレッシャーがないので、タイムスケジュール通りに順調に進んだ。

 屋外の現場の後は、我が家で少々追加撮影をして全て終了。

 記事は今月発売の「月刊つり人」に掲載予定ですので、よろしくお願いいたします。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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遠征釣行(取材)



 この土曜日〜月曜までの3日間、つり雑誌の取材のため東北方面へ遠征釣行してきた。

 関東以西は雨続きで水嵩の高いところが多いようだが、私の遠征先は雨が降らず渇水続きだったようだ。
 良い(と思われる)釣り場を探すことに、ほとんどの時間を食われてしまった。

 取材が終わったのは昨日の夕方。
 午後5時半まで渓にいた。

 午後6時に帰宅の準備をして現地を出発し、7時半に途中のSAで食事。
 そこから1度の休憩をはさみ、約300キロの道のりを走って自宅に到着したのが11時半。
 帰宅時に車のメーターを確認すると、この3日間で1287.4キロの距離を走行していた。



 昨夜は雨でビシャビシャになった大量の荷物を片付ける気にもならず、風呂に入って洗濯のみしてバタンキュー。
 釣り道具、ウエーディングシューズ、キャンプ道具、野外料理道具等々、車に満載してあってものは、今日生業先の倉庫を拝借して乾かした。

 事後処理をして、取りあえずひと段落。
 厳しい状況下の取材だったが、いずれ記事になりましたら、お読みいただければ幸いです。 




吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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夏渓・・・私の毛バリ(を持って取材釣行に)


【キャンプ地】

 先日のブログ記事で紹介した「夏の毛バリ」。イワナの渓に取材に入るということだったので用意したのだが、ここ数日はとても8月とは思えない気温の低下と連日の雨による水温低下で、夏の渓という様相ではなくなってしまっていた。日程の2日間とも渓に飛ぶ虫もなく、かなり厳しい釣りになってしまった。

 ただテント泊だったということもあり、涼しいというよりやや寒い気温の中、汗もかかずに快適なキャンプ生活だったのが不幸中の幸いであった。途中降雨もあったが、撤収時には晴れていたため片付け等は問題なく終了した。


【20年ぶりに日の目(雨も)を見たウイングタープ】

 引っ張り出したモンベルのウイングタープ(ビッグタープ)も、シームは剥がれていたが使用に耐えた。久しぶりに広げてみたが、年中使用していた頃(ン十年前)を想い出す。今回はいつも取材時にお世話になっているスタッフに、私の野外料理を召し上がっていただくこともでき、反省会という名の夜の野外会議(単なる外飲み)は、内輪ネタで盛り上がったことはいうまでもない。


【呑んだ翌朝は胃袋に優しい料理で】

 両日に渡り厳しい釣りにはなったが、一応結果も出すことができた。詳しい内容は、いずれ『つり人社』からの出版物に掲載される・・・と思う(笑)。


【白い底の川にいるイワナなので体色も白っぽい】


【どこもかしこも大量の砂で埋まった残念な川だった】

 昨日、というか0時を回っていたので正確には今日になるが、帰宅したのが午前0時半。テント泊の場合は機材(私の場合特に食事関連)の片付けに手間がかかる。放置しておけば臭気が出てしまったりするので、衣類の洗濯をしながら鍋釜の洗い物をした。


【帰宅後に洗浄と乾燥を】

 ということで結局眠りに就いたのが午前3時半。今朝は家族が起き出す6時過ぎには一緒に起きてしまった。思いっきり睡眠不足だが、家の中はガヤガヤしているし、もう一度眠れるような状態ではないので、Facebookと会員専用の伝言板に報告を入れるというPC作業の後、食事しながら今は自身のブログを書いているところである。


 ということでアップしたらひと休みして、道具の片付けでもしようと思っている。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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取材と撮影の協力に

 今週の火曜日だったか、取材依頼の電話をいただいたのであわててスケジュールの調整をして、今日はその仕事にでかけてきた。




 いつもの編集者、カメラマン、源流師、サポートいただいた当会メンバーの秋山郷のUさん(お手伝いありがとうございました)、そして私の5人で奥多摩の渓流へ。
朝からマル一日渓の中にいて、仕事とはいえ気持ちよく過ごさせていただいた。




 諸々の撮影が終わったのが午後4時過ぎ。退渓するとまだまだ明るく、スタッフは『プライベートの釣りをする』と居残ることになったが、私とUさんは退散し、帰途についた。

 今週は月曜日から原稿書きで、今日は生業先に休暇をいただいてのテンカラ仕事、明日は家族サービスデーで明後日は毛バリ研究会。月曜日は生業先が休みなので、その日はプライベートでどこかの渓に入る予定だ。




 なんだかんだとテンカラ関連業務で忙しい一週間。好きなことなので楽しみながら頑張っている。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝


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本日はFlyFisher誌のお手伝い

先日の撮影に引き続き、本日はFlyFisher誌のお手伝いにいってきた。










お手伝いは無事終了。空いた時間に私も竿をださせていただき、何尾かのヤマメに相手をしてもらった。

天気もよく、綺麗な写真が撮影できたと思う。この件についてはいずれまた。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 テンカラインストラクター 吉田孝



オマケ

本日のテキヤの親分(笑)。
K隊長、MKさん、そして親ぶ・・・じゃなくてきょ→じさん。例の写真はあまりにも親分でしたのでこちらで。
みなさんTTCのお手伝いお疲れさまでした。


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黒部源流薬師沢取材釣行(EPILOGUE)

*PROLOGUE*
*初日*
*2日目*
*3日目*

プロローグから続けてお読みいただければ幸いです

*****************



「黒部源流」

毛バリでイワナを狙うものにとって、やはりこの響きは非常に心に残るのではないだろうか。
もちろん私も同じく一度は行きたい場所だと思っていた。
しかしその場所に行くには、遠くて長い道のりを歩いていかなければならない。気力と体力が必要不可欠だ。
テンカラ師である私は、特に登山が好きということでもなく、沢歩きを趣味にしているわけでもなく、ただ単に魚が釣りたくて、必然から山を登ったり沢を歩いたりしていた。
そんな私にとっては、登山の要素の強い黒部源流への釣行など、夢のまた夢だと思っていた。
体力的に問題のない20代30代の頃ならともかく、あとひと月で53才になるオッサンが、多少頑張ったところでとても行くことなどできないだろうと思っていた。

しかし、しかしである。毎年黒部源流に釣行している、山と沢のベテランでもある吉田毛鉤会の品川のK隊長のガイドの元、同じく当会のTTさんが同行するということになったのである。しかもこのTTさんは、私と同い年。そんな彼が一昨年、K隊長と一緒にサラっと黒部源流釣行に行って来たのだ。

そんな話を聞いていた私には、「もしかしたら・・・」という気持ちが芽生えていた。

そして今年。私たちより少し年齢の若い川越のMKさんが、やはり同行に名乗りを上げ、これまたサラっと行って来たのである。
もちろん二人とも何の準備もせずに行ったのではない。冬場も山歩きをしたり、今期も歩行訓練は欠かさず行い、日常生活でも努力をし、先達のK隊長に案内され無事に釣行してきたのだ。

今年の初夏に「つり人社」の取材があった。別冊渓流夏号の車止めでのキャンプ釣行の記事の取材だったが、その時に「この夏の取材はどこにしましょうか」と、いつものスタッフとカメラマンと話をすることになった。そしてその時の候補地の中に「薬師沢」の名前が入っていた。まさかとは思ったが、一応本当に行くということになった時のことを考え、「これはウカウカしていられないぞ。もしもその時が来たら、傾いてでも、ボロボロになってもいいから行って帰ってくるだけの体力は付けておかないといけないな」と思ったのだ。

そこからは近場の奥多摩の沢に入る時も、奥地の奥多摩の沢に行く時も、軽量化すれば楽な荷物をあえてそうせずに、じわりじわりと持って行く荷物を多くして、少しでも耐えられる身体になるようそれなりに頑張ってみることにした。ただしかし、行き先も確実に決まっていないのに、そこに向けて頑張るというのは精神的になかなか難しいものがあり、途中で心が折れ、「もういいや、ウルトラライトで行くか」などと考え始めていた。

そんな時、緊急取材の要請があった。
その取材は、渓の翁の瀬畑翁とTENKARA USAのダニエルの取材に、通訳も兼ねて付いて行ってくれというものだった。しかもこの取材は南アルプスでテント泊とのことで、それなりの荷物を担ぎ上げていく必要があったのである。
私にとっては大荷物だったが、奥多摩の自主トレの甲斐もあり、どうにかみんなに付いて行くことができたのだった。

このことがあったおかげで、その後も心折れることなく自主トレを続けていたのだが、そこへ来て今回の「薬師沢取材釣行」が現実の話になったのである。

そこからはこのブログの取材釣行記につながるのだが、身近に行った人がいたこと、情報や注意を教えてくれる人がいたこと、そしてその人たちが同世代であったということがなければ、すんなりOKというわけにはいかなかったと思うのだ。そういった方々には感謝する次第である。

そのようなわけでどうにか無事終了した取材釣行だったが、大変だけどもしかしたら来年もまた・・・などと思ってしまう、魅力のある場所であった。

*****************

当会メンバーの川越のMKさんも、黒部源流釣行へ持って行ったほうが良かったものと、持って行く必要の無かったものとをメモにして残してくれたのだが、私の場合もこれだけは・・・というものがあったので、個人的な感想ではあるが自分への忘備録として、ここに少々書き残しておこうと思う。



左上から時計回りに

「極小バーナー」
小屋のテラスでモーニングコーヒーを淹れるため。もちろん夜のテラスでのラムのお湯割りにも大活躍した。

「ナルゲンのボトルとセイシェルの浄水器」
途中の太郎平小屋で給水可能なので、両方合わせて1リットル持って行けば大丈夫だと感じた。浄水器があれば、沢筋に行けばどこでも給水可能。これで大量の水を担いで行くことから解放された。

「チタンのカップ」
湯沸し用は何でもよいが、飲用はダブルマグのほうが中身が冷めなくてよい。寒い時は特に。お湯割り派は必携である。

「高度計(付き腕時計)」
所々にある道標で補正しながら歩く。地図とセットで確認しながらになるが、どの程度の高度差を歩くのか、考えながら自分の体力の配分ができるのでありがたかった。

「地形図と山地図(コンパスも)」
地形図は道のない所を釣り歩くのに必要不可欠。ただ山地図のほうが縮尺の関係で広範囲な位置関係がわかり、こまかい名前に通称、水場や小屋のプチ情報なども書いてあるため便利だった。次に行くなら絶対両方持参すると思う。

「デオドラントスプレー」
汗まみれの身体で寝るのは少々キビシイものがあるが、これを全身に拭き付けてから眠りに就くと快適だ。衣類や寝床の匂いも抑えられる。神経質な人には必携。

「カラビナ各種」
人間を確保するのではなく、寝床の周囲に何かをぶら下げたり、ザックのギヤハンドルに水やカメラをぶら下げたりするのに重宝した。そういった用途なので強度はそれなりで可。いくつか持って行くと便利だと思う。

手ぬぐいと新素材のタオル」
どちらも乾きが早い。普通のタオルは濡れたら中々乾かないので、山や沢には手ぬぐいが一番。頭に巻いたり身体を拭いたり鍋をつかんだり眠る時に顔にかけたり。新素材のタオルはカメラを持つ人は必携か。濡れた本体を拭いたり、極端に言えばレンズも拭ける。

「爪切り」
実は今回これを忘れ、うっとおしい思いをした。ラインクリッパーで代用可なのだが、釣り道具と一緒にザックの中に入っているので、ちょっと使いたい時に出すことができなかった。けっこう指の爪の横が割れたり足の爪が欠けたりして、気になってしかたがなくなってしまうので、直ぐ出せる場所に用意しておけば良かったと思った。

ここまでは今回持参したものだが、この写真のカメラのホルダーは、カメラマンの浦さんがいつも使っていて「いいな〜」と思っていたホルダーである。自分も欲しくなり、詳しく聞いてみたら「これはいいです!」と即答が返ってきた。



で一緒に行動しているカメラマンが「いいです!」というのだからいいに決まっているので、自宅に帰って来て直ぐにAMAZONで注文をした。
シーズンも終わり、今後は竿を一眼に代えて山や沢に出かけようと思っているので、今から使うのが楽しみである。

*****************

5回に渡りお読みいただきありがとうございました。これで今回の取材釣行のレポートは終了しますが、また何か気が付いたらこのブログ上で紹介したいと思っています。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 情熱があれば何でもできる! 吉田孝


⇓お読みいただきありがとうございました⇓
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黒部源流薬師沢取材釣行(3日目)

***(注)その1(PROLOGUE)その2(初日)その3(2日目)と、順番にお読みいただけると幸いです***

昨夜は寝床にも慣れ、初日の夜よりは眠れたようだ。
それでも夜中に何度か目を覚まし、薬師沢の天然水をゴクゴクと飲み、飲酒と歩きと釣り疲れで脱水気味の身体に水分を補給した。

午前5時。昨日と同じく発電機の音で目が覚める。冷たい水で顔を洗い、朝食をいただきに食堂に行く。

 

朝食の後はデッキにてお湯を沸かして、モーニングコーヒーの時間だ。



いつもの奥多摩の沢で飲むコーヒーも美味しいが、ここまでストーブやガスを担ぎ上げ、早朝の小屋のデッキで飲むコーヒーは格別である。荷物の重さの苦労も報われるひと時だ。
都内でどんなに高いお金を払っていただく高級コーヒーも、こで飲むインスタントコーヒーの味には絶対に勝てまい。
1本ン十円のスティックコーヒーの光輝くパッケージが、金の延べ棒のようにさえ見える。

この日は10月1日で、禁漁になった日でもあるので当然釣りはやらない。
折立の駐車場までは帰るだけの行程(もちろん撮影をしながらになるが)なので、ゆっくりと荷作りをした。
水を含んだ沢靴とゲーターが重い。次回は絶対沢足袋と脚絆にしようと思った。
荷作りが済み、小屋の人や同宿のお客さんたちと話をして、見送られながら午前7時半に小屋を出た。



帰る道では、こんなサンショウウオ(たぶんヒダサンショウウオ)に出会った。
有峰湖の周辺道路は夜間ゲートを閉めてしまうが、その時間までに折立に下りるには充分過ぎるほど余裕があるので、標高の高い所でしか見られない動物や高山植物などにも目をやりながらのんびりペースで歩いた。



所々で沢と交差する登山道。その度に魚がいるかと川を覗いて見る。



ライズしている魚がいれば、もちろん浦カメラマンの激写が始まる。



長玉(望遠レンズ)を付け撮影するカメラマン。ライズシーンはみごと撮影できたのだろうか。



本当に好天に恵まれた3日間。私のボロい防水コンデジでもこのように美しい景色が撮影できた。
天候ばかりは神まかせ。「今回の3名はよほど普段の行いがよいのか」などと、冗談を言いながら太郎平への登りに向かった。



この写真が今回自分的に一番気に入った写真だ。もちろんこの場所ではカメラマンの激写が入る。



こんな美しい色の空と雲を、じっくりと見るなんて何年ぶりだろうか。



けっこうキツイ登りなので、度々休憩する。その度に私もボロデジで撮影しまくった。



日常生活では見ることのできない美景。次はいつ訪れるかわからない、というより体力的に訪れることができるかどうかわからないので、その美しい景色をしっかりと目に焼き付けておいた。



しばしそんな景色をお楽しみください。



高山植物の撮影をしたりしているうちに、太郎平小屋が見えてきた。



一昨日昼食をいただいた小屋が、少しずつ近くなってくる。



昼食に食べようと思っている、行者にんにく入りの「太郎ラーメン」のことで頭の中は一杯になっていた。



そしてここには沢の水が引いてあり、冷たい飲料水が飲めるため、「みず〜」「ら〜めん〜」「みず〜」「ら〜めん〜」とうわごとをいいながら歩いてた。



で、無事小屋まで到着。水を飲んでラーメンを注文する。
周囲を見渡しても、小屋のスタッフと私たち以外の人は誰もいない。



この広大な場所を独り占めしているようで、ありがたいというか申し訳ないというか、とても贅沢な感じがした。

そして来る時に「帰りは食べるぞ」と決めていたラーメンができあがった。



この写真右上の行者にんにくが、疲れた身体に実に美味しく感じるのであった。

おおよそ1時間以上、この場所でゆっくりとしてから折立への下りを開始した。



しかし天気が良い。ゆえに撮影がある。そのための釣行なのだが、帰りの道も365日のマーチのごとく「3歩進んで2歩下がる♪」の撮影が続くのであった。



稜線での撮影が終わり、しばし歩いているとこんな景色が目に飛び込んできた。



雲海だ。蕎麦焼酎の名ではない。



もう滅茶苦茶綺麗で、その幻想的な雲のじゅうたんに言葉を失ってしまった。



しかし、である。そう、火が点くのだ。この人に。



ベストの画が撮れるように雲待ち(雲が移動するのを待つ)をして、雲海をバックに撮影をする。
そのチャンスを狙い、私は雲海方向に、カメラマンは逆方向に歩き、声の届かないところで合図をしながら何カットも撮影をした。



この蕎麦焼酎ではない雲海。本当に凄い景色だった。今回の釣行、というより登山?の中でも忘れることのできない風景となった。

この後はきた時と同じく、三角点にて休憩し、急下降の道を下った。



行きより濃い色になっていた葉。



わずか2日でも、気温の低下が急なので一気に色付くのだろう。



「ンチャ!」と帰りも挨拶してくれる、クォリティに??の付くアラレちゃん。5代目みたいだ。



巨木を眺め、ツルツルガタガタの急下降をしながら、折立への道を坦々と下った。



「ふ〜、やっと到着。無事戻ってこれた。ありがたや」と、安堵と感謝の気持ちが心によぎる。

この時で午後4時半。やはり撮影に相当の時間を要していたようだ。
それでもゲートが閉まるまでには十分間に合ったので、車に置いてあった着替えを持ってトイレに入り、全身をウエットテッシュでぬぐい、パウダースプレーをぶっかけ着替えを済ませた。

3人ともサッパリして車に乗り込み、自宅への道を走り出した。

今回の取材、出発ギリギリまで不安の塊のようになっていたのだが、気温も適温で撮影向きの天候にも恵まれたため、結果から言えば全て杞憂に終わったことになった。
誰も怪我をすることなく、事故や手違いなどのアクシデント系のこともなく、帰りの車も問題なく自宅まで戻ることができた。

天に地に人。全てに感謝する次第である。


吉田毛鉤 吉田毛鉤会代表 エピローグは次回に 吉田孝



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